『最悪』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
お題『最悪』
「おやすみなさいませ、主様」
読み聞かせの本に栞を挟み、掛け布団を整えてからランタンの灯りを絞った。
執事としてどうかと思うけれど、夜中に目が覚めた時に誰もいないのは怖くて嫌だと主様がおっしゃる。だから担当執事の俺が添い寝して差し上げているというわけだった。
モノクルを外して主様の幼い寝顔を覗き込んだ。まだ七歳というべきか、もう七歳というべきか。だんだんと前の主様に似てくるその容姿に、時折胸が苦しくなる。
前の主様は、今の主様のお母様にあたる。俺が前の主様と出会ったときには既に身重だった。
シングルマザーだとカラッと笑っていらっしゃったが、ある夜中のこと、ご様子を覗った折にお腹を摩りながら、
「ごめんね、ひとりぼっちにさせちゃう」
とぽつりと漏らしていた。
その言葉は的中した。
元々の体力の無さが祟ったらしい。産後の肥立ちが悪く、ほどなくして亡くなられた。
俺は、前の主様に片想いをしていた。
もし今の主様が生まれていなかったら、俺はいまだに泣き暮らしていたかもしれない。だけど不幸中の幸いというか、生まれたばかりの赤ん坊の世話に追われて泣いてばかりいられなかった。
そして、日に日に前の主様に似てくる今の主様への感情に俺は思い出したかのように振り回されてしまう。
それは、もしかしたら執事としては最悪な感情なのかもしれない。
「最悪」
最悪...また生きてしまった。
今日も何故か生きてる。
昔から、何かいい事があると、その後に最悪な事が起こった。なので、いい事があっても喜ばず、なるべく安く無感情で居るように心がけてきた。感情の波が激しいと落ち込みも激しくなってしまうからだ。そのうちいい事など起きなくなった。多分、いい事でも認識しなくなったのだろう。腹立つ事や嫌な事はずっと覚えているし、ずっとイライラも残る。負の感情は何故か消えてなくならない。その代わり嬉しい事が起きても、すぐに打ち消す。例えば誰かが褒めたとしても、絶対に社交辞令と思ってしまう。以前、心療内科に行ったが、その先生はいかにも信用出来なかったのですぐに行くのをやめた。あんなのは人を馬鹿にしているだけだ。二度と心療内科には行かないと決めた。
……その話はいいとして、そうした生き方をしていった結果、ある程度ストレスがないと逆に不安に感じるようになった。コップにストレスという水が常に七割は入っていないと、怖くなるのだ。もっと言えば、九割入っていれば落ち着くのだ。明るく楽しい人生は、私の生き方ではない。暗くジメジメした沼地。それが私の人生だ。沼地はやがて、底なし沼となる。死ねば、其処に入っていく。何も残さずに。
最悪
新聞配達をして困ったことは、ワンちゃんに追いかけられることや警察に職質をかけられること。
そして、何よりも最悪なのは新聞の入れ間違い。間違うといちから全部見直す必要があるので血の気が引いた。
それを何回も繰り返してた。
最悪。
いろんな問題が
いっせいに
向かってきて
受けとめるの大変
受けとめきれない
どうにもならない
そんな最悪な日が
波のように
めぐってくる
人生ってそんな感じ
(次の波は最良の日でよろしく)
もうホントに最悪
好きバレとかありえないんだけど
あいつ大声で言うなや
めっちゃ引いてたよ
席隣なの知ってるだろ
気まずいやんけ
「ねぇ、さっきの話本当?」
うわ、聞いてきた
気まずっ
「違うっあれは違うから!」
「えー喜んで損したー」
は?
ど、どういうこと?
期待していいの?
えっ!
「wこいつ本気で受け止めてんの笑うwww」
「なー!あいつまんまと引っかかったぞ!w」
あ”ぁ
マジで最悪
〈最悪〉
《最悪》
最悪にはいろいろとある。
雨が降っても~やだぁ、最悪~
や
最悪、今日あいつきてんじゃん。
同じ言葉であっても、最後以外の言葉で変わってくる。
人を傷つけてしまうこともある。
『ジブリ作品なんだけど⋯』
アニメ史上⋯
個人的に最悪最低のセリフ⋯
これだと思ってる⋯
『見ろぉ〜人がゴミのようだ~!!』
by ムスカ大佐
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テーマ【最悪】
今日最高だった。朝に1人目の好きな先生見かけたし。
体育の先生と美術の先生の授業あったし、
席替えで前になって数学の先生と少し喋れた
お題 『最悪』
ああ、最悪だ。本当に最悪だ。
こういう時に限って、誰もいない。
最悪って可愛いよね
声に出すと、大体さいあくーって伸びる感じがかわいい
最も悪いってことは、これ以上悪いことは起きないってことだよね
辛いことも、苦しいことも、さいあくって言っちゃえば今日に置いていける気がする!
最悪って優しい言葉だね
「わかってもらえない」と
相手に感じるとき
実は自分も相手のこと
「わかろうとしてなかった」
と気づいたとき。。
最悪の日
父がコロナを発症した
以前から調子を崩していたので
今日病院で検査受けたら陽性だったらしい
これからしばらく私と母は家の中でもマスクを外せない
別荘でもあればもう少し気が楽だろうに
最悪
変化していく世界は
さみしい…切ないの…
いつもと同じ世界は
安心…穏やかなの…
でも…
人や環境などは
予期しない結果を
もたらすから
涙が溢れてつらくなるの
なんでなんで…
そう
問いかける
最悪は最高だと
思いたい…
きっと…
自分に合わないから
起きること
合うものの方へ
最悪は最高…
今日、最悪なことがあった。
今日、最高なことがあった。
今日は、最悪なことがあった。
今日は、最高なことがあった。
人生何度も最悪と最高を繰り返すジェットコースター。
だけど、目の前の事実に何も反応しないと不思議と穏やかな気持ちになる。
ただ、起こっただけ。
もう、終わって過去になって今があるだけ。
そうしたら平坦な線路の電車で進んでいける。
突然の雨と、渋滞。
人でごった返すバス停。
酒に酔った人が倒れ込むように座り込む。
私が今、独り言としてつぶやいたひとこと。
テーマとしてとりあげられているなんて、
こんな偶然にとまどいながらも
さっき遇ったことにはどうしても耐えられず
帰路に着く時間を変えた。
たまにはゆっくりと買い物するのも良いかな。
【 最悪⠀】
しりとりで(ん)がついたとき
自分の悪事を友達にチクられたとき🥺
この最悪な感情に、オレは“恋”と名付けた。
別に、“祟り”でもよかったし、“呪い”でもよかったんだけど。
嘘にはならないけど、真実でもないことばかり口にしている。
全てを煙の中に隠して、いつもヘラヘラ笑って。バカ過ぎる。
こんなバカを、隣に置くなよ。近寄るな。傍に来ないで。
ド屑。見捨てられたら、死ぬ癖に。
最悪なことがあったら、
次は最高なことがおきるって
僕は思ってる。
ほんとに最悪なことは、
『最悪!!』って、
ずっとイライラして前に進まないこと。
だから、僕は最悪なことがおきたときこそ
前を向いて進んでいく。
【最悪】
#42
最悪
最悪ってマイナスだけど
色々あってぶっ壊れてからは
一旦は、落ち込むけど
そっからテンションあがって面白くなってくる
はいあがるしかないないよねー
もう下なんてないよねーって感じで
故に、周りからは理解されづらくなったなぁ