『束の間の休息』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
最近だと束の間の休憩の時彼との思い出に浸るのが私の中での流行りだ。彼のために綺麗になるためにダイエットもする。でも折れそうになる時がある。そんな時に彼の顔を見ると頑張れる。励みになれる。私の人生で今までそんな人はいなかった。彼と出会ってから一気に虜にされてしまった。この催眠術から解かれる日がいつか来るのだろうか、いやまだ夢でもどんなに振り向かれなくってもいい。ただ一緒にいたい。今だけは催眠術にかかったままで。今日も明日も束の間の休憩に幸せと勇気をもらって1日を乗り切るのだ。
休日
朝早めに起きて
自分の為に朝食を作って
早急に掃除を始めて
それと一緒に洗濯をして
正午を過ぎれば昼食を食べて
その後買い出しに出掛けて…
休息ですかねこれ?
2024/10/8
自分が気づいてないだけで疲れって溜まってるの、、休憩も大切だよね。
【束の間の休息】
なので、今日は書く練習はお休みします!
忙しい時には
椅子に座っているだけで
眠ってしまっていた
睡眠時間が短かった
家族が多くて
それぞれに合わせていたからだ
本を読んでも
映画を観に行っても
スイと眠りに吸いこまれる
束の間の休息のはずが
座りながらの
本気の昼寝になっていた
束の間の休息
今日は朝からバタバタと忙しい
なんでそんな気忙しくしてるんだろう
ちょっと椅子に座って
コーヒー入れて一休み…
これって束の間の休息?
作品No.191【2024/10/08 テーマ:束の間の休息】
束の間の休息
の
つもりだった
はずなのに
気付けば数時間経過してる
おかしいな
やりたいこと
やらなきゃいけないこと
たくさんあるのに
何してんだ?
束の間の休息
今だ!
こうやって時間を自分のために使えるこの時が、
私にとっての束の間の休息。
束の間の休息すら見落としたあなたに
せめて大きく吸って吐いて
一緒に言葉も吐いてほしかった
至福だよ一緒に寝よう無になって
15分のくったりシエスタ♪
♯束の間の休息
今日ぐらいだらだらと何もしないで過ごそうよ。
ずっと頑張り続けてたらいつか動けなくなっちゃうよ。
頑張りたくても頑張れなくなる。
それはとっても苦しいから。
頑張れちゃう今だから頑張って休むの。
#束の間の休息
ここにいる束の間キミはプリンセス
何なりとお申し付けください
#束の間の休息
毎日同じ繰り返しの中で
子供達の笑顔に会える瞬間
束の間の休息
さぁ頑張ろう
夏と冬の間に
秋が静かな雨を降らせて
小さなため息をつく
束の間の休息
『束の間の休息』
六時間目。
先生が職員室に忘れ物をしたらしい。
授業が始まって30分経った頃だった。
1番後ろの特等席の俺は、眠気が纏う中、教室を見渡す。
隠れてお菓子を食べるやつ。
即座に机に突っ伏すやつ。
隣の席と話すやつ。
色んなやつがいるなーと思っていると、遠くの席で後ろを向いてるやつと目が合った。気まづく思い、目を逸らそうとすると、なにやら口を動かしている。
(なむとうだね)
???
もう1回、と指でサインを送る。
(ね・む・そ・う・だ・ね)
急に恥ずかしくなって、俺は目を逸らしてしまった。
目の端で笑ってる顔が見えて、何故か無性に悔しかった。急ぐ足音が聞こえ、先生が戻ってきた。
俺は残りの12分間、そいつの後頭部を睨み続けた。
6時間目が終わり、帰りの準備をしている時、やつが近づいてきて言った。
「そんなに見つめられたら、溶けちゃうよ」
2度目の敗北を味わった俺は、「帰る!」と捨て台詞を吐いて教室から撤退した。
籠が転がり落ちた。
金の林檎が、籠の中からごろり、と転がり出た。
視線は、自然と転がり落ちた林檎の軌道を辿った。
始点には、白い絹の法衣を纏った彼の袖から溢れでた、細い手首があった。
頼りない手首の先の先に、肉の薄い指が、細かく震えていた。
林檎は、芯を中心にして、ごろごろと独、転がっていた。
誰も喋らなかった。
僕は、独りよがりに転がる煌びやかな祝福の林檎を見て、蒼白のショックを受けている彼の顔を見て、彼の体の末端で細かく震える指先を見た。
こんな状態になっても、誰も何も言わなかった。
石木のように黙りこくっていた。
僕が言わなければいけない、それ以外の誰が言うのだ、そう思った。
言葉を出すのに、難儀した。
喉の奥に林檎の骨が刺さったように、声は何度も腹と喉を逡巡した。
ようやく吐き出した声は、掠れていた。
「もう、やめよう」
彼が弾かれたようにこちらを見た。
白く柔らかい法衣が、彼の動きに吊られて、びくりと跳ねた。
「もう、やめようよ、祝福配りなんて…こんな状況になってまですることじゃない」
僕の声だけが響いた。
彼は、不思議な力を持つ人だった。
祝福を、金の林檎にして、人々に分け与えることができる。彼は、その能力を偉大なものから授かって生まれてきた。
そして、祝福を分け与え、幸せを増やすことが、彼が与えられた使命でもあった。
彼のその力は、この辺りの人々が幸せに暮らすのに大いに役に立った。
その代わりに、彼の生は恐ろしく速く過ぎ去っていく。
彼は生まれてから4、5年で大人になり、日に日に成長し、老いていく。
彼の兄貴分として、彼にここでの生活について教え、面倒を見てきた僕のことも、彼は抜き去っていった。
「まだ、不幸な人がいます。あの花屋の親子だって、一日でも祝福を受け取れなければ、母親だけ死んでしまいます。…行かなくちゃいけません」
静かで、絹のように柔らかい、彼の声が響いた。
彼は底抜けに優しくて、真面目で、でも秘めた強い意志と芯があって、不思議な能力に負けないほどの素晴らしい性格をしていた。
瞳に深い何かを湛えて、どんな時も凪のように穏やかだった。
彼は毎日、真面目に、必死で、使命を果たそうとした。
彼のその気持ちと能力を知った時、僕たちは、彼を助けていくことを決めた。
祝福を町中で配ることを提案したのは、僕だ。
彼の慈悲深く、世話焼きで穏やかな優等生みたいな性分にはぴったりで、彼はどんどん祝福配りに熱をあげていった。
最初は月に2、3回だった祝福配りは、2週間に2、3回になり、1週間に2、3回になり、1週間に5日になり、あっという間に、彼と僕たちの毎日の日課にまでなった。
僕は彼が好きだった。みんな、彼のことを好きだと思っている。
彼を嫌いな人なんて、よほどの捻くれ者だろう。
祝福を受け取る町の人々は、彼に感謝していたし、僕たちは、彼の優しさに救われていた。
僕は彼と出来るだけ長く一緒にいたかった。
彼にも幸せになって欲しかったし、彼が喜ぶとこっちまで嬉しくなった。
ところが。
祝福を配れば配るたび、彼は、何だかやつれていくようだった。
彼の体は薄くなり、顔色はだんだん蒼白に抜けていって、細く儚げになった肌に、赤い肌荒れが目立ち始めた。
彼の成長のスピードも、目に見えて上がっていく。
彼と僕たちの成長の差は、もう一回りは違うように見えた。
このままでは彼は死んでしまう。
彼の人生は、あっという間に終わってしまう。
僕は、彼が、自分のことを気にしているところを見たことがなかった。
このままでは、彼は自分のことを何もせずに人生を終えてしまうのではないか。
彼は自分のためでなく、使命のために死んでしまうのではないか。
彼を休ませなくては。
少なくとも、束の間の休息くらいは、彼に与えなくては。
僕は彼の柔らかで、しかしガンとして引かない強い声に、必死で抵抗した。
休め!束の間でいいから休息を取ってくれ!
最後の方には哀願になった。
でも、彼は首を横に振った。
周りの奴らも、誰も休もうとは言わなかった。
やがて、彼と奴らは林檎を拾い上げ、町へ向かって歩いていった。
僕だけが取り残された。
一人きりで、必死に頭の中に考えを巡らせた。
彼を休ませるためにどうすれば良いか。
彼に束の間の休息を与えるためには…
…彼が祝福を配る相手がいなくなればいいんじゃないか?
何もかもなくなって、彼がすることがなくなれば?
何もかも黒く塗り潰してしまって…
そしたら、彼は、その間、束の間でも休むことができる?
そうだ、そうすれば良かったんだ。
彼が自分を犠牲にしてまで人のために尽くしてしまうのであれば、その人がみんな居なくなれば、彼は自分のために時間を使える。
再び人が現れるまで、それが束の間でも、長くても、休むことができる。
…そうだ、それだ!
体の節々が氷解したような解放感が胸を満たす。
体温がようやく身体に戻って来た気がした。
そうだ、そうすれば良い。それが僕の使命だ。
身体に力が籠る。
脳が熱を帯びて、生き生きと動いている。
僕は、強く決意して、一歩を踏み出す。
不意に、耳元で喧しい笑い声がした。
身勝手で、自由で、けたたましい声。
何だか心地よい気がした。
つむじ風が埃を巻き上げて、僕の背を押した。
嗚呼、忙しい
休む暇もありやしない
社会人として働き始めてからはや12年
とある会社員として地位もそこそこに、安定した生活を送っている
しかし今、私を襲うのは大勢の新人導入をした事による教育係の不足。私もその教育係の1人として今日も駆り出される、だが人数が足りない。
私は東奔西走させられ、毎日元の部署から出張、出張、出張。帰るのはいつも11時を過ぎる
「残業代あるだけマシか……」
そう言い聞かせ今日も夜道を歩く
10月上旬、外はだんだん肌寒くなっている
いつまでこの生活が続くのだろう
教育係だからと言え自分にも仕事は来る、それを捌きながらと言うのだから酷なものだ
自然とため息が出る
……
ふと、目の前に駄菓子屋が見えた
「まだやってたんだ、ここ」
昔、まだ私が幼い頃からあるこの駄菓子屋は、穏やかな老夫婦が営んでいる
「……お菓子、買おうかな」
日々の疲れによるものなのか、無性に何かに縋りたい
駄菓子屋というものはだいたい、夜の8時には閉まるイメージがあったが、今日はまだ開いているようだ
暖簾(のれん)を潜り中に入る
「あら、いらっしゃい、」
小さい頃に見たおばあちゃん、今となってはもう顔がしわくちゃになっている
「こんばんは…、」
軽く会釈を返す。
さすがに覚えているはずもないだろう、子供から大人への変わり方というものは絶大だ、顔も身長も洋服も何もかもが変わっている
何か食べたいものはないか探してみる、すると
「今日はね、本当は8時で閉めるつもりだったんだけど、なんだかね」
突然おばあちゃんが喋り始めた
「なんだか、誰かがお菓子を買いに来るような気がして、開けておいたの」
微笑みながらそう呟いた
「そうしたら、えみちゃんが来たの、開けておいてよかったわ、最近はどう?」
ゆったりとしたテンポでおばあちゃんは話した
えみ、恵美、佐々木恵美。私の事だ
私の名前を呼んだ、呼んで話を続けている
「おばあ、ちゃん、私…私ね、」
懐かしい空気に包まれて涙が出そうだ
今までの苦労が全て浄化されそうだ
子供の頃に戻った様に、好きだったお菓子をカゴいっぱいに入れて、レジにいるおばあちゃんの元へ向かった。
「ねぇ、おばあちゃん、私、お話したいの…」
誰かに話を聞いて欲しい
「ここ、座ってもいい?」
いつかの日も、ここに訪れては今日あったことを話した
あの頃は、楽しかった
あの頃は、悩みなんてなかった
あの頃……のように
「もちろん、お茶も持ってきてあげるから、待っておいてね、お菓子もあげようね」
嗚呼、忙しい、休む暇もありやしない
けれどそんな日々の中
こんな束の間の休息が
私をまた1つ、大人にしてくれる
束の間の休息
ずっと動くのも大変だし、五分だけ休憩しよっか。
じゃあ、五分後に逃げ出そうとしたそこのバカの尋問を再開しまーす。
眠れない夜に、ふとお腹が空くことがある。
そんな時は少しだけ贅沢をして、
チーズを乗せたトーストを
1口、また1口、
深夜、口の中にとろけるチーズを感じながら
ああ、明日も私は働くのだと、
束の間の休息、だがそれも良し
最後の一口を飲み込み、口ゆすいで
布団に潜る。
満たされたお腹の温もりが
布団を通じて全身へ、そして意識が落ちる
せんせいはいつおしごとをしているの?
そうか君には遊びに見えたか
「束の間の休息」
束の間は握り拳の一個分
束の間の手もスマホに奪われ
「束の間の休息」2
3分でなにができるか?
ストレッチ?
カップラーメン?
あ、もう3分
「束の間の休息」3