『時間よ止まれ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
時間よとまれ!
地球上の生きとし生けるものが祈り叫ぶ日
その足音が迫っている
とめたい時間があるなら
hourglass を満たしてはいけない⌛️
先送りの未来でまた黙祷の日々を送るのか
時間よ止まれ...
時間よ止まれ!って私は
正直そーなってほしくない
なぜかというと時間は止まらないから価値があるし素敵な物となっている。その止まった瞬間は何も生み出せない時間だと思う。
だから時間は止まらなくていい!
走り続ければいい!それが時間、それが大事。
※時よ止まれ*
キラキラ輝くこの一瞬を
ひらひらと儚いこの一瞬を
思い出に残る幸せの瞬間を
時よ止まれ、一瞬を切り取って永遠に続くように
目の前の景色がスローモーションに写る
時計の秒針の音が聞こえてくる
浮遊感
あぁ、このまま
『時間よ止まれ』2025-02-17
時間よ止まれ
そんな歌があったけど。
進んで欲しくない、けど進むもんはしゃーない。
人生終わった私に時間は必要だろうか、周りの人間が憎くてたまらない、そんな想いを抱きながらニコニコニコラスケイジな私。
しょうもな。
end
時間よとまれ
もしも、時間を止める事が出来るなら…
あの人の出発を、止めたい…あの人と、さよならなんて、絶対したくは無いから…未だ、伝えたい気持ちも、言い出せないから…
段々近づくその時…
今は、その術も無く…て…
眠らなければ朝は来ないと思ってた。
白む空、消えゆく夜に手を伸ばして。
-時間よ止まれ
時間よ止まれ
醜形恐怖に陥ったのは彼氏が私の笑顔を馬鹿にしたときがきっかけだった。
これ以上、老いたくない−−。
鏡に願う、きっと白雪姫の継母も同じことを思ってた。
これ以上、醜くなりたくない−−。
時よ止まれと、口紅を塗り直す。
放課後、まだ帰りたくなくて誰もいなくなった教室で一人、机に突っ伏して瞼を閉じる。家に帰っても帰りが遅い私を心配してくれる家族は誰もいない。静かな雨音に耳を澄ましていれば、旧校舎の方から吹奏楽部のチューニングが聴こえてきて、色んな楽器が混じり合った旋律に思わず眉を顰めた。早くこの時間が終わればいいのに、、、
「何してんの?」
すぐ横から聞こえてきた聞き覚えのある低い声に心臓が跳ねた。全く気配がしなかった。冷静を装いたくて体勢はそのままに問いかける。
「…それこっちのセリフ。部活は?」
「雨で中止。体育館も他の部が使ってて空きがなくてさ〜」
天気予報ハズレたね、って言って窓枠に腰掛け、ケラケラと笑う彼はサッカー部に所属している。
普通、部活が出来ないとなれば怒りを感じたり、愚痴るのが殆どかと思うが、この男は自ら進んで部活に入ったわけではないので寧ろ嬉しそうだ。
私はゆっくりと顔を上げ、幼馴染を睨みつける。
「休みになったんなら帰ればいいのに。」
「それこっちのセリフなんだけど?帰宅部でしょ君。」
「別にいいじゃん。それとも何?私は邪魔だからさっさと消えろってこと??」
ため息混じりに見下ろす顔に刺々しく言い返す。
彼は一瞬悲しむ表情を見せたあと、私の背中をそっと優しく擦った。
「いや、具合悪いなら早く帰って休めばいいって意味。偏頭痛なんでしょ?」
「…」
図星すぎて黙る。私は天気が悪いと頭痛が起こる。ズキズキと凄く痛むし、酷いと吐き気もして辛い。
ちょっとした事にすぐイライラしがちで八つ当たりしてしまう。本音じゃないのに。彼がそう思ってないって分かってるのに。
「....いつもごめん」
「気にしてない。薬は?」
「今日に限って切らしてた」
「じゃあ帰りにドラックストア寄って行こうか」
ひょいひょいと二人分の鞄を持って、私の手首を軽く引っ張り立ち上がらせてくれた彼は、私の歩幅に合わせて歩き出した。
(あぁ、優しいな。甘えてしまうな。家に帰りたくないな。時間、止まってほしいな。)
この世には
働くことが
大好きな人がいる
もうこれ以上働くと
体を痛めると
時間よ止まれと
動くことをやめさせる
すると
彼はスローモーションのように
まるで残像のように
ゆっくり
働き続ける
『時間よ止まれ』
いつまでも
いつまでも
いま が続けばいいのに
この楽しい青春の1フレームが、
ずっと、
コピー&ペーストされればいいのに
部活で汗を流し、
友達と笑い合い、
涙を流し、
たまには恋人の心音を聞く。
ずっと、ずっと、
この日常であればいいのに
時間よ止まれ
もう何も失いたくないから
俺は誰彼にもあまり興味を持てない人間だと思っていた。
彼に初めて会ったのは高校の入学初日だった。
同じ作家が好きで、
同じインドア派で、
同じ部活に入って。
そのうちに親友と呼べるようなものになった。と思う。
高校を卒業しても偶に連絡を取り合って、その延長線で実際にあって酒を飲んだりもした。
上司の愚痴を言い合って、彼女の話をしたりして。
それが何よりも楽しくてしょうがなくて。
ずっとずっとこのまま時間が進まなければいいのに、と思いながら終電に乗って帰ることを繰り返していた。
家に帰るのが辛かった。
帰ったところで労いの言葉はない。
あるのは罵倒と暴力だけだったから
会社に行くのが辛かった。
何をしても批判ばかりで、成果を上げても上司に掠め取られていったから。
食べることが辛かった。
味もわからない、ゴムのようなそれを延々咀嚼することに意味を感じられなかった。
それでも、彼からの連絡があるたびにその日を待ち通しにした。
彼からの連絡がなくっても、それが来るのを待ち通しにした。
このままでいい。生きるのが辛くっても、彼がいる。
初めてなんだ、なあなあにしないで関わり続けられたのは彼が初めてだったんだ。
本当に初めてなんだ、俺の話を聞いてくれたのは。
馬鹿にしなかったのは。愛してくれたのは。
止まれ。時よ止まってくれ。もういい。
彼が生きたこの時代で終わりにしてくれ。
彼と一緒に終わりにしてくれ。
時間よ止まれ
#時間よ止まれ
好きだったアイドルがいた。
いつから好きだったか、なんで好きになったのか。
理由も覚えていないけれど、ずっと好きだった。
受験で挫けそうになった時。
あの人も頑張ってるからと私の活力になった。
就職試験で緊張した時。
頭の中であの人の歌声を再生して私の安定材となった。
でも今は、アイドル姿を見る事ができない。
活動を休止してしまった。
テレビで見る事はできるけれど、
私が見たいのはあなたが大好きなメンバーと一緒に
笑っている姿だ。
メンバーがいる時にしか見せない、いたずらそうな
愛に溢れている笑顔が大好きだった。
アイドルとしてどんな所にいるファンでも
盛り上げようとするその声が好きだった。
活動を再会する予定はあると答えているけれど、
きっとないんだろうなと思っている。
いつか、ネットで見かけた
彼らは宝箱に閉じ込めたんだという表現が
妙に納得してしまった。
私の青春だった。
大好きだった。
ずっと歌っている姿を見たかった。
宝箱になんか入れないでよ。
時間が止まればいいのに。
でも、あの人がアイドルをお休みした時に
新しいアイドルを見つけた。
今の私の活力は新しいアイドルだ。
あの人がお休みしなければ、
私は出会わなかったかもしれない…。
心音を掻き消すように
ぱらぱらと雨が鳴る
キミと半分コの傘
キミとの距離が縮まった
嗚呼、このまま時間が止まればいいのに
あなたと触れ合った時間
あなたと過ごした時間
あなたと想いが通じ合った時間
あなたと愛を育んだ時間
時間よ止まれ
ー時間よ止まれー
何度、その言葉を呟いたか。
何度、そう願ったことか。
何度、それが無意味と気づいたのか。
それでもまだ、私は願い続ける。
あと少し待ってもらえればあの子に追いつけると信じて。
あと少し待ってもらえれば普通に追いつけると信じて。
そして毎度、時間など止まらないと。
止まっても追いつけることなどないんだと。
気づいていても、気づいてしまっても。
それでもまだ、私は願い続ける。
ああ、どうか、どうかお願いだから。
「時間よ止まれ」
時が過ぎていく
若い瞬間がどんどん大人になる
皆、歳を取る
歳を取るのが、寂しい
大人になりたいという子供
歳を取るとできること
若い人が羨ましいという大人
若い頃しかできなかったもの
時が過ぎると今が昔になって過去形になる
それが、たまに寂しさを感じる
「時よ止まれ」
若いまま、このままの年齢
ずっと子供でいたい甘えたい
そんな想いが沢山ある。
受験勉強
学校の勉強
塾の勉強
友達との約束
遊びの約束
学校の行事
色んなことがあって忙しすぎんだよ
3年ZERO学期
まじで忙しすぎるだろ。
皆さんよく生きてけますね、
ほんとにほんとに辛いのに。
よく平気な顔で
偉いと思うよ。
みんながいる所では涙こらえて、1人になると流れるその涙。
それってあなたの強さであり、優しさ。
あとちょっとだよ。
あと1年、頑張ろって
そう言ってみる。
さて、妄想のお時間です。
もし時間軸系奇跡を起こせるのならば。
誰もが一度は脳裏をよぎったことがあるはず。
だが、時間停止は奇跡としての規模はともかく、メリットはあまりないように思う。
私の妄想力レベルが低いせいか、誰かが事故に遭う瞬間の時を止めて救う…くらいしか善行が思い付かないのだ。悪行ならば、いくらでも思い付くのだが。考えすぎて、時間停止は犯罪者向きな奇跡だとすら思えてきた。
そもそも、時間を停止したとして間に合うのか?停止した時点で既に事が起こってしまっているのではないか?リカバリーは可能なのか?
結論。
奇跡を望むのであれば、「時間よ止まれ」ではなく、上位互換の「時間よ巻き戻れ」である。
正直、「時間よ巻き戻れ」的なことは常日頃考えていて、今流行りの異世界転生と時間巻き戻りは私の妄想ネタランキングのツートップである。
ちょっと具体的に語ると、3歳の頃の自分に巻き戻りたいと考えている。もちろん記憶は持ったまま。
そうすれば今よりもかなり安定した生活を過ごせるように将来に向けて努力することができるし、姉の病気も早期治療できたのではないか、などと考えてしまう。
そして、もし時戻りが実現したら絶対にやろうと思っていることがある。
それは英会話学習である。
日本人として、日本語は素晴らしい言語であると自信を持って言えるが、英語ができれば世界が広がると確信している。
なにより、英会話できる私かっこいい!(本音)
こうして日々の時間軸系妄想は留まることを知らないのである。
#時間よ止まれ
重たそうなトラックのエンジン音が、微かに聞こえる。
「来ましたよ!」
見張り番の声がする。
兵舎から、仲間たちは次々に飛び出して、トラックへ向かう。
泥に塗れた相棒の一眼レフを手に取って、私も外へ向かう。
兵舎から飛び出ていくみんなの後ろから外へ出る。
止まったトラックから運転手が降りてくる。
トラックの荷台や、後続の歩兵機動車から、補給部隊がぱらぱらと降りてきて、荷物を運び出す。
トレンチコート、ベルト、シャツ、ズボン。
包帯、薬、三角巾、シーツ、タバコ、嗜好品。
新しい砲弾と、大小様々な銃、銃弾、ガソリン。
石鹸、洗剤、芋と缶詰、小麦。
兵員輸送車からは、若いたくさんの新兵が、ピカピカの服を纏って降りてくる。
運び出される真新しい物資たちに、喜びと歓迎の声が上がる。
師団長が、運転手に歩み寄り、ガッチリと握手を交わす。
負傷者を支え、運び出しながら、救護兵もやってくる。
もうここに駐屯している全員が、トラックの前に集まっていて、今月の補給の品目が並ぶ。
くすんだ中で、真っ新にかがやく物資たちに、どこからともなく柔らかな笑みと、穏やかな喜びが、群衆の中に広がる。
最後に、箱を大切そうに抱えて出てきた男が言う。
「今月は、勲章を預かっております」
どよめきのような歓声が上がる。
箱がそれぞれの上官たちに渡されて、物資もすっかり運び出され、数えられて、配給の準備が整う。
「これより、今月の支給式、新兵の歓迎会、及び、功労者への勲章授与を行う!」
師団長の厳しい声の中にも、喜色が混じっている。
各部隊が、各場所に並んで、支給された物資を受け取る。
ぴっしりと糊付けされたシャツを掲げて、嬉しげに見つめる顔。
ぴかぴかのベルトの金具に、笑みを映してはしゃぐ顔。
真四角のタバコの箱を引き開けて、ふざけた笑みで、おどけてタバコを咥える顔。
一人一人に向かって、シャッターを切る。
心の中で、「時間よ止まれ」と呟きながら。
真っ白な三角巾を手に取ったお調子者が、「使わなかった古い三角巾で、テーブルクロスを作ろう!」と呼ばわり、上官から苦笑交じりの拳骨を落とされる。
洗濯兵や料理兵が、その様子を呆れたような笑顔で見やりながら、たらふく物資の入った麻袋を運び、満ち足りた溜息をつく。
負傷兵たちは、丁寧に仲間たちに支えられ、見送られ、泣き笑いでお礼を言われながら、別れを祝われながら、兵員輸送車に乗り込んでいく。
新たな薬や包帯、それから兵員輸送車に乗り込む負傷兵に向かって、安堵と不安の混じった、慈愛に満ちた笑顔を浮かべているのは救護兵たちだ。
私はシャッターを切る。
仲間の、幸せそうな、人らしい、一瞬一瞬が、カメラの中に残る。
朝露も落ちない程の早朝だ。
前線基地へやってくる、3ヶ月に一回の補給の日。
戦場の中で、もっとも華やかで、穏やかで、平和で、嬉しさに満ちた朝。
こういう時だ。シャッターを切るたびに心の中で、決まって「時間よ止まれ」と呟いてしまうのは。
普段は、痛みと悲しみを堪えたような固い表情で、絞り出すように言われる「写真を撮ってくれ」という私たちへの頼みも、今ばかりはとびきりの、嬉しさに満ちた笑顔で、被写体も今日ばかりは、本当にみんな揃って良い顔だ。
やがて、勲章授与の段になり、厳しい声が、授与者を呼ばわる。
その度に、歓声が上がり、呼ばれた一人一人は、前に出て、誇らしげに恭しく勲章を受け取る。
そして、周りの仲間たちにもみくちゃに祝われながら、照れ笑いを浮かべる。
「写真を撮ってくれ!」
上がる声に応えて、私はシャッターを切る。
この時間が、私はとても好きだ。
戦場の中でただ一時の、平和で明るく色づいた楽しい時間だ。
明日になれば。
日が登れば。
夜が明ければ、また戦争が始まるのに。
ここで笑っている幾人かとはもう会えなくなるだろうし、私だって、明日の夜まで生き残っている保証はない。
しかし、この時間だけは、そのことを忘れて、みんなで笑い合える。
この時間だけは、戦場で生き延びたからこその強い絆、関係性を、ただ、愛おしむことができる。
だから、私はこの時間がどうしようもなく好きで、幸せで、とても愛おしいのだ。
その幸せの前には、たくさんの不幸と苦しみと悲しみの影が落ちていて、この時間の先には、まだたくさんの不幸と苦しみと悲しみとが待っているとわかっていても。
分かっているからこそ、この時間が止まって欲しいと願ってしまう。
「おーい、記録兵!カメラ持ってるだろ?こっちも撮ってくれや!」
「その後はこっちで!あの人とお別れの写真を撮っておきたいの」
次々に上がる声に、私は応えて駆け回り、シャッターを切る。
時間よ止まれ、そう、心の中で願いながら。