『生きる意味』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
生きる意味
YouTubeをほぼ毎日見ている。ここ何年か、数ヶ月に1度は思い出して見る動画がある。
コモドオオトカゲ、別名コモドドラゴンの捕食シーンだ。
3メートルもある巨大なトカゲで、とても獰猛な性格をしている。鋭い牙で噛みつき、そこから神経毒を流し込む。獲物は血が固まらなくなり動けなくなる。そこからは、この危険な爬虫類の一方的な食事タイムが始まる。
牛のように自分よりも大きな相手の場合、横たわるお腹を食い破り、顔を突っ込んで内蔵を引きずり出して飲み込む。
相手が自分以下の場合、シンプルに丸飲みだ。猿だろうが鹿だろうが関係なし。口からはみ出てなかなか飲み込めないときは、木に押し付けて口の奥に詰め込む。
食事が終わると、でっぷりと大きくなったお腹を揺らしながらノッシノッシと闊歩する。あれだけ食べたのに、顔を見るとまた次の獲物を探しているように見える。底知れぬ食欲に圧倒される。
衝撃的な捕食を見て、残酷だ、えげつないなという感情が少なからず湧き上がっていた。最初のうちは。
不思議なもので、何回か繰り返し見るとそういった無情な思いではなく、どこか神々しく、そして美しく見えてきたのだ。
彼らは、おそらくは、相手を苦しめて楽しもう、という感情はないはずだ。ひたすら、ただひたすら生きることに真っ直ぐなのだ。そのひたむきさが、眩しく見えてくる。自分にはそのひたむきさがないからか、余計に輝いて見える。
もし生きることに意味があるのならば、どれだけひたすらに生きるか、ということに尽きるのではないか。コモドドラゴンは、意味など考えてはいない。ひたすらに生きる。ただそれだけ。ただそれだけでいいのだ。
ただそれだけになりたい。
生きる意味
私の生きる意味は 死ぬ意味もないから
だって 親も優しいし
学校だって 楽しい いじめなんかそんな 惨めな行為ない
だから 私は 生きる意味は 死ぬ意味もないから
生きる意味
人それぞれ
人の数だけあると思う
私は子どもたちの為に生きる
主人が亡くなった時
私は死ぬわけには行かないと思った
子どもたちも結婚して
家族ができて
やっと心が軽くなった
これからは
自分のために生きていく
ごめんね ふたりだったら
樂しいのにね〜
k
無意味な事だとわかっても、考えてしまう。
「生きる意味、とか?」
「あー、そうそう。生きがいが無かったり、誰にも必要とされてない気がすると特に」
別に、生きがいがないと生きてはいけないという考えがある訳でもないし、必要とされてない気がするだなんて、ただそう思ってるだけ。
視野を広げれば、自分を必要としてくれる人だって沢山いる。それなのに、視野を広げるのが怖いから。色んな人を見た時、私を批判するような人を見てしまったら。
ただそれが怖いだけ。
「私は、君のこと必要だと思ってるけどね」
「そう?」
「うん。君がいなかったら、今の私なんていないもん」
そう断言する貴方は、どこか小動物みたいな可愛さがあった。
「ほら、これで生きる意味ができた」
「もう、じゃあ貴方の生きる意味はなんなの?」
「そりゃ、君のそばに居るためだよ」
あぁそっか。
求めるだけじゃなくて、与える側になれば。
私の生きる意味が、少しずつ分かってきた一日でした。
人間、生きることに意味なんてない。
他の動物と同じ、生まれたから生きるんだ。
強いて言うなら、生きることに意味を求めること、これこそが人間らしさであり、他の動物と違うところだ。
だから私は、生きる意味を見つけるために生きる。
見つけるまでは死ねないや。
【生きる意味】
そんなものはなくて良かった。そんなものよりこの部屋にいる意味がほしかった。そこにいる限り何も変わらない、悲しいことも苦しいことも何もない、穏やかに閉じた世界。ずっとここにいていいのだと、あなたは言わなかったけれど、きっとそうだった。いるもいないも、わたし次第だった。
そうと分かっていながら一歩を踏み出してしまったのだ。この部屋にはいられないと結論を出した、その結果がこれだ。わたしが生きる日々には意味が問われるようになって、答えは未だ、見つからない。あなたに尋ねてみたかった。あの日、わたしを見送ったあなたですら、答えを持っていなかったとしても。答えなんてものはどこにもないのだと、うっすら気付いていたとしても。
今この時の、私の選択が
間違っていなかった、っと
そう、証明する為に
---二作目---
死ねないから
...今存在している意味なんて、それしか無かった。
死にたいって何度も思った、死ぬ方法を何度も考えた。
...けれど結局、最後には怖いという気持ちが勝ってしまって、
今も尚ダラダラと生き続けている。
#生きる意味
285作目
意味なんて全て後付け それよりも生きるためにさファミレス行こうよ
題-生きる意味
生きる意味なんて無い
私達が生物である限り、死からは逃げることができない。
それなのに、どうして貴方はそれほど情熱的に生きるのか。
そこに意味など無いこと、とうにわかっていように。
生きる意味
生きる意味を探すために人は生まれてきた
って聞いたことがある
でも、そんな難しいこと考えて辛くなるなら
いっそ生きる意味なんていらない
私の仕事は
高齢の方を相手にします。
車椅子の方や寝たきりの方。
それでも、話せるし耳は聞こえる。
口から食べ物を食べれる。
その人の意思をどこかで汲み取ることは
できます。
ですが、話せず動けず食べれず。
管からの栄養、酸素を補給。
何を考え何を思っているのか。
その人の意思はどうなのか。
汲み取る、というより、察する
に近いもの。
痛いだろう、気持ち悪いだろう、
苦しいだろう。全て「だろう」
がつきます。
それでも意識があり
伝えられないのなら。
意思を受けとる側が汲み取る努力をする。
意識がなく、家族の意向で生きている。
生かされているという
表現がしっくり来るような方は居ます。
その方の生きる意味を考えると
早く楽にさせた方が良いのでは?
と考えます。
管に繋がれ、痛みを伴い、
何もない日々を送るだけ。
居てほしいから生かしている。
これは、主体的でしょうか?
生きる意味
#生きる意味
あの子が、“生きる意味なんてない”って…
生きる意味がないなら、僕と生きてよ、
僕の生きる意味になってよ、
僕が、君の“生きる意味に”なるからさ、
私にどうか生きる意味を教えてください。最近ってかずっとこんなきもちになるのはなぜですか?#生きる意味
生きる意味
それを考えるあなたは、よほど暇か、疲れているのだ。
ねるねるねるねを練る以外に、生きる意味など、あり得ないのだから。
君の存在が、私の生きる意味だ。
って、言えるような関係だったらよかったな。
【生きる意味】
わたしの恋人
わたしの家族
わたしの世界
わたしの全て
彼のためにわたしは生きている
だって、わたしを捨てないから
わたしがどれだけ取り乱しても、ひどい言葉を浴びせても
他のやつに目移りしても、全然かまってあげなくても
男の中で彼だけがわたしを受け入れ、そばにいていくれる
寂しい夜には寄り添ってくれる。
風邪を引いたらそばで寝てくれる。
かくれんぼをして遊んでくれる。
嗚呼、わたしの最愛。
わたしの高貴な毛皮ちゃん
わたしの「愛猫」わたしのバロン、
もふもふの君がわたしの生きる意味なんです。
生きる意味
わたしは自分のために生きれるから君のためにも生きれるよ。どうしようも無くなったら何もかも放り投げて迎えにいくから。そのくらい命がけで生きる。意味を探す。
「なんで…こんな魔法ばかり使うんですか?」
そう問うのは継ぎ接ぎだらけの魔法着に身を包んだ私の弟子、テティである。
「こんな魔法って…どんな魔法かい…?」
検討はついていたが聞いてみれば、
「もうっ!決まってるじゃないですか。」
と、少しむくれたような声でテティは続ける。
「虹を出す魔法とか、四葉を見つけやすくする魔法はまだ分かりますよ?いかにも幸せ感ありますから。でも…蝶々を飛ばせる魔法に、朝露が光る魔法…極めつけは、これです!!寄り道がしたくなる魔法!!誰が得するんですか…?これ。行きたかったら勝手に行きますよ、普通。」
そう述べ終えて少しは気が済んだのだろうか、テティはキノコのソファに勢いよく腰掛けた。お下げにされてなお癖を主張する彼女の赤毛が、キノコの弾力性を受けてぴょんと揺れるのを横目に、私は溶かした魔力をぐつぐつと煮る手にぐっと力を込める。その様子を見ていたのだろうか。テティがまた言う。
「そんなに熱心に混ぜなくてもいいんじゃないですか?実際、師匠様の魔力の純度は相当高いですし。数秒あればほぼほぼ完成みたいなものなんじゃ…」
そう呟くまだお子様な弟子の姿を見ていると、なんだか悟ったように物事を語りたくなってしまうものだ。
「『ほぼほぼ』じゃだめなんじゃ。じぃっくり煮込みきらないと、意味がない。」
「意味って…。」
「ささやかな幸せ、じゃよ。」
何が何だか、といったテティの表情に、近々課外学習が必要だろうかと思いながら魔法を小瓶に詰めていく。
「散歩中にふと足元で蝶々が飛んでいた、猫が尻尾を絡ませてきた。かがんでみると、きらりと朝露が挨拶をしてくれる。そんな些細なワンシーンの彩度を少しでも高くする…。それだけのプレゼントで、人間は生きているのが嬉しくなるんじゃよ。」
一瞬考え込むような仕草を見せたあと、
「じゃあ、寄り道は?」
とテティは言った。彼女は何時でも真面目でいい子だが、感性はまだまだだなと思って微笑んでしまう。
「テティの言う通り。行きたい者は行けば良い。じゃがなぁ、行きたい訳ではないけれども、寄り道を求める人は多いんじゃ。不思議じゃろう?でもそんなもんじゃ。人は愚かですぐに道を見失い、迷っているうちに自分の生きる意味を見失ったりするのじゃよ。」
「そんなときに1番いいのが寄り道じゃ。いつもと違う風景、出会い、空の色。それらがひとつになって、その人の生きる意味になったりするのじゃよ。」
ふーん…?と、分かったような分からないような声を出して、テティは小さな窓を開けた。
「じゃあ…この小さな星空も、私たちが生きている意味の1つ…ってことであってます?」
背を向けた私に返答をもらうのを諦めたらしい、テティは窓の外の星を眺める。
「あっ、流れ星……!」
そう呟いた直後、見てました!?と興奮気味に問いかける彼女の相手をしながら、たった今空けたばかりの小瓶を引き出しにそっと隠した。
この世に 生まれた限り
死ぬまで 人生を楽しむだけ
生きる意味?
そんなの 考えたこともない
生きるのは 楽しいだけじゃない
辛い 苦しいときもある
でも 生まれたからには
生きていかねばならない
生きる意味とは 違うかもしれないが
人生 悔いのない生き方をしたい
生きいる意味。
みんなはなんのために生きてる?
誰のために生きてる?
私はわからない。
わからなくていい。
だって、最後に
人生の最後にわかるから。
それまでお楽しみ、ね。