『泣かないよ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
あなたがいなくなった時
どうしようもないくらい
悲しかった。
毎日、
たくさん泣いた。
でも、
月日が経ったら
あなたがいた頃のように
笑って過ごしたい。
あなたが心配しなくて済むように。
毎日
笑顔で
あなたと
一緒にいた頃のように。
泣かないよ
泣けないよ
泣きたいよ…。
思いが溢れ出てくる
泣かないよ。
私が泣いていいのはココじゃないから
泣かないよ
そんなに強がらなくていいの…
わたしの前だけはいっぱい
いっぱい泣いてほしいの…
辛くて悲しくて
さみしい…
弱いところいっぱい
いっぱい言ってほしいの
そんな弱さを見せてくれる
あなたに惹かれたの…
そのままでいて…
おねがい…
泣きたいときは
泣いていいんだよ
嫌なことは
イヤって言っていいんだよ
大切なあなたの心が
呼びかけているのだから
そう言われていたなら
自分の人生は変わっていただろうか
辛い
苦しい
本当は
思いきり
泣きたい
でもね
泣かないよ
君が
心配しないよう
君が
笑顔で
いられるよう
だから
泣かないよ
あのね、
転んでも なかなかったよ
火傷した時も とってもとってもいたかったけど なかなかったよ
友達と喧嘩した時も 絶対に悔しかったけどなかなかったよ
だからね、僕は強いんだ
つよいから 大丈夫
なのに
君が僕のために泣いてくれるのを見ると
どうしても涙が出てしまうんだ
悲しませて ごめんね
《強い僕》
#2
泣かないよ
泣きはじめたら止まらないから
泣かないって決めてるんだ
森の奥の水源は
たっぷり水を湛えているから
流れ出したら止められない
大洪水になっちゃうからね
そんなわけにいかないよ
遠いとおい砂漠に行って
泣いて泣いて泣いたなら
きれいなオアシスできるだろうか
悲しい気持ちは太陽に灼かれて
ジュッて蒸発するだろか
「泣かないよ」
#48
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泣かないよ
私はもうあの頃の弱い私じゃないからだから安心して
あなたはあなたの行くべき場所に向かって行って
あなたから教わったものは忘れないからねずっと
お題[泣かないよ]
No.1
私は弱いが守られたくはない。
あなたは強いが怪我をされたくはない。
私が泣くのはいつもあなたを思うから。私はあなたを失う時やあなたが悔しい思いをしたときは号泣する。
でも、私のためなら例え私が死ぬとしても、犠牲になるとしても泣かないよ。
泣かないよ
泣いてたっていい事はないよ泣いてるより楽しく過ごすしたりやりたいことをやった方が前に進める気がするからかな生きていれば辛いことや悲しいこともあるけど前向いて楽しくすごしいこうと俺は思うよ
「あーあ…まただぁ」
俺の双子の兄貴は、毎日雑巾を片手に放課後の教室に訪れる。そこには誰もいない。兄貴はただ自分の机まで行き、あらかじめ濡らしていた雑巾で机を擦る。
「お前も見てるだけなら手伝ってくれよ。アイツら最近油性ペンで書くんだ。消しにくいったらない」
教室の隅にかけてあった雑巾を一枚手に取り、兄貴が濡らした部分を軽く擦る。そこにあるのは、数々の罵詈雑言。馬鹿とか、ブスとか、キモいとか、死ねとか。親ナシ、とか。それはそれは御丁寧に書かれている。
全然消えない。いつものことだが、今日は余計に腹立たしい。
「何でやられっぱなしなんだよ。少しはやり返せ」
「それじゃ同レベルだろ?そんなことするより、なんてことない顔して過ごしてる方が、あっちにとっても不愉快なはずだぜ」
「……」
兄貴の、こういう考え方が嫌いだ。我慢したって、受けるダメージは兄貴の方が大きい。アイツらのクソみたいな火に油を注ぐかもしれない。そうなれば、兄貴はもっと酷い目に遭う。
「お前は賢く生きろよー。俺は手遅れだけど、お前はちゃんと周りの人間を選ぶのが上手いから」
そんなことを言っているうちに消えていく、雑巾の下の醜い言葉たち。その速さに、兄貴はこんな意味のわからない行動にまで慣れてしまっているのだと、たまらなく不快な気持ちを覚える。
「…なぁ、俺、兄貴が泣いてるとこ見たことねえんだけど」
「いやいや、結構泣いてるぞ。前アルバム見た時もあったろ、俺の泣いてる写真」
「ふざけんな、それ俺だからな。はぐらかすんじゃねえ」
はは、と乾いた笑い声が響く。その目は笑っていない。
「少しくらい、泣けよ」
「…泣かないよ。父さんと母さんが死んで、じいちゃんやばあちゃんに引き取ってもらえたけど、二人とも体が悪い。俺の下にはお前も含めて三人いる。俺は一番上の兄貴なんだ。ただでさえ不安な生活の中で、その俺が涙なんか見せられない」
最後の仕上げと言わんばかりに、兄貴はサッと机を吹き上げた。
「よし、これでOKだ。帰ろ「ふざけんなよ」…何がだよ」
「ふざけた見解なんだよ、一丁前に一人だけ大人みたいなツラしてんじゃねえ。俺はお前の弟だけど、双子だ。同い年だ。自分一人で抱え込むのも大概にしろドアホ」
「おいおい…そこまで言われたら兄ちゃん泣くぞ?」
「泣けよ」
俺は兄貴の手から雑巾を奪い取り、自分のものも一緒に主犯格の机に投げつけた。
「兄貴が泣いてる間、俺は泣かないでいてやる。アイツらに何か言われたら、俺が言い返してやる。お前の苦労も悲しみも、俺と分ければいい。それが双子だろ」
兄貴は投げつけられた雑巾を見つめた。その目からは徐々に、少しずつ、一滴一滴、涙が溢れる。
「やっと泣いた。兄貴のチャーミングポイントの涙袋も、これで少しは萎みそうだな」
「涙袋に涙なんか溜まってない…」
「知ってるわ」
涙を流しながら笑う兄貴の声は、さっきより潤っていた。
『卒業おめでとう』
黒板には、そう大きく書かれていた。
泣いてる子もいれば楽しく話してる子もいる。
そして私は笑顔で卒業する。
お題『泣かないよ』
僕はそんなことで泣かないよ
だって大したことないんだもん
何でそんなのに涙流さなきゃいけないの?
僕は、あなた方が死んでくれて嬉しく思うよ
家族ってそんなに大事?
大事と言うならさ.......
どうして僕を叩いたり、殴ったりするの?
そのせいで泣けないよ
そもそもあなた方に育ててもらった記憶がない
だからかな?
僕は、親を殺してもなんとも思わない
こんな子に育てたのは、
あなた方なのだから
仕方ないよね?
「泣かないよ」
蔑まれて貶されて侮蔑されても
きみが笑って生きている限り、
ぼくは泣かない。
あなたはいつも泣いてるんだもん、、、
一度も涙を流したことなんてないのに
心の中はお見通しなんだね
泣かないもん
あんたの前で涙流さないもん!!
絶対、、、
弱いって思われたくなかったの
何にも出来ないって思われたくなかった
ひとりで解決出来るって
苦しとも思われたくなかった
なんであんたが泣くのよ、、
目、真っ赤だよ、、?
泣きたいのはこっちなのに
応援してくれるの?、、って
当たり前じゃん
それ以外言葉が見付からないよ、、、
なんであんたが目真っ赤なのよ
こっちみないで
私は絶対泣かないから、、、。
歳を重ねるとそれなりに色んな場面に出くわすからか
思い出したり共感したりで
なーんか涙脆くなっちゃって
映画やドラマやニュース観てポロリすると
「また泣きよるわ」
って言われるのよそりゃもう何度も!
正直「やかましいわい!」と思ってる
でもね
自分の境遇で泣くことはほとんど無くなったよ。
あなたのおかげなんだよ。
お題「泣かないよ」
生き物は感情を持っている。
人間に至っては感情を持ってる人がほぼ当たり前だと考えて良いだろう。
そして感情は表情や行動によって表れる。
「今日は機嫌が良さそうだね」
「見ての通り、最高さ!」
男はリズムを奏でながら手を叩き口笛を吹いている。
誰が見ても今日の彼は幸せそうだ
本日は快晴だ
「でもさ、あの話聞いたか?」
「ん?なんの話だ?」
「西側地区担当の奴の話なんだが、そいつが密かに好意を持ってた彼女が雷にうたれて怪我をしてしまったらしい」
「それは大変だな、彼女は大丈夫だったのか?」
「彼女は何とか無事だったが、雷をあててしまった事に責任を感じてまだ気分が落ち込んでるらしい」
話を聞いて少し不安が募った
僕は今最高の気分だ。
だから僕は大丈夫なはずだ
太陽は隠れ雲行きが怪しくなってきた。
「おい、不安にさせちまったか?気にすんなよ?」
「ああ、いや平気さ」
少し不安を感じたが、すぐに雲は晴れ天気は快晴になった。
ここは空の世界
空の住人の感情で地上の天気が変わる。
「僕は泣かないよ」
だってもうあんな思いはさせたくないから。
地上の一点。
小さな少女を見ていた。
彼女を洪水で怖い思いをさせてしまったのは僕だ。
だから僕はもう絶対泣かない。
今日も彼の見守る街は快晴だ。
完
君が居なくなった時私は泣かなかった、いや、泣けなかった。だけど次の日からなんだか生活に君が居ないのがなんだか悲しい訳じゃないし怒ってる訳じゃないけど心に靄がかかったみたいにムカムカとぐちゃぐちゃした感情が折り混ざって辛かったんだ。それでやっと君が居なくなったことを理解してその時はじめて泣いた。だけど君は私が泣いてるのを見たら心配するだろうし、前向けって怒るよね。だから、もう、泣かないよ。私はもう振り返らない。泣けないよ。
[泣かないよ]
「泣かないの?」
「泣かないよ?」
「本当に?」
「ホントだよ」
「……」
「疑ってるね?」
いやだって。と、彼は呆れたような目で僕を見た。
「君、めちゃめちゃ涙脆いじゃん」
「それ、オイルだし」
彼は、その答えになぜか勝ち誇ったような笑みを浮かべた。
「涙ってのはな。目から出る体液っていう定義なんだぞ」
「なるほど。ならば僕の体液はオイルか。でも、泣かないよ」
「なんで」
今度は僕が勝ち誇った笑みを浮かべる番だった。
「君が死んでも泣くな、って。初代の君にプログラムされてるからさ」