『桜散る』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
楽しかった。その、楽しかった過去にしがみついて、変わろうとしない。仕方がない。
いつだって、過去は曖昧になり、美化され、やがて思い出されなくなる。わたしたちの中ではなかったことになってしまう。
しかしそれは、良い一面もあるだろう。
過去への執着が消えると、『今』を爽快に駆けることができる。要するに、楽しくなる。
そしてまた、1年が過ぎ去る。
こどもの私は、その先のことを知らない。今、私は楽しかった去年に戻りたいと思っている。しかし、こどもそのものに戻りたいという人もいるだろう。
皆違う今を生きている。そして今は、いつか儚く散る。そしてまた、未来の自分の糧となる。
桜のように、美しい過去となる。
桜散る
河川敷
過ぎ去りし日々
胸焦がし
悔いて遅しと
花笑ひ散る
難end
『桜散る』
知ってる?
桜が散るという意味を…
受験生の前で言うのはやめた方がいい。
桜散る季節は
自分の感情に
かき回される
悲しいときは
花びらがなくなっていくのが
辛くなる
嬉しいときは
葉桜になっていくことが
未来への希望に感じる
桜にはパワーがある
桜散る
桜散るこの季節があなたがいなくなってから3巡目。
薄いピンク色のカーテンにあなたが包み込まれていたのを今でも、鮮明に覚えている。
桜散る
私の新生活の
楽しみと不安が
最近
桜と共に
散っていく
他の桜は
散っているのに
あの桜だけ
まだ満開
私のこの
切ない気持ちを
ギリギリまで
残そうとしてくれているのかな?
私の辛い気持ち
全部 桜と共に
散って欲しい
桜散る。
道がピンクに染まる。
その上を行く。
新たな生活に向かって。
桜は散る時が1番美しい。 そんなこと誰が言ったんだ。桜は満開の自分を見て欲しくて満開になる。それなのにそれを知らずに散り際が美しい。馬鹿げてる。人間だってそうだ。努力しているのを見て欲しい。でも結局見られるのは結果だけ。そんな世界は滅びゆく時が美しい。
桜散る
桜見に行こって思ってたのに
花粉症と雨でやめちゃった
だから代わりにストーリーに流れてくる
桜でお花見した
今は、ネモフィラが主流らしい
季節感すら、画面越しで感じるようになっちゃった
春爛漫 二週間後に 桜散る
「書いて」の俳句
桜散る
あっという間に
桜咲き
桜散る
こんなにも
人が大好きな花
日本の誇り
なな🐶
2024年4月17日1005
桜散る
切ないね
でもまた咲くね
でも短いね
もう少し長く咲いてほしい
心おどらせておいて、すぐ散ってしまう
のは、寂しいものなんです
桜は散り際も綺麗だと感じる
そう思うのは日本人だからなのか
日本人は死生観を桜に重ねるらしい
理想はパッと咲いてパッと散る
太く短く生きることだけど
どうやっても生きようと悪あがきする
こう言う時ほど生を感じる
死にかけている時ほど頑張っちゃう
例え後であの時終わらせておけば良かったと
後悔するとしても
桜のように生きたいけれど
桜のようにはなれそうにない
お題:桜散る
#桜散る
桜が散る。
雨と風のせいだ。
でも、この雨と風が無いと、本当の暖かな春も来ない。
散るって、無くなる敗れる イメージだけど、『冬が終わるよ』て お知らせ
「桜散る」
さくら色の綺麗な花びらが地面にちら巻かれたように落ちている。
ちょっと前まで立派に咲いてた桜の木の下で立ち止まった。
<あーあ、桜の時期が終わっちゃうなぁ。学校も色々大変になる>
そう考えると、なんだかちょっと苦しい気持ち。
その気持ちを抱えて、上を見上げた。そこには美しい黄緑が見えた。
<大丈夫!何かの終わりはまた違う何かの始まりさ>
桜が散るのを見つめながら、いい気分でお家に帰った。
電車を降りて目的地へ向かう
くたびれたスーツを真似するように俯きながら歩く
いつか自分にも春が来るとかつては信じていた
ぽつぽつと
視界の隅に花びらが落ちている
いたる所にそれはあって退屈な道を彩っていた
私は顔を上げた
桜は既に散っていた
~桜散る~
「番号ね、なかったよ」
看護学校の合格発表は、コロナウイルスの影響でどの学校もオンラインだった。
第1志望の学校というのが特になかったけれど、専門学校ではなく大学に進学したいと思っていた。だが、母は違った。学費の安い専門学校に進学することを切に願っていた。
公立の学校を2校受験した。1校は倍率7倍越え、難関校だった。入試問題も例年よりかなり難しくて、得意な数学で全く手応えを感じることが出来なかった。
もうひとつは1次試験を通過することは出来たけれど、2次の面接は圧迫面接だった。何故不登校になったのか、好きな教科が国語と言っているがその割に内申が低くないか、看護師を目指す人が通う場所で助産師を目指す人間が来る学校では無い等こっちから願い下げだと思いながら学校を後にした。
受かるなんて甚だ思ってなかった。けれどやっぱり、掲示板に自分の番号がないと落ち込んだ。
見事に桜は開花することなく、散った。
「無理でしょ、看護欠席に厳しいこと知ってるでしょ??あなた何日欠席あるの、30日以上あって遅刻も早退も多い。今までで見たことないね、看護受かるなんて。バイトで歯科助手してるんだったら歯科衛生士とかも考えてみたら?まあ難しいだろうけどね」
12月、進路指導の先生にいきなり面談をすると言われて渋々進路指導室に行ったら頭ごなしにいわれた言葉
他の生徒は毎週のように面談してるのに1回も呼ばれなくて、呼ばれたと思ったら12月にこの話をされた。
共通テストをやっぱり受けることにしたと言ったら5月の時点で言っていないから無理だと言われた。
学校帰り泣きながら塾に行ってその事を話すと学校に連絡してくれて、担任と学年主任も巻き込んで受験可能になった共通テストは散々な結果だった。
もう無理かもしれない、やっぱり不登校が看護を目指すなんて無理な話なんだと心が折れた。
最後ひとつだけ、親に頼み込んで受験させてもらえることになった大学にだけは受験をしに行った。
やる気も何も無くて勉強していなかったけど、何故か手応えがあった。
合格発表の日が来るのが怖くて仕方がなかった。
この学校が無理だったらあと2校専門を受験することになってるけれどどうしてもその学校には行きたくない
頼むから合格していてくれと願いながらホームページを開くと、合格の2文字が表示されていた
本当に嬉しかった、進路指導の先生や担任、学年主任に散々無理だと言われたけれど見返してやったことも助産師の道をあきらめなくて済んだことも本当に嬉しかった。
なんか懐かしいな、初心忘れないことって意外と大事なのかも
こんなに頑張って入った大学辞めるとか考えてたけど馬鹿だね、今までの努力無駄になっちゃうもんね🥲
今年は慌ただしくて花見に行けなかったけれど、
全て散ってしまう前に少しでも、と
仕事の後、お前と夜桜を眺めながら帰った。
儚いくせにどこか柔らかな力強さも感じさせる、
闇に浮かぶ桜たち。
ふとお前が俺を見て笑った。
「頭に花びら乗ってる」
不意に伸ばされた手。髪に触れる指。
息が止まる。
……動揺を、悟られてはならない。
離れていく指を目で追う。
「……お前の髪にも、ついてるぞ」
えっマジで、取ってー、と頭を差し出されて
平静を装いながら同じように取ってやった。
夜の闇の中で良かったと心底思う。
顔が熱い。心臓が痛い。
「さんきゅ」
とれたぞと声をかけてやれば、いつもの笑顔。
そのまま桜吹雪を暫く二人で見上げていた。
見上げながら、気付かれないように。
指に摘まんだままだった花びらを、
俺はこっそりとポケットに忍ばせた。
桜吹雪
舞い散るその
無数の花びら達を
ずっと見つめていると
気が狂う
そんな話
どこかで読んだような
狂ってしまえれば
どんなに楽かと
思った事も数知れず
もうすぐ
誰もが涙拭いた
桜散る季節も過ぎて
流れ落ちる汗と共に
恋が散った
暑い季節が来る
「桜散る」
( 桜散るって言葉で表現しても綺麗だよね。)
君がそう言っていた。
( 桜を好きじゃない人なら‥‥ )
言おうとして辞めた。
理由は君の答えを否定したくなかったから。
ただ、それだけ。