『狭い部屋』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
No.19『狭い部屋』
狭い部屋が好きだ。
私ただ1人だけの空間を作れるから。
狭い部屋が嫌いだ。
閉じ込められて息苦しいと感じるから。
それなら私は広い部屋のすみにいたいと思う。
その広い空間には私の信頼する人がいるから安心できる。
この広い部屋にも私の居場所はあると感じる。それと同時に、この広い地球に小さなところではあるが私は存在して良いと感じることができる。
私は1人よりも信頼できる大切で大好きな人たちがいる場所にいたい。それが例えどんなに狭くても良い。だからどうかそばに居させてください。
狭い部屋
(本稿を下書きとして保管)
2024.6.4 藍
一人きりでも、怖くないよ
︎︎
005 狭い部屋
《狭い部屋》
窓の外は雲ひとつない青空
部屋の中から見る空は昔より広く感じた
いつもと同じ時間に起き、同じ時間にご飯を食べ、働きそして同じ時間に寝る。
毎日のように繰り返してるこの日常から抜け出したい。
『家族にでも会いに行くか』
ご飯を食べ外へ出た。
「おい!囚人が1人足りないぞ!」
お題:狭い空間
『 ここは何処なのだろうか 』
◯ 「 どこだろう 」
◇ 「 どこだろうね 」
◯「 きっと、此処は君がここに来たヒントだよ 。」
『 狭い空間…紐、、椅子 … 』
何故、此処に居るのか。この2人は誰なのか…
何も分からない…ヒントはこの空間 。。
『 あぁ…うわぁぁぁ … 』
キーンとした音が耳元に響く
◯「何か思い出した?」
◇「何を思い出せた?」
『 俺は死んだんだ…此処にある椅子も縄も… 』
◯「大丈夫だよ。」
◇「そう、きっと大丈夫さ 。」
『なんでそう思えるの?』
◯◇「 (ボク/オレ)だから 。」
『え?まって、言ってる意味がわかんないよ
んっと … 君たちは?』
◯「俺はオレだよ…」
◇「僕はボクだよ…」
この2人は幼少期の頃のボク
旅立つ前のオレ だった 。
駄作がまた生まれた… 。
意味わからん… 。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
作品No.65【2024/06/04 テーマ:狭い部屋】
狭い部屋に
モノを増やして
さらに狭くする
こんなんじゃ
だめですよね
はたして
本当に狭いのは部屋なのか
自分の視野なのか
一度外に出てみないと
わからない
この狭い空間で、二人寄り添って過ごせたら、どんなにいいか。
【狭い部屋】
4.5 駅から16分5年目 毎日良し悪しの振り子
この部屋の窓からみると
世界が大きくみえる お、値段以上
お前ももっとのびのびいたかったろ
こんなに早く循環して
-2024/06/04 狭い部屋
若いときはさ、一緒にいるだけで楽しかったんだよ。金が無くても部屋が狭くても、お互い若いってだけでそれはもう無敵だったんだ。
戻りたいかと聞かれたらそりゃあ、戻りたいよ。戻って、好きな人をもっと大切にしろって言ってやりたいよ。歳を取ってから後悔するんだぞって。
…そう言ったとしても、俺は聞く耳持たないんだろうな。後悔ってそういうことだよな。
私は閉所恐怖症である。
と言っても、一人で閉鎖的な空間にいるのが耐えがたいだけで、誰かがいてくれれば問題はない。
群れて生活することに慣れてしまったせいで、一人で行動することもすっかり苦手になってしまった。孤独、という小さな小さな狭い部屋から連れ出してくれるのは果たして何なのだろう。
友人や家族、はたまた推しというのもある。
もはや一人でいる方が難しい時代、狭くて苦しい部屋からたった一人で飛び出していけるような、そんな明るい未来を信じて。
【狭い部屋】
「狭い部屋」と聞いて、あまり良いイメージは湧かない。部屋は広いほうがいいに決まっている。賃貸で部屋を借りるなら、家賃の許す限り広い物件を借りたい。しかし世の中には、狭い部屋が魅力的になるパターンもないわけではない。「秘密の小部屋」や「秘密基地」がそれだ。ほんの僅かな空間でいい、なんなら押し入れのなかくらい狭くてもいい。そこを外界と隔絶した自分だけの空間とし、自分の好きなものだけを持ち込むのだ。けっして俗世間や生活感を持ち込んではいけない。スマホなんてもってのほかだ。例えば、柔らかなクッションと1冊の本を持ち込み、心ゆくまで読書に耽るのもいい。例えば、スケッチブックと鉛筆を持ち込み、心のままに落書きをするのもいい。例えば、いまや時代遅れとなったCDプレイヤーで、ミュージシャンのアルバムを聴くのもいい。そんな秘密の小部屋を、きっと誰もが必要としている。
手に馴染まない鍵を握りしめて
見慣れない扉を開く
窓から差し込む眩しい光
少しくすんだアイボリーの壁
艶のあるナチュラルなフローリング
所狭しと敷き詰められた段ボール
ここは大都会にひっそりと佇む小さな孤城
わたしと苦楽を共にするであろう唯一無二の相棒
わたしは姿勢を正し、静かに一礼した。
「狭い部屋」 by 翠蘭
ナツキとフユト【1 狭い部屋】
ナツキは、ワンルームマンションの部屋を見回しながら言った
「狭っ! フユトのお給料なら、もっと広い部屋に住めるのに」
「節約してるんだ」
「へえ、なんで?」
「夢のために貯金してる」
「そうなんだ、フユトの夢って何?」
「それは…」
(つづく)
幼少期、団地住まいが嫌で嫌で仕方がなかった。
狭くて古くて恥ずかしくて大嫌いだった。
住民は変な人ばかりで共有スペースは汚いし自転車盗まれるし嫌な思いしかした事がなかった。
プライベートな空間は二段ベッドの下の方。
篭る部屋すらないから家族の気配がいつもあった。
ただ1つよかったことと言えば家族が仲良しな事。
部屋が同じだからくだらない会話や親に言えない悩みは
弟に話してた。弟もそう。
大人になった今でも本音で語り合える仲。
狭い部屋も家も特に団地は大嫌いだったから
大人になって大きい家に住んだ。
でも子供は部屋に篭って中々出てこないし誰がどこで何してるのか全然わからなくて不便だし少しさみしく感じる時もある。
唯一の私の衣装部屋兼メイクルームは3畳ほど。
床に寝床をつくって横になるのがしっくりきてる。
結局私は狭いところが好きなんだ。
狭い部屋
視界を阻む壁。腕を満足に広げられないほどの閉鎖感。
ずっとそんな景色を見つめて生きてきた。
それでいいと思ってた。それ以外を知らなかった。
ふと思いたって、視界を少しだけ、後ろに移す。
ねぇ、今までどうして分からなかったんだろう。
視界の外には鮮やかで、広い広い世界があったこと。
家の風呂場とかトイレとか
ある程度狭い部屋は寧ろ好きかもしれない。
壁に身体があたれば安心する。
ここで重要なのは自分で自由に出入りできるかどうかだ。
そうだよな?猫諸君?
…いや、無臭と適温と明かりと別に広い物置きも必要だ。
ニンゲンは欲深くてすまないな。
ところで、君達のお仲間なのかもしれない
ネコ型ロボットが押し入れに住んでいるらしいのだが
これは虐待にあたらないのだろうか。
何?あんたが快不快に思うことが
必ずしもアタシらと同じとは限らない?
そうニャンだよな。
アフレコするより聞き耳頭巾が欲しいような
全く欲しくないような
気に入った ダンボールから 覗く毛皮
ぼやいて愛でる 下弦の月夜
__________________
なお、ネコ型ロボットが一緒に寝ないのは、寝返り等でその重量による不慮の事故を起こさないためもあるらしい。
憧れのカプセルホテルも法律上鍵がかけられず危ないから女性基本禁止らしい。
このアプリ関係で調べて新しいことを知るのも一興ですね。
※最後の詩?を折角なので語呂良く変更。下弦の月でも後2日で新月の月はなかなかでてこないですね。顔見せてくれ。
1.狭い部屋 黒大
俺が大学入学と同時に東京出てきてもう4ヶ月が経った。田舎から上京した人が勝手の違いから中々東京の空気に馴染めないなんて話をよく聞くが、俺は世話好きな知り合いの協力もあってかそれなりにすんなりと馴染めたと思う。そんな世話好きなあいつも肩書きは俺と同じ大学生であり、課題に追われていることも人の家に突然突撃してきたりもするのである。今ただでさえ狭い1人用アパートの一室がさらに狭くなっているのだって昨日の夜こいつが押しかけてきたせいなのだ。あんまりにも酷い顔をしていたので泊めてやったが、大男が2人いるだけでだいぶ窮屈に感じてしまう。ベットを占領されていた俺は気持ちよく眠ることも出来ず、床、というかカーペットの上で寝ていたので体がバキバキになるわで結構散々なわけだ。そんなこんなです少し早めに目が覚めた俺は、体を伸ばすついでにコーヒーをいれに行く。コーヒーをブラックで楽しめるようになったのはいつ頃からだろうかとノスタルジックな思考になっていると、寝ていたはずの黒尾が目を擦りながらダイニングキッチンに入ってきた。
「悪い、起こしたか?もう少し寝ててもいいんだぞ」
「いや、もう十分休まりましたので」
ついでに黒尾の分のコーヒーもついでやる。空はもう明るくなっているが人々が活動を始める気配はない。外に目をやれば高校生と思しき青年がジャージを羽織って自転車を漕いでいった。視線を戻せば、ああは言っていたもののやはり眠いのか机に体を突っ伏しぼーっとシンクを見つめている黒尾が目に入る。今日は講義もないようなので一緒に1日ゆっくり過ごそうか、なんて考えているうちに、自然と笑みがこぼれてしまっていた。
狭い部屋って…怖い?
それとも…落ち着く?
「え、誰の声?」
私はあなた。
あなたのこころ。
「わたし…ちがうよ。あなたは私じゃない。」
そう…それなら。それでもいいわ。
でも、私はあなたなの。
「言ってる意味わかんないよ。」
いずれ分かるわ。
狭い部屋はあなたの唯一の居場所だもの。
「え、なんでそれ…。」
言ったでしょう、私はあなたなの。
『狭い部屋』
段々と押し寄せてくる部屋で集中しろって言われても
できないらしい。
結局はみんなリスクを考えるんだね。
なんでテストしてる時に
合格点いかなければどうしようって思うんだろう
まだやってる最中なのに。
そんなこと考えてる暇に3点は上がるはずなのに。
人が合理的に動くことなんて無理なのかな、
感情論だけでここまで生きてきた
そして私もいま、自分のやりたいという感情で
この文を書いている。
私の部屋は、みんなに汚いって言われるけど
私はここが心地いい。
汚い部屋が好きなんじゃなくて
物で溢れてると安心する。
どうしてだろう。
部屋自体は広いのに、物で溢れかえっているから狭く
感じる。
これもまた、一種の感情。
狭い部屋がおちつきます。
(題・狭い部屋)