『溢れる気持ち』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
溢れる気持ち____
嫌いな子、苦手な子なんて滅多にいなかった。少なくとも合わない子はいたとしても、嫌いな子は出来たことがない。でも、初めて出来たんだ。それは自分のことを尊敬してくれるとても優しい純粋な子だった。
彼女は、頑張って陽気な人と話して、自分の地位を保とうと必死だった。彼女が流せず笑えずにいる時も、彼女の一言でシーンとなってしまった時も、私は拾ってフォローしていた。別に同情でもなんでもない。ただ、痛々しくて見ていられないだけ。でも、彼女をフォローし続けた結果、気に入られてしまった。
尊敬されることも気に入られることも悪い気はしない。でも、心の奥底に蓋をしてある感情が出てこようとする。
[下手くそなんだよ、生きるの。もっとこうすればいいのに。もっとこうやって笑って、もっとこうして話して、どこかを諦めて、どうすればいいかを考えて、行動して、発言して。笑って笑って流して。なんでそれが出来ないの?]
その気持ちは、果たして過去の自分への感情なのか、
彼女への感情なのかはわからなかった。
でも、この気持ちに名前をつけるとしたら「嫌い」だと気がついた。彼女は自分に似ている。過去の自分に。上手く生きられなくて、笑えなくて流せなくて、ノリに乗れなくて。そんな世界一嫌いな自分にそっくり。
尊敬されればされるほど、褒められればめられるほど、心の蓋が揺らぎ、抑えられなくなる。そうなる前に彼女から離れなければ。でも、離れれば彼女は傷つくし、離れなくても私の蓋がいつ開くかわからない。私も彼女と同じで下手くそだ。生きるの。
でも、なんだかんだで見捨てられない。過去の自分を見ているようで。ああしてほしかった、こんなことを言ってほしかった。そう、過去の自分が望んでいたものと彼女が望んでいるものはきっと同じで、だから尊敬されてしまう。違うのに。私はそんないい人間じゃないのに。貴方を見捨てたいと思ってしまっているのに。彼女の真っ直ぐな目は青くて痛くて美してくて嫌いだ。
溢れる気持ち
溢れて止まらない
大好きな気持ち
君に届いてるかな
愛してる気持ち
君が特別だよ
零れ落ちそうな程、増していく愛に
キツくキツく、蓋をして
今日も君の前で、”友達”としての私を演じるよ
---二作目---
何時もは、最初の一言が中々言い出せないのに
きっかけがあってしまえば
あとはもう、胸の内に留めていた愛の言葉が
次々に溢れ出して行くの。
#溢れる気持ち
203作目
心というものは厄介だ
一喜一憂するだけ無駄なのだと
頭では分かっていても……
もう傷つきたくなくて
もう一人になりたくなくて
冷たく突き放すのに
どうして どうしてキミは
私に笑いかけるんだ
その笑顔を信じてもいいのだろうか
この気持ちを言葉にして伝えたら
キミは離れていってしまわないだろうか……
私はそれが怖いんだ
2024/02/05_溢れる気持ち
感動したときに感じる 溢れる気持ち
心がいっぱいになって溢れていく感覚
悲しみや怒りに対しては溢れるとは思わない
幸福感
一緒に暮らしている犬たちの愛らしい仕草や行動に可愛さが溢れていると感じたりする
素晴らし景色に出会ったり体験をしたりした時に溢れる感情を味わうことができる
気持ち→感情的になる感覚?
私の手を包んでくれるその手があったかくて気持ちいい。
頭をなでる時はふわっと触ってくれるのが心地良い。
隣にいるだけで安心できる。
辛い時はあなたに縋ってしまいたくなる。
でも絶対にその二文字は言わない。
言ったら溢れてしまう。それをあなたは受け止めてくれるかも分からないのに、止まらなくなってしまう。
だから私は、あなたを思う度にこの気持ちを流そうとするの。
溢れないように、いつどんな風になっても捨てられるように。
でも結局できなくて、持て余しちゃうの。
いつか、きっと溢れちゃうのにね。
#溢れる気持ち
言葉にならない
言葉が見つからない
動けない
動かない
理屈でなんて動けない
私が知らないワタシが生まれる
この気持ちがなんなのかを
誰か…教えて…
溢れる気持ち
ちいさいあの人が私に花冠をプレゼントしてくれて、嬉しさが収まらずうろちょろと動き回っていたら綺麗に足の関節部分を段差にぶつけ破損し、オイルが溢れてしまった。
そんなことはどうでもいいと思ったがちいさいあの人に止められ修理に
気持ちもオイルも溢れてしまって、少し後で恥ずかしくなった。
ロボットだから本当に溢れてるのはオイルだけなのだけど、この気持ちもきっと本物だと思いたい。
もし私がコップだったら
とても大きいコップになりたい
なぜなら、カレに対する想いが強すぎてまとまらないから
それをうまくキープして、たくさん気持ちが増えても
こぼれないようにしたいの
別にこぼれても良いけど、そしたらカレが困っちゃう
こんなに過度な気持ちを!?なんて思われたくないから
隠したい
だから大きくなりたいの
カレよりも大きくなれば
きっと大丈夫
隠したい気持ちだってある
それを公にしてしまってはいけない
私にも常識はある
だからその範囲内でカレを愛したい
…あれ?
ねぇ、なんか言いたそうな顔しとらんか?悩んでるんか?
いや、大丈夫だよ、ちょっとだけ考え事してただけなの
考え事か、それなら俺もしとるで
どんな事?
秘密や、止まらんくなる
え〜!そしたら私だって止まんないよ…
ん?何の話?
あっ…ごめんね、先走っちゃった
そういうトコあるよな、まぁ時には?爆発してもええ時があると思うねん、あんま抱え込むなや
うん、程々にするよ…
お見通し
お互いに何かを隠してる
そう、溢れてしまったら
あんな事こんな事
バレちゃうからね
好きすぎるがゆえに
気持ちが溢れそうになる
うまくバランスを取らないと
ひかれちゃう
一緒に頑張ろうね
気持ちを抑えられるくらいには
【溢れる気持ち】
好きだとか大好きだとか愛してるだとか.
ありがとうだとかごめんねだとか.
言葉以上に思っていること.
何度も何度もくどく伝えてますけど、
本当に本当に愛せて幸せだよ.
溢れんばかりの気持ちを与えてくれて
本当に本当にありがとう.
溢れる気持ち
このどうしようもなく込み上げてくる気持ち
これに蓋をするように笑う
別に好きじゃないし。
好きなんかじゃないし!
そう言ってしまうのは。
きっと一度口に出してしまえば、気持ちが溢れて、受け止められるお皿なんかなくなっちゃうから。
【溢れる気持ち】
#16
たくさんの好きを伝えたい
たくさんの愛を伝えたい
でも明日には逝かなくてはならない
涙とともに溢れてくるあなたへの想いとともに
私は付き合って3ヶ月になる彼氏がいる
いつも、彼氏が好きすぎて、頭の中が彼氏のことでいっぱいだ
ご飯を食べるときも、お風呂に入っているときも、勉強をしているときも、頭の中は彼氏でいっぱいだ
今日は、彼氏に呼び出されて、一緒にカフェに来ている
どうしたのだろうか、雲行きが怪しいー
彼氏の顔が曇っているー
私がなにかしてしまったのだろうか…
「俺と別れてほしい」
告げられたのはこの言葉………
私の何がいけなかったのか、、、
私は彼氏に愛情を伝えていなかった
「あなたのことが好きです」
この言葉を恥ずかしがって言えなかった…
言葉にしないと伝わらない
みなさんには、このことを理解して生きてほしい
溢れる気持ち。
溢れる気持ちが
ゆうだけ。
他の人だと
溢れる気持ちには
ならないかも?
あんなに溢れる気持ちに
なるのが
初めて。
これからもずっと。
ー生ー
「もっと生きててほしかった」
やめてくれ
そんなの僕だって思ってるさ
これほどまでに残酷な言葉はきっとない
もうそれ以上何も言わないでくれ
耳を塞ぎたくなるほど願ったさ
もう、その言葉は願っても叶わないんだ
羽ばたいた君に最後にしてあげられることは
最期の生き様を否定しないことだ
受け入れられなくてもいい
残された方も辛いことだって分かってる
だからせめて、もう否定しないであげて
溢れる気持ち
溢れる涙が
君に抱きしめられた瞬間
暖かくなるのを感じたんだ
短い小説 『溢れる気持ち』
うちの周りには、何かに一生懸命になりすぎてそのことしか頭にない者がいる。
例えば、身体を鍛えるのに必死になりすぎて怪我しても筋トレやめない人。
人に何かを教えるのに必死になりすぎてスパルタみたいになっている人。
彼らは、気持ちが溢れすぎて爆発している。
私も、気持ちが溢れることは多々ある。様々なことに。私はクールに見えて感情的だ。私は自分が出来ることを増やしてやりたいことをやりたいという気持ちが溢れている。その為か、出来なかったら悔しい気持ちでいっぱいになるし、出来たら嬉しい気持ちでいっぱいになる。
昔はもっと感情的だった。何もできない自分が嫌すぎた。
「おい?その程度しか出来ないのか??」
昔の話だが、性格の良くない人がいた。その人はたくさんの人を殴ったり騙したり泣かせたりして周りから嫌われているが、本人は全くお構い無しという雰囲気だった。その人の暴走を止めようとしても歯が立たず、胸くそ悪い思いをしたこともあった。一発蹴ってやりたいが、上手く出来ないことに腹が立って仕方がなかった。
その人は、今は引っ越したようだが…?
「…」
何もない空間。外も中もなく、果てしなく虚無。そこで、一人うずくまっていた。殺風景過ぎる空間、そこにいる一人も、その空間に溶け込んでしまいそうであった。
顔も体もやつれており、服もボロボロで、体も何年も洗ってないようだった。
一人は涙を浮かべ、頭を抱え込んだ。何かに怯えるように手足が震える。
“あの時何で人に優しくできなかったのだろう…”
その人は取り返しのつかないことをしてしまったようだ。たくさんの人を悲しませた結果、世界から追い出されたのだ。
後悔しても仕切れず、ひたすら後悔するしか出来ず、絶えず涙が溢れたのだった。
好きな人ができた。恋愛など全く関わってこなかった人間に、高校生になって初めて好きな人が出来た。今まで好きな人がいる子から聞いていた、「好きな人が1番かっこよく見える。」とか「好きな人がすることは、よっぽどじゃなけりゃ可愛くてかっこよくてしかたない。」とか言うことの意味がやっとわかった。本当にその通りだ。ああ、あの時みんなを心の中でバカにしていた私を、今すぐにでも殴らせてくれ!
そんなことを思っていると、いきなり親友が私の机に来てちょっかいをかけてきた。
「ヨシのこと好きなんやろ〜?告白せんのか?」
「お前みたいに軽ない。」
ピシャリ、とその親友の言葉を遮った。親友は行動力が凄くて、好きになったら即行動する様なやつだ。羨ましい。だいたいそれで結ばれる親友のことが妬ましい。今すぐにでも、頭にチョップを入れてやりたいほどだ。
「うちやって軽ないわ。アホ。どうせ羨ましいとか思っとんやろ。そう思うぐらいなら、行動しいや。」
「できんからこうやって、グチグチ言ってんの。ちょっとは分かればいいやん。」
「すまんな、お前みたいに理解力がなくて!」
毎日のように喧嘩をして、毎日仲直りをして、毎日2人で部活をちょっとサボる。仲良くないと言われれば、そうかもしれない。
「あ、ヨシ。」
親友の言葉に反応して、教室の前のドアをみる。ヨシは、いつも必ず前から教室に入るのだ。悪い目を凝らして教室の端から見ると、やっぱり、ヨシがいた。かっこいい。好きだ。本当に好きだ。今すぐにでも告白してしまいたい。そんな勇気は無いけれど。
「好きだわ。」
「それ本人の前で言えや〜。」
無理、と笑いながら呟いた。いつかはきっと告白するのだ。振られてもいいからするのだ。しないと後悔するのだから。
嫉妬や、嫌な気持ちや、好きって言う気持ちにまみれて私は高校生活を謳歌する。多分、きっと、この溢れそうな、溢れる気持ちが恋なのだろう。
どれだけ許しを請うても
痛みは増すばかりで
誰にも見られないように泣く
/ 溢れる気持ち