『未来』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
今が未来に繋がるのかわからない。不安になる。また本当のことを言えなかった。きっと繋いでいる手もいつかは離れてしまうことだろうと思う。俺のせいだ。ぜんぶ俺のせい。
未来
毎日のようにワクワクすること、やりたいこと
いっぱい湧いてくると同時に
将来私はいつどうやって死ぬんだろう?
ってことを1日1回はどうしても考えちゃうんよな
全然ネガティブな考えではないんだけどさ
こういう話してもあまり共感してくれる人いなくて
自分の生涯を終えるまでに必要な手順とか
早いうちに知っときたいって思うんだよね
たぶん一人で野垂れ死ぬんだと思うけど
どうやっても周りに迷惑かけるなら
最小限少ない迷惑でありたいんよな...
そして来世では裕福な家庭で大事に飼われる猫になりたい!!!
未来
それは、本当ならもっと輝いていて、素晴らしい物であるはずだった
でも時代が、人がそれをどんど苦痛に変えた
でもみんな気づいていない
だから言う
「どんなに辛くても君には未来がある」っと
いらないよ、未来なんて
未来
あれから何日経ったのでしょうか?
私は大切な人を失いました。
狂った様に泣き叫びました。
声が嗄れても、貴方を名を呼び続け、
涙を流し続けました。
あれから何週間経ったのでしょうか?
私は一人、部屋に籠っていました。
彼が居ない世界なんて、
どうでもいいと、思っていました。
暗い部屋で膝を抱え、
彼の名を呟き続けました。
あれから何ヶ月経ったのでしょうか?
私は、彼と二人で部屋の中で、
人目を避ける様に生きていました。
彼は死んではいません。
眠っているだけなのです。
あれから何年経ったのでしょうか?
ずっと眠り続ける彼を、
私は見守っていました。
陽も射さない小さな部屋が、
私の全てに成り果てていました。
彼の目覚める日は、
未だ来ていません。
ならば。
私の未来も、
未だ来ないのです。
「将来、何してると思う?」
少しだけ涼しい風が流れ出した放課後の教室
溶けたアイスが指に触れるのを阻止しながら友人が尋ねてきた。
手元の"GAME OVER"とかかれたゲーム機にもう一度リトライする。
「無視すんなよ〜」
「うるせーなー、考えた事ねーよ」
服に落ちたコーンの欠片を手で拾いながら「ふーん」と聞いておいたくせに興味がない声を出す。
「俺ね〜 花屋になりたいんだよね〜」
「聞いて欲しかっただけだろ お前」
「せいかーい 小さい頃から好きなんだよね〜」
そんな言葉を聞いて羨ましくなった。
かっこいいと思った。
俺は何も思いつかないから。
BGMも、エフェクトも、必殺技も、リトライもない。
俺はかっこよくない1度きり。
でも、きっと見つかると未来に後回しにし続ける。
また、"GAME OVER"になった画面を見つめる。
「…お前 凄いな 夢決まってて 俺決まってないから」
「別にお前のペースでいいだろ そうじゃなきゃおもんねーじゃん」
「……ほんとお前 かっけえーよ」
「ガチ? 照れるな〜テレテレ」
…焦ってたら何でもおもしろくねーよな。
かっこよくはないけど1度きり。
俺のペースで。
「お前の花屋 毎日通うわ」
「マジ! お客さん あざす!」
"GAME CLEAR"
新たな画面を見てそう決意した。
『未来』
未来
未来なんて、楽しいことばかりじゃない
だけど期待してしまう
先が見えなさすぎて辛い
なのに、ちょっとでもいいこと起きないかな…って思ってしまう
明日が来ても、特に喜びもない今日の続き
だから無理やり、楽しくもない予定を詰める
なんか気が紛れるでしょ?
いつから?
そんな風になったんだっけ?
もう何10年もこんな調子だからさぁ
さすがにつかれたんだけど?
こんな泣き言、いってる時点で
明日がアテリマエニクルって思ってる証拠
寝たらいつも通り起きられるとは限らないし
来年の今日は、もうどこにもいないかもしれないのにね
呑気なもんだよ……
まぁ、
そうだとしても、私は
当たり前にくる予定の未来が嫌だ
毎回、私の淡い期待を
未来ってやつは、見事に裏切り続けてくれるからね
私たちは似たもの同士で臆病だから
少し遅すぎたね
「未来」
<未来なんて怖くない>
-すずめ
自分が今いる時間が未来だと聞いたことがある。
どんな日、どんな時間でも一瞬で未来は来て通り過ぎて、またやってくる。
追いつけないし追い越せない、それが未来。
『未来』
魔術師の怪しい道具により、
未来に飛ばされた悪役令嬢。
辿り着いた先は、
九狼城と呼ばれるスラム街だった。
「よお、姉ちゃん。金目のもの全部置いていきな」
ついて早々、柄の悪い半グレ共に取り囲まれる。
「私、現金は持ち歩かない主義なんですの」
淡々と答えるキャッシュレス決済派の悪役令嬢。
この場をどうにかして切り抜けたい。
そう考えていた矢先────
「何をしている」
低い男の声が聞こえてきた。
そこに立っていたのは、金の刺繍が施された
漆黒の長袍を身に纏う背の高い男性。
半グレ共の顔がサッと青ざめる。
「あ、あなたは、天狼幇の……」
「俺のシマで恐喝とは随分と肝が据わっている」
「ひぃっ!」
冷たい眼差しを向けられた半グレ達は
蜘蛛の子を散らすように逃げ去った。
「助けていただきありがとうございます」
「いや、礼は無用」
二人は顔を見合わせ、そして互いに目を見張った。
「セバスチャン?」
「主?」
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セバスチャンに案内された場所は、
シノワズリ調の家具が取り揃えられた広い部屋。
揚げたての胡麻団子と温かい烏龍茶を
頂きながら悪役令嬢は彼に質問した。
「今の年号はいくつですの?」
「紫竜六年です」
悪役令嬢の住む世界は蒼竜六年。
つまり彼女は三十年後の世界に
迷い込んでいたというわけだ。
彼の容姿は少し髪が伸びただけで、
大きくは変わっていない。
それもそのはず、
魔物の血が入った者は人よりも長く生きる。
そのため歳の取り方も普通の人間とは違う。
だが顔立ちは以前よりも鋭さが増して、
凛とした貫禄を放っていた。
「どうしてあの様な場所に?」
「実は私、過去からやって来たんですの。
信じられない話だと思いますが」
格子窓の隙間から外の景色を眺めて、
悪役令嬢は安堵のため息を零す。
赤提灯が揺らめく幻想的な街。
妖しげな雰囲気を残しつつも、
街並みは一新され美しくなっていた。
「こちらの私は元気にやっていますか」
その言葉に彼の表情が陰りを見せる。
「セバスチャン?」
彼は今にも泣き出しそうに顔を歪ませた後、
悪役令嬢を強く抱きしめた。
首筋に顔を寄せ、彼女の匂いを嗅ぐ。
「主の匂いだ」
その姿はまるで、長い間離れ離れになっていた
飼い主と再開した時の愛犬を彷彿とさせた。
「く、くすぐったいですわ」
身じろぐ悪役令嬢だが、彼は腕の中に
閉じこめたまま一向に離してくれない。
やがて天蓋付きの寝台に押し倒され、
月のような双眸に見下ろされる。
「あっ」
「主……」
セバスチャンの顔がゆっくりと近づいてくる。
果たして彼女は元いた世界に戻れるだろうか。
未来のことなんて何もわからない。
こうありたいと思うことはあるけれど、
それに向けて何か具体的に行動できるタイプではない。
今日の自分がやりたいことをして、
日々がそれなりに幸せであれば十分だと思う。
今の世の中リスクヘッジも大切ではあるだろうけれど、
未来は未来の私がどうにかするしきっとなんとかなる。
人生自分なりに適当に楽しんでいこう。
もし僕とあなたが出逢っていなかったらまた違う世界になっていたんだと思う。
それでも僕はきっとあなたを探すだろう
あなたという人に逢ってしまったのだから
どんな未来になろうと僕はあなたと一緒にいれる未来を見ていきたいです。
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theme 未来 2024-6-18
『未来』
まだ見ぬ未来の責任が、過去の自分にあると思うか?
いずれはそうなると見越した未来があるとして、
その途上を歩む現在は、未来が創り出したのか?
それとも安易な過去の積み重ねが描かせたのか?
その途上を行くわたしは、いつその未来に届くんだ?
有限の話なら時は既に収束し、わたしは今や未来の先にいる
無限の話ならアキレスと亀、辿り着くことは決してない
未来
には、新しい価値観が生まれ
ていて・・・
現在で問題となっている
ことは、笑いごとに
なっているかも
😜🥴🤐🫥
〖未来〗
将来はマーモットが飼いたいだとか、
こどもが産まれたらこんな服を着せたい、こんなことさせてあげたいだとか、
一緒に住む家のインテリアは黒がいいだとか、、
だいぶ先の未来のことをよく話す。
先のことばかり話すカップルは別れやすいって、
聞いたことがあるけれど、
私は、彼と過ごすであろう未来のことを、彼と考える時間が結構好きだったりする。
彼がとても幸せそうな顔をするから。
君と僕が明日を続ける明日
僕は君と会えない時間で
手前味噌なレシピが増えたよ
あの頃よりも負荷も距離を踏める
花の名前も沢山々覚えた
知らない所へ沢山出掛けてみた
そして思っていたのは…
君の居ない明日は物足りなくて
何処に居ても君が隣に居たらと…
美佐子を思い浮かべたよ…
明日会えたら…
角の紫陽花の屋敷前で会えたら
僕が言うから…
美佐子に言うから…
そしたらいつものように笑ってくれないか…
美佐子へ
俺、漫画になる。
そう言ったお前は、いつの間にか百万部を突破する大人気作品になったんだ。作家さんとも仲睦まじくおしどり夫婦なんて世間では言われちゃってさ。俺とタッグを組んでた小説時代が懐かしいよ。お前の原稿肌は漫画向きだったのかもしれないな。将来は電子化しちゃうんじゃないの?そうなりゃお前の生涯安定だな。
そういえば最近本屋で見かけないけどどうしたんだよ。奥さんとの関係も不穏になってるって週刊紙があることないこと言ってるぞ。え?離婚したのかよ!あなたの肌は滑りやすくて描き心地もいいけれど、なぜかストーリー構成がクドくなるから別れようだって?なんだそりゃ。もしや小説時代の長ったらしい文章構成がここにきて浮き彫りになり始めたのか。なに?俺たちやり直さないか?うーん、非常に魅力的なお誘いだが、悪い!!!
俺、週刊誌にならないかって誘われてるんだ。
.未来
未来
果たしてどうなっているのか
どんどん進んで行った先に
一体何が待っているのか
希望の持てる未来であることを
切に願う
「年輪を食べる」
いつの間にか
僕の辿ってきた時間が
ぐるぐると
ぐるぐると
刻まれて
束になって
重なっていく
願わくば、お茶を添えて 振り返りたい、
けれど
未来は
呆気ないほど
柔らかく 消されやすい
だから、今日も
脆いフォークで
人生を細かく区切ろう
その欠片を口に入れた先に
豊かな味わいが広がる、と
信じて
お題:未来
未来
将来は誰かに求められるような人物になりたい。誰かに元気を届けられる存在になりたい。目立つことに憧れがあるため、創作活動によって有名になってみんなを楽しませられるようになれればいいな。