『流れ星に願いを』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
気づかんかったんよ。
約束破ったわけじゃないんよ。
ずっと探していても、あっという間に流れていった、いつの間にか流れていった。
本当は大きな流れ星も、いつの間にか消えてしまった。
見てないからわからんのじゃけど。
わずか短い時間に想いを込められるのって、
それだけいつも強く願っているってことだよね
私には、
そんな情熱的なお願い事なんてないけど、
なにげない日常が今は幸せ
思わずお願いごとをしたくなるくらいの
綺麗な夜空が見てみたい
流れ星に願いを
もし
この願いが
叶うとしたなら
俺の大切な人たちに
届いてほしい
お空にいる人や
今
ここにいる人
全てに
愛と
幸せを
願いたい
でも、
それも
もうすぐ叶うよ
もう一度
貴方に
好きと
言いたかった
「ありがとね、後はゆっくり休んで……ろんか…
ずーっとこの先も、その先の来世も、君をずっと
愛してるよ」
嗚呼
良かった
皆
幸せだ
俺の願いは
叶った
後悔も
何も無い
ただ
もう一度あなたに会えたから
「流れ星に願いを」
今日、皆で流れ星 見に行こうよ!私はクラスの何人かを呼んで夜の学校へ行った
彼氏も誘い皆で夜の屋上に行き流れは見れなかった、その時 見た事もない子がいた
ねぇ君、寝てるそこの君!うるさいな〜...何の用?
私、君を誘ってないんだけど?僕は妹と見にきた だけだよ
あ、そ、そうなの!?ごめんなさい私ついあなたに、別に気にしてない
ってか見るのは君らの自由、僕には関係ないしもう帰る流れ星見れたから
願いは叶えたし、妹も寝ちゃってるから 皆も夜の学校は気をつけてね
ねぇちょっと待ってよ!私たち流れ星見れなかったのに
何であんた達が先に見るのよ!じゃ逆に何で僕らは見ちゃいけないの?
はぁー、別にまた見ればいいじゃん しつこい女の子だね君
僕は帰るからごゆっくり、あの男 絶対に許さない
私達も帰ることにした、彼氏と帰ってる途中 彼氏が俺ら別れよと言われて
え、な、ちょっと待ってよどうしたの急に 俺さ正直お前と居るのが嫌になったわ
前から思ってさうんざり何だよね、これ以上俺に近ずかないでよキモイから
それに俺、新しい彼女居るからもう諦めて、私の事そんな風に思ってたんだ
そうだよね、最近私の事つまらなさそうにしてたもんね もういいよ最低...
私はその日学校の屋上に行き飛び降りようとした
ふと気が付くと昨日いた男の子がいた、その子はずっと空を見上げていた
その子が言った、なに飛び降りするの?命の無駄にするんだね
だからここの偏差値低い学校はバカな事 考えるよね
元と言えばあんたのせいでしょ彼氏に振られ、生きているのがもう嫌だ!
いい加減にしなよ、彼氏振られ、生きているのが辛いから死の?
じゃ何でさっき飛び降りなかったいつでもできた 本当は死ぬのが恐れた違う?
あなたが流れ星を見たせいでこんな出来事になった、私の流れ星返してよ!
私の彼氏を返してよ、はぁ〜ってか昨日は流れ星見てないよ
え、そうなの?うん 昨日は妹の最後の願いを聞いたそれで見にきた
けど見れなかった約束を果たせなかった、今日妹が亡くなって君と同じ死のうした
だけど恐れを感じで出来なかった死ぬのが怖かった、だから君の気持ちも分かるよ
でもね君には未来がある願いを叶えよ
昨日で流れ星は終わりだって言ってたよ私 聞いた皆から
やっぱり偏差値43の高校はバカだなそれは今日で終わりって事
君が昨日見たのは綺麗な星空だよ、だから今日が本番の流れ星が見れる!
ちゃんと願いごと しないとな、ねぇもし良かったら今日私と屋上で見ない?
いいよ君が嫌じゃなければ一緒にみよ、私 嬉しくて...時間は夜の21時ね
僕は早めに行くよ20時 前にはいる屋上で寝てるから待ってるね
ねぇ、ちょっと起きて来たよ 待ってた...何よあんましジロジロ見ないで
いや、可愛いくて綺麗でつい見惚れしまった彼氏はもったいない事したんだなって
そろそろだ流れ星が流れるよちゃんと願いごと言うよ
よし、願いごとも言ったし、ねぇあなたはどんな願いしたの?
えっとね、また君と来年流れ星見れたらいいなってそれと幸せに生きてほしいって
願いを言った、妹の事も言ったよ愛してるよと家族としてね
じゃ〜帰ろうかな、ねぇちょっと待って私の願いはね
あなたと付き合いたいって願いを言った大好きになっちゃったから
後はこの先もちゃんと生きてあなたと この先ずっと幸せで居たいって
その私、あなたの優しさに惚れてそれに今日は酷い事言ってごめんなさい
だからその私を幸せにしてほしいお願い付き合ってほしい
僕でいいのか?ありがとう嬉しい、僕 生きないと今は僕の体は病院で
意識不明の状態なんだ、だから頑張る目を覚まして君と幸せになる約束ね
1週間後、僕は目を覚ましそこには流れ星を見た女の子が居た
その女の子はハグをしながら大好きだよって泣きながら言っていた
僕も君が大好きだ、幸せにするね
私こそあなたを幸せにする絶対に離さないんだから、僕らは結ばれ
あの日の夜を毎日思い出す 2人で見た流れ星を
「流れ星に願いを」私を救ってくれた人 僕に運命をくれた人
#30 流れ星に願いを
わたしは流れ星を見たことがほとんどない。
だからか、流れ星を見たらお願い事をしたくなるんだろうなって、どこか心地よい気持ちで想像することができる。
流れ星に乗せた願い事は、別に叶わなくたっていいし、叶うとも思ってない。
ただ、そういう自然の美しいものにお願い事をしたくなる気持ちが、すごく愛しいと思ってしまう。
御伽話に想いを馳せるような、非現実的な世界にうっとりしてしまうような、少し寂しげな癒しがある。
流れ星に願いをする、決して悲しくはない日が、いつか訪れますように。
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#25 何もいらない(18:09:00)
何もいらないってことはない。
だってその前に、○○さえあればって付けるでしょ?
わたしは何かな。
「穏やかな日々さえあれば、何もいらない」かな。
これじゃ望むものが大きすぎて、格好がつかないね。
かつて自分の×××を必要とせず、恋も必要以上なお金も望まないわたしは無欲な人間だと思っていたけど、勘違いだったんだな。
無欲であることは、人間にはやっぱり、難しいことだね。
【流れ星に願いを】
Dear 何処かの国の 誰かさんへ
『流れ星には夢を叶える力があるんだって』
小さい頃、そう信じていて
今もちょっと信じている
この歳で?って思われるかもしれないけど、
心の何処かで
『本当にそうなんじゃないか?』って
思う時があるんだ
人ってさ
心が不安でいっぱいのときに
何かにすがらないと生きてはいけないって考える時があるんだ
だからみんなこんなことを信じるんだよ
僕はみんな願いを
流れ星が運んでいるんじゃないかな?って
流れ星って願いを共有する手紙なんじゃないかって
思うんだ。何故だか分からないけど…
何処にって? いろんな人に
親友、家族、恋人、喧嘩したあの子、別れたあの人、知らない人、どこかの国の人、神様…
に願いを運んでいるんだ。
世界の人と願いを交換しているだ
僕は、そう思って
今日も静かに流れる流れ星に
一通の願いを
どこかの誰かと
交換するんだ
Sincerely
流れ星に願いを込めてお祈りすれば
片想いは両想いになるよ
誰かが言ったそんな無責任な言葉を信じるつもりはなかったが、あまりにも退屈で暇な夜だったのでベランダに出て空を眺めていた。
煙草を3本吸い終わった頃にスマホに着信があった。
今度、結婚することになってさ
すうっと漆黒の空に星がひとつ涙のように流れた
おめでとう。よかったね。
願いを掛ける隙もなかった。
「まったく。どこかへ消えて行ったのは星だけにして欲しいな」
「なんのこと?」
不審そうに問い返して来るのが面倒くさくてスマホを切る。
それからまたもう1本吸ってみたけれど、もう二度と流れ星は現れなかった。
逢いたいと
願えば
生まれ変わってと
祈れば
叶いますか...
無数の星の中で
たったひとつだけの
流れる星に
想いをのせて
どうか
大切な貴方へ
届きますように
ニュース番組で今夜は流星群と聞いてつっかけを履いて空を眺めても、東京のマンションのベランダから流れ星はあまり見えなかった。じっと空を眺めるのはつまらなくて、多分見上げていた時間はとっても短かったんだと思う。小学生の頃。
いま、埼玉の戸建ての2階からたまにぼーっと空を眺める。流れ星を見たことは数回、あっという間に消えていった。
小学生の頃のわたしは、何を願いたくて空を見たんだろう。
いまのわたしは、流れ星を見ても何も願いが思い浮かばない。
つまらない大人になっちゃったね。
流れ星に願いを
流れ星を見たら願いを込めたい
でも、流れ星なんか、そうそう見られない。
この前、たまたま空を見てたら流れ星発見。
でも、当然願い事なんてする暇無し。
流れるとき教えてよ。星さん。
”星に願いを” 「ピノキオ」より♪
輝く星に心の夢を
祈ればいつか叶うでしょう
きらきら星は不思議な力
あなたの夢を満たすでしょう
人は誰もひとり
哀しい夜を過ごしてる
星に祈れば淋しい日々を
光り照らしてくれるでしょう
「流れ星に願いを」
星月夜が輝く、
星が流れて皆手を合わせる。
努力した人が報われますように。
流れ星に願います。
『流れ星に願いを』
今日は、こと座流星群の極大日らしい。
それを朝のニュースで知って、夜、なんとなくマンションの屋上庭園に上がった。
日頃星に興味があるわけでもなく、思い出といえば小学五年生の時。夏休みに行ったこども会のキャンプで、流れ星を見た。
その時隣には幼馴染がいて、二人で願い事をした。あいつは願い事を教えてくれなかったが、俺も教えなかった。
そして今日も、隣にはあいつが居る。
「ええ、なんで居るのぉ……」
「こっちのセリフなんだけど」
でかいレンズのついた一眼レフを三脚に設置していたあいつは、毛布とコーヒーのポットとおにぎりという完璧な装備を用意していた。俺はつっかけに寝間着代わりの高校のジャージ姿である。
「朝のニュースでこと座流星群のことやってたから、見えるかなーと思って来たんだけど」
「一緒か」
「写真撮るの?」
この一眼レフは、多分あいつのオヤジさんのものだ。運動会なんかで構えてるのを見た記憶がある。
「長時間露光で撮るんだよ。お前、近くでスマホとかいじるなよ」
屋上庭園は夜間は本来立入禁止なので、灯りも非常灯くらいしかついていない。幼馴染は律儀に管理人さんに許可をとったそうだ。俺は入り口の鍵が壊れてるのを知っているので何も言っていない。鍵が壊れていることも言ってない。
幼馴染はなんとキャンプ用のマットまで持ってきていたので、二人で寝転がり空を見る。
「あんま流れないね」
「こと座流星群はそんなに数多くないんだってさ」
一時間に十個くらいらしいよ、と彼は言った。なるほど、見逃しそう。
「なぁ、昔キャンプで流れ星見たの覚えてる?」
「小五の夏休みの時? 覚えてるよ」
「あの時の願い事ってさぁ、写真のこと?」
幼馴染は、写真家になりたいのだという。今は父親のカメラを借りているが、バイトして自分のカメラを買おうとしている。
だから、あの時の願い事はそれに関することじゃないかと、俺は思っていたのだ。
「違う」
「えー、マジでー?」
「写真のことは俺がやり遂げることだから、願っても仕方ない」
「やだ格好いいこと言うじゃん……」
肩パンされたけれど、俺は本当に格好いいと思ったのだ。
「え、じゃあ何お願いしたの?」
聞けば、沈黙がかえる。
「小五の時だし、もう教えてくれても良くない?」
「…………お前が言うなら、俺も言う」
まぁ、そうだよね。俺でもそう言うわ。
「俺はねー、お前とずっと一緒に居られますようにってお願いした」
「…………は?」
「あの頃、中学受験する奴とか出てきて、不安だったんだよなぁ。お前とはなればなれになっちゃうんじゃないかって」
結局、高校まで腐れ縁で、大学も絶賛腐れ縁続行中だけど。俺は嬉しかった。
俺は、こいつが好きなので。
まー、こいつは、気づいてませんけど。
「……そういうことは、星じゃなくて俺に言えよ」
「えっ」
「俺もだよ。お前と一緒に居たいって、思ってた」
友人としてだよな? 勘違いしそうになるからそういうこと言うのやめてほしい! 嬉しいけど!
「……俺もお前に言えばよかったんだよな、星じゃなくて。なぁ、俺とずっと一緒にいてくれよ」
「い、いいよ!」
「死ぬまで」
「望むところ……死ぬまで!?」
え、長くない? いいの? 俺嬉しいけど?
灯りのないこの場所では闇に慣れた目でもあいつの表情はいまいちわからなくて、少しでも知りたくて目を凝らす。
「お前の隣は俺の席だから、誰も座らせんじゃねぇぞ」
「う、うん」
「……お前ちゃんと意味わかってるか?」
「えっ?」
「お前が好きだって言ってんだよ俺は。くそ、もっと早く言っときゃよかった」
手が握られて、びっくりして体が跳ねる。驚きすぎ、と幼馴染は笑って、俺の手を握る力を強めた。
「お前も俺のこと好きだろ」
「ひゃい!?」
「来るもの拒まず去るもの追わずのお前が『ずっと一緒に居たい』なんて思うの俺くらいだからな。お前は俺のことが好き。はい復唱」
それは洗脳では!? 好きだけど!
「ま、待って、落ち着いて考えさせて。え、お前、俺のこと好きなの? いつから?」
「んー、割と初めてあった頃から」
「言ってよ!」
消え入るような声で「俺もすき……」と伝えると、彼は「やっぱ星なんかじゃなくお前に言うべきだった」と悔しそうに呟いた。
2023.04.25
極大日は22日頃らしいです。
「流れ星に願いを」
私は欲張りだから
あんなに早く消えてしまう星に
3回も言うことができない
だから
流れ星に願いを言わなくてもいいように
自分で
自分の力で
叶えてみせるよ
狡くても、ダメダメでも、ロクでもない奴でも、願うくらい、いいよね?
遠い、遠い、昔の話。僕の一族は、どっち付かずの半端者の烙印を押された。
原因は、戦争をしていたどちらの国にもいい顔をしていたから。
そのせいで、どちらの国でも厄介者扱いされて、身を隠すようにひっそりと暮らすようになった、らしい。
伝え聞いた話じゃ当然だと思ったし、何より、その伝承が現在(いま)の僕の一族を表している。
祖先が仕出かしたことは、確かに愚かなことだった。
その結果、僕らはどちらの国でも生きることが難しくなったんだから。
一族の証を隠して生きていくのは、本当に大変だった。
僕らの一族に限らず、それぞれの一族は目に見える証がある。
簡単に言えば、一目でどの一族か解るってことで。
だから、僕らの一族は身を隠して生きるしかなかった。
どうあっても、偏見や迫害からは逃げられなかったし、僕自身諦めてもいたんだ。
だけど、それでも、願ってた。
許されることじゃないし、願うことも、本当は悪いことなのかもしれない。
でも、僕はみんなと生きていきたい。
みんなと一緒に、みんなと同じ夢を、みんなと叶えていきたいって、思ったんだ。
それを、こっそりと願った。
”流れ星に願いを”なんて、堕ちた僕には不釣り合いかもしれないけど、ね。
流れ星に願いを
『流れ星に願いを』
流れ星に願い事をするには、まず流れ星に出会わなければならない。
流れ星は一瞬で消える。だから、すぐに願い事を言わなければいけない。
願い事を言えたところで、その願いが叶うとは限らない。
流れ星に出会えて、願い事が言えて、更にそれが叶う確率は、一体どれくらいなんだろうか。
いっそ、願うことを止めて、自分で何か行動をした方が、確率は高いんじゃないか?
流れ星、見たことない。
レア物が見られただけで満足しちゃいそう。
俺は吸血鬼である。
皆様ご存知、日の光を浴びることができない。
浴びてしまったら最期。そう、最期なのである。
俺は昔からの言いつけを守って、陽の出ている時は外にはでない。窓際にも近づかないようにしている。
でも、俺にも子ども時代があった訳で。友達もいた。
子どもの時は好奇心旺盛で、できないこともやってみたくなるお年頃。
ある日、友と陽が傾く前に遊んでいた。
春風がカーテンを翻し、陽の光が友にあたった。
あたって消えた。シャボン玉の歌のように。
時は経ち、大人になり、たまにあの時窓際にいたらと考える。
俺の時間は夜。
夜空を見ていると、時たま流れ星が通過する。
人間達は流れ星に願いをすると叶うというジンクスがあるらしい。
もしも吸血鬼でも叶えてくれるなら……
一瞬キラリと光横切る流れ星に、俺は願い事を唱えてみた。
【流れ星に願いを】
※【沈む夕日】の続編
流れ星に願いをかけるなら、流星群の最中、できれば雨の日か曇りの日がいい。
目で見たもの感じたものが確定事項となり世界を形作る、という考え方がある。
つまり観測できなければ不確定事項として存在するんだ。雲の上では星が降ってると思って、願い事を3度心の中で唱えてみよう。
もし、願いが叶うなら、雲の向こう、タイミング良く星も流れているだろう。流れ星の確認は敢えてしない方がいい。
大丈夫。
本当に流れ星に願いをかけて叶うなら、叶う願い事をすれば事象の方から追いついて来るよ。