『特別な夜』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
部活帰りの30分弱
一緒にシリウスを眺めて白息と笑い声
"好きだよ"
とは、恥ずかしくて言えず
歩いた青春
今思えば
はじめての『特別な夜』だった
#特別な夜
特別な夜は大晦日です。
何時まで起きてても怒られないからです。
「特別な夜」
今までで生きてきた中で一番特別な夜は、
2014年9月1日。
何があったかは、話したくないくらい特別。
最低で最高な特別な夜だった。
でも、もっと最高な夜がこれから
訪れるはず。私は信じてる。
#6 特別な夜
オシャレなグラスに
ちょっと背伸びしたシャンパン
食べ切れるか分からないホールケーキ
隣には君がいる
今日、私は24歳になる
【特別な夜】
インターホンが鳴り玄関に出ると、燕尾服とシルクハットの黒猫が立っていた。
帽子をとって優雅に一礼し、私を迎えに来たと言う。お迎えなら仕方がないので、私は黒猫に付いて行った。
黒猫は慣れた仕草で腕を差し出す。ならば、と私もその腕に手を添えた。
黒猫は、緑に輝く瞳を細めて笑った。燕尾服もシルクハットも黒い毛に同化し、夕闇に溶け込んでいる。
どこをどう歩いたのか、気が付けば、大きな洋館の前に立っていた。
「海猫軒」という札が出ている。
黒猫は私をエスコートしたまま扉に手を伸ばす。特別な夜の幕開けを知らせる音が、蝶番の軋む音として響いた。
特別な夜っていうのは、素敵な夜ってこと?
たとえば恋人と過ごす甘い夜とか
そういうのじゃなくても、何か特別なことがあった夜かな
そんな夜が過去にあったかどうか思い出そうとしてみたけど…
ここ数年は、日常的な夜しかないなあ
ああ、なんてつまらない人生!
※再投稿ですが、なんとなくテーマが似ているので、投稿させて頂きます。
「見ろよあれ‼︎」
「凄い‼︎」
ヘッドホンをしていても騒がしく聞こえる近所の人達の声。
何事かと思ってヘッドホンを外し、2階の窓から覗いてみる。
子供から年寄りまで、みんな上を見ていた。
なんとなくそれにつられて、自分も空を眺めてみた。
空には今までみたことがないくらい沢山の星たちがキラキラと輝いていた。
『綺麗…』
あまりの輝きに、あまりの美しさに、
思わず、独り言がもれる。
ふと、急に静かになった。
どうしたんだろうと思いまた下を覗くと
みんな、何かをお祈りしていた。
祈りなのか、願いなのか、望みなのかはわからない。
でも、確かにこんな奇跡が起こったのだから、
祈りも願いも望みも、全部叶っちゃいそうだ。
自分も外に出て、
星空の下で、
星たちに、感謝を込めて。
誰にでも訪れる、特別な夜。
それは最期の夜。
虫にも、植物にも、もちろん人にも。
その命が尽きる、最期の夜。
ほとんどの者は、それが特別だと気が付かない。
仕事に疲れて倒れ込むように眠ったまま、目を覚まさないかもしれない。
修学旅行を楽しみにした学生の夜。次の朝、交通事故で亡くなるかもしれない。
妻と口喧嘩をして別々のベッドで眠り、翌日口を利かないまま外出して亡くなるかもしれない。
介護に疲れて夕飯を用意しなかった日の夜、祖父が亡くなるかもしれない。
今日が人生最期の、特別な夜だと思って、生きていこう。
生きている限り、いつかはその日が来るのだから。
そう思いながら生きると、好きな人に好きと、伝えられる。
やりたいことをやることができる。
自分を偽って、自分を誤魔化して、無為な人生を送らずに済むかもしれない。
少なくとも、死ぬときに後悔はしにくい。
「やらなきゃ良かった」より「やれば良かった」の後悔のほうが、死ぬときにはきっと、つらい。
そうして、自分の人生に真摯に生きていきながら、大事な人に「また明日」と言うのだ。
今日が最期だと思いながら言うから、その言葉は「当たり前」ではなく「奇跡を期待した心からの言葉」になる。
どうか、明日もまた、あなたも私も生きている、という奇跡が続きますように。
今日が特別な夜ではありませんように。
君と星を見る夜は特別な夜。いつもよりも夜空が鮮やかで、全天の星々はひときわ明るく輝く。
あの光景は一人では見ることのできない特別なもの。君が私の世界に彩を与えてくれる。
だけど、星々の瞬きを映す君の瞳に勝るものはない。その小さな星空を少しでも長く見ていたい。
君と星空を見ていると、星々はいつもよりも速く動く。特別な夜は瞬く間に過ぎ去ってゆく。
遠い君へ
告白の
返事と連れられ
来た店は
調べてくれた
好物ばかり
「特別な夜」
〝特別な夜〟
家族が寝静まったのを確認し、そっと布団から出る。
起きませんように、と願いながら、
上着を羽織って靴を履く。
ドアを開けた時、キィっと音がなったけれど、
誰も気が付かなかったようだ。
やっとの事で外に出て、空を見上げる。
「…ほぅ」
思わず変な声を漏らしてしまう。
でも、そのくらい仕方が無いと思う。
なんたって、今日は流星群。
美しい、特別な夜。
#8『特別な夜』
縋る君が罠だとしても
そのままこの甘い罪に溺れたいよ
特別な夜って、ある?
人によって、違うんじゃないかな。
「もちろん!クリスマス!」とか、「いやいや、誕生日じゃない?」とか。うんうん。いいねぇ。
でも、私にとっての、特別な夜は、「君といる時」
私にとって一番大切で、私を一番大切にしてくれる人が、隣にいてくれたら、その日の夜は、特別な夜。
「まだ寝ないの?」
あ、彼が読んでる。もう寝なきゃね。じゃあ、私にとっての、特別な夜ってもんを、過ごしてきますかな。
じゃあ、みんな、いい夜を。
「good night!」
窓から眺める夜景
暖かい格好に
ホットココア
そして
比べられないくらい1番美しい
君の横顔
君にとっても特別
僕にとっても特別
特別な夜
【177,お題:特別な夜】
いつもの夜が、今日だけは特別な夜
あなたが隣に居るから特別な夜
特別な夜
夜空を見上げ
草原に寝転ぶ
冷たい風が頬を撫でては
虫の歌声を共に届けてくれる
星空は優雅に踊り
私一人のための舞台を披露する
眠気を感じ
目を閉じると
今日も夜の夢を見る
冷えた指にスーパーの袋がくい込んで痛い。
真っ暗な玄関を進んで手探りで灯りをつけた。
床に荷物を置くと袋の中で缶チューハイが転がった。
スマホを確認すると通知が3件。
「今、おわったよ」
白い手袋が暗闇でタクトを振る
街を埋め尽くす無数の淡い灯火たちを眺めて
星屑のレールを列車は駆け抜ける
「この旅を君と一緒に」
願いは一筋の流れ星に乗せて
深い紺色のビロードの海と
辺りを照らす夜光蝶の鱗粉と
低く響く空飛ぶ鯨の鳴き声と
この夜の奇跡を映す君の瞳は金色のビー玉のようで
どんな宝石でも敵わない
この光景を 僕は一生忘れないだろう
何も特別じゃない夜。
空から降る大量殺戮兵器に怯え、
無差別に人を殺す兵士達から逃げ惑い、
仲間は裏切り、殺し合い、幼子に明日は来ない。
遠くで鳴り響くサイレン。
火薬の匂いと続く衝撃音。
悪魔の兵器が空を舞い、地を走る、この世界。
今夜も、たくさんの人達を踏み潰して、
何も特別ではない夜が更けてゆく。
ところ変われば、暖かい部屋の食卓を囲むディナー。
子供達は笑い、大人達は語り合い、
明日の休日のプランを立てる。
TDLかTDSか、それとも遠出してUSJか。
家族皆がワクワクする特別な夜だ。
けれどもそこに、命の重さは存在しない。
あるとするなら、経済的な出費の心配か。
命をかけるのか、お金をかけるのか。
人にとってそれは、天秤にかけられるようなものなのか。
戦地の人達に、特別な夜を。
明日の平穏が約束されるような。
幼子が安心して眠れるような。
私達の当たり前を、彼らの当たり前に。
そんなことを考えながら、
いつものように何の変哲もない休日の終わりに、
今日という一日を過ごせたことに感謝して、
この国に生まれたことに感謝して、
家族が無事であることに感謝して、
自由に言葉を紡げたことに感謝して、
それを読んでくれる誰かがいることに感謝して、
さてと、明日の仕事に備えて、
お風呂に入って、あったまったら眠ろうか。
ホールケーキを一人で食べた。
ホテルのラウンジで一人で飲んだ。
舞台を見て一人で泣いた。
泊まるホテルが見つからなくてあちこち歩いた。
布団を被って叫びを全部枕に押し付けた。
カーステレオを滅茶苦茶大音量にして車を飛ばした。
ゲリラ豪雨にあって震えながらシャワーを浴びた。
記憶に残っているのはそんな夜。
思い返すと一人でいることが多い。
でもね、貴女とたった一度だけ、一緒に旅行した夜の、ファミレスで食べたディナーが一番美味しかったと思ってる。
全国どこにでもあるファミレスで、椅子のシートが破れてた。味もフツー、値段もフツー。
でも推しの話をして笑いながら食べたパフェだったかアイスだったか、あの味はいつもより美味しく感じた。
いくつかある特別な夜。
一人でいることが多いけれど、たった一人、私の喜びも楽しみも、愚痴も恨みも毒も、全部受け止めて聞いてくれる貴女と過ごしたあのファミレスでの一夜が、一番特別だと思う。
一人が心地いいと思う私だけど、こういう夜が私にもあったこと。それが嬉しい。
ありがとう、これからもお世話になります。
END
「特別な夜」