扉を隔てた向こう側には
パタパタと歩くシューズの音
窓を隔てた向こう側には
力強く鳴き続ける蝉の声
カーテンを隔てた向こう側には
微かに他人の動きを感じられる
そんな静寂の世界に僕はいる
どうしてこんなことに?
何がいけなかったのだろう?
あの時ああしていれば…
いつ治るのだろう?
ずっとこのままなのかな?
もっと酷くなるのかな?
時が過ぎるのを待つばかりの
この静寂と白い空間の中で、
答えの出ない想いが
幾度となく繰り返えされる
「病室」2022/08/03
不安妄想から身体を壊すタイプの人間が書くとこうなる。
8/3/2022, 1:36:41 AM