昔から、何かいい事があると、その後に最悪な事が起こった。なので、いい事があっても喜ばず、なるべく安く無感情で居るように心がけてきた。感情の波が激しいと落ち込みも激しくなってしまうからだ。そのうちいい事など起きなくなった。多分、いい事でも認識しなくなったのだろう。腹立つ事や嫌な事はずっと覚えているし、ずっとイライラも残る。負の感情は何故か消えてなくならない。その代わり嬉しい事が起きても、すぐに打ち消す。例えば誰かが褒めたとしても、絶対に社交辞令と思ってしまう。以前、心療内科に行ったが、その先生はいかにも信用出来なかったのですぐに行くのをやめた。あんなのは人を馬鹿にしているだけだ。二度と心療内科には行かないと決めた。
……その話はいいとして、そうした生き方をしていった結果、ある程度ストレスがないと逆に不安に感じるようになった。コップにストレスという水が常に七割は入っていないと、怖くなるのだ。もっと言えば、九割入っていれば落ち着くのだ。明るく楽しい人生は、私の生き方ではない。暗くジメジメした沼地。それが私の人生だ。沼地はやがて、底なし沼となる。死ねば、其処に入っていく。何も残さずに。
6/6/2023, 10:32:40 AM