『月に願いを』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
月に願いを/2023.05.27
「何してるの」
「お願いごと」
空を見上げて目を閉じている彼女に話しかけると、そんな答えが返ってきた。
「あぁ、星に」
でも今日は流星群か何かだっただろうか。
「いや、月に」
「月?」
空を見ても月はない。それはそうだ、今日は新月だから。
「ないじゃん」
「わかってないね」
彼女はにやりと笑ってみせた。
「月は常に宇宙には存在してるからいいんだよ」
見えるものだけ見ちゃダメってことよ。不誠実の証なんて嘘だね。
そんな屁理屈をこねてみせる彼女に、やれやれとため息をつく。
「それなら月じゃなくてよくない?」
「いいじゃん何に願いをかけようと」
「えー」
だってさ、と月のない空に両手をかざす。
「叶えるのは自分、でしょ?」
ね!と笑う彼女に、
「いいこと言ってるのに納得いかないなぁ」
とつられて笑った。
月に願いを
私はゲームのし過ぎだと思い、ゲームを辞めてみようとしましたがどうしても辞めれませんそれを私は願っております。
月に願いを
突然だが、私は生まれた時から別の記憶がある。こことは別の世界での私でない私の記憶。
そこでの私は平凡で幸せな日々だった。最後は異世界転生モノみたいにトラックに轢かれて生まれ変わったようだった。
今は、世界を守る役割のひとつ“月”としてここにいる。
最初はなんというか、興奮していたのだと思う。平凡だった私が、特別な何かになれて。誰かの役に立てて。
でもだんだんと帰りたいって思うようになった。あの平凡な日々が恋しくなった。
でもそれはきっともうできないから。
せめて
私の大切な人たちが今日も幸せでいれるようにと。
月に願いを込めて祈っている。
月に願いを🌛
今夜は星にではなく月に願う。
なぜかって?月の方が大きく見えるし、月が夜空の星の中で一番近いからさ。
一番近い星に願い事をすると、より確実に願いが叶うのだろうか。
今実現させたい、挑戦したいことが山積みで、胸がドキドキしているのだが。
その機会がすぐ目の前にあるのに、自分はさせてもらえることができない。
自分は不器用で要領悪い、世間知らずだからやめとけと。
でも、やってみたい。そうでなきゃ勿体無い。葛藤が強く、涙が出そうになる。
月は大きいから、夜空の数多の星に埋もれることはない。宇宙ではちっぽけな存在だが、地球から見ると夜空を治める王様のようだ。
もしかしたら、地球で月にお願い事をすると、夜空の星中にもお願い事が届くかも。
そんな淡い希望を持っては、願い続けた。
月に願いを
現在61歳
あと2カ月すると
62歳になる
だんだん歳を重ねると
健康でずっといたいと
思う
月に願いをするなら
最後の時まで
介護されない人生を
送って
ピンピンコロリを
願う
モンブラコン*
~~~~~~~~~~~~~『月に願いを』
「クショボーズば、早よ寝ろぉ」
そう言って、夜の山へと出勤した姉と兄。
モンスターである彼らは夜勤です。
まぁ、オレも一応その末っ子なんだけど、学生なもんで、学業優先なもんで。
仕事内容は野生動物から畑を守る事。と、ゾンビ熊討伐…だけど、コレを出すとこの物語の主軸である“田舎の怪物のスローライフ”が屈折しかねないので、コレは伏せよう。目指せ牧場○語。
満月の夜ってゾンビも動物も狂暴になるって、姉さん言ってた様な…。
…眠れない。
薄暗い居間で、テレビをつける。深夜アニメがやってる、子供には観て欲しくない系の、汚い言葉と派手なバトル。実は苦手だ。
人のキズつけ方を見せられてる様で。
オレ達姉弟には、人間の倍の再生能力があって、痛覚も鈍いけど、だからといって無謀な行動をしようとは考えたことは無い。
でも、姉さん達はどうだろう。強いのは解ってるけど、かすり傷だってイヤだよ。
磨りガラスに、ぼんやり浮かぶ月に願う…。
「わしゅれもんっわしゅれもんっっ」
その磨りガラス窓を盛大に開けて、姉が上半身を乗り出し、引き出しから卵形の玩具を掴み、
「ちゃまごっつがな、もうしゅぐすんかするで」
…と言って、月明かりに照らされながら、山に跳んでった。
「……またオヤジっちだろ」
内から込み上げたものに耐えられず
私はこっそり1人になって泣いた
優しい涙だった
今までのことが報われたような
気づかないうちに鎖となっていたものが
ほどかれたような
清々しい気分
ああ、
一方通行な思いじゃなかったんだなぁ
あなたは何気なくかけた言葉だろうけど
私は確かに救われたよ
3
嗚呼、
私が姫でなかったら
月の者でなかったら
さようなら、
ずっと貴方と、
いたかった———
君と肩を並べて見る月は綺麗だった。
金色の満月。蠱惑的な光。
じっと見つめていると、月は徐々に大きくなって、僕を飲み込んでしまう。琥珀色の海。僕は静かに溺れていく。どここらか君の声がする。綺麗だ、とても。僕の八重歯が伸び、尻尾が生え、爪が鋭くなっている。ウルフになった僕は、君の手をとって月を渡る。遠く、遠く、誰も手の届かないところへ。
「__ねえ」
僕は我に帰る。
君が月のように笑っている。「何考えてるの?」
「月が綺麗だ」
「月並みね」
「月と肩を並べられたら僕は幸せだよ」
君は上機嫌に脚をぷらぷらして、
「月の裏側、見たことある?」
「ないよ」
「見てみたい?」
真ん丸な目が僕を覗き込んでいる。
僕は目を逸らして月を見上げる。
君がくすくすと笑っている。
月夜が僕を揶揄っている。
お題「月に願いを」
最初に思ったのは
星じゃないんだ、と
願いをかける対象に月というのは
あまり耳慣れないと思った
しかし調べてみればあるもので
曲の題名だったり居酒屋名だったり
しっかり月は溶け込んでいた
月にはもう人類が足を踏み入れ
謎めいたその存在感は随分と薄らいで
ウサギもお餅をついてなく
願いをかけるには少し現実的に見える
それでも月に願わくば
きっと昔はいたに違いない
ウサギがついたお餅を食べてみたい
月に願いを
最近は、満月にも名前がありますよね。その月ならではのとか、特別に大きく見えるからとか。
わたしにとっては、そんなのはどうでもいい話し。二階の自室から、窓を開けてちょうどよい時間に観ていられるかが問題です。
何故なら、お月さまにお願いをするから。満月の光には特別なパワーがあると感じるのはわたしだけではないと思います。
では、何をその光に願うのか。やはりそれは、健康と病気の治癒。
特に最近は、大きな病気している友人知人が多く平癒をお願いします。
世の中には、人の力ではどうにもならない事ありますからね。
星に願いをはなんとなく。
月もいいの?
月ならなんかでかいし
願い事も大きく叶えてくれる?
そしたら私は今すぐに君に会いたい。
今日は満月だねぇ、
願い事には最適じゃない?もしかして。
叶えて欲しいよ
どうしたら君に会えるの。
会いたいよ。
「会いたい、、、」
『誰に?』
「え⁈、、、」
(嘘でしょ、、、)
叶った。
夜道をひとり。
「コンビニ 行ってくる」
明らかに 不自然だけど そぅ言うしかなかった。
涙の訳を 話せるはずもなく。
指を絡ませ握ってくれた大きな手
抱き寄せてくれた匂い
クシャとなる笑顔
優しいKiss
失ったものは とても大きくて。
あぁ いくつかアイスを買って帰らなきゃ
見上げた夜空に 白い三日月
にじんで ぼやけて
もしも 願いが叶うなら
その光で ココロの憂いを浄化してくれないかな
#月に願いを
「月が綺麗ですね」
あなたが私にそう言ってくれるならば。
私はひとり空を見上げる。アパートのドアに鍵をかけ、ふうと手に息を吹きかけて、近所の小さな公園に向かう。古びたベンチに腰掛けて、天を見上げる。
雲のかけらのない空に、しんと輝く満月を受けながら、着ているコートのポケットにあるカイロを握りしめる。かじかんだ指先がほんのりと温まった。
カイロではなく、あなたの手が私の指先に絡んでくれたならと。もう一度、となりにあなたがいて、ともに月を見上げてくれたなら。
そんなことを月に願ったこともあったけど、それが叶うなんてことは一生ないとわかってはいても。それでも、私は十五夜になると、その場所で空を見上げることをやめられないでいる。
月に願いを
新月に願い事すると
叶いやすくなるんだって
紙に願い事を書く
書く時のコツは
叶った、
やりたいなあ→やれた
出来たらいいな→出来た
行きたいなあ→行った
と、叶った、完成形で書く事
2023年6月の新月は18日
ぜひ、試してみたら?
因みにこの4月から初めて24コ書いて6コ叶っています、渡しの場合。
お題
月に願いを
⌇月に願いを⌇
私の願い、、、
それは好きな人と結ばれますように
どんなに頑張っても彼は私の事を見てくれない
でも絶対諦めない
絶対好きにさせてやる
だから今日も月に願う
⚠︎切爆
#月に「告白を」
寮のベランダで部屋が隣の切島とそよそよと冷たい風が吹く中今日あった出来事を笑い混じりに談話していると…
ふと、切島が空を見上げる……その顔を俺は見つめた。いや、見惚れてたの方が正しいか…?まぁんなこたぁいいんだよ今は
「なぁ爆豪…こんな話知ってっか?」
そういい何とも信じがてぇことを話しやがった此奴に俺は半ば呆れを見せる
此奴が言うには…月に願い事をすれば何でも叶う、という非現実的な話だ
んなガキじゃねーんだから信じるわけねぇだろ
「ハッんなガキの夢みてぇな事言ってんじゃねぇ」
嘲笑的に鼻で笑うと切島は何処か儚げに顔を俯かせ、話し出す
「そーか?俺ァいいと思うけどな…」
切島の横顔が月明かりに照らされる
思わず胸元がドキッと揺れる
と同時に差恥感にブワッと襲われ切島の視線の先にある銀色に光る満月を慌てて見た
その満月は眩しくて、それでいて何処か儚げで…
まるで___
「(今の此奴(切島)に似てんな…)」
そう思った。
「なぁバクゴー!今からでも月に願い事しねぇか?」
「あ?テメェ一人でやれや」
「いいじゃねぇか!一緒にやろうぜー!!」
な?といい俺に向かってにっこりと微笑む
俺は此奴にこの顔をされるとどうしても断れなくなってしまう
どうしてかは自分でも分かってんだ、それに…此奴も分かってやってんのがムカつくんだよクソが。
「チッしゃーねぇな」
「おっしゃあ!!んじゃ、それぞれ願い事しようなバクゴー!!!」
そういい目を瞑り出した切島に便乗し俺も目を瞑る
何をお願いするかはもう俺の中で決まっている、それは___
さっさと俺に振り向きやがれ、クソ髪
恐らく、これは必然だったのだろう。
永遠に叶うことの無い夢は月の明かりへと消え、遍く星は宇宙の彼方へと旅する。
退屈だった幾多の日々が、実は幸せだったなんて
そんなの、後出しだと思う。
いや、分かっていたのだろう。
この日々がどんなに幸せだったか。
貴女のお陰でどれだけの幸せで満たされたか。
まあ、後悔したところで何も変わらないが。
今日も僕は月に願う。
誰も居ない、この大地で。
もう何日経ったのだろうか。
あの時、僕と、地球最後の女神は、いつもの夕飯が最後の晩餐だと言うのにも気付かず、談笑をしていた。
雲一つない夜空を眺めながら。
「月が綺麗ね。」
そう微笑み言う貴女は、まるで今日が最後の晩餐かってことが分かっていたのかもしれないくらいに、どこか悲しい表情をしていた。
「どうしたの、元気ないけど。」
「私、晴日さんと居れて幸せだったよ。でも、もうちょっと、話したかったなぁ。」
「何言ってんの?まぁ、最近仕事も忙しくなってきて話せてないけど。」
「いいの、いいの。もう、終わるから。だけど、せめて最後は名前で—————」
“みつき”
美しい月、と書いてそう読む。
美月。ごめんね。名前、呼んであげられなくて。
多分僕。自分が上だって思ってたんだ。
僕は願う、
君とまた、笑い合える日々を願って。
「晴日さん。」
「———美月!」
誰も居ない真っ白な空間で、君と二人、月に願う。
次こそは、ちゃんと愛してみせるから。
ちゃんと、名前で呼ぶから。
あれからどれほど月日が流れて行ったのか。
僕は一羽の鳥になった。
今日は満月。あの日を思い出す。
そして、貴女のこと。
美月のことを。
今も君を探している。
いつも、いつだって。
僕の心とは裏腹に、明るく、美しく輝く月は———
「美月?」
《月に願いを》
月は太陽に力を借りて光っている
すごく成功した人も誰かに支えられて今を生きている
誰かを頼るのは悪いことじゃないよ
普段頼られてる人も他の誰かを頼っていいんだよ
ひとりで抱え込んだら苦しくなっちゃうから
我慢しないでね
月に願いを
星に願いをなら分かるけど、月に願いをかぁ。
星は自分で光るけど、月は自分では明るくなれないじゃん?
くだらない夢を自分が太陽となったとして
頑張って、努力して、それに向かって突き進んで
その夢が大きく良い物に見えるように月を照らして
明るく素晴らしい夢に出来たらいいなってなんか思った
てことで、私は月には
『これからも人並みに幸せに生きれますように』
と願います。