『生きる意味』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
死のうと思ったことなんて、数え切れないほどあった。
ふとした瞬間の、衝動。
道路や踏切の中に入りたくなったり、
窓の外へ向かって飛び降りたくなったり、
家にある洗剤を片っ端から飲みたくなったり、
握っている包丁を首に滑らせたくなったり。
生きてるのが辛いとか、多分そんなことではなかった。
死ぬことに興味を抱いてしまった。それだけだった。
死ななかったことに、大した理由は無い。
まだ読んでない本が家にあった。
そういえば友達と遊ぶ約束をしていた。
死ぬことに対する好奇心を、
生きないと叶わない別の何かで上書きしただけ。
そんな他愛もない日常が、私を生かしていた。
私が今生きているのは、きっとその延長線。
私が生きる意味は、この日々を過ごすため。
生きる意味なんて、その程度。
死なない理由なんて、そこまでない。
だからこそ、この生活がかけがえのないものなんだ。
【一緒】
最近毎日私が生きてる意味を考える
でも何度考えも
結論は変わらない
私は
私たち人間は
"死にたくないから生きるんだ"
なにか今までできなかったことをやって、いっぱい成長すること
生きる意味
死ぬのが怖いから生きてるだけ。
それまで美しいものを探す旅をしてるの。
あなたと共に過ごす時間が生きるその理由となるのであれば
:生きる意味
生きる意味
しとしとと降る雨の中、君にまた出会った。
うすい墨汁を垂らしたような空から、透き通った粒が地上に降ってくる。軒下から見ても綺麗なもんじゃない。ただでさえ憂鬱だというのに、更に暗くなる。
普段ならこんな日には決して出かけないだろう。
見渡せば人々は水をかけられた蟻の巣のように大慌てで散っていく。
猛スピードで自転車が走り抜ける。なんでカッパも着ないんだ?
空を見上げながら、傘もささずに陽気に歩き去る人がいる。頭のネジ何本かないんじゃないか?
朝からこんなことになってたまったもんじゃない。なんとか目的地に近づく。すると、急に雨が止み始めて雲の間から天使の後光が降りそそぐ。やっぱり外に出るんじゃなかった。妙に損した気分になる。
だけど、頼まれたからには行かなければならない。家族がいない君の所へ。
久々だった。君はあまり変わっていなかった。昔のように何かを達観して、諦めて、生きる意味などないと言わんばかりだった。その顔が何故か気に入らなかった。確かに、誰だって君の立場だったらそうなりそうだが、だとしても嫌だった。自分勝手なのはわかっている。でも、こればっかりはどうしようもない。
君の元へ行けば、予想通り寝ていた。死人のように。心配になってその顔を覗きこむ。そうしていると、君の瞼が開いた。つい、ほっとしてしまった。その瞳が動くのを見て安心した。いつものように訊く、大丈夫?、と。そう言うと必ず君はこう答える、大丈夫、って。大丈夫なはずがない。それはわかっている。だけど訊かずにはいられない。どうしようもなく。
君と話していると思う。君は何を感じているのだろう、何を思っているのだろう、と。君の顔は相変わらず人形みたいで、笑顔などとてもじゃないけど見られない。だけど唯一、時折真っ暗な瞳の奥で光が輝いたとき、大丈夫以上に安心してしまうのだ。
いつものように君に会いにいく。そして気づく。いつもと違うことに。頭が真っ白になる。焦って、大慌てで君の枕元に行く。
わかっていた、いつかこうなることは。
でもこうするしかなかった。目を背けるしかなかった。君のその顔を翳らせないために。最後に必死に何かを求めていた君を見続けるために。知らず知らずのうちに頬に涙がつたる。するとおもむろに君の手がこちらに伸びてきた。その肌を感じて君の顔に目を向けて気づく、その光を。
ああ、そうか。君は見つけたんだね、大事な思いを、その執着を、そして意味を。
瞼が閉じる。
その顔は今まで見た誰よりも生き生きとした表情だった。
⚠浮気ネタ、微暴力ネタ
「もう、生きたくないの。」
よく笑う、幼馴染で、表情も豊かでクラスでも人気な彼女が言った。私の服の袖を握って、下を向いていた。コンクリートにポタポタと水滴がつく。彼女は、泣いていたのだ。
「取り敢えず、部屋へおいで。」
弱みを他の人に見せない彼女は、唯一私に弱みを見せてくれる。だから、玄関の前で泣いている姿を、他の人に見られたら、さらに嫌な思いをしてしまうと思って、提案した。
彼女は、誘導されるがままに、私の部屋へ入っていった。私は、彼女を椅子に座らせ、飲み物を取りに行った。
「おまたせ。それで、どうしたの?」
しゃっくり混じりの泣き声をした彼女問いかけた。
「あ、あのね…彼氏が、う、浮気してて…。」
モテる彼女は、校内でも人気な彼氏が居た。お似合いで、素敵なカップルであると、よく言われている。
そんな2人の関係にヒビが入った。だから、彼女は泣いているのだった。
「彼のこと…信じて、て…。なのに…なの…に…!」
再度、自分の気持ちを言葉に出して、悲しみがこみ上げてきたのか、また泣いてしまった。
彼女はいわゆる、勝ち組。家族の仲はとても良く、笑いが耐えない。そしてクラスでも、誰もが彼女を囲んでいた。常に誰かに支えられ、誰かに愛されている。だからこそ、奪われ慣れていない。私と違って。
「そんな、クズのために死ぬこと無いよ。別れて私と楽しい思い出たくさん作ろうよ。」
慣れていない慰めの言葉は彼女に届くだろうか。背中を擦り、ひとしきり泣いたあと、彼女は可愛らしい顔を上げ、涙を拭いた。
「ありがとう。なんだか、彼のために泣くの馬鹿らしくなっちゃった。そうだね、君との沢山思いで作ることを、生きる意味にして、死ぬの辞めるよ。」
彼女は、私が持ってきた飲み物を飲み「ごめんね、」と言って家へと帰っていった。その姿は、新しい翼を手に入れた鳥のように美しく、凛々しかった。
玄関で、彼女の姿が見えなくなるまで見届けると、私は扉を閉じ、コップを全て元の位置に戻し、彼女が家に来た証拠を徹底的に消した。
バレてはいけない。バレたら、私は…。
私は、部屋に戻り、息を殺して隅っこに座った。体育座りになって、足や腕にできた紫色の住人を撫でる。
彼女が私の生きる意味。どんなに親が暴力的でヒステリックでも、学校でいじめられていても。彼女が私の名を呼ぶから、私は生きていける。これは一種の依存。
でも、彼女も私に依存してくれなきゃ。だから仕向けた。別の人と話している彼を撮って、彼女の机に入れた。下駄箱にも、カバンにも入れた。捨てられても、私が居ることを、彼女に刷り込ませる。彼女には私だけでいい。
「生きて、私に依存してね。」
私が、貴方の生きる意味になる。貴方が私の生きる意味であるように。
No.4 _生きる意味_
生きる意味
別に生きる意味がなかった訳じゃない。
やりたいことならいくらでもあった。
死にたいだなんて思っていなかった。
そのはずだった。
死にたいと思ったのは、君がうまれてから。
君と共に過ごした日々は楽しかった。幸せだった。
でも、それよりも問題の方が多かったのだ。
もう、意味なんてどうでもいいから。
君のために生きてみたい。
────────────────
自創作 To My Imaginary より
生きる意味は...
消しゴムは、こすると小さくなる
いつかなくなるから
その分私は、生きようと...思う
疑問は連続する。
意味があるって、つまりそこには価値があるって、
誰かが認めたということなんでしょうか。
じゃあ、親友と意味のない会話をしている時に感じる
私のあの幸せは一体何?
生きる意味を求めるのは、自分の人生に納得していないからでしょうか。ゴールが見えないと、走る気力を
無くしてしまうのと一緒?
例えば意味がないとして、私は人生を放棄するのか。
そもそも意味とは、意義とは。誰にとっての?
中学の時は、そんなことをグルグルと考えていた。
「生きる意味を見つけることが生きる意味だ」
なんて結論に辿りついたりもした。
でもさ、それもまた何か違うんだよね。
しっくりこない。だから、だからさ。
理由、じゃダメなのかな。
これから来るゲームのイベント。美味しい食べ物。
追いかけてる漫画やアニメに映画。この先どう成長するのか気になる人たち。自分が楽しいと思う瞬間。
会いたいひと。
そういうもののために、いや、そういう「好き」があるから仕方なく生きてやってるんです、私は。
生きる▶︎〇〇のために
じゃないよ。
〇〇があるから▶︎生きる
ただ正直、もう生きることには慣れてしまったな。
あまりにも当たり前だから、自分の生に感動することは減ったし、それでいいと思ってる。
意識的に生きようとするのは、いつだって辛い時だ。
生きる意味なんてこと、普段から考えないくらいに
無意識に生きていたいね。だけど、そんな健康的すぎる人生は不健全だね。
でも、「死んでいないだけ」よりずっとまし。
#12 生きる意味
おれの生きる意味は
大切な人
大切な人を安心させたい、幸せにしたい、
おれを見て欲しい、認めて欲しい、
自己満足だけどこれが理由だ。
【12日目】生きる意味
まさかね
好きになってはいけない人に
恋するとは思わなかった
完全に秘めた片思い
だけど彼に恋をしてから
私の毎日が輝き出した
そしてすごく後悔した
なぜ磨けばとてつもなく
綺麗になる若い時に
ファッションも
メイクも
アクセサリーも
仕草も
素敵にしなかったんだろうって
内面を磨いていたというのは
「どうせ外面を頑張っても報われない」
卑下した気持ちを隠す言い訳だった
恋をして女らしくなった私は
女として生きる意味を
もう一度考えてみようと思う
「 生きる意味 」No.46
あの人の声、ギターの音。
あの人のベースの音。
あの人のドラムの音。
私は今日も3人で奏でる音の世界に入り込む。
今日のお題は「生きる意味」
生きる意味ってなんだろう。このアプリをインストールして初めてのお題にしてはちょっと重くないかな(笑)私にとって生きる意味は特にないかもしれない。何かのために生きているというよりも、息をしてるから生きている。寿命がまだきてないから。
生きる意味かぁ…
生まれてきたことへの責任かな
生まれたからには、親がいて取り巻く環境があり…
子どもを授かれば、育てる責任も生まれる
やりたい事が明確にあったり、夢や目標があれば
それこそ生きる意味が新しく出来る
命を繋ぐ以外の意味が生まれる
生きる意味なんて、どこにもない。
けど、死ぬ勇気も無かった。
死ぬのは怖くない。
だけど、死ぬまでの時間が怖かった。
独りで死ぬのが嫌だった。
世界に一人でいるのが、恐怖だった。
もう独りの夜は嫌だった。
朝が来て、誰かの声を聞くと安堵した。
その癖、誰かと交わることもできなかった。
誰か、教えて。
私の、生きる意味を。
"生きる意味"
ほとんどの人がそれを模索して生きているらしい
自分は何のために生まれてきたのか
誰に必要とされているのか
でも正直、そんなものは無くても生きていける
生きる意味は元からあるものとは限らない
後から見つかるものとも限らない
誰かのために生きなくてもいい。
ただ、自分のために生きること。
それこそが本当の意味なのかもしれない
生まれて、生きて、命あるものは土に還る。
何故繰り返すのだろう。
遺伝子に刻まれているのかもしれないし、
ただ生きること自体に意味があるのかもね。
考えてもわからないから
シンプルに
お天気のいい日が幸せだと感じるために生きている。
「生きる意味」
お題「生きる意味」
この人生に意味なんて無い。
今の自分には生きる理由なんて見出せない。
だからと言って、死ぬ理由も見出せない。
じゃあどうすればいいんだろう。
どうでもよかったんだ。自分なんて
「生きる意味」
これからの楽しい事、幸せな事、悲しい事、辛い事
全ての事を1度きりの人生で たくさん経験する為