現実逃避』の作文集

Open App

現実逃避』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

2/27/2024, 2:45:50 PM

お題:現実逃避 

現実逃避は悪いこと。
よくそう教わる。
本当にそうだろうか?

現実逃避は、「現実から逃げたり避けること」って書くけど、私は別に逃げても避けてもいないと思う。
きっとそれは、その人にとって大切なことで、「整理」しているんだと思うから。

気持ちを整理してまた一歩前に進むためのプロセス。
リフレッシュしてまた頑張り走り始めるための飴玉。

小さいことであろうと、大きいことであろうと、あなたにとって大変な困難はいつかきっとあるんだろう。
前に進み続けることだけが偉いんじゃない。
休息だって大事だ。

もしかしたら今、目に見えて進んではいないかもしれない。
ずっと自分だけ止まっているように感じているかもしれない。
でもね、止まっているように見えて少しずつだけど、前に進んでいるかもよ?
それに、未来の自分が思い出した時、「あぁ、あの時の自分がいたからこそ、今の自分がいるなぁ。あの時の自分、ありがとう。」って思うかも。
だから堂々と生きていて。

2/27/2024, 2:42:46 PM

白紙の用紙と向き合い、
文字を綴ること。絵を描くこと。

それは私にとって一種の現実逃避であり、
染み込んだ生活の一部でもあった。

目まぐるしく過ぎゆく日々の隙間で寄る辺となるもの。
暗い海に放り出された私を砂浜に押しあげる唯一のもの。

……これが正しい事なのか、私には分からない。

だが、今日も筆をとる。
明日へと心を繋ぎ止める、束の間の現実逃避の為。


テーマ『現実逃避』

2/27/2024, 2:41:57 PM

「現実逃避」

宇宙の質量が急速に減り始めてから数日。
宇宙を吸収する謎の存在の正体を突き止めると言って、
ミントグリーンの髪の子ども(?)が家に勝手に住み始めた。

「へー、これを押すと明かりが消えるんだねー!!!」
「この機械なにー??えっ、これで服を洗うのー?!!」
「これは……??『暗黒魔導のすすm「うわああやめろ!!」

やめろ!!!勝手に本棚を漁るな!!!
「急に叫んだら近所迷惑じゃないかー!!!」
そっちがいらんことをするからだろ!!

しかし、自称マッドサイエンティストだというコイツはどういう技術を使って自分の心を読んでいるんだ?
「我々は人智など最初から超えているのだよ!!!テレパシーなどお茶の子さいさい、朝飯前なのさ!!!説明したところでキミには理解などできぬだろうけどね!!!」

「ところで、『暗黒魔導のすすめ』って何だい??コレ、キミが書いたんだろう??少なくともこの星では魔法なんぞ存在しないと思うんだが……??」

だから、や・め・ろ!!!!
触れられたくない部分に触れようとするな!!!

「さもなくば『ル・ラーダ・フォルオル』されちゃうわけ?」

……ル・ラーダ・フォルオルが何かは知らんが、とりあえずやめてくれ……あとでそのノート燃やそう……

ところで、「研究」とやらは進んだのか……?

「あ、えー……っと!そうだなぁ……!!ボクが見たところ、キミたちがかつていた第712宇宙は現在進行形で縮小し続けているなぁ……!!!」

「念のためボクの管轄内の宇宙も観測しているが、ここ以外に異変は起こっていなーい!!!つまり!!!第712宇宙だけを注視すればよいというわけだ!!!」

それから?

「それから……??」

「あー!!そうだ!!!ここにある『マンガ』、全部読ませてくれたまえよ!!!」

は?

「『ヤツ』の正体を探るにはこういったものが役立つとインターネッツに書いてあってね!!!あと『ようつべ』もいいらしいね!!!」

そんなことがネットに書かれてるわけないだろ。
ついでに宇宙が全て吸収されたら恐ろしいことが起こるんじゃなかったのか?

「ぬるぽ」

は?

「そこは『ガッ』って返したまえよ!!!」

おい!誤魔化したな!……さては前から言っている「研究」とやら、ここに来てから何も進んでないな?!

「……あーーー!!!!そうだよ!!!!ご名答!!!!」

では、漫画やネットサーフィンも——
「現実逃避だよ!!!悪かったね!!!!」

「しかし!!!キミもボクの立場に立って考えてみたまえよ!!!『宇宙がナニカに吸収される』なんて事件、数十億年の間に一回たりとも起こったことがないうえ、手掛かりもない!!!そんな状況でボクにどうしろと?!?!!!」

「だが、ニンゲンが作り上げたものを見ていくうちに分かったことがある!!!現実逃避も全く意味がなかったわけじゃぁなかったわけだ!!!」

「ニンゲンは『愛』やら『恋』やら、そういうよく分からんものが好きなんだね!!」

まぁ、確かにそうだな。だいたいの人が経験して、テーマとして扱いやすいからそういう作品も多くなるから間違いではないな。

「もしかしたら、愛や恋が何かしらの鍵を握っているのかも知れぬ!!キミにはそういうのあんまり縁がなさそうだが、宇宙を救うためにも色々教えてくれたまえ!!!」

そうだな。あー……マンガ、読むか?

「読む読むー!……というか、キミこそ現実逃避している場合じゃないんじゃないかい?生き物なんだから相手を見つけた方g「そこの棚の本、今から全部読め。」
「おぉ〜……コワイコワイ……。悪かったよ。ご愁傷様。」

コイツ、本当に「研究」を進める気はあるのか?

普通の人間の自分と今のところ謎でしかないマッドサイエンティスト。果たして、宇宙を救うことはできるのか……?!!

To be continued…

2/27/2024, 2:40:41 PM

現実逃避したいなぁ…

アニメの世界に行ってみたい…

のほほんとしたアニメ限定やけど(笑)

2/27/2024, 2:39:53 PM

現実逃避。

結婚してから余計に現実逃避をする様になった。
現実から目を背けても、その場しのぎなのに。

寂しさと幸せは隣り合わせ。

考えれば考える程分からなくなる。
自分の事、相手の事。この世の事。生きるという事。


また明日もからも懲りずに、現実逃避の日々が始まる。

2/27/2024, 2:39:34 PM

あれから、まだ引き続きバカな事を聞かせたがる男。

いい加減気がつけば?あんたボロ雑巾だってば!

やっぱりさぁ、不倫関係でもさすがに10年一緒にいたら、嫁にバレたとはいえ、簡単に切れないんだよなぁ。。
と言い訳は続く。

奥さんから、《これから先、どうするの?》と聞かれた時、ちゃんともうしませんて答えたんでしょ?

そうなんだけど。

《どうするの?》っていう質問には、
離婚してその女の方へ行くなら行けば?
って事も含まれてるわけよ?
それを理解して、離婚する気はありませんから、もうしません、だったんじゃないの?

そうなんだけど。

ハァ。、、なんでこんな生粋のバカなんだろ?私は言葉も失ってしまうほど、聞き飽きていた。

なんていうのかなぁ。遊びじゃなくなってて。。

男が話し終える前に被せた。

なら、離婚する??

いや、それは出来ないし。

アレも欲しい、コレも大事じゃ、何が本心だかわからんね。

いや、それが本心。
彼女といた時間は、また更に新たな自分で居られる場所って言うか、、、

はぁ。。。スリル満点!現実逃避!
ドキドキが止まらない!
って感じが楽しかったんじゃないの?
そんな20代やそこらの若い子みたいな事言ってもねー、現実は孫もいる老ぼれなんだから、ドキドキし過ぎて心筋梗塞にでもなって、女の上で死ぬくらいがオチだよ。
みっともないよ、そんな死に方。子供達が傷つくんだから、いい加減にしないと。

死ぬ?!そこまで言う?!

ま、奥さんはそれで貴方が死んでしまっても、土足であんたの頭蹴っ飛ばすくらい、肝がすわってる状態だから、涙一粒も出ないと思うわ。火葬場で燃やすより、燃えるゴミと一緒に焼却炉へぶち込みたいだろなぁ。

マジおっかねーんだけど。

は?そのくらい言われてもおかしくないくらいの事を、まだやめられないって言ってるんだってば。
裏切り10年だよ?
逆の立場なら、きっと激怒して、お前なんか出て行け!とか言うんでしょ?
浅はかなんだよ。勝手なんだよ!
いつ刺されてもおかしくないもん。

聞き飽きてるウザさが、言葉を荒げていた。
自分の夫でなくて非常に良かった。

でもやっぱりコイツは気が付かない。

最期に刺されて死ぬってのも、刺す相手は奥さんじゃなくて、不倫関係の女なんだよって事を。

2/27/2024, 2:37:54 PM

現実逃避したくなる時は兎に角眠る
眠ってる間は何も考えなくていいから
何なら夢の中では何にでもなれるし
すべて自由だ
だからどうしようもなく逃げ出したくなる時は眠ってしまう

ただ残念ながら目が覚めれば何も変わらない現実が待っている

わたしの現実逃避はなんて安上がりなんだろう

2/27/2024, 2:36:24 PM

あたしは、ゲームをしながら現実逃避している。

あたしは、学校に行ってない。
なかよしグループの実桜とケンカして、嫌な気分になった。そしたら、だいっきらいな担任のオノヅカに怒られて、ますますいやになった。
そのあとの体育の高跳びは大失敗したし、次の日学校に行ったら、実桜に無視された。その次の日も。

そうしてるうちにどんどん嫌になってきて、毎日頭が痛くなるようになった。
病院に行ったり、薬を飲んだり、つらいときは保健室に行くようにしたけれど、治らなかった。

朝必ず頭が痛くなるし、夜も明日のことを考えると痛くなる。
そんなことは望んでないのに。
学校に行かなくちゃいけないのに、頭が痛い。痛くてこわい。
あたしはめそめそ泣くようになった。それが嫌で、もっとめそめそするようになった。

ついに学校に行ったら熱がでちゃうようになり、帰ってきたら下がるので、おかあさんと先生が困ったように話をしてた。
ジリツシンケイとか難しい単語が何度もでたけど、よくわからない。とにかく頭が痛くなるのが嫌だ。


お母さんが、学校を休んでいいといった。ほっとして、何日間か休んでいたけど、だんだん不安になった。でも行きたくない。

それであたしは、現実逃避している。
現実逃避っていうのは、お兄ちゃんから聞いた。お前、ゲンジツトーヒしててもどうにもならないぞって。
意味がわからないから聞いた。現実逃避っていうのは、やらなければならないことから、イトテキに目を背けること、みたいな意味らしい。
イトテキってのは、わかってて、ってことかな。
その通りだと思った。


お母さんが、心配そうな顔しかしなくなったのも知ってるけど、あたしにもどうにもできない。頭が痛くなるのさえなければ、学校に行くのに。嫌だけど。



そんなある日の朝、あたしは登校するかどうかをお母さんと話し合った。

あたしは突然、びっくりするくらいにスイッチが入ってしまって、泣きじゃくった。
学校が嫌いなんじゃない。でも怖いんだ。

行ったら、また頭が痛くなる。
そしたら先生に言わなきゃいけなくなる。
誰もそんな子いないのに、毎日頭が痛くなるなんて。
みんな変に思うよ。思ってるよ。あのときまでは、普通に行けてたのに。

どうして?なんでみんなと同じくできなくなったの?わからないけどこわいよ。なにが怖いのかもわからなくてこわいよ。
そういって泣いた。

そしたらお母さんは、言った。

「いいんじゃない。私だって、立ち止まることがあるから。」

涙でぐしゃぐしゃの顔をこすって、あたしはお母さんにきいた。
「どんなとき?」

「そうだなぁ。失恋したときは、しばらく恋なんかできないって怖くなったよね。恋愛から遠ざかったり。
いじめられて仕事を辞めたときは、しばらく働くのが怖くて休んじゃった。
夜中に飛び起きて、悩んでの繰り返しだった。

大好きなおばあちゃんが亡くなったときは、おばあちゃんを思い出すものを、なんにも見られなくなった。

自分が辛いとき、最高に傷つく言葉を言われたときは、何年も恨んだっけ。その相手とずーっと仲良くできなかったなあ。

台風で、ひどい被害にあったときは、そのあと何年も風が怖かった。少し風の強い日は、耳栓しないと過ごせなかったりね。

まだまだあるよ?」

「そんなに…?」

「そうだよ。いやなことがあったとき、立ち止まるのはみんな一緒。

立ち止まる場所も、時間も年齢も長さも別々だけど、みんな一緒だよ。

ふつうに過ごしてるようにみえたって、その人のなかでは、なにかに立ち止まってることもたくさんあるよ。
大人だって子どもだっておじいちゃんだっておばあちゃんだって。
もしかしたらお友達や、先生たちだってそうかもね」

「そうかな」

「うん。今回美優は、ここで立ち止まったけど、焦んなくたっていいよ。
みんな一緒だから。ゆっくりやってけば、また歩き出せるよ。
美優が歩き出したいと思ってる限りは。

私は、美優が歩き出すのを手伝いたいな。美優のことが好きだから。
つらそうな顔より、笑っててほしいから」

お母さんは、あたしの頬を優しくなでた。

「美優がどうしたいか知りたいな。フツウって美優は言うけどさ、私は、美優をフツウにしたいわけじゃないから。
美優がしたいことを知りたい」

お母さんはそういって笑った。



次の日あたしは、ランドセルを持って居間に行った。

「…一時間だけ行ってみようかな」

お母さんは、なんでもないことみたいに言った。

「あ、そう?いいんじゃない?美優がそう決めたなら。いつでも迎えに行くよ。気分が乗ったならトライしてみな、人生はいつだって立ち止まれるんだから」

やっぱり頭は痛いから、頭痛薬は飲んだ。
でも、一時間だけなら。

「頭痛くなったら、保健室に行ってもいいんだよね?」

「いいじゃん。」

「つらくなったら帰ってきても?」

「いいよ。迎えに行く。帰ってきたらゲームしよう。私の仕事終わってからだけどね」

「大丈夫かな」

「大丈夫だよ。てか、大丈夫じゃなくて大丈夫。」

お母さんはにっこり笑った。

「私が立ち止まったときは、応援してね。
今は私が、美優を応援するね」

そう言われて、なんだか気持ちがしゃっきりした。
そっか、あたしも、誰かの応援、できるのか。

「立ち止まることを知ったら、立ち止まってる人の気持ちが少しわかるようになるよ。美優、素敵な子になったね」

涙が引っ込んだ。

とりあえず行ってみよう。

あたしも、誰かを応援できるようになりたいから。


帰ってきたらまた、ご褒美にゲームしよう。

そう思いながら、あたしはそっとゲンジツに足を踏み出してみた。

2/27/2024, 2:36:15 PM

目の前が真っ白になった。
何も具合が悪かった訳では無い。

雪で物理的に真っ白なのだ。
吹雪いていて、視界不良。
足元に積もる雪を掻いても掻いても、すぐに白くなる。
だからと云って雪かきをしないわけには行かない。

現実逃避したいのは山々だが、
したからといって何も変わらないのは分かっているのだ。

2/27/2024, 2:35:24 PM

「現実逃避」

夢を見ていた。

空を飛んでどこまでも遠くへ羽ばたけると信じていた。
 
夢を、見ていた。

でもね、

現実はそう甘くなくて。

僕よりもずっと目立つ輝きを持つ人が、僕のやりたいことを全部奪って…

お願い。夢から覚めて。
誰か僕の味方になって。

2/27/2024, 2:34:59 PM

現実逃避

現実を何にするか
そこからの逃避

違うこと
必要がないこと
忘れること
こんなとこが条件かな

逃避しても現実は悪化する
良くてもキープしてる
経験上は時間が迫ってくる

現実的には
逃避が出来てない訳

逃避してるなってなると
現実から逃れていない

距離を取り
手段を探して
諦めて、いざまいると
割と呆気なく終わる
とくに業務的な作業

内面なら
ほとんどは見えていない
わからない状態で
現象は起き続けていて
逃げてるようで
現実から逃れてない

現実は逃げてくれない
現実は過去にあって
未来にも顕在

折り合いをつけるか
乗り越えるか
はたまた飲まれちゃうか
少しずつやってくしかない

しかし
必ず飽きちゃう
いい意味でも
悪い意味でも
ほぼ慢性化する

逃げれるうちは
勝手にしたらいいけど

出来る限りに
他人を巻き込まない
この姿勢が悪化する原因

自分でやらないなら
他人にやってもらうか
他人に指摘して貰えば?

向き合わないことを
全ての人間がやってる
みんな1人では出来ない
だから誰もやらないのかな
みんなの問題ではない
まずは自分から

誰もやらないと
結局やれることなら
自分でやることになる

不思議とやれなくても
誰か手伝ってくれたりする

2/27/2024, 2:32:54 PM

「そういやどこかで『勝てないものに立ち向かうな。離れろ。津波が来たら高台に避難するし、クマに会っても立ち向かわないだろ』っての、見たな……」
うん。逃げは、大事だと思う。某所在住物書きはため息を吐いて天井を見上げ、目を閉じた。

スマホ、散歩、読書、酒、ゲーム。
現実逃避の手段を探せば色々出てくるが、面白そうな「変わり種」はなかなか思いつかない。
物書きは部屋を見渡し、なにか1個でも得意特殊を探そうと努力したが、最終的に成果は何も無かった。
「極論、人生のトラブル全部から逃避したい……」

――――――

かなわない相手から離れる。ひどい現実からちょっと逃げる。結構大事なことだと思います。
自分の執筆スキルの程度がバチクソ再認識されてしまうため「みんなの投稿」を時折しか見ない姑息な物書きが、こんなおはなしをご用意しました。

最近最近のおはなしです。都内某所のおはなしです。
某そこそこ森深い稲荷神社に、不思議な不思議な、人に化ける妙技を持つ化け狐の末裔が、敷地内の一軒家にて、家族で仲良く暮らしておりました。
そのうちホンドギツネな父狐は、某病院に漢方医として勤務して納税もする、戸籍上40代の既婚。
人間の知ってる漢方薬と、稲荷の狐の不思議な薬で、都の悪しき感染症や不調等々に立ち向かう、とっても善い化け狐なのです。

そんな稲荷神社の敷地内の、父狐が大事に大事に育てている薬草の庭に、去年植えた木がありました。
ウンシュウミカンの木です。メタいハナシをすると、12月30日頃の投稿分です。ぶっちゃけスワイプがバチクソ面倒なので、細かいことは気にしない。
ともかく愛する母狐に、賢く美しいお嫁さんに、喜んでほしくて褒めてほしくて、
コンコン父狐、ちょっと植え付けの時期を間違えましたが、生薬「陳皮」のための苗木を、お小遣いはたいて買ってきて、薬草の庭に植えました。

さっそくですが、お題回収です。
そのミカンの木、今日の酷い強風で、ポッキリ一番大きい枝が、なんと折れてしまったのです。
ぴし、バキッ!
森の中だから風も弱まって安心。大丈夫。
油断していた父狐。なにがどうしてそうなった。
ぶっちゃけ理由なんて今回のお題が「現実逃避」だから、なのですけれど、
ともかく、ピンポイントで、薬草の庭の若い苗木を最大瞬間風速20m以上が襲ったのです。
あら災難。

「大丈夫。だいじょうぶだよ」
せっかく根付いたミカンの木、せっかく一番大きい状態だった筈の枝の1本を、折れ落ちてしまったそれを抱えて、しょんぼり、父狐は自分に言い聞かせます。
「幹はちゃんと、残ってるもの。2番目に大きい枝も、3番目に大きい枝も、残ってるもの」
それはひとつの逃避でしたが、同時に、父狐に事実を突きつける両刃でした。

「大丈夫」と言うたび、「だけど、折れたよね」が顔を出します。
「2番目も3番目も無事」と言うたび、「つまりは、1番目が折れたよね」が顔を出します。
現実逃避したいのに、現実逃避するたび、現実がハッキリ見えてくる。コンコン父狐、悲しくて悲しくて、化けて隠してた狐耳も狐尻尾も、しょんぼり出てきてしまいました。

こうなったら、お揚げさんをたくさん食べて、お神酒をがっぽり飲み干して、気を失ったように眠るしか逃避方法はありません。
コンコン父狐、折れたミカンの若木の枝を大事に大事に抱えて、お台所に油揚げを探しに行こうとしましたところ、 まさに、そのときでした。

「あら、どうなさったの?」

父狐のお嫁さん、賢く美しい母狐が、枝の折れた音を聞きつけてやって来たのです。
ああ、かかさん、私の愛しい愛しいかかさん。私はもう、完全に打ちのめされてしまったんだ。
ミカンの枝を抱える父狐、自分の心の裂けてしまったのを、母狐に伝えようと口を開きますが、
言葉が、出てきません。
そんなコンコン父狐を見て、母狐、顔色を少しも、ちっとも変えずに、淡淡々と言いました。

「嬉野茶の取り引き先にミカンも育ててる方が居て、今丁度いらしてるの。連れてきますね」

もしかしたら折れた枝が挿し木。今後の強風対策も少し。云々。ぽつぽつ言いながら母狐、なんにも絶望せぬ風に、とてとて歩いてゆきました。
「うれしの、……佐賀県?」
大事に大事にミカンの枝を抱える父狐、ポツンとひとり。佐賀県ってミカンもやってるんだと、ぽっかり、口をあけておりましたとさ。
おしまい、おしまい。

2/27/2024, 2:32:33 PM

テスト週間になると

勉強をする前に 何故か無性に机を掃除したくなる

掃除した次は…

漫画が読みたくなる

ひと通り読み終わったら…

睡魔が襲い

ちょっとだけ寝ようと布団に入ったら…最後


チュンチュン♪ 鳥のさえずりと新聞配達の音


ああーーー!やっちまった!
一夜漬けどころか、全くやってないじゃん!勉強…

と、毎度繰り返したか 学生時代を思い出した


そう!まさに、今もこの瞬間

お風呂入らず

スマホをポチッと現実逃避…

#現実逃避

2/27/2024, 2:31:55 PM

何も見えない
鳴る足音だけを頼りに走る

いつか光が見えるんじゃないかと
淡い期待をだいて

現実はいつだって
私には冷たく暗い

だったら逃げてやる
光が見えるまで
どこまでも何処までも

2/27/2024, 2:28:46 PM

『現実逃避』

私は毎日してますわよ
ある時は世界を救う勇者になったり
またある時は皆から愛されるプリンセスになったり
実に忙しいですわ

自分ではない別のなにかになりたい
ここではない別のどこかにいきたい

「悪役令嬢」を演じるのもそのためですわ

私は私の妄想を励みに生きていくことにしますわ
いつも読んでくださる方々ありがとうございます
とても励みになっておりますわ!


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
あとがき

誤字脱字や拙い文章でわかりづらいところが
多々ありますが、いつも読んでくださり感謝です!

何度も消そうかと考えましたが、
そんな時にいいねをもらって嬉しかったです😭
本当にありがとうございます( ‎߹𖥦߹ )

私も皆様の作品を拝見させていただいております。
日常の話から小説までジャンルが豊富で、
毎回楽しみにしながら読ませてもらっています☺️
お忙しい中、作品を挙げてくださる方々に感謝を🙏

よければ、これからもよろしくお願いいたします!

2/27/2024, 2:27:55 PM

仕事しようと思っていた。
ただ、無音に耐えられなくて
BGMがわりにと再生した録画から
目が離せなくなり
全て見終わったあとも
曲が頭の中で何度もヘビロテされ
関連の動画をググり始め
ついには布団の中にもぐり
その曲を聴きながら束の間の休憩

心のどこかで
身体の中から
休憩を求めてる

今日は好きなもの見て
好きなもの食べて
好きなことして
好きに囲まれる1日

今日の私お疲れ様
明日の私よろしく頼むよ、笑

2/27/2024, 2:27:05 PM

最近はよく現実逃避したくなる。

つらくなったら自分をどこか、ここじゃない空想の世界へと連れていく。

春が来るのが怖い。

春は出会いの季節というが、同時に別れの季節ともいう。今の私には別れはつらすぎる。

『こんなに別れるのがつらいなら、初めから出会わなければよかった』

そんなセリフをよく映画や漫画でよく耳にした。
あの頃は全く理解できなかった。

どんなに別れが寂しく悲しくても、出会ったことは後悔しない。そう思っていた。
でも今は痛いほど同感する。

出会ってしまったことを、好きになってしまったことを、恨んでいる。
だって離れるのがつらい。まだ一緒にいたい。
時間が止まればいいのに。何度そう思ったか。

忘れたいのに、君の可愛い笑顔が頭に張り付いて離れない。

タイムリミットが迫ってきている。

頭の中ではありえない未来ばかり。
そんな妄想の対象はもちろん君だった。
こんな未来、もうありえないのに。夢から覚めないでほしい。

現実は寂しい。



現実逃避

2/27/2024, 2:24:31 PM

現実逃避

テストが近い〜
そんな時に限っていつもあまりさわらないSNSへと飛び込んでしまう。

そして、テストを受け。後悔の波へと溺れる。

2/27/2024, 2:23:08 PM

書けないと同時に『現実逃避』が出来なくなったことを知る。

2/27/2024, 2:21:30 PM

「進路希望調査 あなたの将来の夢そのための進路について書いてください。」

プリントの記入欄は凸凹になってしまった。
「あなたが行きたいところに行けばいいのよ。」
「お前ならどこにだって行ける。先生は応援するぞ。」
親も先生もそんなこと言うけど、きっとあの人たちは医者になりたいとか弁護士になりたいとか言う私しか頭にないのだろう。無理もない。私は勉強ができて頼りがいのある優等生になってしまったのだから。ただ怒られないで心配もされない、傷つかない選択肢ばかり選んでいたら真面目な学生Aになってしまった。そんな学生Aには夢がない。いや、夢を隠している。だってそれは学生Aには似合わない夢なのだから。

いつの間にか日は落ちて外は暗くなっていた。
学生Aは深いため息を着くとスマホをもってベッドに倒れた。慣れた手つきでアプリを開く。それは今人気の冒険ゲー厶だった。どうやら学生Aは現実逃避をするために始めたこのゲームにハマってしまったらしい。1人で笑ったかと思ったら泣き出し傍から見たらおかしい限りだ。学生Aはスマホ画面をじっと見つめて言った。
「シナリオライターってやっぱりすごいな」
そう、勉強ができて頼りがいのある真面目な学生Aは似合わない夢を持ってしまったのだ。現実逃避のために始めたゲームにハマった挙句、似合わない夢を持ってしまうなんて皮肉な話だ。それもうんと現実からかけ離れた夢に。学生Aは賢いから知っている。賢いからこそ知っている。これは自分が言ってはいけない夢だと。自分は現実的だけど夢のある夢を持たなければならないということを。そんなことを考え続けているせいでプリントも心も埋まらない状況になっているところだ。

「弁護士、youtuber、医者、漫画家、教師、シナリオライター…」
そう唱えると笑ってしまった。夢のある夢ほど現実を考えなければいけないんだ。そう考えたら現実逃避なんて困難じゃん。実際夢持った日から現実を見すぎている。
大人は現実を見ろと言ったかと思ったら次の日には希望を語って夢を持つことを強要する。どっちつかずで子供は分からなくなる。そんな大人たちに夢を言ったら言ったで違うって言うに決まっている。

「ご飯できたよー」
下から母の声が聞こえる。
「はーーーい」
いつものような返事だっただろうか。そんなことを考えながら階段を降りる。

夢なんて不確定に決まっているのにそこに確実を、安定を求める。夢を語る時に現実なんて見たらいけないのに現実はそういう時にこそ出しゃばってくる。私が夢を持つ日は来るのだろうか。

Next