『沈む夕日』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
夕日。太陽が沈む。一日が終わる。何回目だろう。今までに何回地球は夜を迎え、朝を迎えただろう。
夕焼け空。こがね色の夕焼け空。
私は、明日を迎えられるだろうか。
憂鬱な学校生活がまた、始まる。
お休みなさい。
『沈む夕日』
沈む夕日を見ていると
「命」が少しずつ消え去っていく光景に見える
綺麗かつ残酷に表現するなら
[沈む夕日]が一番いい
怪獣のバラードという曲がある
真っ赤な太陽が砂漠に沈む
というシーンがスタートだ
最後には愛と海のあるところへ行くそうだ
歌詞ってすごい
作詞家ってすごいな
[沈む夕日]
〖 沈む夕日 〗
新しいクラスでの一日がひとまず終わって河川敷へ向かった
入学式での生徒会の仕事が長引いて
気づいたら帰り道に夕日が沈んでいた。
河川敷に映る景色は本当に綺麗
いつもそう思う
私にとってこの河川敷は
初めて恋に落ちた先輩と初めて話した場所でもあり
失恋して辛くなった時に来た場所でもある
この河川敷からはいつも星空しか見てなかったけど
沈む夕日を見るのも良いな。
何でかわかんないけど沈む夕日ってエモいよね
何故だか涙を流しながら
川に写っている沈む夕日を眺めていた
私がこれまで最も美しいと感じた夕日は由比ヶ浜の夕日だ。
西の半島の影に沈みゆく太陽。その角度によって変わる空の色。ピンク、橙、赤。
昔の人が極楽は西にあると信じるのも頷ける美しさだった。
世界を焼き尽くすのではないかという程の夕焼けに、それならそれでもいいなんて厭世的な事を思ったのは今すぐ取り消そう。
君が真っ赤な頬で伝えようとしてくれている気持ちを一分一秒でも長く僕のものにしておきたいから、世界よ続け。
『沈む夕日』
日曜日の沈む夕日
それを美しいと思える、僕の理想の心の在り方だ
沈む夕日を見ながら二人で海辺で抱きしめあった思い出今もまだ私の心の中に思い出として残ってあるよ_。
さざ波に 攫われぬよう 手を握る
君が夕日に 奪われぬよう
─沈む夕日
沈む夕日
歩いて
堤防沿いから
沈む夕日
見つめたら
頭の中
ぼんやりして
いつまでも
その場所にたたずむ
なな🐶
2024年4月7日934
沈む夕日を見ながら考える。
自分もあの夕日と同じだなって。
輝いていれば注目される。
沈んでしまえば見向きもされない。
生と死のよう。
人生のよう。
沈む夕日
赤く光る夕日
それを見るとさみしくなる
貴方と過ごした日々に終わりが告げられ
苦痛の日々が始まる
ああ、終わらなければいいのに
貴方と過ごす日々が永遠に
続いたらいいのに
なにもしない休日、人はそれを堕落と言う。
未来と朔馬はその言葉に倣うように、未来の部屋でぼんやりとした時間を過ごしていた。
暇さえあればどちらかの部屋に集まるのは、二人の日常だ。
駄弁や戯れなどの時間消耗のためのみに存在するすべてを入り混じらせて、熱中するとお隣から鈍いキックの音が聞こえてくる。
しかし今日はそれとはうってかわり、それほど会話が流れない。
静寂の中を通り抜ける微かな耳鳴りだけが、水道から垂れ続ける雫のようにこの部屋で響いている。
最初に栓を締めたのは未来だった。
「昔の人はさ、夕日が沈んでいくとき、海に飲み込まれたと思ってたのかな。」
「なにそれ、ポエマーですか。」
朔馬は失笑した。
想像と創造において豊かな男だとは思っていたが、不意にそのようなことを口走るほどとは知らなかった。
「まったく、才能豊かなものだ。」
声のトーンからして、これが皮肉であることを相手に隠す気がない。
ふらりと立ち上がり、にやにやした顔を未来の方へ向けながら、二人がくつろいでいたリビングの目先にあるキッチンへと足を運ぶ。
我が物顔で冷蔵庫を開けると、エナジードリンクを取り出して栓を開けた。
「あ、俺にも頂戴。」
「はいはい。」
同じものを未来にも渡す。
「で?昔の人は……なんだって?」
「今ってさ、科学的に証明できることが増えたでしょ。まあ分からないことも多いけど、昔ほど未知が近くにある状況じゃない。」
「え?未知が身近?」
「くっだんな。」
「じゃなくて、」
「もし俺がその時代にいたら、海とかいうどこにでもあるくせに不可思議で満ちてる存在に対して、およそ馬鹿みたいな好奇心を発揮してしまう気がする。その底が知りたくて、ふらっと沈んでそのまま海に殺されそう。」
「へえ。良かったな、生きながらえて。」
「沈む夕日」
だんだん日が長くなってくる。暖かい光に包まれて、夕焼けに向かって帰り道を歩む。<日が沈んだら急に暗くなっちゃうなぁ、、>
<大丈夫だよ> だんだん沈んで行く夕日がそう伝えようとしてくれてると思えた。 <明日また来るから。>
瞬く夜空by宮浦透
走って転んでむせ返った
沈む夕日と僕の心は
淡くオレンジに輝いていて
もうすぐの夜を待っていた
あー、でも僕の心には星は灯らない
また転んで次は血が出た
夜空はすでに綺麗に輝いていた
照らすものは今日の跡か
それとも明日への希望か
今日も太陽は仕事をした
沈む夕日 2023.04.08
沈む夕方
カチャ…カチャ チッ、チッ、チッ、チッ……
薄暗くて広い部屋に、ホ−クとナイフを動かす音と時計の音が鳴り響く…
窓の外には夕方が沈んでいた……その景色は君と出会う前までの寂しい景色とは違って見えた…
…次の日…
ピピピッピピッピピッピ…………シャッ
朝のぎんぎんとした元気のいい日光が僕の顔を照らす…
隣でお世話ロボットが僕を見ていた…
「幸治様…朝ご飯が…できましタ…」…
感情のない片言な言葉遣い…そらそうか…ロボットだし…
「あぁ…ありがとう」
僕の父は財閥の御曹司でとても家にいる時間が少ない…いや…いないと言ってもいいだろう…母はそんな父を浮気をしているから家にいないんだ…と言い僕を置いてこの家から出ていった…浮気をしていたのは…どっちだか……
作業を終えたロボットは会釈をし部屋から出ていった……
秋の風が少し寒くて身震いする…
道の横に咲いている金木犀を見ていると、突然鼻の奥にツンとした痛みを感じた…
「幸治様おはようございます!!」
「幸治様おはようございます!」
女子たちは当たり前のように、近づいて来て自慢のきつい香水を僕にふりまく…
「ねぇねぇ幸治様ってぇ頭よし、顔よし、でおまけにお金持ちなんでしょ〜!すごいよねぇ~」…
隣の女子が僕のことをひそひそと話している…
とても不愉快だ…
女子たちの話を笑顔で聞き流す…
つまらない話しだからかとても学校までの距離が長く感じた…
やっとの思いで学校に着くと、校門の前で持ち物検査の列ができていた…
「もうそんな時期か…」
僕はそっとため息をして、列に並ぶ…
僕に付きまとっていた女子たちも列に並んだ…
「はい、これは没収ですね~」
そう言って黒髪ロングの清潔そうな女子が僕から2番くらい前の厚化粧をした小太りの女子のカバンから化粧品らしき物を取り出した…
厚化粧女は納得ができていないようで怒り狂い黒髪の子を殴ろうとしている……
周りは見ているだけで助けようとしない…中にはこのままほうっておけば、持ち物検査が終わるのではないか…と呟く奴もいた…流石にこのままではまずいと思い、僕は止めに入ろうとした途端……
ドカン…
なんと黒髪の少女は厚化粧女投げ飛ばしたのだ…
私は沈む夕日を嘲笑った
みなは沈む私を揶揄した
どうしてもこの世界には身の置き所がないみたいだ
卑屈で無節操な雑草のようには生きたくなかった
高慢ちきなお歴々は私を置いてなぞくれない
「いくら気取ったって、所詮同じ人間じゃないか」
沈むことに抗って生きたいのか
否、沈んでは生きていけない気がするのだ
「桜の園」は喜劇であった
私の生き方も喜劇なのだろう
私の道徳革命は何処に?
#斜陽
自転車を漕ぐ君の後ろで心地よい風を感じる。
微かに香る潮の匂いと、とくんとくんと伝わる君の鼓動。
沈む夕日が何だか少し寂しくて、抱き締める力をほんの少し強くした。
静かに
ただ静かに
夕日は沈んでいく
僕の寂しさを飲み込むように
僕の悲しさを連れていくように
…あなたがいなくなってから
毎日がひどく退屈なものになってしまったよ
あなたがいなくなってから
僕は何をして良いか
何をすれば良いか
まるっきりわからなくなってしまった
…母さん。
そして今日も
沈む夕日に呟くんだ
『また明日、懸命に生きてくよ』と。
だから
#沈む夕日