『現実逃避』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
逃げてもいい
寂しくなったら
戻っておいで
#現実逃避
現実逃避
毎日何気なく過ごしている。
仕事に行って、家にまっすぐかえる。
それの繰り返し。
幸せなことかもしれないが。
どこかに旅をしたい、違う感覚を味わいたい。
そう思う。
現実逃避は適度に。
しすぎても結局戻りたくなるんだよね。
不思議だな。。
静かな部屋。本が積まれた片隅。
気紛れに見る動画。乱雑に物が散った机。
差し込んだままの携帯と、置きっぱなしの携帯ゲーム機。
立ち上げたパソコンに向かって、何をするでもなく書き込んでいくこの現実が、一番の逃避なのかもしれない。
ーーー明日なんて、来なければいいのに。
現実逃避
時間が少しでもあれば気がつくとスマホを触っている。そして各種サービスにアクセスしては、個人の趣味の呟きや投稿された創作作品を眺めている。
眺めて『いいね』して『スキ』をして、現実的には無能な自分もこんな素敵な物を作れたらなぁと夢想する。
否、私もこうして実際に文章を、時折絵を描いてと楽しんでいるわけで、できた物はこっそりひっそり投稿サイトにあげたり、ホームページに載せたりしている。そうしていつか誰かの目に止まり、いま私が目の前で凄い凄いと思っている人達みたいに、誰かに、できれば沢山の人に「凄い」「スキ」なんて思われる日が来るのかなとか考えて、ホームページにわくわくしながらアクセスして確認、『訪問者0』(笑)
もちろんツイッターに各種イラスト投稿サイトの「いいね」も夢のまた夢で、そんな悲しい現実を、「でもいつかは上達できるよね」なんて言い訳して努力不足から目を逸らし、次に上手い人達の作品を「気分転換だ! 勉強だ!」なんて言いながらも、それすらすっかり忘れて素敵作品に浸って堪能する。
現実逃避
やらなければいけないこと
やれ、って言われていること
多すぎて
疲れて
崩折れて
そういうときは、
現実逃避したっていいんじゃない?
夢の世界は楽しいよ
イライラする
めんどくさ〜い
こわいよ
完璧にしなければ
いっぱいいっぱい 考えるの
理想と現実(わたし)が違うから
殻にとじこもり、娯楽に身を沈め、雑音から逃げるの
逃げたくて、怖くて、知りたくない
自分に失望したくない
だけど、もう分かってるでしょ?
そんな事しても無駄なこと
結局、自分を傷つけなければ進めないこと
ねぇ、今だけ他人(ひと)の言葉を借りて言うよ
「人生で傷つかないことはない。だから、血を流そう?……笑いながら」
#現実逃避
毎日楽しいはずなのに
幸せなはずなのに
辛くて死にたくて
そう思ってる自分が嫌で
逃げ出せる場所を探してる
#現実逃避
/現実逃避
きしめんが食べたい。
深夜一時のキッチンで俺は思う。疲れて腹がすいたのに、冷蔵庫にも戸棚にも食欲をそそるほどのものはなかった。食いものがないのではなく、食いたいものがないのだった。
きしめんが食べたい。
俺はきしめんの味を思い出している。かなり昔に食べた味だ。名古屋駅の新幹線、10番11番ホーム。乗り場表示の号車番号が若いほうにホームを進んでいくと、立ち食いのきしめん屋があるのだ。
きしめん食べたい。
記憶の中、俺は古い食券機の前に立つ。メニューはさほど多くなく、食券機の上から1/3程度のボタンが機能している。俺が選ぶのはいつも決まってイカ天きしめんだ。素のきしめんなら300いくらだが少し物足りない。かき揚げは腹がふくれすぎる。エビ天を乗せると600円を越え、それは俺が駅きしめんに払う金額ではなかった。
ああ、きしめん。
店が空いていれば、カウンターに食券を出して一分足らずで丼が出る。いちどなんか二十秒ということがあった。あれが最速のきしめんだった。
香りのよいかつお出汁のつゆは丁度よくあっさりしていて、何となくいつまでも啜ってしまう。冷凍と思われる麺もつるりと好きな食感だ。イカ天は揚げおきだが、歯ごたえと油っけで満足感を与えてくれる。夢中で箸を動かす。底があらわれた丼をトンと置いたときの感覚が手と腹によみがえる。
きしめん、
ごちそうさんと言って店を出る。きしめんが腹を温かく満たしている。乗る予定の午後一時台の便まで残り七分、完璧だ。俺は自分の席がある号車の列に並ぶ。忘れずに、売店でお茶と小さな甘味を買って。
きしめん──
ふと我に返る。午前一時のキッチン。テーブルの陰には俺の知人が倒れている。口論の果てのことだった。積年のわだかまりもあった。手がすべったんだ。タイミングが悪かった。そいつは頭を打ち、血を流して動かなくなった。
きしめんだ。
あの一杯は、仕事と時間に追われる俺の癒やしだった。息継ぎのような束の間の熱い満腹感。俺はキッチンの椅子から立ち上がる。昔のように、すべきことが時のむこうから追ってくる。きっとくたくたになるだろう。けれど全て終えたら、あのきしめんを食べに行く。時が流れ、良い人間が悪人になり、きしめんの値段が上がったとしても。あのきしめんが昔のままの味ならば、俺はまだなにかを信じていられる。
大げさな話だが。俺は薄く笑って、夜明けまでにやらねばならぬ仕事にかかった。
あれしなきゃ
これしなきゃ
ほら、あれだって
目につくことを片っ端から処理していく
やけに今日は軽快だ
普段の重い腰は何だったのかと
いつもこれくらい軽快であればいいのにと
ひととおり処理し終わると
やるべきことが見つけられない
いいや、ある
本当はある
もっと大きな爆弾が
何かした気になってる間に
安心感を得ようとしている間に
どんどん危険度を増していく爆弾が
そう、今までのことは現実逃避
すべきことから目を反らす
小さな達成感の積み重ねと
増す罪悪感を萎ませる
悪魔の誘惑
目を閉じて、耳を塞ぐ。
静かな波の音と優しい潮風。
どこまでも続く水平線。
午前0時のベッドの上で、
眠るまでの現実逃避。
明日も笑顔でいられますように。
死にたくて死ぬ人なんていない。
学校、家、SNS、全てが嫌になる。
学校に行きたくなんてない、家に帰りたくない、ネットなんてもう信用しない。
どうしてだろう。
何故、どうして、涙が止まらないんだろう。
止まれと思えば思うほど、零れてしまう。
嗚呼、もう限界だったんだ。
さようなら
現実逃避
毎日毎日しんどいなー
君に会える喜び
今日も楽しかった
でもそれ以上にしんどいかも
君に会える
ただそれだけを糧に今私は生きて行けてる
きっと君がいなかったら今頃私はどうなってるかな
でも今の場所から逃げたくなる
ただ朝が来るのが嫌だ…
現実逃避
そんなことがホントにできるならいいのにな
時間があっという間に進んでいるのが分かる。
さっき見た時からいつの間にか20分経ってる。
分かってる。
私はこれをやめて今から課題をやらないといけない。
じゃないと苦しむのは私だ。
このままじゃ徹夜で課題を取り組むことになってしまう…
でも、どうしてだろう。
時間が迫ってる時のダラダラが1番楽しい。
だから、後5分。
後5分ダラダラしたらちゃんと課題やるから。
#現実逃避
現実逃避、ちょっとした休息
何もしない時間を作るとか…
もっと上手だったら、良かったな。
予定も仕事も、詰まってないと不安でさ。
頑張ってない自分が嫌いでさ…
後回しが、気持ち悪くって
そのくせ自分には無頓着で
心は悲鳴をあげ始めたけど
身体はまだ動いたから
それでも、止める事をやめなかったんだ。
本も映画も好きだった。
けどその時間すら、惜しかった。
もう、身体も動かなくなったけど
あの頃より、現実が痛いな。
現実逃避、大事な事だよ。
もし、辛い人が居たら
自分を少し甘やかしてあげて欲しいかな。
【お題:現実逃避】
無意味
俺は夜の世界で暮らしている。太陽など存在しない。ただのアーク灯みたいなものがポツポツあるだけだ。
すると、扉から誰かの声がした
「遊ぼ!!」
「怖い」
俺は言った。
「怖くないよ」
扉の向こうからそう言われた。
「朝日が嫌い」
「僕は好きだよ」
俺は少し扉の隙間からのぞいてみた。すると、一人、懐かしの友達が笑顔で待っていた。
俺の存在に気づくと友達は俺に向けていった。
「遊ぼ!!」
ああ、現実逃避をしても意味がないのだと改めてしった
君がいれば
辛さを
感じないほど
毎日が愉しくて
あの日の
幸せを
越えられる日は
くるんだろうか
君を失った日から
笑うことも忘れ
何のために
誰のために
生きてるかさえも
心迷う日々
今すぐにでも
君が逝る世界へ
いきたい
淡い夕暮れ広大な川面
ほのかに見える町並み染まり
白銀の地は黄昏の国となる
いま走る車道沿い
連なる冬枯れの木々には新芽の蕾
枝には二十の烏がそれぞれに
この地の平穏願うよに
影模様となり揺らめきたたずむ
貴女がいない現実から逃げるために寝る。でも夢で貴女が出てくると起きたときに貴女が隣にいないのが悔しく嘆かわしい。現実逃避するために眠るのにそれが逆効果になってしまう。そのようなことを考えながら目蓋をそっと閉じる。どうか、今だけでも貴女と会え、笑い会える時間を。
オススメ!現実逃避術!
①居住近くにある温泉(銭湯)施設に入館する
(休憩室か仮眠室がある施設がオススメ)
②荷物を整理したら休憩室(もしくは仮眠室)
でひと眠りする
③温泉(銭湯)に入る
④お腹がすいたら飯を食べる
(昼食が〜夕食が〜等時間は特に気にしない)
⑤ごはんを食べたら身体がぽかぽかしてくるので
またひと眠りする
⑥起きたら温泉(銭湯)に入る
体や髪を洗う必要がないのでゆっくり湯船につかる
⑦風呂から出たら髪をしっかり乾かす
⑧休憩室でゴロゴロする
⑨お腹がすいてるようなら飯を食べる
⑩家に帰る
次の日から現実がんばろう!
回る 回る
どれほど迷うか いざ知れず
惑い 惑わせ
日は暮れた
標識の 曲がったことを知らぬまま
時は無情に 針も無情に
回る回る
壊れた オルゴール
外れた音に 耳澄ませ
世界が新たに生まれる音
其れは聞き馴染んだ 音
お題【現実逃避】
タイトル【箱庭の崩壊】