『朝、目が覚めると泣いていた』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
朝、目が覚めると泣いていた
今ままで無かったことだったからすげーびっくりした。悲しい夢でも見たっけかな?と思いながら起きて普通に出社して、少し早めに休んだ翌朝、またも目を覚ましたら泣いていた。その更に次の日も、次の日も。
これはさすがにやばいだろ、ちょっと精神的に参ってるってやつなのでは。もしくは何か重い病気か。そう考えて家人に相談したところ、呆れた顔でこう言われた。
「安眠のために置いてる枕元の玉ねぎ、とりあえずあれを片付けたら?」
翌日から、涙はすっかり出なくなった。
あれはいったい何処だったのだろう
道ゆく人たちに笑顔で挨拶されていた
どれも知らない顔ばかり
それは前世か、違う世の記憶か
朝、目が覚めると泣いていた
時間とともに夢の記憶も薄れゆく
ただ言えることは、その夢は幸せだったということけらい…
朝、目が覚めると泣いていた。
夢の中で大切な人と離れ離れになる夢を見ていたからだ。勿論、夢の中でも私は泣いていた。人はよくこう言う、「離れてからその存在に気づいても遅いんだよ」って。本当にその通りだと思う。もっとありがとうって言っておけば良かった、大好きな人に大好きって言っておけば良かった、「自分の勇気」というたった一つの事で後悔しない、そんな人生を送りたいと思った。
言える時に「ありがとう」「大好き」を言っておかないと後悔する。人間はいつ死ぬか誰も分からない。毎日生きていく中で1日1回はありがとうが言えるような1日を過ごしたいな。私の中の感謝をしないといけない気持ちと周りの人の存在の大きさは計り知れない程大きいものだなと実感した。みんないつもありがとう。大好き。
R4 7/11
風を蹴り上げ
青空に沈む
花びらがまとわりついて
息継ぎが出来ない
桃色を掻き分けながら
必死で顔を上げた
風が凪いだら
新しい私が始まる
最初からわかっていた
こちらの一方通行なことも、あなたの優しさが痛みになることも
私の好きと紡いだ言葉は、あなたを困らせることしか出来なくて
いつもあなたは、私を優しく抱いて笑う
ごめんね、私はあなたのことほんとうに好きだった
‹朝、目が覚めると泣いていた›
僕は好きな子がいる。
いつも笑顔な君はかわいい。
今日もいつもの風景だ。
窓から君が手を振っている。
「おはようーねぇ聞いてる?」と
窓の外から大声で話す。
「おはよう!今降りる。」と僕が言う。学校には、いつもの時間に迎えに来てくれる。
「行こう!」と君がまた、元気よく笑顔で僕をみる。
「うん!」とそれに僕は答える。
赤信号、青信号になるまで、しりとりをしていた。猫がぴょっんと飛び出した。それに危ない!とついていった君。そんな君を止めようと、走って付いていく。
大きなトラックがある。
「見えてない!早く戻って!」と
僕が叫ぶ。ふと君は振り返る。
振り返った瞬間手を掴み後ろに投げる。同時にトラックが動く。
「キャー子供がトラック…」
「救急車、誰か救急車呼べ!」
「警察…警察に…」
「あっ…死なないで…」と君は僕に近づく。僕は「あ"あ"」と声を、出す。そして気を失った。
朝、目が覚める。意識はあるのに目が開かなかった。手で目を触ると、涙が溢れていた。
すぐにわかった。目をなくした。
僕はもう君の笑顔が見ることができない。だけど君の目は僕の目だ。
そう思いたかった…
目覚めが良い日は最近はないな。不安で直ぐに目が覚めて浅い眠りを繰り返す。現実なのか、夢なのか、仮死状態で朝を迎える。泪の無い朝を迎えたいけど、楽しかったこと、嬉しかったこと家族の思い出を夢に観る。今が不幸じゃないのに、何で眠りは、過ちから解放してくれないのか…。皆に謝りながら朝を迎える。気付けは身体中から水分が流れ出してる。汗、泪。過去に溺れて息絶える。
イライラ😮💨😮💨
絶っ対 やめてやる。
朝、目覚めると泣いていた
理由は分からぬまま。
ただ頬を伝う涙を
手で拭った。
何故泣いている?
何故?何故?
疑問ばかりが頭を埋め尽くす。
朝、目覚めると泣いていた。
悲しいことなんて
一つも無いのに
心が何かを訴えている。
それが何なのか分からない。
分からぬまま。
分からぬまま。
今日も枕を濡らして
目が覚める。
「朝、目が覚めると泣いていた」
こんな自分が嫌だと思ってしまって。
目が覚めると君が泣いていた。
フラレた〜、なんて言いつつ笑って酒の入ったビニール袋を下げて僕の家に押しかけてきた、君が。
泣いている顔なんて、見たくない。でも、朝の光をきらきらと跳ね返す雫が、美しいと思ってしまって。
声を抑えるように泣く君に、手を伸ばしかけた。でも出来なかった。僕が寝ている時に泣いていたんだから、そういう事なんだろう。
僕も君も臆病者だ。君はもっと僕を頼っても良いのに。僕は一言、僕にしなよ、と言えたら。
君の小さな小さな息を隠すように数回、鳥が朝を知らせた。
やがて君は寝転んだ僕を揺すって、起きてよと明るい声で話しかけてくる。いつも通りのような、ほんの少し、震えているような。
それでもやっぱり臆病な僕は、何も無かったかのようにおはよう、と言うことしかできなかった。
(朝、目が覚めたら泣いていた)
「朝、目が覚めると泣いていた」
貴方にきらいって言われる夢を見たの
不安になってすぐLINEして
そんなことない。大丈夫、すきだよ
その言葉を聞くまでいつもの私になれなくて
もう私は貴方がいないとダメなんだってわかったよ
朝、目が覚めると泣いていた
夢を、見ていたような気がする
あの人の夢を
もう、思い出したくもないのに
いつも私の生活にはあの人の影がチラついている
ふとした時の表情、怒った時の感情の揺れ具合
……嫌なものからへの逃げ方
何気ない瞬間、大事な瞬間で
酷くあの人と似てると感じる時がある
ただ、嫌いで済ませられたら
私の記憶から、生き方から消えくれたら
どんなに良かったことか
あの人が今の私を形作ってるなんて
そんなこと、気付きたくなかったな
朝、目が覚めると泣いていた。
なぜだろう。
悲しい夢を見た。
そんな夢を見て知る。
本当の私の気持ち。
いや、私は
夜目を閉じると涙が滲み出てきた
今日はやりたいことがなかった
時間に囚われすぎて楽しいことがなくなってしまった
時間に関係なく楽しい時間が欲しい
仕事と共存して楽しくできないかな?
朝、目が覚めると泣いていた
彼の夢を見たのだろう
暖かくて、優しくて
泣きたくなるくらい眩しい
私を夢中にさせた彼の夢を見る
夢の中でも彼は太陽みたいに笑うから
眩しくて真っ直ぐ見れないや
起きてしばらく余韻に浸ってる間に
なんの夢を見たか、忘れてしまうのよね
ただ、朝目覚めたら悲しい気持ちだけは
鮮明に覚えてて…
どんな夢を見たのかしらね…
覚えていなくて正解だったかもね
朝、目が覚めると泣いていた
少し前の私
少し疲れました
少し休みます
ありがとう。
懐かしい夢を、見た気がする
その頃はまだ自分は欲張りで
頑張ればなんだって出来るんだって
そう思っていたっけ
大人が嫌いなくせにいい子のふりして
心の中ではよく馬鹿にしてた
そんな大人達によって作られた
変わらない毎日の中で
自由が無い事をいつも嘆いていたけれど
ただそれってさ
はみ出さないように
僕らは守られていたんだなって
今なら分かるよ
自由なんて切符を持った瞬間
社会に揉まれて 線からはみ出て
下手すりゃ轢かれる
朝、目が覚めたら泣いていたのは
あの頃なりたくない大人に
自分はなってしまったから
どうしても、どうしても戻りたいと
叶わない欲で枕が滲んでも
それでも今の自分に
どこかまだ期待してしまっているから