『泣かないで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
泣かないで
月のない夜
海は深いよ
/お題「泣かないで」より
ずっと僕に泣かないでと言ってくれるのは
僕自身だけだと思ってた。
でも君もあっちで言ってくれてたんだね。
また缶のご飯のためなのかい?笑
え、違うって?笑
ごめん、もう泣かないから。
泣かないで
そんなこと言われたって
私だって泣きたい時もある
あなたの見えないところで
今までずっと泣いてきた
あなたは私のことを強い女というから
目の前で泣けなかっただけ
あぁすっきりした
これであなたとはおしまいね
「泣かないで」
あんな奴の為に
泣かないで
ダイヤのような涙が
勿体ない
僕が笑顔にしてあげる
これでどうだ!!(変顔)
もう、泣かないで...
僕がずっと笑顔で居させてあげる
君の事が大好きだから
うん。僕はもうすぐ行くよ。
もうすぐ命が尽きるみたいだ。
頑張ったんだけど、もうダメみたいだ。
最近、食べても全部戻しちゃって、床を汚して迷惑かけたね。
悪気はなかったんだよ。
でも、自分では片付けることも出来なくて。
ごめんね。
あの日、君達家族に迎えられて、あの子がまだ赤ちゃんの頃から僕はいたんだよ。
いつの間にか、あの子が大きくなって、僕を抱っこしてくれるようになって、気付いたら僕はおじいちゃんだった。
こんなに小さいままなのに。
これ以上大きくならないのに。
僕と君達は、違う生き物だから。
一緒の布団で寝たり、玩具でじゃらしてもらったり、ずっと一緒に過ごしてきた。
楽しかったな。ごはん、美味しかったな。
ずっとずっとずっと、幸せだったな。
この家に貰われて、この家族の一員になれて、ホントに幸せだったな。
だから、泣かないで。笑顔で僕を見送って。
…そんなもん、無理に決まってるだろ。
慈愛に満ちた理不尽さ
言われる筋合いなんてない
怒りを込めた謝罪の言葉
真摯な態度で暴走中
残酷なほどに喜劇な道
寝ても醒めても高笑い
高鳴る胸を耳に見えさせ
やまびこ聞こえた山頂で
――サメの言うことにゃ、
泣かないで
(泣かないで。)🦜
あのね
皆しゃん、はね。
[雀の涙]・・・。と
良く聞くと思うけど。🦜
《本当に泣くと思うかな。》
「僕の眼には、瞬膜。と云う
第三の瞼が
有って其れが
眼の乾きを、防ぐ時に
潤す程度
涙を出すんだね。」
✢だから、半分は正解
なんだけど
泣かないで。と
言われてても困るんだよ。🦜
✢雀の涙。と云うけど、
・燕の涙。
・文鳥の涙。
・白鳥の涙。
其れでも良かったんだね。🦜
【ちなみに、僕が鳴く時は
大日如来。様の神使として
幸せを運んで来たのだから
喜んで受け取って下さいね。】
❞幸せに成ってね。❝
🦜🦜🦜
「泣かないで」
今日の夕方、思い切り泣いた。
なぜか泣いたかわからない。色んなことを思い出したけど、どれが原因かと言われると分からない。積み重なりだろうか。追い詰められたせいだろうか。今はかなり落ち着いたが、寝る前にまた大号泣しそうで不安だ。
泣きたくないと頭では分かっていても、体が言う事を聞いてくれない。それでも泣かないって自分に言い続けなければならない。大丈夫、何も起こらない。大丈夫。
泣かないで
いつも明るくて涙とは縁のなさそうなあの子。そんな彼女が、ふと過去の大変だった出来事を話してくれたときがあった。
その話を聞くうちに、私は精神的に追い詰められて泣く彼女の姿を想像してしまった。悲しいのは相手のはずなのに、これは想像のはずなのに、心が壊れるほど悲しくなって、泣かないでほしい、とひたすらに怖くなっていた。
百万の花をかきわけ、逃げ込んだ先で少女はべそをかいていた。
誰にも見られないように。誰にも見つからないように。
だからハンカチを差し出す人もいない。
少女のやわさを誰も知らない。
それを自ら選ぶというなら、いつか涙で溺れ死ぬことのないように、もう泣くのはおやめなさい。
あなたの目尻をそっと舐める犬。
「泣かないで」 白米おこめ
『泣かないで』
「泣かないで」って言われたことはある。「お前は泣けば済むと思っているんだろ?」と言われたこともある。
あんなに泣くのは得意だったのに、何もしなくても涙が溢れることもあったのに、今では一滴も涙が出ない。
あまりに辛く悲しいことがありすぎたんだ。
泣いても何も変わらないと知ってしまったから。
「お前、泣きもしないんだな」
そんな風に言われるようになった。だからドラマとかでわーっと泣ける人は所詮演技なんだって思ってた。
なのに今私の目の前には、号泣する女がいる。
「泣かないで」
私がそのセリフを言うことになるなんて思わなかった。
この目の前の女は過去の私であり、今の私がなれない私。
「羨ましい」
そんな言葉が思わず口をついて出た。
目の前の女は怪訝な顔をして私を見た。
なんだ、涙止まったんじゃない。演技だったってことか。
「あんたみたいな女が一番嫌い!」
目の前の女は私にそう言った。うん、私もそう思う。私は泣けもしない女になってしまったんだ。だから感情をむき出しにして、そんな風に泣いたり怒ったりできるあなたが羨ましい。
「私は嫌いじゃないけどね」
そう言うと女は私のことを怯えた目で見た。そんなに怯えることはないと思う。だって私はただ泣けないだけの女なんだから。
「怖がることはないわよ。何もしないし。ねえ、どうやって泣いてるの? 私、泣けなくなっちゃったのよ」
「はあ?」
女は怪訝な顔をして、私は関わったらヤバい奴だと思ったのか、鞄を抱えてその場を逃げるように立ち去った。
私は本当に羨ましかっただけなのに。上手くいかないものだ。彼女の背中を見つめながら、私は立ち尽くしていた。
なんの感情も湧かない。そんなときは心の整理をする。心の整理とは言っても、部屋にあるものをひたすら捨てるんだ。思い出も、言葉にできないモヤモヤした感情も合わせて捨ててしまう。
スッキリした。
大きなゴミ袋が三つ。今回のモヤモヤはこの程度で済んでよかった。
泣くことはストレス発散にもなるらしい。泣けない私はそれができないんだから、こうしてものを八つ当たりのように捨てるしかない。
祖母からの手紙、もう祖母は十年以上昔に亡くなっている。いつも捨てようとして捨てられないんだ。この手紙だけは。
久々に開いてみる。
『まあちゃん、泣かないで。ばあちゃんはいつでも味方でいてあげるからね。だから頑張るんだよ。健康に気をつけて』
短い手紙だ。そうか、この手紙からかもしれない。泣けなくなったのは。だから捨てられなかったんだ。
いつの間にか私の頬を涙が伝っていた。なんだ、私泣けるんだ。
でも、泣かないんだ。私は祖母と約束した。祖母はもういないけど、約束は有効だから。
私は頬の涙を手で拭うと、その手紙をゴミ袋に入れた。もう二度と泣かないために。
(完)
もう長いこと、耳元で鼻をすする音としゃくりあげる声が聞こえる。
いつか振りの再会。
自分に非があるから仕方ないのだが、会ったとたんに一発殴られた。そのあとぼろぼろ涙をこぼすその男に息ができないほど強く抱き締められ、そこからずっとこのままだ。
どうにかして泣き止ませようとひたすら背中を撫でているが、なかなか落ち着かない。
「そんなに会いたかったのか?」と茶化し気味に聞いたら、「会いたかった」と蚊の鳴くような声で至極真剣に返された。
それから、「次離れたら、絶対許さない」とも。
その一言で悟った。離れていた間、いや、それ以前からこの男が抱えていた想いの丈を。
それは一人で溜め込み続けるには大きすぎたことも。
決めた。
もう離れない。
もう俺のせいで苦しい思いをさせたりしない。
それを伝えると、さらに嗚咽が激しくなってしまった。
俺はこいつを泣き止ませるためにも、自分の決意をちゃんとこいつに証明するためにも、また背中を撫で続けるしかなかった。
【泣かないで】
______
一緒にいるのが当たり前だからこそ、気づかない気持ちもある。
泣かないで
愛しい人よ
君の悲しみも
一緒に抱えるから
泣かないで_71
私以外の女を想わないで。
思い出されるだけでも
反吐が出るわ。
そんな弱い男だったかしら。
私が惚れた彼はいつしか消えて失せた。
なぜなら
それでもこの残酷な世界は
彼を生かしたから。
ほら顔をあげて。
その殴りたくなる泣きっ面を。
きっと誰かが言ってくれるのを
待ってるのでしょう
君は。
泣かないでなんて
ただのエゴイズムの塊よ。
泣かないで
轟々と燃え盛る黒い炎。
熱くはない、冷えていく。
吐いた息が白く変わり溶けていく。
炎の中にポツリと立っている。
黒く煤けたタキシードがじわじわと朱に染まる。
同じように煤けた顔に黒い涙がさらに顔を汚していく。
涙を拭おうともしない。
唯一汚れていない手で一対の指輪を撫でている。
一つを二つに、二つは三つに。
消えることのない罪の炎。
けれど決して悪い事だけでは無かったと。
足元に蹲る二つの亡骸と、一匹の青い猫。
自分一人がその罪を背負えば、愛する彼らを護れる。
ふわりと、薄紫の風が炎を縮めた。
淡い青色が黒い涙を拭い、去った。
白い光が凍える寒さを取り、去った。
黒い涙に隠された赤い目が驚きと光に満ちた。
嘗ての二人が見えた気がした。
透明な涙が煤けた顔に道を創った。
一瞬、ペルシャ猫が足元で一つ鳴いた。
「やっぱり、笑顔が似合うね。」
【泣かないで】
泣かないで
なんて自分が言う権利ないけれど
泣かないでほしい 自分も心が痛くなるから
【泣かないで】
いや泣いた方がいいと思う。
泣いていいと思う。
我慢して何がある。
『泣かないで』
「僕と...結婚してください!」
君の前で膝をつき結婚指輪を見せる。
最近仕事ばっかりで忙しくも理解してくれて
いつも以上に尽くしてくれた。
休日ぐらいは手伝おうと動くも一緒に家事をしてくれた。
美味しいご飯を作ってくれたり優しくしてくれる君に
何をしてあげれるだろうか。
今後の人生の時間を全部君に捧げて、
できる限りの幸せを送りたい。
君がいいなら結婚して永遠に尽くしたい。
...震えているのがバレてないだろうか、
君はそこまで本気じゃないのかもしれない。
返答が怖い。けれど...それも受け入れないと
今後君を幸せにできる人にはなれない。
セリフを言い切ってひと呼吸おき君の顔を見上げる。
君は口元を手で押え泣いている。
...ダメだったかもしれない。
そう思い立ち上がろうとすると、君は震えた声で答える。
「...私でいいの?」
「君じゃないとダメなんだ。」
そう言いながら立ち上がると君は僕に抱きつく。
子供のようにわんわんと泣く。
あぁ...そんなに泣かないでくれ。
こっちまで泣いてしまいそうだ。
幸せなのに涙が出る...
こんな不思議な経験は今後あるのだろうか。
語り部シルヴァ
【泣かないで】(創作物語)
あの子を悲しませる酷い奴
あの子を汚す汚い奴
あの子を痛ぶる悪い奴
あの子を泣かせる許せない奴等
由衣莉 「泣かないで…お願い。私が咲舞を助けるから、」
咲舞 「……、うぅ…、無理だよ、!」
由衣莉 「咲舞、お願い……泣かないで」
咲舞 「う…ん..、」
由衣莉 「!…ありがとう」
(貴方が泣いてる姿を本当に見たくない、貴方が他の奴等に泣かされる姿なんて、貴方が他の奴等のせいで感情が動いてる姿なんて…貴方の心が私以外の奴等のせいで傷付いて体にまで反応が出てる姿なんて見たくない)
咲舞 「由衣莉ちゃん……何したの?」
由衣莉 「咲舞が辛い思いしてるところ見たくなくて……
引いた、?よね…ごめん、お願い、っ嫌わないで!!」
咲舞 「嫌わないよ…ありがとう由衣莉ちゃん」
由衣莉 「えっ…よ、良かった、」(可愛い…咲舞喜んでる)
(私のためにここまでしちゃうなんて…可愛い由衣莉ちゃん私の泣いてる姿、見たくないんだよね、私のせいで狂っていく由衣莉ちゃん…1番ヤバイのは貴女なのに!!それに気づいてないなんて、物凄く可愛いよ…!!)
由衣莉 「どうしよう咲舞…バレたかも……」
咲舞 「大丈夫だよ、すぐにはバレないよ」
由衣莉 「でも…!今日警察が学校まで来てた…」
咲舞 「……由衣莉ちゃん、バレたらどうなるかな?」
由衣莉 「咲舞とは居られない…私……」
咲舞 「由衣莉ちゃん?私を…1人にしないよね……?」
由衣莉 「咲舞……うん、1人にしないよ」
(可愛い由衣莉ちゃん可愛い由衣莉ちゃん可愛い……大好きだよ…あーー可愛い可愛い可愛い!!!)
由衣莉 「もう、無理だよ…!」
咲舞 「由衣莉ちゃん…、私を1人にしないって言ったよね」
由衣莉 「………咲舞、私たち…」
咲舞 「私、由衣莉ちゃんと居られるだけで幸せだよ」
由衣莉 「私もだよ…私達、どうしたらいいのかな」
咲舞 「…由衣莉ちゃん、海まで行こっか」
咲舞 「ふふ…やっぱり海は綺麗だね」
由衣莉 「綺麗…でもこんな事してたら……!」
咲舞 「由衣莉ちゃん、私の事好き?」
由衣莉 「大好き…愛してるよ…咲舞が居てくれたらそれで幸せなの……うぅ…ッ…」
咲舞 「由衣莉ちゃん…泣いてるの?可愛い。私も愛してる…由衣莉ちゃんが居てくれたらそれで良い……ねぇ、由衣莉ちゃん一生一緒に居よう?」
由衣莉 「ん…咲舞…、」
咲舞 「手繋いでたら怖くない?ふふ…!」
由衣莉 「ずっと一緒だからね、手、離さないでね…?」
咲舞 「うん…絶対離さない」
(綺麗な海で誰にも邪魔されず一生一緒に居られるなら、貴方の泣いてる姿も私だけが見られるなら、幸せだからここで一生一緒に居ようね)