『理想のあなた』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
理想は、いろいろあります。
言い出したら、キリがないです。
短所だと思っているところを直したら、
それが理想の自分になるのかな、と思います。
「この人の、こういうところが良いな。」と
羨ましくなることはあるけれど、
それを取り入れようとしても、なかなか難しい
です。
何事も、経験、練習、勉強でしょうか。
もし、私のこういうところが良い、と思っている
人がいたとしたら、それは嬉しいですね。
その人の「理想」になっているかも、ですから。
「理想のあなた」
私の理想の彼氏は
優しくて
頭が良くて
背が高くて
頼りになる人。
でも、あなたは何もかもが正反対で。
少し意地悪で
バカで
背が低くて
ほっとけなくて
ほんの少しだけ優しい。
私の理想じゃないあなたが
私の理想そのもの。
「理想のあなた」
あー身長欲しいなー
二重なりたいなー
性格良くなりたいなー
バスケ上手くなりてーなー
私はクスッと笑った
身長なんてなくても
二重じゃなくても
性格が悪くても
バスケが下手でも
あなたは私の理想なんだから
小説家になりたい。今まで私を馬鹿にしてきたヤツらが、勝手にひれ伏すくらいに見返してやりたい。数えきれないほどの理不尽、悲しみ、苦しみ、誰にも言えない思いは、すべてネタにしてやる。そして、この夢は誰にも言わない。友達にも、家族にも、先生にも。すべてを話せるのは、心の中のIFだけ。彼女の存在も、私だけが知っている。夢が叶ったときに、現実の人間たちに「実は小5から小説家を目指していました」と打ち明けよう。私は、小説とIFによって作られている。
「理想?
理想なんてそりゃたくさんあるわ。
お金持ちとか?
とっっってもかっこよくて、
王子様みたいな人、とか?
まぁとにかくいっぱいあるわよ。
でもね、理想はたくさんあるのに、
なぜか、あなたがいいと思うのよ。
もし、私の目の前に理想通りの人がいたとしても、
私は尊敬の目で見るわ。
決して恋なんてしない。
だってあなたがいるもの。
まぁ確かにあなたは
寝相が悪いし、
洗濯物畳むの下手だし、
運動も苦手だし…
でもね、
私はあなたのそういうところも含めて、
全部、ものすごーく好きなのよ。
だって、あなたもちゃんと愛してくれるでしょう?」
本当はどこにもいない
鏡をみて
遠く視界の奥に
ちらりと見え隠れる
なりたいわたしと
出逢いたいあなた
夢の中でだけ
多分一緒になれる
そこに一歩ずつ歩み寄り
わたしはわたしになり
あなたを見つける
♯理想のあなた
理想のあなたは今隣で笑ってて、理想のあなたは今隣で話してて、理想のあなたは今日も明日も私を助けてくれるはずだったのに、今貴女は空にしかいない。天国に行ける人は居ないと貴女は言っていたけれど私はそうは思わない。死後の世界は遺族のためでしょう?なら私は貴女が天に居ることを望みます。
理想の私は何でも可能で、
慈愛と叡智に満ち、
毎日を情熱で謳歌している。
光が地球に届けられる。
石と共に暮らし、楽しむ日々。
虹のイルカとクジラも共に在る。
そして、我々は理想の自分と常に結びついていることを思い出し、
理想の自分がサポートしていることを認識し、
新しいエネルギーに満たされる。
これを人生の中で実現するのです。
私自身の理想は、裏切らない人間であることだ。
また、頼るより頼られる人間でありたいとも思う。
こう考えると、現在の私はかなり理想的であると考える。
絶対に裏切らないように気をつけているし、
どちらかというと頼られることが多い。
しかし、私にも悩みはある。
頼られすぎるとしんどくなってしまうのだ。
しんどくなると誰かに頼りたくなる。
でも、頼るより頼られたい。
この矛盾が、私をしんどくさせている原因かもしれない。
急かさない。話を聞いてくれる。寄り添ってくれる。他愛もないことを共有できる。一緒に笑ってくれる。一緒に泣かなくてもそばにいてくれる。たまに意地悪を言う。それでも傷つけることはない。
それが僕の理想の人。
あれ、それって……?
#理想のあなた
理想のあなた
私の理想は、背が高くて優しくてかっこよくてみんなに優しいその人は私の夫理想のあなた
理想の私
昔、もっと優しくなれたらいいのに。
もっと可愛くて、目がくりくりで髪も真っ直ぐであの子みたいだったらいいのにそう思っていた。
だけど、今はどうなりたいと問われたらすぐには思い浮かばない。
なぜかって
今の自分を認めているから。
今の自分がすごいと思えているから。
そんな感じだろう。
だってみんなそれぞれいい所わるい所があるわけで
完璧なんてなく、それぞれ個性がある
違って当たり前だし、劣っているところがあるのは当たり前。
でも、自分の魅力があるし、自分だから出来ることもある。
だから、理想とかないのだ。
その代わり目標はあるけどね。
生きる意味だから。
だから、負のことに労力を使うんじゃなくてプラスのことに使えばもっと人生良くなると思うからさ。
だから、理想ばっかじゃなくて、現実をみてるのかも。
寂しいとか、言わないで
夢見ることもあるってば
バランスが大事なんだよ
よしっ、今日からプラスだー!
理想のあなたとは
いつなんどきも
かわらないあなたが好きです
夫よ!愛しています
【理想のあなた】
夜闇の向こう、月の光の中に見えた姿に気付いて、僕はたまらず家を出て駆け出した。遠くに行こうとする彼女まで走って走って、「待って」とその手を取った。静まり返った街の中に、僕の足音が響く。
「お願い、行かないで」
僕の手で包み込めてしまうような小さな手を掴む。彼女がヒュッと息を呑む。それはそうだ。話したこともない相手に突然捕まえられたら、誰だってびっくりする。それに、僕は本当なら誰かに声を掛けるのも躊躇うくらいに醜くて、そのくせ身体が大きい。掴まれた手だって震えてしまった。申し訳ないと想いながらなんとか口を開く。
「突然ごめん、でも、どこかに行くつもりだったでしょう?」
彼女は小さく頷く。それがとても耐え難くて、僕は堰を切ったように出てくる言葉に任せた。
「僕にとってあなたは理想なんだ、艶々の白銀の髪、透き通った菫色の目、笑うと溢れる小さな歯、頬はふっくらして、首は細く長くて。華奢な肩を抱き締めてみたくて仕方なかった、靭やかな体をして、爪先までまるで銀糸が編まれたようだ。あなたが好きだよ、だから」
だから、の先は言えなかった。細い指が僕の口に押し付けられている。彼女は、微笑んでいた。
「なんてこと言ってるの、あなたこそ理想なのよ」
僕が何かを言おうとすると、口吻を彼女の手が緩く掴んだ。
「いいこと、耳は凛々しく立ちがあって、黒々としたたてがみを持って、白い隈取の中の鋭い琥珀色の瞳は誰もを射抜くでしょう? 太くて強い牙を持って、固い筋肉の首にはたっぷりとたてがみをまとわせて、あなたに勝てるものはいないと、そう思わせるほど大きな体をして」
熱を持った言葉に顔が熱くなる。けれど、僕は指から逃れて、また口を開いた。
「それは、僕らがもっと原始的だった頃の話だよ」
人狼という生き物が、まだ狩りで生計を立てていた頃なら、この姿も誇れたのかも知れない。今は違う。人間として働いて、人間として暮らしている。人間に見つからないよう、できるだけ特徴を隠さなきゃならない。なのに僕と来たら、人間の姿の時でも大柄で、眼光鋭く、犬歯もあまり小さくならない。人に避けられては仕事もあまりできなくて、群れのお荷物だった。
「それなら私も同じだわ。白子の生まれだもの」
彼女は穏やかに笑った。確かに、彼女も人の姿の時でも白銀の髪をして、菫色の目をして、けれど他は人間なのに。
「私が居ると、ここの群れの人達が魔女を匿ってるって言われてしまうのよ」
だから出ていくんだと言う。
「なら、僕も行く」
「どうして」
「どうしてってそりゃ」
頬を掻く。話す前は、きっともっと冷静で冷ややかな人なんだと思ってた。話してみたら、穏やかで暖かで、なんだか凄く悲しい話をシているはずなのに、満たされる心地がする。ああ、つまり。
「心優しいところまで、あなたが僕の理想通りの人だったから」
──目を閉じて考えてみた──
背が高い
……恥ずかしがりやが目立っちまうじゃん!
細い
……キープするのに食べるの我慢できない!
歌が上手い
……自分に酔っちゃうよ!
勉強出来る
……でも上手く教えられない!
運動神経抜群
……電車いらずになっちゃうよ!
料理が出来る
……行列の出来る隣のご飯状態!
お金持ち
……無駄遣いやめられなくなるよ!
永遠の命
……浦島太郎みたいに切なくなるよね……
イケメンの旦那がいる
……3日で飽きる可能性は高い……
ナイフ刺さっても耐えられるお腹
……現実的にドン引きされる……
空気が読めすぎる
……気を遣いまくって疲れそう……
臨機応変、同時に色んな事をこなせる
……ロボットと呼ばれちゃうよ
──今の自分。
理想とは、かけ離れているけど……
意外と理想だったんだな──
「なるほど。理想と現実は紙一重、か」
(2023.05.20/理想のあなた)
私の中のあなたは、
いつでも優しくて、
私を思いやってくれて、
みんなから慕われていて、
完璧に生きているのである。
1度、あなたが素晴らしい人だと思い込んでしまったら、
あなたが何をしても、
何を思っても、
素晴らしいことに変換されてしまう。
これを魔法と言っても良いが、
そんな綺麗な言葉では表せない、
暗示である。
自己を自己で騙させて、
視界から他のものを消して、
あなたは私にとって、そういう人である。
私の視界には、
ただ1人、
理想のあなたしか、うつらないのである。
「理想のあなた」
「書く習慣っていうアプリやってる人おいで!!!!」
というオプチャの管理人です!
ぜひおいでください!!!
紫陽花が
色付き始めている
ハート形の葉の十薬も
祈るように咲いている
あと半月もすれば
雨の日々がやってくる
わたしは
カタツムリのように
殻に隠れて
雨音の中で
あなたの声だけを
探し続けることだろう
✩ 雨音の中で (146)
私の理想は「頼れる自分」。
その場にいたら安心できて、悩んでいることを気軽に相談できる人になりたい。
今はまだ、人に頼ったり、弱みを見せちゃったり、迷惑かけてばっかりだけどいつか私の「理想の自分」になれたらいいな。
理想のあなた
仕事を楽しくできていて、
結婚もして、子供もいて、
やりたいことも子供が大きくなったらする。
充実している生活できている。
「自立式瞬間移動に加えて身体を守る自動防御システムを搭載した顔のいい大人」
「えぇ、えっ、えぇ」
担任の教師は困った顔をした。
僕は爽やかな笑顔で対抗した。
中三の進路相談を装った放課後の課外授業。
授業テーマは「理想のあなた」。
僕は、ザ・ドウトクの授業を補習させられていた。
「冗談ですよ。本音は自宅引きこもり型非正規非会社員として健康で文化的な最低限度の生活を遅れたらなと考えています」
「えぇ」
まだ不安があるのか。あるいは、自らの許容範囲を超えた僕の回答に警告音を鳴らしているのか。いずれにせよ、道徳の授業ごときで補習まで受けさせた代償を持って、目前のひとりの生徒くらい真摯に向き合ってほしい。
「先生、大丈夫ですか? 空いたお口から口臭を隠すために飲んだろうミンティアの香りが漂ってきてますけど」
「ああ、すまん。ミンティアを服用したのは確かに口臭ケアのためだが。あまり、目上の人にそんなことを言うんじゃないよ」
「はーい。先生ぐらいですよ。こんな口の聞き方するのは」
「ならいいか。いいのか?」
何やら自問し始めた先生に話を促す。
「先生、授業」
「ああ、そうだった」
そうだった?
「よし。授業を再開しようか。そうだな。理想のあなたについて回答してくれたとこからか。うーん。別にこれは未来だけに限定したものじゃないから。今の理想のあなたについても考えてみよっか」
「今ですか。そうですね」
すぐに答えられると思った。
なのに、なかなか答えが見つからない。
今?
なぜ、未来の理想は考えられたのに。
今の理想は思いつかないんだ?
ぐるぐると回転する頭は、すでに結論を導いていた。つまらない結論を。
僕は理想なんてない。
さっき答えた未来の自分も理想ってほどのものじゃないな、と思う。
きっと、どんな未来も受け入れて楽しむ自信がある。
そうか。そうだ。そうなんだ。
「先生、僕に理想なんてありませんよ。今も未来も。もちろん過去だって」
「えぇ」
また警告音を鳴らす先生にドヤ顔でこたえた。
「僕は常に理想の自分なんです」
なんだか自分で言ったそばから顔が熱くなって羞恥心に苛まれる。
けれど。
先生は真っ直ぐとこちらを見つめていて。
その瞳は、まさしく理想のあなたを映していた。
〜理想のあなた〜