病室』の作文集

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病室』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

8/2/2022, 4:02:57 PM

私はがむしゃらに働いた

自分を築き上げるのに必死だった

この人のようになりたいと

自分に自信がなかったから

今は病室にいる

疲れていたんだって初めて気がついた

眠るってこんなに深いんだって

よくわかったんだ

8/2/2022, 3:44:14 PM

わしは入院したことはありません。
だからその寂しさや苦しさを理解することはできないけど、想像できる人そして寄り添える人でありたいと思います

8/2/2022, 3:43:39 PM

貴方の髪を梳かし、爪を切り、ただ心臓の鼓動を聴く。


今日の出来事を話す。

短針だけが相槌を打ち、長針が次いで返事をする。


夕食の時間になり、私は一人部屋を出ていく。


影と歩く帰り道。

ぼんやりとした月明かりだけが、私の涙を知る。

8/2/2022, 3:24:54 PM

-病室-

椅子に座らないで、わざとベッドの足元に腰を掛ける。
大人たちだけで話をしてる。
お菓子を食べて聞いてないふりをする。


一番近くにいるよ。
仲良ししか座れない所だよ。


他人って何もできないんだね。
他人って痛いほど他人なんだね。

8/2/2022, 3:16:37 PM

「 病室 」


静かで。
綺麗で。

一人でも寂しくない。
自然の音が遊びに来るから。

8/2/2022, 3:13:53 PM

「病室」

病室には、誰かのお見舞いでしか訪れたことがない。
それほど病室とは、ほとんど無縁な人生を歩んできた。
もし病室で過ごす時が来たら、
私は何を考えたり、思ったりするのだろう。

8/2/2022, 2:59:40 PM

何度も訪れたことのある病院。
お見舞いに行く相手は毎回同じ人。
でも、同じ病室を訪れるのは数えきれるほど。
あの人は、それだけ入退院を繰り返している。

8/2/2022, 2:40:52 PM

病室で微笑むその人が儚くて、泣くべきではないのに涙が零れた。
どうして泣くのと、その細い指で涙を拭ってくれたその人にこそ、泣く権利があるというのに。

8/2/2022, 2:29:45 PM

二度、病室に入ったことがある。

一度目は命を終わらせる為
二度目は命を繋げる為

何も無かった。
あったのは虚無感と絶望と失望。

何も無かった。
あったのは苛立ちと痛みと人の冷たさ。



そこは人が生まれ
安らぎを得
そしていずれ

死んでいく場所

8/2/2022, 2:24:02 PM

「私をここから連れ出して。」

少し困ったように、でもとても愛おしそうに、
私を見つめるその瞳に吸い込まれてしまいたいとさえ
思ってしまう。

白い天井、くすんだカーテン、忙しなく部屋の前を通る看護師さん。全部ぜんぶ、もう見飽きたの。

8/2/2022, 2:20:49 PM

個室の小さな病室で
一人で静かに喪った

一緒に死んでやれれば良かった

人殺しになってしまったんだと
本気で思った

救うはずの場所にいるこの自分が
異物に思えて仕方がなかった

なのに自分で絶つ力がどこにもなかった

あったのはただの無と虚

いっぱい泣いたらいいよなんて言われた
白い箱を見ても一滴も流れなかった

あぁ ついに人間でなくなったのだと思った
今のうちに誰か殺してくれと願った


それが3年前の11月半ばの事


誰も殺してくれないから
結局今日まで生き延びてるけど

今でも明日死んでもいいやって
思いながら生きてる

命を無駄にするなって
それは僕への軽蔑?君の理想?

喪った人にしか分からないもんがあるんだよ

8/2/2022, 2:12:33 PM

鎖のように繋がれてる毎日

孤独の夜も孤独な朝も

ひとりで乗り越えられることを

ひとりでおぼえてしまったよ

抱えきれないものは

胸にしまうことしかできないんだって

ねぇ 誰が教えてくれるの?




忘れたいものだけが降って積もって

いつしかそれが瞳の色になって

この目であの空をみつめても

青くて白いミライのそのさき

なにも見つけられなくて    。



✂------------------------------✂

8/2/2022, 2:09:54 PM

私は,静かな病室にいる
誰も来ない…
私はナンデここにいるの?

8/2/2022, 1:58:09 PM

わたしは「病室」と言ったら、天井の白色を思い浮かべるのだけれど、ほかのひとはどうなんだろう。

やっぱり、看護師さんやお医者さんだと、「病室」とひとくちに言っても違うのだろうなあ。想像でしかないですが、患者さんの顔を思い浮かべたりナースコールの音を思い出したりしてるかも。


と、医療従事者さんへのありがたさを噛み締めています。治療してくださる方がいらっしゃるから、今の私たちがあります。ありがとうございます。



あと話はまた変わりますが、「病室」といえば『ドグラ・マグラ』を思い出してしまいますね〜。これは今読んでいるから。夢野久作さんです。ぜひ読んで欲しい。

8/2/2022, 1:54:48 PM

きれいすぎるほどきれいで白すぎるほど白い空間。
まっしろな部屋、まっしろなベッド、据えた消毒液の匂い。まっしろな壁に笑顔の受付の人。
だけど、そこにこっそりと来ている私はまっしろなんかじゃなくていつも濁り揺れた心をもっている。

8/2/2022, 1:52:23 PM

真っ白い壁に真っ白な布団、そして痛くても打たなきゃいけない点滴。
時計の針はずっと待たずに動いていく
私の死もだんだん近づいているんだなぁ笑

8/2/2022, 1:51:45 PM

病室ってなんか良いんだよな
病気や怪我が好きな訳じゃないけど、
何というか、窓から見える空とか

病室ってなんか良いんだよな
テレビとかで見れるのも限られるけど、
何というか、イヤホンで聴く音楽とか

病室ってなんか良いんだよな
退院できるのは良い事なんだけど、
何というか、何というかなぁ

8/2/2022, 1:50:40 PM

病室に、1人。
点滴に繋がれた私の隣に、
透けている同い年くらいの男の子。
彼、前にこの病室に入院してたんだって。
何しに来たんだろうって思ってたら、
私の心を見透かしてかこう言った。
「同じ病室って何かご縁的な物を感じるじゃん?」
だってさ。
彼は死んでるんだから、ご縁も何もないでしょ。
そう思った。
その日、私は死んだらしい。
「案内したげるよ。」
そう言って天国に案内してくれたのは、
あの男の子だった。
まさかこんなご縁だなんて、思いもしないじゃない?

病院にあたし1人。
苦い薬を飲み終えたあたしの隣に
透けている女の子が1人。
彼女、前にここの病室に入院してたんだってさ。
何しに来たんだろうと思って聞いてみたらさ
「同じ病室って、何なご縁があるじゃない。」
だって。何言ってんのって思ったよね。
その日、あたしは死んだんだって。
「案内するよ。」
そう言って案内してくれたのは、
あの女の子だった。


「病室」

8/2/2022, 1:42:34 PM

残思


冷たい旋律
繋がれた
硝子の絲は

触れる傷み
滴り堕ち
凍て付いた

足掻く程に
加速しては
囚われ深く

苦悩に満ち
嘲笑う私は
思考壊した


「望ンダ故ノ 末路・・・」


遠すぎた過去と
視え無い未来が
重なり合う 終劇論

早過ぎた決断に
下されし断罪は
愚かな私の 終焉論


闇に絡め捕られ
硝子の柩に 晒され

張り巡らした絲
刻まれし躯 崩れて


残された 私の一部は
静寂の残酷な・・・

8/2/2022, 1:42:21 PM

『 病室』

今お母さんが病室のベッドで寝ている。

遡ること5分前…買い物を済ませたお母さんが交通事故にあって、救急車に運ばれたらしい…幸いにも命に別状はなかった、でもお母さんは病室のベッドで寝ている。

そして救急車に運ばれてから6時間後お母さんが目を覚ました。私は嬉しくなってお母さんを抱きしめた。するとお母さんは『 あんた誰よ!』と言って私を突き飛ばした。お母さんは命に別状はなかった物の頭を強く打ち記憶喪失になってしまったらしい…私は悲しくなってお母さんの病室を後にした

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