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私は沈む夕日を嘲笑った
みなは沈む私を揶揄した

どうしてもこの世界には身の置き所がないみたいだ
卑屈で無節操な雑草のようには生きたくなかった
高慢ちきなお歴々は私を置いてなぞくれない

「いくら気取ったって、所詮同じ人間じゃないか」

沈むことに抗って生きたいのか
否、沈んでは生きていけない気がするのだ

「桜の園」は喜劇であった
私の生き方も喜劇なのだろう

私の道徳革命は何処に?

#斜陽

4/8/2023, 10:03:24 AM