『永遠に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
"永遠に"
《永遠》のものなんて無い。
無いけど、受け継いでずっと続けていく事はできる。
一番分かりやすいのは、ものづくりの技術──切子硝子や木組みなど──と、調理法──料理店のレシピとか、一番身近なのは各家庭独自のレシピ──。
繊細で難しいけれど、美しくて暖かくて…。未受け継いでいきたい大切なもの。無くしてはいけないもの。
そんな素敵なものを、大切に繋げていく。未来永劫続いていきますように、と願いながら。
時計の針で計ることが出来ないほんの一瞬でも、永遠に戻ることはできない。
分かっているからこそ、決断までに時間がかかる者。
分かっているからこそ、迷わない者。
そんなことなど考えることもなく進む者。
どれも間違いではないといわれるけれど、きっとどれも正解でもない。
誰にとって何が正解か、それは時に自分でも分からない。
一度しかない人生を意識することは難しい。
起きて、学校嫌だなあって思いながら
学校に登校して、結局楽しくて、
疲れて帰ってきて、宿題やって終わって
この文章を書く。
それが毎日のことで
楽しい幸せな毎日。
この楽しい幸せな時間はいつか終わってしまう。
当たり前のことだから、もし終わったら
私はどうするんだろう。
当たり前って思っちゃってるから想像すら出来ない
けど、これだけは分かる。
この毎日の時間は
ずっと永遠に終わって欲しくない。
「永遠に」
これは現実を文章に書きました。
つまり、文章に書いてるのは
私が現実で思っていることです笑
あと、今までは何があっても無理やり文章投稿
してましたが、投稿できない日も出てくるかもです。
できるだけ投稿しようと思うので…💦
そういうとこよろしくお願いします(?)
永遠に幸あれ。
お兄ちゃんが書いていた小説の、最後の行にはそう書かれていた。
あなたがいない世界で、どう幸せになればいいの。
永遠を私から奪ったのは、あなたでしょう。
ずっと一緒だと、契りを交わしたあの夜。
月が私と貴方を照らしていた。
簾から月光が差し込んだあの日。
私達はお互いを隠すように、消えてしまわぬようにと身を寄せた。
貴方の腕の中から見る満月は、何よりも美しい宝石のようだった。
ーーそして今、私は一人、簾から月を見ている。
あの人も同じ月を見ているのだろうか。
涙で滲んだ三日月は、あの日見た満月のよう。
私は永遠に、貴方と見た景色に囚われる。
# 永遠に
ステキな恋をしました
愛する意味を知りました
運命のイタズラ…
好きだけじゃどうにもならない
そんな理不尽な世界があることも
知りました
泣いて泣いて
心がズタズタになって
でも生きることをやめずに
歩いてきたのは
あなたとの約束があったから
サヨナラは言わない
0.1%の希望を抱いて
二人の運命がまたクロスする時が
来るから。
必ずいつかまた会えるからと
サヨナラの代わりに
👋またねと手を振って
わたしの魂に語りかけた
あなたの言葉を
ずっとずっと信じている
真夜中の空を、一人眺める。
煌びやかに輝く星々に、静かに灯るお月様。
あぁ、美しいな...
何百年も変わらないこの景色。
見飽きもしない、煌びやかなこの景色。
きっとこの景色は、来年も、再来年も、ずっと続いていくのだろう。
---二作目---
永遠なんて存在しない。
『この幸せが永遠に続けばいい』
と人は言うけれど。
人の命には、必ずしも終わりが来る。
だから、願っても無駄だと、そう思っていた。
けれど、あいつと出会ってからは...そう願ってしまう気持ちが、凄くよく分かった気がした。
「いってきます」
「いってらっしゃい」
「ただいま」
「おかえり」
そんな言葉を毎日交わす、そんな些細な日常が、こんなにも幸せで--
「...この幸せが、永遠に続けばいいのにな」
そう願わずには、いられないんだ。
#永遠
107作目
300字小説
『不死の薬』
「私がその魔術書に書かれた『不死の薬』を飲んだ人間の一人です。もう一人は書の著者、私の恋人ですわ。彼は私と永遠に生きる為に薬を開発し、でも、飲むときに分けたとき、どこかに差が出たのか、八百年生きた後、急速に老い亡くなりました。私を置いていくと知りながら、私を殺すことは出来ないと謝罪して。それからの人生はお察し下さいまし。そして、やっと、この書を読み解き、薬を再び作ることの出来る魔術師が現れたのです。お願いです。私を永遠の地獄から解き放って下さいまし」
呪文を唱えると彼女は礼を言いながら、サラサラと崩れ消えていった。
作った『不死の薬』を無効化し、投げ捨てる。瓶の割れる音が冬枯れの森に小さく響いた。
お題「永遠に」
#41 永遠に
良き時も悪き時も、
富める時も貧しい時も、
病める時も健やかなる時も、
共に歩み、他の者に依らず、
死が二人をわかつまで
愛を
2023/11/2
永遠に…
なんて酷くて、優しい、響きなんだろう。
ずっと
これからも
一生
そんなふうに言われると
何故だか、涙が出てしまう。
それが嘘だった時が恐いのもある。
他人を信じきれない自分も
悲しいのかもしれない。
儚くて、尊い。
欲しいけど、眺めるだけで
充分なような。
その温かさに、少しだけ
目を閉じて。
短い夢を見てみたい。
【お題:永遠に】
両親を見てると「何で結婚したのかな?」って思う。初めはお互い愛し合っていたんだろうけど、今はそういう風には見えない。喧嘩をするわけじゃないし、仲が悪い訳でもない。だけど、2人で出かけたりしないし会話も少ない。会話をするとしても、必要なことや夕食の時ぐらいだ。だから、永遠なんてないのかな。1人の人を一生愛するなんて、存在しないのかな。わかってる。わかってるけど、人は永遠を求めてしまう。
終わらないものは
誰かを笑顔にするのだろうか。
私なら泣いてしまうだろう。
続くことしかできないなんて
最期を迎えることができないなんて
どこまでも不幸な話だ。
“永遠に”
君を思うことは、とても苦しいことだ。
この部屋にある酸素を全て取り込んでもダメなくらい、息が上手くできない。
どうか、この季節が早く終わりますように。
どうか、君が幸せで過ごせますように。
「永遠に」
持論だけど想いは「永遠に」続くと思っている。
くさいセリフだけどそう願っている。
一人君を残さないようにあえて伝えなかった好きという思い。言葉。
あの時伝えれば苦しい思いをしなかったかと考えると後悔するけどそれは僕だけだね。
君に伝えてしまったら君が苦しむことになるから。
深い意味だからこそ伝えなかったんだよ。軽々しくは言えなかったんだよ。
忘れられない人になったよ。
君の左手薬指に指輪を入れた時
映画館で席を立つ時、そっと涙を拭いてた事
一緒に写真撮る時のピースサイン
永遠にとっておきたい一瞬がたくさんあるよ
永遠に変わらないものがあるとして
時計の針は動くのだろうか
/お題「永遠に」より
永遠に
早苗「この世界に永遠と言えるものはあるのだろうか」
翔吾「またえらく哲学的なものを言い出すな」
早苗「哲学的。そう、哲学的に言えばこれは永遠と言えるものが存在するのかという問いは永遠に存在するのかと言えて――」
翔吾「やめとけ。その言い回しだとバカっぽく聞こえっから」
早苗「は〜! 僕がバカだって言いたいのかい? だったらそんな僕の話にいつも付き合う君は大バカ野郎って事じゃないか!」
翔吾「そうかもな」
早苗「ぎっ」
翔吾「なんだその声」
早苗「き、君、自分が言っていることをきちんと理解しているのか!? ああもうなんだよ調子狂うなあ!」
一ノ瀬「あの二人また夫婦漫才してんね」
栢山「永遠にやってろ〜って感じ?」
#26『永遠に』
……だから時間ってのは相対的で、空間でさえ伸び縮みする。うん、これが相対性理論ね。ああ、で、運動量保存の法則だ。……あー動くモノは質量が増えるてこと?難しいなー。つまり、エネルギーは質量に姿を変えるってわけだ。
本当に面白い。すごいね、こんなに色々知ってて。俺よかアインシュタインだろ、スゲーのは。
どっちもだよ。目には見えない現象なのに、こうも認識する世界が変わっちゃうんだから。
「急にE=mc²ついて聞くなんてどうした。お前もこっち側の仲間入りか?」
「私はもともと文理問わず勉強は好きだよ。でもとことん極めてる人にはかなわないんだもの」
でね、ロジックを超えたこの式のお話がしたかったの。あのね、誰かに興味を持って惹かれていくみたいに、宇宙的な力は愛なんだって。愛ィ゙?心底引いたような顔しないの。まあ、力=愛って変な感じだけど。
世界を癒すエネルギーは光速の2乗で増える愛によって得られて、愛には限度がないから愛こそが存在する最大の力だ、ってアインシュタインが。
嘘だな。即答じゃん、フィクションとノンフィクションの織り交ぜだからそうだろうけど。
でもでも、そういうふうに捉えるのもまた素敵じゃない?……そうかもな。
目に見えるものって安心するけど、見えないもののほうが普遍的だったりする。私達の命は有限だしこの関係がいつまでも続くとは言い切れないけど、1秒でも長く彼と一緒にいたい。
永遠に
ずっと一緒にいよう
そんな約束をしたこともあったっけ
だけど
別れはあまりにも早くて
私は長い時間を
ひとりで過ごすことになった
他に縁がなかったわけでもないけれど
君のことを忘れられなかったんだ
だから
もう一度約束させてくれないか
私ももうすぐそちらに行けるから
これからはずっと一緒だ
永遠に
永遠、かぁ。
【永遠の愛】とか、【永遠の友情】とかほんとに存在するの?
創作物の中にしかないのでは?
そう思ってしまうくらい、僕の周りにそんなものは存在しない。
現実に存在していたとしてもそれはほんの一握りなんじゃないだろうか。
それとも、僕が無意識のうちに遠ざけてしまっているのかな。
いつか【永遠】に終わりが来るんじゃないかと怯えてしまうから。