『病室』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
病室
いい思い出はなかったよ
大切な人とお別れするのはいつもここ
夜1人なのも、意識が朦朧としてる時も
でも君が来た日はそうは思わない
いま初めていい思い出ができた日だったの
病室____
__ジワ
病院は、常に生死の戦場だと思う。死ぬ人もいれば生き抜く人もいる。そんな戦場で医師と患者は病気と戦っている。それがかっこいいと思っていた。
__ムワ
血の匂い。汗の匂い。消毒の匂い。シーツの匂い。機械の匂い。お年寄りの匂い。木の匂い。色々な匂いがした。それが、たまにだけれど匂いが感じなくなる瞬間がある。それは、音が聞こえたとき。
__ピー
この音が聞こえるときだけ、唯一あの変な匂いはしなかった。鼻も目も感覚も壊れて耳だけが残ってしまったような感覚。
__ドキ
この音がだいっきらいだ。
匂いも音も病院も病室も。
病室
私は病室が嫌いだ...
私は難病を持っていて
ちょこちょこ入院してるけど
寝れんし、暇やし...
私の難病は、今治療法も薬もないから
半年1回とかに病院に行かなきゃ行けない...
病室
私は看護師さんから一番目に入る所のベッドだった。
危険人物のベッド。
スタッフに嫌味を言われたりした。
悲しくて泣いた。
自分を傷つけるものは鉛筆くらい。
やろうと思えば1cmくらい自分の中に入るだろう。
でもやらなかった。
私はえらい。
6人部屋。
カーテンの向こうの子になんで入院したのか聞くと、「ただ包丁を持って外に出ただけなのに」
と泣いていた。
入院して得られたものはない。
いらないものを持たされた気分だ。
病室
あなたが手を握ってくれた
ぎゅっと強く 強く。
それは寧ろ痛いくらいで
その手は逞しくて、優しくて。
私が目覚めても
まだ握られていたら
幸せだったかもしれない。
いびきかく人が同室に一人でもいると
睡眠不足で 入院前より具合悪くする私
耳栓 もっと進化してくれないかなぁ
《 病室 》
皆は病室にどんなイメージを持ってる?暗い?明るい?楽しい?怖い?…楽しいは無いかw
自分は「嬉しい」と記憶してる。自分は兄弟の中でも一番上、下には2人ね。で、一番下の妹がお母さんのお腹の中に居て、産まれてくるのも覚えてる。その時私はまだ幼かったこともあってなのか、出産のために入院する母について一緒に入院(というよりお泊まりという感覚)することになった。兄弟で真ん中にあたる弟も一緒にお泊まり。ただただ妹が待ち遠しくて待ち遠しくて。結局母が出産する頃には従兄弟の家に泊まるんですがw
真っ白い部屋、病室特有のあの匂い。全てが新鮮で楽しかったのを覚えている。
病院の病室には嬉しいや楽しいといった感情が詰まった部屋もあるんだろうなと、このお題を見て考え、書くに至りました。一応実話です。
出産入院というおめでたい入院だったからこその感情なんだろうなと思います。これがもし事故で大怪我負って~とかなら恐怖だっただろうな
さて、皆さんは、病室にどんなイメージを持っていますか?暗い恐怖か、それとも自分の様な明るい『喜び』か
病室
病室…誰かが病をかかえてる
ひとりひとり、抱えてる病は、違う
頑張ってて、本当に尊敬する
私は、そんな人を助けられる
看護師さんになりたい
お見舞い
行ってみようかな?
コーヒーゼリー買って行こうかな?
病室。
入院したのは鎖骨が折れて手術したときぐらいだろうか。
親に声をかけられて、漠然と「生きてるなぁ」と感じたのを覚えている。
新型コロナウイルスのせいで病床を空けるために麻酔が残る中、目を覚まして二時間で帰らされたときの絶望感は半端ではなかった……。
※約一ヶ月前の実話です。(笑)
小3の冬。
病状が悪化した祖母の個室。
あの日父が祖母と私を
直接会わせてくれなかったのは
祖母の記憶に私の泣き顔を残さない為。
「もしもし」
泣くのを我慢していたせいで
祖母へ残せた言葉はそれだけ。
ありがとうくらいは、ちゃんと伝えたかった。
#病室
病室
なんで私病院なんかに居るの…?
あ、そっか。
親にリスカしてるのバレてそのまま倒れて
病院に運ばれたんか。
こんなとこに来るぐらいなら
いっその事死ねばよかった。
血管切ってこの世から居なくなろうかな。
あなたの姿が一番私によく効くの
一瞥させて 『お見舞い』待ってる
いつも話しかけてくれる君。
でも、私の命はあと少しで消えてしまう。
君といると死にたくなくなる。
"生きたい"そんな気持ちが強くなる。
私の臓器で誰かが笑って生きられるなら
私は病室でお星様になりたいです
りそうのしにかた
私は…
私は、病院に入院したことがあった。
それは、個室の病室だった。
病院に入院してた時がとっても楽しかったなぁ…
もう入院は、出来ないかもしれない。
だって、手術をしたから。
病室
笑顔
を心がけていた場所
病室
僕は入院している。
カーテンの中には僕と看護師さんだけ。
なんだろう、このドキドキは。
その笑顔、香り、ナース姿に心踊らされてるんだろう。
何もないと分かってるのに、
何かを期待してしまう。
そして、変な妄想をしてしまう。
あ〜、なんて僕は馬鹿なんだろう。
妄想は止めて、治療に集中しないといけないのに。
でも、妄想だけなので許してください。
退院したら真っ当な人間に戻るよ。
病室から見た桜は驚くほど綺麗だった....
いつかまた、みんなとあの桜を見に行きたいな
でも、叶わないか
もう、私は....
桜になっちゃったから。
お題《病室》
枯れた言葉と涙の跡には。
奇跡が生まれる。
君の声が、私の世界を再生させる。
霧に包まれた町アリーシャ。
ここは最果て――治ることのない病を抱えた人々が暮らす楽園。女神アリーシャの力がこの地に宿っているとされ、とある者が「これは女神の意思だ、奇跡だ」としたのが始まり。
アリーシャは年中深い霧に包まれているため、町を出歩く人はまずいない。
――だからこうしていつも、つまらない世間話をする。
「今日は霧の丘で歌を聴いたんだ、きっと女神さまの歌だよ」
「女神さま、ねぇ……」
呆れるほど、女神さま女神さまうるさい私の幼なじみコトア。泣き虫で、女神オタクだ。可愛い顔なので、周りから受けがよかったのをよく覚えている。
「そんなことよりトア――いい加減ここへ来るのはやめなさい」
「どうして?」
「そんなこともわからないの?! ここは最後の時を過ごす場所なの! もう、あなたの顔なんて見たくないのよっ」
「――っ」
――これで。もうここへは、こないでしょう。小さい頃から私の知る世界は《トア》だけだった。
トア………………あなたの行く末を、隣でずっと見守っていたかった。
まばゆい光の中で。
ずっと先の未来。
私は、あなたの声で目を覚ます。
追伸 メモのように描いてしまって、この不出来ですが……一応残しておきます^_^;