『流れ星に願いを』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
80歳を迎えた未来の自分を想像してみた。何を望むのだろう。
両親はもう居ないだろう。失いたくない物を失い。時の流れに抗う事ができないと理解し、未来ある若い目を見守りながら新しい時間をのんびり過ごすのだろうか。
その時に望む事。若い時に戻りたいと願うのでは無いだろうか。
両親や今関わっている方、旧友に会いたいと素直に考え、あの時頑張っていればなんて思うのではないだろうか。
勝手な想像ですが、可能性は大いにある。
今を精一杯生きてみようと思った。
親孝行、仕事、友達との時間、パートナーと過ごす時間。
全てが選択次第でかわるのだとしたら、未来を作っていくのだとしたら後悔しないよう生きてみよう。
そして、80歳を迎えたら流れ星にこう願える自分になりたい。
これまでの人生でたくさん助けて頂いた方達に感謝のありがとうが届きます様に。と素直に思える年寄りになりたいところです。
25歳 男
流れ星に願いを
世界平和を願おうか?
自身の幸せを願おうか?
それとも明日は良いことがあるようにと願おうか?
考えあぐねてあっという間に星を見送る
創作 「流れ星に願いを」
「じゃーん。手作りのお菓子だよ、食べて食べて」
小さなクーラーボックスからカップ入りのゼリーを取り出して文芸部の友人たちの前に置く。甘いもの好きな二人は目を輝かせた。
「うわぁ、きらきらしてる、うまそう!」
「本当きれいなゼリー。幻想的だね」
寒天で作った紺色の星空ゼリー。カップの底から紺色と透明の二層になっており、少し傾けると、中に仕込んだ金粉がきらきら流れ星のように光る。そして、うえにミントの葉をのせた爽やかな一品だ。友人がそっとスプーンで掬って口へ運ぶ。
「ひんやりしてぷるぷる。中にはブルーベリージャムが入ってるんだね。おいしい、これ」
「そうなの。ジャムも手作りしたんだよ」
二人とも夢中でゼリーを食べ、あっという間に平らげたのだった。わたしは嬉しくてニコニコしながらカップとスプーンを回収した。
友人たちには内緒だが、このゼリーはわたしの好きな本の文章から感じた味を再現したものなのだ。流れ星がモチーフの甘酸っぱくて、爽やかな味の本だった。
「ゼリーおいしかったぁ、あたし頑張ってみる」
「よっしゃ、俺も書くぞー」
休憩した二人は元気が出たようでわたしは安心した。今度は友人たちが作った文芸作品も再現してみようか。そんなことを考えながら、わたしは部室をあとにしたのだった。
(終)
大好きな部員たちといつまでも楽しく仲良く過ごせますように
無数の星が瞬く空のもと
流れ星を見つけたら 何を願おう
周りの人が健康で楽しく過ごせますように
世界の争いがなくなりますように・・
あれ?自分のための願いが思いつかない
満たされているからなのか
現実を知ってしまっでいるからなのか
教えて
流れ星に願いを
【流れ星に願いを】
しゅーーーてぃんぐすたーーーーーーーー。
byアイクネルソン
たとえ間違いだったとしても―――
なんてカッコいい言葉私には似合わない。わかってるよそんなこと。でも――
「うち、やっぱ行くよ。」
「正気?!サチ‼あんたっ…何で?どうしてよ?」
「ヨラ、うちらの家…ね?」
だからだよと、くしゃっとサチが笑う。
「…あんたがいくならアタシもいくよ。一人ぼっちは…嫌だからさ…。」
ヨラはうつむき自嘲気味に笑う。暗い笑みだ。
「この世界はさ、明るいのさ。だから暗いものにはなかなか気付けない。光で照らされて影なんか見えなくなるぐらいの光でね。」
ヨラは両手を太陽にかざす。…今日は快晴だ。
「…アタシには眩しすぎたのさ。皆が、普通が。」
「アタシ“たち”でしょ」
そう、というヨラの顔は見えない。太陽のせいで。…風が気持ちいい。あたたかくって、ちょっと甘くて…でも苦くって……。
「…そろそろ終わる?」
ヨラの笑顔。暗くて深い、新月みたい。
「うん。」
「あ、手紙書いた?」
「ヨラったら、書いたに決まってるじゃない!」
「そっか。」
「うん」
風が吹く。ちょっと冷たい。
「うちね、ヨラにも手紙書いたの。」
横を見るとヨラが目をまんまるにしてた。
「アタシも」
暫く笑った。こんなことがあるなんて!ってね。
「最期の最期にこんな笑うなんて思ってなかったわ!」
「アタシもよサチ!」
「ヨラ、見せ合いっこしよ」
「勿論」
パラリ…パラリ…カサッ…カサッ…紙の擦れる音。紙の匂い。
「……サチぃ」
「うぅっ…ひっく」
二人で泣いた。ずっと、ずっと。気付いたら町はキラキラ光っていた。帰りを心配するものはいない。
二人は手を取り合って町を見下ろす。
「ヨラ。じゃあ、終わろっか」
「うん」
「サチ、今までありがとう」
「ヨラ、今までありがとう」
「「地獄でも一緒だよ」」
風を切って落ちていく。涙が上に上ってくのがわかる。
最期までやっぱり、町の光が眩しいや。
屋上には包丁と2通の手紙ときちんと揃えられた靴が2足。それだけが残されていた。
この世界に偶然はなくて全て
偶然にして必然でいて決まっていたこと
そうじゃないと示しがつかない
喪失感 焦燥感 罪悪感、ただ死にたい
恋録
流れ星は何故、願いが叶うと言われているだろうか。
調べる気力がないから調べない、ふと気になっただけだ。
そんなことは、置いといて。
私は、流れ星は一度も見た事は無い。テレビで見る、白い一直線に流れていく星でさえ、綺麗なのだから、実際見てみると、さぞかし、綺麗なんだろう。美しさに負けて、願い事を言うのを忘れてしまいそう。
もし、流れ星を見れたとしたら、どんな願いをのせるだろうか。
自分の欲しいものを手に入れるために願う?
自分の未来が良好になるために願う?
自分の運命の人が現れるようにと願う?
家族や友達の健康を願う?
この世界がいつまでも平和になるように願う?
どんなことを願うかは、流れ星を見た世界線の私に任せる。
流れ星に願いを──
───────────────────────────────────
ねぇ!!あのさぁ!!私の純粋な頭!!!
流れ星いっぱい流れてきたら、その分だけ願えるって事っしょ???
めっちゃ願い叶うじゃん!!
いや別に、星が願いを叶えてくれるとか信じないけれど、そんな考えがよぎっただけだよ。私にもまだ童心があるらしい。
私的に、星に願いを願うと、叶うんじゃなくて、願うから叶うんだと思うんだよな。これ、伝わんないな笑
結論を言うと、願いはいつでもしてもいいと思う。願うだけ、叶うだろ。
願っても叶わないのなら、その分だけ生きればいいだけ。面倒臭いけど。
【10日目】流れ星に願いを
あの人が行ってしまってから
もう1年経ちました
自分に厳しく
他人にとっても優しいあの人は
どこに行っても慕われています
周りをいつも気遣って
謙虚なあなた
明るく人を笑わせて
自分も笑うのが大好きなあなた
猛烈に努力して
自分を追い込むあなた
柔らかな外面に隠している
とても強い内面をもつあなた
尊敬される素晴らしい人間の
あなたが
何事もなく
本当に何事もなく
私のところへ戻ってきますように
流れ星に願いを祈る。
その時間は、私にとって心地の良い時間であった。
人との関わりを遮断し、幻想的な星空を眺めつつ自分の空想に浸る。誰にも邪魔されないその空間こそ、真に自分にとっての休息となるのだ。
願うことは一つだけ。その願いが叶わないものだとしても、私はその願いに縋ることしかできない。
夏の夜、母と見たあの景色。
『来年もまた一緒にみようね。』
その願いは、もう叶わないけれど。
「今日の夜空も綺麗だよ」
声にならないその想いに呼応するように、一筋の涙が星空を流れた。
『流れ星に願いを』
この空に溶ける前に少しだけ私のお願いきいていってよ
流れ星に願いを
畑の真ん中の藤
2024/04/25㈭日記
近くまで見に行きたいけど、
人様の土地だから行けない。
おばが 藤の花が好きで
小さい頃は おばと両親と藤棚を
見に行っていた。
両親も親戚も植物好き。
ここでも植物が好きな作者さんを
時々見かける。
いろんな花をご存知で羨ましい。
次に 引っ越しした時は
家の中に観葉植物を置きたい。
最低3個は置きたい。
早ければ 来年には、引っ越しを
しようと思っているので 今は
我慢。
8番出口 っていうゲーム、
時間がある時にしかできないね。
今日は40分ほどやってみたけど
脱出できなかった。
ホラー要素もあるから角を
曲がる時にドキドキする。
今日は美味しいものをくださる方から芋けんぴをもらった。
茶芋けんぴって書いてある。
茶袋に入っているの、これ絶対
美味しいやつだよ。
おやすみなさい。
今日はよく頑張った。
朝から今まで、よく仕事した。
うん。私、よくやった。
三連休前の今日は、23時まで晩御飯も食べずに、全部仕事を終わらせた。
と自分に褒めたところで、何も意味はない気がするんだが、とりあえず、壮絶なる腹ペコをおさめるために、何か食べに行きたい。
が、しかし、この時間、開いている店も少なよね。
お酒を出す店、おもにBARしか思いつかない私の辞書に問題がある。
あきらめてコンビニでなんか買って帰るか。
そう思いつつ、横断歩道で空を見上げた。
こんな都会じゃ、星もあまり見えないが、今、流れ星に願いをするなら、いつもより美味しいご飯をお願いするなぁ。
「よう、こんな時間に散歩か?」
「流れ星がいたのかなぁ?」
「なに訳わからん事いっているのかなあ。君。」
飲食関連の雑誌編集者が私のことを酔っ払いか?いや、働きすぎておかしくなったか?どっちだ?とか言っているが、彼が神に見える。
これから、何かお願い事が空を見上げよう。うん、それがいい。
お題『流れ星に願いを』
【たった一つ】
もし一つだけ願いが叶うなら
私は何を望むだろう
いつもひとりで
誰も助けてくれない
もう生きる希望もない
でもきっとこれが正解
私が望むのは
"誰か私を助けて"
流れ星に掲げて願って叶うほど、私の願いは安っぽくないの。私が欲しい彼という名の一等星は安くないの。素敵な人なの。
【流れ星に願いを】
仕事を終え、疲れ切った顔で
都会の夜空を見上げる
黒い空にはやっぱり何もない
今までも明るすぎて汚いこの街で
星を見たことはなかった
ため息をついてから
自分の故郷を思う
あのころは当たり前のように星々を眺めていた
帰宅してテレビを点けて
自然と始まったニュースを眺める
「こちらは先日◯◯県◯◯市で観測された流星群の様子です……」
自分の地元だった
画面に映し出された流星群は綺麗で綺麗で
自分はかつて
こんなものが見える素晴らしいところに住んでいたのだと
初めて知る
どうか
自分の行く末が明るいものになりますように
そしていつか
ここでも流れ星が見られるようになりますように
テレビの中の青白い流れ星に願いをこめた
『流れ星に願いを』
神様、何で私は生まれてきたのでしょうか?
出来たことなら、最初から生まれていなければ
こんなに苦しむことはなかった。
神様、何で私はみんなにばかにされるのでしょうか?
『真面目面すんな』『···(無視)』
そもそもあの人たちに会わなければ良かった。
神様、生まれてしまったなら、幸せになりたいです。
幸せになったら、もう何も望みません。
流れ星に願います。
☆彡☆彡☆彡
『どうか、永遠の幸せをください。』
【流れ星に願いを】
私はまだ小学5年生だ。
今日は5年生のイベントで一番メインの自然教室だ。
私の小学校は、長野県の八ヶ岳自然の家に行くことになっている。
ちなみに私は恋をしていて、相手は同じクラスだから一緒に行動することが多いいと思い、張り切っている。
自然の家につくと、お昼ごはんを食べて、葉っぱを探しに行ってアートを作ったりした。
そして夜にはナイトキャンプがある。
そこでは星空が満開に見える。
私が望遠鏡を除いたとき、流れ星が流れてきた。
とっさに私は流れ星に向かって、恋をしている相手と恋人になれるようにお願いした。
でも3回言う前に、消えてしまった。
もし願いが叶うというのであれば…君達が隣で笑ってくれたらと思う。そして流れる星空を河川敷で寛ぐ二人と見上げて言うんだ、「誕生日おめでとう」って。一人は恥ずかしそうに、もう一人はにへらと無邪気な笑顔を見せながら微笑む、そんなひと時。それこそが生きていくうえでのの本懐なのかなとふと思ったり。
-妄想の産物より-