『永遠に』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『人間がいる限り』
産まれることは、いつか死ぬことで
人間がいる限り、命を繋いで永遠に続くこと
だから、自分に胸を張って今を精一杯
正しく過ごすことが、生きること
#永遠に
叶わないからこそ望むものなのに、そのことをわたしたちはあまりにも忘れがちだ。
愛も命も、楽しい時間も、等しく有限であるというのに。
だから今この瞬間を大事に、と柄にもない言葉が喉に引っかかったのと同時に、だから確かめ合うんだよ、とその人は笑った。
この時間が続けばいいとお互いに思えれば、その瞬間はまさにそうなのだと。
都合が良い。でも、屈託なく綺麗なものを信じるその姿は眩しい。嫌いではない。
それなら、今のわたしの気持ちと同じことを、あなたが考えているのならば。この瞬間だって。
(そんなこと、口に出せやしないけれど)
永遠に
あなたと共にあるいついかなる時も
このまま続けばいいと思ったのです。
(Always)
訳:いつも
「永遠に」
「不老不死」は、昭和の時代、「世界征服」と並んで、ヘンテコな仮面を被った悪の首領が望んだものだった。
ちょっと違うが、「銀河鉄道999」も、主人公が永遠に生きられる機械の体をタダでくれるという星に行く話だ。部品を交換し続ければ、永遠に生きられるということらしい。
ただこの不老不死。全くSFの世界だけの話ではなくなってきている。もちろん今すぐにという話ではないが、将来的には実現できる可能性があるらしいのだ。
先日「カズレーザーと学ぶ」という番組を観て、私はたいそう驚いた。
遺伝子技術による若返りの可能性。人間拡張工学によるデジタル不死。光免疫療法によるがん克服。医療技術は、SFの世界だったものを、現実のものにしつつあるのだ。
そのうち、見た目は25歳だけど実は300歳、みたいな世界になるかもしれない。適齢期という考え方もなくなるだう。500歳だけど20歳にナンパされましたみたいな話もあり得るわけだ。
この「カズレーザーと学ぶ」はおもしろかったので、毎回観ようと思う。ご興味のある方はぜひ。見逃し配信は TVer で!
『永遠に』
時の迷宮を彷徨い続ける咎人
産声と断末魔の狂宴
石を積む老人が歓声をあげる
断罪と贖罪のアレグリア
太陽を喰らった月の愉悦
終わりのない螺旋構造
【永遠というモノはあるのか】
ある時自分は疑問に思った。
そして個人的な結論。
幸福な永遠は長くは続きにくい。
反対に不幸な永遠は長く続きやすい。
幸福な永遠は淡く散る。
一瞬の風で散らばり落ちる花弁の様に。
不幸な永遠はしがみついてくる。
まるで地の深くに張っている根の様に。
記憶から離れない。
─永遠に─
どんなに嫌でも自分の親は変えられない
家庭環境のせいにはしたくないけど毎日病むのはもぉしんどいよ
止まらない歯車があるとしたら、それが永遠ってことなんだと思う、止まらないでいられることは、きっと寂しいだろうね
『永遠に』
永遠に永遠なんてモノは存在しない。物事には必ず終わりが来る。本当にそうでしょうか?貴方は昨日何を食べましたか?寒くなってきたので、鍋やおでん、シチューなんかを食べた人も多いかもしれませんね。貴方が食べたモノに使われていた食材は何でしょうか?その調理法とはどんなものでしょうか?野菜でも肉でも人が野生種から何百年何千年と品種改良を重ねて来たものです。魚も始原の魚ハイコウイクチスから進化してきたモノたちです。その料理法はどの時代の誰が始めたものなんでしょうか?そもそも親が産んでくれなければ自分も存在しないし、親はお祖父母が存在しなければ存在しません。過去が今の過去と寸分違わぬ形で存在していなければ、昨日その食事をしていることにはなりません。宇宙は何処から始まったのでしょうか?ビックバン?何もないところから?不思議です。
未来を見ると先が見えないから必ず終わりが来ると思ってしまいがちです。確かに人類は滅びてしまうかもしれません。でも過去を振り返っていくと、ずーとずーと伸びていきます。何処が始まりか知らない。分からない。だからこそ言えることが有ります。はるかな過去から見たときの今は正しく永遠なのです。また今から見た過去も永遠なのです。
約八十四年という永遠の中で
僕たちは恋という数年の短い愛を誓う
お題 「永遠に」
人の命が儚いことは分かってる。
それは側でずっと見てきた、沖田くんの最期を見送った時に痛感した。
あんな気持ちにはもう二度となりたくない…だから貴方を主と認めたくなかった。だって、どうせ僕らを置いて逝ってしまうんだから。
でも、でもね、貴方と共に過ごすうちに思ってしまったんだ。
僕も貴方の愛刀と呼ばれたい。貴方のために戦いたいって…沖田くんほどではないとしても、こんなにも僕を使いこなしてくれる貴方に心から仕えたいって思ったんだ。だから決めた、修行へ行くって。他の誰でもない、貴方を守る為、この場所を守る為に強くなりたいって思ったんだよ。限られた時間だと分かっていても、永遠にこの時が続けばいいのにって思ってしまう。どうかいつまでも僕を側に置いててね、主。たとえ貴方が死してなお、この大和守安定…貴方の魂を永遠に守り続けるよ。
87番 大和守安定
ねえ、永遠ってなんだと思う?
そう聞いた私にいつか貴方は教えてくれた
んー、2人が死んでも一緒に居られることかなあ
貴方と永遠に。
永遠に生きることなどできない人間。
偉人と呼ばれる人は、永遠に近い存在なのではないか、と考える。
人々がその人物の偉業を伝え続けることにより、その名は永遠に残るのではないか。
人々が伝えるのをやめたら、その名を知る人がいなくなったら、永遠ではなくなる。
そう考えると、共有し続けられる
「知識」というのは永遠に近いのかもしれない。人がいる限り。
しかし、途方もない長い歳月であろう永遠に続くことなどやっぱり私はわからない。
戦場で倒れた兵士の視界に、花が現れる。
こんなところにも花が咲くんだなと兵士がぼんやり思うと、「私は戦争が終わったら枯れます」と花が言った。続けて「だから私はずっと咲き続けています、きっと永遠に」と言って泣いた。
兵士は花に手をやって、ごめんなさいと言った。
花が枯れるのを見届けて、兵士は息を引き取った。
私が永遠に彼を想っていることが
彼に届くことは永遠にない。
ケンカをして怒らせたこともある
泣かせてしまったこともある
けれど
直ぐ仲直りが出来るのも君
ここのドーナツが一番好き
そう言う
君の無邪気な笑顔
隣で眠る君の顔
これからも君と永遠に
宇宙にさえ寿命があると言われているのに、永遠に続くものなどあり得ない。大体の現代人はそう考えているはず(‥よね?‥違った?)。
なら、「永遠に」という言葉自体がおかしいというか、死語になってもよさそうなんだけど、きっとそうはならないんだろうな。
この世には、かなりの数のロマンティストがいるからね。
#永遠に
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「永遠に」
永遠は信じない
それでも
努力はする
永遠に愛を誓ったはずなのに。
そんなのは幻想だったのね。さよなら、ばいばい。
枯葉が路上をダンス
うろこ雲が空でダンス
秋晴れのひと時の
楽しい輪舞曲
季節が巡る
常永遠に繰り返される
自然の営み