枯葉』の作文集

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枯葉』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど

2/19/2023, 11:32:59 AM

内側へ丸まった葉脈は
ほろほろ
葉のはがれて
蛹からかえるものたちの
まだ柔らかな翅のかたち

早朝の雪かき
雪の下に枯葉を見つける

きっと
リスや ヤマネや
ダンゴムシも
今は枯葉につつまり
蛹からかえる
羽虫の夢を見ていて
夢を見るものたちの寝息が
少しずつ
大気を暖め
春が来る

枯葉をつまみあげた指先をはなす
ふっと息を吹きかければ
かさかさ
笑い声のような音がした


『枯葉』

2/19/2023, 11:32:35 AM

ぐしゃ。ぐしゃ。

みんな落ち葉を踏んでいる。

なぜだろう。

2/19/2023, 11:31:09 AM

ふと視界に入った枯葉の道
ザク、ザク、
何かに誘われるように
吸い込まれるように進んでいく

聞こえる、、、
水面を滑るような
心が穏やかになっていくような
優しい歌声

ずっと聞いていたいこの歌声を
でも急に話しかけたら驚かせちゃうから
また今度にしよう

「それが君と僕の出会い。」
「じゃあ枯葉に感謝しないといけませんね。」

そう2人で笑い合った

2/19/2023, 11:31:03 AM

葉にとって秋は命日。
どんなに抗ったって、みな枯れて散ってしまう。
でも、その光景はなんだか綺麗で見入ってしまう。

実際私も、今窓から枯れ木を見ている。
自分もいつか、ああなるんだろうか。
いや。もう近いのかもしれない。
そんな事を考えながら、見ていた。
ベッドに入ったまま。変なものを取り付けられたまま。…涙を流したまま。

やりのことしたことなんて、たくさんある。
まだ、大好きなあの子に告白してない。
だけど、、仕方の無いことなんだな。

私がこの世を去ったとき
一枚の 枯葉が地面に落ちた

枯葉

2/19/2023, 11:30:17 AM

晩秋の陽射しを受けて

  金色に輝く葉は

  風に頼ることもなく

  銀杏の樹から

  一枚 一枚

  無音で

  華麗に舞い落ちてゆく



  その潔さを

  いま

  わたしの恋にも
 
  欲しいと 願う




             # 枯葉 (43)

2/19/2023, 11:24:52 AM

枯葉


「はじめまして」

あの頃芽吹いたばかりの君はとても綺麗で美しかった、

サラサラと風に揺られる姿に僕は見惚れてしまっていたよ、

晴れた日は君の瞳に青々とした空が映り込む、

雨の日は一緒に音楽会を開いたね、

陽が沈む頃になると頬を赤く染めったけ…


これから君は何を見て何を感じで

生きていくのだろう。

どうかいつまでも健やかに、そして幸せに、


僕は先に土へと帰るけれど、

大好きな君の力になれるように…がんばるよ。

僕の命を君へ繋ぐ、だからもう泣かないで、

僕は君の一部、 「さようなら、また会おう」

ヒラヒラ優しい風と共に1枚の枯葉が空を舞った。

2/19/2023, 11:12:56 AM

花は散り際が美しく見える。

僕には、ちきしょう、ちきしょう

と、見える。


散る桜 残る桜も 散る桜

2/19/2023, 11:11:40 AM

枯葉
小学生の頃、枯葉集めて、焼き芋やいたことを思い出した。無邪気に自然の中で遊んでた頃がなつかしいなぁ。このお題に出会えてなかったら、思い出すこともなかったかもしれないなぁ。

2/19/2023, 11:10:40 AM

枯葉のように散ってしまいたいと思った。

こんなに苦しいなら
こんなにも泣きたくなるなら
綺麗に咲いて
枯葉のように誰にも気付かれずに散ってしまいたい と


【枯葉】

2/19/2023, 11:08:11 AM

『枯葉』

枯葉といえば秋だろう。

わたしは四季の中で、秋が一番好きだ。
夏が終わり秋の匂いがすると、妙にソワソワして、少し寂しい感じとともに孤独がより孤独になる感覚が、なんとも言えず心地よい。

枯葉は視覚的に秋を演出してくれる。
絵になる風景だろう。

春に芽吹き夏に生い茂り秋に枯れ冬に朽ちる。
朽ちた葉は土となり栄養となり、また芽吹く。 

宇宙が…地球が作り出した自然は、よくできた仕組みだと思う。わたしたちも、いつか枯れる運命であり、それが当然の流れだ。朽ちてこそ、また次の世代の礎となれる。

枯葉になることを誇れるような人生を送れたら理想かもしれない。

2/19/2023, 11:07:18 AM

本当は1人になりたくない

それなのにまた嘘をつく

「1人が好きなんだ」って

落ちていく枯葉も

頬をなぞる春風も

私の孤独を象徴していた

2/19/2023, 11:05:58 AM

僕の机の上には
額に入れた銀杏の葉が一枚飾ってある

それは君と旅行に行った日
丁度紅葉が見頃を迎えていて
その景色があんまりにも綺麗だったから
離れがたくて
足元に広がる黄色い葉を一枚を拾うと
僕の傍らで君も同じように拾っていた
そしてその手の中の鮮やかな葉を
僕の着ていたコートの胸ポケットに挿すと
「綺麗」と短く言った後
あまりにも柔らかく笑ったので
僕は束の間戸惑って、気持ちを押し殺して
君と同じように拾ったそれを
君の着ていたダッフルコートのループに挿した
「綺麗だね」と僕が言うと
君は「そうだね」と軽く返して
黄色い絨毯の上を駆けていった

今僕の部屋に飾ってあるのは
あの日君が僕に挿した銀杏の葉だ
これを見る度に僕は鮮やかな安堵と苦渋を
黄色い景色の中に思い出すのだ

2/19/2023, 11:03:07 AM

高い空 秋になったら
枝と枯れ葉で巣をつくろう
鳥が来るかな かくれて待とう

イチョウの葉っぱ さくらの葉っぱ
かごにいっぱい集めたら
黄色や赤の池をつくって
見た人びっくりするかしら

赤い葉っぱをハートの形に切り抜いて
あの子がくれた
ドキン!
ぼくのハートが飛びだした






「枯葉」

#22

2/19/2023, 11:01:14 AM

テーマ“枯葉”

幼い子が
枯葉のある場所を選んで踏んでいるのが見える。
その枯葉は、残念ながら
雨や雪で、ふにゃふにゃになっていて
枯葉独特のカサカサパリパリ何て音はしないけれど。

何であんなに、枯葉を踏みたがるんだろうと
不思議に思うけれど
私が幼かった頃、似たような事をしていたなと思い出し、微笑ましく思う。

だが、実際に微笑んだら
とても怪しい人に思われる。
残念だが。

「怪しい人では無い」と言うとますます怪しまれるので、
何とか表情を変えずに、その子供を追い抜いていく。

懐かしさを思い出させてくれた
見ず知らずの幼い子。

2/19/2023, 11:00:56 AM

「枯葉」


あなたのそっけないそぶりは

     舞いあがる枯葉のよう

     私の足元に絡まって一歩も

     動けない

     そんなあなたの言の葉が

     忘れられない 

     枯れてしまわぬように

     永遠に

       
        テディベア

2/19/2023, 10:54:59 AM

枯葉

枯れてカサカサになっても…
それでも…
生きてほしいとおもいます。

その場にいてくれる
だけで…

救われます…

感謝

2/19/2023, 10:51:59 AM

枯葉の季節の寒い空気が
泣く時のツンと鼻がむずがるのに似てて

2/19/2023, 10:43:16 AM

「ねぇ、ここどこ?」
 いつのまにか周囲の景色は、見慣れた公園から不気味な神社へと変わっている。

 公園で遊んでいたら、男の子が一人、声をかけてきた。

もっといっぱいあるところに連れて行ってあげる。

 ほら、と見せてくれた手のひらには、きらきらと輝くガラスの破片。佳子が集めていたモノよりも角が丸くて綺麗で、まるで本物の宝石のようだった。
 大喜びで男の子に手を引かれるまま、こうしてやってきたのだけれども。いつのまにか日は暮れかけていた。空の端に見えるオレンジ色の空に佳子の不安が募る。木が風に吹かれてざわざわと、まるで意思を持っているように揺れた。
 足元の枯葉がカサカサ音を立てる。

 ふと佳子は気づいた。
 男の子の足元からは、何の音も聞こえないことに。でも枯葉は同じように踏んでいる。だから、音は出るはずだった。
 いや、出ないといけない。

「ね、ねぇ!ここ、どこ__」
「もっといっぱいあるところ」

 振り向いた男の子の、顔の部分にあったのは

2/19/2023, 10:42:05 AM

枯葉

今まで頑張って生きてきた小さな枯葉でさえ、何も知らない子供に踏み潰されてしまうのだから、大した努力もしてこなかった私達が「大人に夢を捻り潰された」って嘆いても仕方がないよね。枯葉は、嘆いても届かないんだから。

2/19/2023, 10:40:58 AM

鮮やかに茂っている間は、愛でられるのに、枯れると踏みつけられてしまう葉たち。

中学の頃は、この葉を踏みつけて歩いても、何も感じなかった。

この葉は、きっとわたし自身なんだ。

時がくれば、いつか必ずどうでもいい存在になるーー

「晴香。何言ってるの」

「え?」

「この紅葉はアンタじゃないわ!だって、この葉っぱは、来年になればまた鮮やかに紅く色づくじゃない!それがアンタは何よ!枯れて朽ち果てたままじゃない!また茂らなくちゃ!」

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