『柔らかい雨』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
時雨桜
時雨桜 宵の月
風に吹かれ
舞い上がれ
時雨桜 散り光
私と共に・・・
鮮やかに華咲かせ
美しく切なく
艶やかな白い華弁
魅せられ儚く
ひらり ひらり
散り堕ちて
一時の夢現は
はらり はらり
散り吹かれ
哀しみの桜華
又 逢える日迄・・・
時雨桜 宵の月
風に吹かれ
舞い上がれ
時雨桜 散り光
私と共に・・・
時雨桜 時定め
咲かる夢に
涙して魅て
時雨桜 凛の死
私も逝く・・・ 桜・・・
柔らかい雨が
僕を濡らしていく
傘をささずに
夜道を歩く
ある場所まで寂しく
歩き続けていつか雨が止む
その時まで歩いてゆく
どうしようもなく辛くて、苦しくて、怖くて。
そんな現実から逃げ出したくて、無意識に外に出ると、外には、柔らかい雨が降り注いでいた。
まるで、世界が洗われていくようだ。
雨が止むと、大空には七色の虹が架かっていた。
世界には、こんなにもたくさんの色があったんだなあ。
それから、ふと思った。
私の色は、どんな色なのかしら。
柔らかい雨
ぽつりぽつり降るお天気雨。
晴れだけが天気じゃないよと
優しく教えてくれる。
#28 外は、柔らかな優しい雨が降っていた。
昨日のことを思い出す。
発作が激しくて、学校で起きたということも辛かったけど、
"彼"が助けてくれたおかげで安心して、落ち着くことができた。 発作も無事に治まって、すごく心配されたけど、「ありがとう」と丁寧にお礼を言って離れた。
早朝から、雨の音が聞こえる。いつもよりも寒くて、暗かったけど、優しい雨の音が心を穏やかな気持ちにさせた。
"彼"のことも思い出しながら、幸せを感じた。
どんどん、命が縮まるのも感じる毎日。
でも、この幸せな気持ちのままなら、もう、この世からいなくなってもいいかも、と少しだけ考えてしまった。
___柔らかい雨
【柔らかい雨】短編⑧
柔らかい雨に
ぽつぽつとうたれて
ぽろぽろとココロの片鱗が
はがれ落ちた
柔らかい雨は
わたしをぱらぱらと包んで
ぽとり、と雨にまぎれて
ナミダのしずくが
頬を伝った
神さまが 神さまが
わたしを呼んでいるのです
祭りの太鼓の音が
わたしを急かすのです
明日で私は新しくなるのだから
今日までのわたしとはさよなら。
「あ、雲の間から日が差して来た」
もうすぐ雨がやむかなってとき、
私は雨が柔らかく感じる。
雲からさしこむ光をみて、雨があがる時を想像してワクワクするからかな。
時刻は午後2時。
晴れ間も見えてるし、もうすぐやむかな?って期待を胸に今歩いている道を進む。
柔らかな雨って、なんだか落ち着く。
お日様がある雨上がりってなんだか周りがキラキラしてて好きなんだよね。
あがるのが楽しみだな。
柔らかな雨
雨が霧みたい
思わず傘から顔を出して
空を見上げたら
雨は私の心の空白を満たすように
静かに優しく包み込んでくれた
雨の日も少し好きになったかも
"やわらかい雨"
柔らかい雨が降る
こんな雨なら
濡れてもいいかな
雨が上がったら
お日さまと
虹が見れるかな
柔らかい雨
部屋から眺めてたら、雨が降ってきた
それから柔らかな雨とともに、眠気が来た
柔らかな雨
柔らかな雨、
雨なのに陽が差している。
遅い春、静かな午後、
キツネの嫁入り。
柔らかい雨
煙る空気の中を、音なく歩く。
「柔らかい雨」の当たる感覚が心地よくて、傘はいらない。
自分を優しく包んでほしい。
涙が誰にも分からないように。
すべて洗い流してくれ。
柔らかい雨
私を見つめている貴方
貴方を見つめている私
ああ、私はもう死ぬのね
そんなに泣かないで
そう言いたいのに声が出ない
貴方の頬が涙に濡れている
私の頬に柔らかい雨
なんて優しいの
柔らかい雨に、原付の停止ランプが沁みる。
学生時代の焦燥、憧れ、恋心は、
今となっては、ただの思い出。
ただの、と言えるほど成長してしまった私の、
*今*はどう?
あの頃よりも、必死に生きていはいないと思う。
私は必死に生きてたんだなぁと言う、過去に
同時に、これからどうしようかと言う、未来。
黄信号、雪の積もった満開のソメイヨシノ。
驟雨は、誰かの溜め息と混じり、
泣き腫らした君の顔と同化する。
『また』と吐き捨てた言葉に、
海の青さは答えてくれない。
それが、恒久に笑えると言うことだよ。大丈夫。
私の頬にやんわりとした雨が降った。
空を見上げると、ふわふわとした白いものが一面に広がっていた。
今年ももうそんな季節か。
君を好きになってから、あと少しで1年が経とうとしている。
お題〈柔らかい雨〉
柔らかい雨
あたたかい涙
包み込まれるような柔らかい雨
柔らかい雨
人々の心を癒す優しい雨が降りますように
世界は、数えきれない呪いで溢れているから
せめてこの瞬間は、幸せでいて
柔らかい雨____
静かに優しく雨が降る。
ゆっくりと空から雨が降る。
柔らかい雨が私に降り続ける。
どうせなら、もっと強く降ってよ。
誰からも心配されるような、
そんな、雨が降って欲しいよ。
うるさくて怖い雨を降らせて。
速くて空の真上から叩きつける雨を降らせて。
固い雨が私に攻撃し続けて。
柔らかい雨なんていらない。
お題 柔らかい雨
あなたと目が合う度
時が過ぎていくのを感じる
柔らかい雨が降り終わるように
この恋もいつか終わるのかしら
例え二度と逢わなくなっても
あなたを感じていたい
柔らかい雨
心にゆとりがある時に感じる
夜中の雨