『最悪』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
最悪の日というのは
以外と そうそう ないと思う
たいてい 何か ひとつでも
いいことが あるものだ
俺は 嫌なことがあっても
単純なので 一晩寝れば どうでもよくなる
クヨクヨ悩んでも 仕方ない
なんとかなるさの 精神で 乗り越えたいな
最悪だ、死んじゃいたい。死ぬこと以外かすり傷なんて言った人は自殺したんじゃなかったっけ?ああ、こんなこと思ってる暇があるなら死んじゃえばいいのに。それをしないのは俺が臆病だからか、それとも未練でもあるのか、出来れば痛みなくパッと死ねたら最高なんだけどな。はぁ、家族が悲しむだとか、もっと周りを頼れだとか、そんなん分かってるんだけど、どうしようも無いもんはしゃーないんだよな。一人で行動も起こせない癖に文句は一丁前に言いやがる。そんな人間辞めたいよ。人間の残念な所を寄せ集めたような俺に生きてく価値はあるかもしれないが、生きてく理由は
ない。俺が一番被害を受けてるのだ。ほんと勘弁して欲しい。はぁ、最悪だ。朝日が昇る前に眠ってしまおう。日付が変わったことに気が付きたくない。おやすみ俺。
現在が最悪の状態なら、これ以上悪くならない。 そんな慰めを貰ったが、今現在最悪だと感じているだけで、もっと最悪な状態になることはある。
泣きっ面に蜂って言葉、知っているよな?
【最悪】
😭🐝🌺
最悪
少しでも予想外が起こると慌てる。
慌てすぎてパニックになる。
そしてまた大失敗。
あまり流行りに興味がない。
話にのれない。
また孤立。
強く出るのが怖い。
だからなめられる。
あーあ、嫌だ。
うっかりしている部分がある。
だから何かと忘れてる。
今日も忘れていた。
注意力が足りない。
また、頭をぶつける。
痛い。
ほら、こうやって日々の一部分を切り取ると
碌な事がない、最悪だ。
けれども案外毎日楽しい。
パニックは最近頑張って少なくなった。
孤立は元々一人も好きだし、
無理しなくてもそのままでもいてくれる友達がいる。
なめられるのはそういう人種なんだな。で解決。
うっかりしてるのはメモしたり、余裕を持って行動してどうにかしてる。
注意力が足りないのは確かめながら動いたり、ながらを減らしたら少しはマシになった。
だからとても最悪でたまには心がぽっきり折れそうだけど
結局、最高でなんだかんだ好きな日々である。
最悪で、最高。
最悪だ‥
私の姉弟の関係‥
一度崩れた関係の修復は難しい
どうしても心開けない
『最悪』 210
もろびとこぞりて業を焼く
白いゼラニウムの花を
警告灯が朱色に染める
あなたの犠牲があって初めて
他人はあなたを求め出す
「止まれよ止まれ
止まりなさい」
『今さら何をおっしゃいますか』
揺れる花はチグリジア
気付いて欲しいとその身を捩る
雛鳥のように口を開けて
あなたは餌を待つばかり
『私を救って
助けて……お願い』
「今さら何をおっしゃいますか」
黒いカラスの羽が舞う
ノイズのように視界を覆う
無意味なものに気を取られ
観てないものが多すぎた
日が暮れた
気が触れた
湿った空気が
流れていった
もろびとこぞりて業を焼く
『止まれよ止まれ
止まりなさい』
『今さら何をおっしゃいますか』
油彩 飽くなき情念に
喝采 明くる日の失墜
この際 芥に火をつけ
世界に最悪の色を塗る
最悪
彼女は自分が開けた箱の中を見つめた。暗い穴のように見える箱の中。もうきっと何もない。何もないことを祈りつつ彼女は自分がやってしまったことを考える。不和、諍い、疫病、嘆き、盗み、嘘、老衰、疑い、嫉妬、ありとあらゆる世界の悲しみと夜の子どもたちを彼女は解き放ってしまった。「最悪だ…」と涙する彼女の耳に小さな明るい声が聞こえる。「最悪です。ほんとに最悪です。つまりこれ以上悪くはならないんですよ」…パンドーラーは顔を上げ声の主を探す。最悪の次にやってくる何かを。
《最悪》
『最悪...』
嫌なことがあるとすぐこの言葉を口にしてしまう
これは私の悪い癖だ。
今日は私が委員会で呼ばれ、あの人と一緒に帰れなくなってしまったのだ。
私は委員会の仕事を終え靴箱に向かうと
『意外と早かったね。』
この日から私の口ぐせは最悪から最高になった。
「はあ、最悪」
「あー最近多いよね。SNSでよく見かける。人のリプライ荒らしたりね」
「それ害悪。そうじゃなくて、最悪って言ったの」
「血と血で結ぶ約束・・・」
「なんだそれ。約束・・・契約とか?」
「ぶっぶー! 盟約でしたー!」
「今の君が一番迷惑だよ!」
「ところで、なにが最悪なの?」
「君のせいで綺麗さっぱり忘れたよ!!」
「よかったね」
「・・・さ、サンキュー?」
「どいたま」
「往復一回殴りたい」
「せめて一発にして」
9.
生まれて初めて同級生を好きになった。
今までは、何となくで同級生や年上の人と付き合ってきた。
でも、高校生になって初めて、隣の席のあの人を好きになった。
最初はぎこちないない挨拶から始まった。
それからどんどん話すようになった。
あの人は、絵も下手だし、頭も悪いし、話す時もぎこちない。
でも、好きなところも沢山ある。
話す時必ず目線が合うようにしゃがんでくれるところ。
授業が分からない時、こっそり答えを教えてくれるところ。
手を振ると少し照れくさそうに笑顔で振り返してくれるところ。
目が合うと必ず笑うあの仕草。
数え切れないほど好きになる要素が沢山詰まっている。
今まで、付き合った人には、酷いことばかりされてきた。
だから、好きだという想いを認めたくなかった。
でも、あの人はなぜだか大丈夫な気がする。
あの人の一つ一つが愛おしく思えてしまう。
一緒に幸せになりいと思ってしまう。
私は、生まれて初めて同級生を好きになった。
今の状況でしょうか
表面的なことばかりで
私の内面に気づきもしない
何かしてやろうとするばかり
私が思っているのは公的なこと
秘密ではない
ずっと我慢してきた
あと数年です
全てが報われる
その一歩をまだ邪魔するのですか
虹の橋を今度こそ必ずかける
行けなくても心待ちにしているのです
全てを水の泡にするのは
あなた達もその報いを受ける気ですか
あなた達の気配をずっと分かっていた
電話の配線が混線した工事かな
対応できるかな
姉が癌になった
本読んでる
君たちや心に持つは夏の霧
温かく月のように見守りたいです
ごめんなさい
ばっさりやられたけどね
愛情はさっぱり分かってなくて
キーパーソンを変えたかったの
クリスマスローズの葉が枯れかかってる
茎だけしっかりしてるけど
切る時何かが変わると思っている
彼らが来た時本当に嬉しかった
過去の記憶が塗替えられた
感謝しています
貴方は本当に優しく頭がいい人だ
それでも私はまだここに居たいです
最悪36
最悪
最悪だ!君が恋する顔を見てしまった。
最悪だ!その顔を見て、君に恋している事に気付くなんて。
日々家
「俺悪くない。俺はちゃんと言われたノルマした」
「……はぁ…」
退屈そうに銃を磨きながら、男性のマフィアはそう言った。思わず女性のマフィアからため息が溢れ出る。この男、依頼人からのノルマは完璧にこなす。例えどんなノルマだとしても。
「アタシらも商売なのよ、あそこはよく使ってくれるし報酬も高いからちょっと位サービスってもんを覚えなさい」
「何で?ノルマはこなしてる」
「はぁ…」
こちらを見る事もせず淡々と言い放つ男に思わず頭を抱えた。確かに言ってしまえばノルマさえクリアすればそれで良いのだ。しかし今回の依頼主は10年来の付き合いで報酬も高値で…
「俺が」
「何よ」
「俺がいつもノルマしかクリアしない理由、分かる?」
「いいえ?」
「……𓏸𓏸は優しすぎる。この世界で依存は命取りだよ。だから俺でバランス取ってる。俺の不評がきたとしても、𓏸𓏸が居るからここには依頼が来る。…要は、𓏸𓏸が多少手抜いてもバレないって事」
「そんな…っ!手なんて抜かないわよ」
グッと男の顔が近くなって、おでこにこつんと彼のおでこが当てられる。そのままおでこが離れていったと思ったら、男の手が女頬を包み込んだ。
「…今日、熱あるのに仕事行こうとしてたでしょ。俺が代わりに仕事してくるから、ゆっくり休んでて」
「この位なら大丈夫よ、アタシ、」
「……病み上がりでもどーせ𓏸𓏸は仕事行きたがる。今日は俺が手抜いて仕事してくる。病み上がりでちょっとミスっても俺のせいにしていいから」
そう言うと男は隠し扉から外の世界へ出て行った。堂々と手を抜いて仕事をする宣言をされて苛立つのと、熱を見抜かれ心配してくれた事への感謝を天秤にかけた時。
「……最悪、…………だけど最高の相棒ね」
自分が彼に依存しているのには見て見ぬふりをした。
『最悪』
―― 最 悪 ――
スイーツを食べ過ぎちゃった
大抵のことはなんとかなるし
何とかならないことは足掻いたってしょうがない
あまり自分のことに真剣になりすぎない方がいいよ
いま生きている人は百年前には存在してないし
百年後には消えている
コロナだって戦争だって百年後には
歴史の教科書の一ページに書かれるだけの出来事
そう考えれば目の前の最悪なことなんて
そんなにたいした事じゃない
そう思わないとやってらんないし
どうせ人間なんてくだらない存在なんだから
楽しくやろうぜ、兄弟
【最悪】
Fluctuat nec mergitur
(たゆたえども沈まず)
荒波や暴風に襲われたら帆をたたんで
じっと嵐が過ぎるのを待とう
沈みさえしなければ
また前に進める
ボロボロに傷ついた船だって
いつか港にたどり着く
だからこんな穏やかな日は少しだけ帆を張って
風の吹くままに進んでいこう
沈みさえしなければ
きっと
最悪
3・11の震災で沢山の命が奪われた
コロナで全世界で沢山の命が奪われた
未だに戦争で沢山の命が奪われている
ひとが創りし物を愚かな考えの者が
自ら壊している…
こんな最悪な亊がいつまでも続くのだろうか?
転居を済ませて何度目かの夜。部屋はあらかた片付きつつあり、畳まれたダンボール箱が隅に追いやられている。今はそんな自分を労わろうとベランダで一人月見酒を楽しんでいる所だ。
眼下にはちらほらと人の行き交う姿と、所々で咲き誇る桜が見える。この頃桜まつりが行われているそうだが、桜どころか人を見に行くような気がしてならない。また去年のように夜に行こうかとも考えたが、隣にあの温もりが無い事に虚しさを覚える。
自分より少しだけ小さな陽だまりのような手。もう何度も繋いで感覚も覚えているのに、握っても握っても手は知らない虚空を掴むばかり。
ふと、手に何かがかすった。見ると桜の花びらだった。まだ、全て落ち切るのは先だろうか。明後日の夜まで、持ってくれるだろうか。
お題:『手は虚空を切る』
前髪を切りすぎた
最悪だ
彼が前髪を褒めてくれた
今日は最高の日かも
彼が女の子と手を繋いで歩いていた
やっぱり今日は最悪の日
最悪
最悪
好きの反対は嫌いではなく無関心という。
では最高の反対は?
最悪ではなく『何も感じない』だろうか?
何も感じない事が最も悪いという価値観であればそうだろう。
だが、最も悪いというのは文字通り『最悪』という事ではないだろうか。
つまるところ、最高の反対は最悪である。