『永遠に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
永遠って、なんでしょう。
どのくらいでしょうか。
例えば、ある2人の人間が『永遠の約束』をしたとして
その2人が死んでも、その約束は残り続ける。
その約束を、知る人はもういないと言うのに、
ああ、人間が怖い。
すぐに、永遠とか言う言葉を使って、
縛ってくる。
その約束は、地球が滅亡しても、残るのだろうか。
今この世の中に、
この『永遠の約束』はいくつあるのだろうか。
#永遠に
永遠に
私の好きなバンドのファンは、
自分に、ペンネームのような
「ライブネーム」をつけて、
ファン同士の交流時にはその名で呼び合う
といった習慣があった。今でもあるのかな?
その昔、ライブ会場で見たことのない
そのバンドメンバーの写真入りTシャツを着た子たちがいて、話しかけた。
自分たちで作ったオリジナルTシャツだと
いう。版権…という気もしたが、
気合いは十分な子たちだ。
言葉がおぼつかない。
アジア圏から来たという。凄い。
お名前を聞くと、
「私のライブネームは、えいえんです!」
えいえん…永遠か。
とわ、とかの方が可愛いよ、
という語学力が私には無い。
その子とはそこから友情が永遠に続いている
のだったら良かったが、
手紙の一往復くらいで終わってしまった。
手紙、というのも時代だな。
永遠に
永遠に愛してる
愛してるよ永遠に
望んでしまうもの、かもしれない。
そうだったらいいな、なんてことかもしれない。
でも。
”永遠に”続いてしまったら、きっと何もかも無意味になるんだろうね。
永遠に
【96,お題:永遠に】
「永遠に生きていたい」
人里離れた丘の上で、砂糖菓子を散りばめたような美しい夜に、誰かがそう願いました
何が彼女をそこまでさせたのか、手を組み、ただただひたむきに願うその様が
神には哀れに見えたのでしょう
星が降る夜に、1人 人間が消えました。
変わりにそこにあったのは、夜風を受けて揺れる1本のハナミズキ
人の気配が失くなったその丘に、月の光のスポットライトに照らされ
美しく佇む、彼女の姿がありました。
永遠に
永遠は解らない
この世界が継続してるのか
果てしなくちっぽけで
果てもなくあっさりと
果てている現在を遠くに見てる
ただの過去からみた未来
続いているのは錯覚で
続けているのは失敗で
続けていけるのは遠く果てしない
ただの希望からの回帰
永遠なんてわからないけど
きっとわからないことが続いてる永遠に
何処から来たのでしょうか?
人との関係は、ただ好きも嫌いもなく澱みのない川のようでありたい。
お前なんて死んでしまえ、永遠に。
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死んでしまえばいいのに。
この憎悪は山よりはるかに高く海より深く恋情より熱い。
こんな思いがどこから湧くのかなんてわかりきっている。
でも理由なんて要らないほどお前が憎い。
憎くて憎くて憎くて憎くて憎くて憎くてたまらない。
この重くて強い思いは永遠だ。
私が死ぬまで恨んでやる。
私が死んでも恨んでやる。
大っ嫌いなお前も大っ嫌いなお前を産んだ世界も嫌いだ嫌いだ嫌いだ嫌いだ!!
死ね、みんな死ね。
そして私も死ね。
『永遠に』
「永遠」に同情するぜ
平家が諸行無常を証明しちまったから
イデア界の森で迷ってんだってさ
僕のダサさの際限無さで
近似しようにもどうも欠けてしまう
まだ不完全を愛せる大人ではないから
そこに不純物が混ざって
やがて自意識へと発酵していくんだ
その過程自体が「永遠」の否定だから
僕は知らないふりをして冷や汗を流す
これは代謝でも生理的反射でもない
僕が心にぜい肉のついたデブだから
少しの揺らぎが違う系にも影響する
長い独楽の瓔珞で少しでも削いでくれ
甘ったれそうだ 早く 早く!
私はずっと恋をしないとめていた
だって私は障害と持病があるからきっと理解されないと諦めて殻に閉じこもる。
でも20代最後に君に出会えて君が私を理解してくれた事に嬉しかった。
そんな君を助けたい永遠に君のそばで、
君を支えたい。
大好きな君へ。
私の最後の恋を君捧げる…。
だから諦めないで。。。
永遠に
忘れられない想いがある
心を締め付け、時たまにシクシクとなく
そんな想いが…
自分自身を苦しめるこれは
きっと消えないのだろう。
ありがとうも、さようならも、
何もできないまま、自然と消えていったものは
なんの区切りもないまま、
心の中に今もなお住んでいる。
いつも唐突に心を苛んで、苦しめて、
涙をこぼさせる。
悲しい、苦しい、辛い
そんな感情を形にして表に出てくる。
悲しいだけじゃない。苦しいだけじゃない。
ましてや、辛いだけじゃない。
ただ、愛おしいものであればあるほど、
胸を締め付ける…
そう、永遠に、胸の中に住み続けていく。
そう、思える
「無限の愛と、永遠の愛、どっちがいいと思う?」
スマホを眺めていた幼なじみが不意に零した。
彼氏と別れたからさよならパーティをしたいと呼び出されてから半日、持参したケーキやスナック菓子、思いっ切り食べようとデリバリーで頼んだピザを食べ散らかし、ほとんど文句ばかりだった思い出話を聞き終えて、彼女は二人で撮った写真を整理しはじめたところだった。僕は思い出のグッズ処理班を任され、もったいないなあ、と思いながらも夢の国のカチューシャをゴミ袋に入れていた。
「それ、どう違うの?」
どっちも終わりがないという点では同じだと思う。
「わかんない?」
「わからんよ」
「無限の愛は、いくつでもでてくるラムネって感じでえ、永遠の愛はながーいポッキーみたいな感じ」
「……で?どこがどう、選ぶポイントなん?」
「フィーリング」
幼なじみの目尻に、涙が浮かんだ。重力に従って、ぽたりと落ちると胸に抱えていた黄色いクマのクッションに小さく染みができる。昔僕がプレゼントしたもので、すこし色褪せてきている。
「彼氏は……、元彼は、もっと、アソートチョコみたいなのが良かったんだなって」
「ますますよくわからん」
でも、なんとなくわかった。一種類の決まった味だけじゃなくて、他の色んな味を感じながら、ひと袋分、いつか終わるまでを楽しみたいタイプということだろう。
それじゃあ僕は長い長い、チョコ部分すら終わらないポッキーを選ぶと思う。
君が齧りにくるのを、ずっと待っている。
永遠に、眠ってしまえ。どうして、私達が逃げ続けなければいけないのだろうか。逃げ場を探して逃げ続ける、こんな事、心の傷を隠す絆創膏にもなりやしない。
消してやる。お前達の隠していた存在だけを残して、お前が大切にしているものを全て失わせてやる。毎日、コツコツと研ぎ澄ましたナイフがその肉体も心さえも切り刻む瞬間だけを私は心待ちにしているのだ。
目を覚まして、白い天井と対面する。これの繰り返し、あんなに強気な言葉を、心では吐くことが出来ても私は病院のベッドから出る事はできない。彼奴らに、つけられた傷がマグマの溶岩のように煮えたぎって熱が発生しているのを感じる。その熱を冷ますかのように、私の瞼の隙間から堪えきれなかった涙が枕に流れ落ちていった。
永遠に、忘れねぇからな。
お終い
空を見上げて困り顔
凍えながら貴方を待った
本当は傘なんて忘れてないのに
貴方無しでは歩けない
じっと見つめ嘘を付いたの
二人きりの帰り道に浮かれて
高鳴る心臓抑えては
好きという2文字が頭を回る
交わる視線に近づく距離
このまま永遠に雨が止まなければ
本気でそう思いました
【永遠に】
色あせて乾いたキャンパスに、再び色を塗り直す。
永遠に
とわに
えいえんに
読み方によって意味合いが違うらしい
とわに
「いつまでも変わらずにある状態が続くこと」
えいえんに
「いつまでも果てしなく続くこと」
「時代を超えて存在すること」
確かに似てるようで違うかも
取り方によっては、どちらも
平坦な道がずっと続いてるような感じもするけど。
えいえんに平坦な道が果てしなく続いてるかと
思うと、それだけでゲンナリする。
とわには、平坦な道が続いてはいるけども
昔からある道が変わらずに残ってるっていう感じ。
私はとわにの方が好き。
あと、とわにの方がなんとなく温かい。
えいえんには寂しい、冷たい感じがする。
捉え方、考え方は人それぞれだから、
色々な答えがあると思う。
とわに愛を。
えいえんに愛を。
やっぱり、とわにの方が好きかな
永遠に…って言葉に疑問を覚える
基本永遠なんてないから
永遠があればずっと睡眠とってたい
でも永遠なんてない
人はいずれ土に還るそしたら今の人生に幕を閉じるんだけどね永遠に
生きてる時に永遠はないのはなんの皮肉だよ
永遠に変わらぬものなどあるのでしょうか
貴方の心は変わらず私に向けられるのでしょうか
私の命は既に消えかかっているようです
寂しがり屋な貴方には誰かがついていないと
ひとりで生きていけない貴方ですから
私がいなくなってしまったら貴方は生きてはいけないでしょう
貴方が生み出す言の葉を私は深く愛しています
なので貴方には生きていただきたいのです
貴方のことを愛している人を私は知っています
なので私の代わりに貴方のお傍に
とても心は痛いけれど仕方の無いことです
愛する貴方、愛する貴方の言の葉の為に
どうか私の代わりに愛して下さい
いつか貴方の命が終わる時に必ず必ず迎えにきますから
それまでは私の事はお忘れくださいね
貴方が私を忘れても
私は貴方を永遠に
永遠に愛しています
それでは束の間のお別れを
ごきげんよう
永遠?
私には無縁な概念
かも…
永遠と思えることが
何一つとしてないから
だから
一瞬でいいから
永遠を感じてみたい
please
まー
永遠に続くと思っていた苦痛
そこに光をくれたのは君だった
掴もうとしたら消えてしまった光
まだ目に焼きついて残ってる