『時間よ止まれ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
この瞬間
時間よ止まれと
ただ願う
明日の締め切り
白い下書き
しくじった
時間よ止まれの
魔法陣
うっかり時間が
倍速になり
駄目だった
時間よ止まれの
願い事
そのおかげで今
貴方といられる
嘘でしょう
時間よ止まれが
叶ったの
ジェットコースターの
一番真上で
花が咲いていた。
君が笑った。
パフェが美味しかった。
ふとした 幸せな時間は
すぐに終わってしまうから、
私は代わりにシャッターを切ろう。
いつでも思い出せるように。
*時間よ止まれ*
「時間よ止まれ!」
生意気そうな顔をした少年が、玄関のドアに向けて唸っていた。
確かゲーム機でも壊したんだっけ?それともやっとけって言われてた宿題やってなかったとか?
この後さ、結局すぐ母さん帰ってきて猛烈に怒るんだよな。ゲンコツ落としてガミガミと。煩くてめんどくさくて、でもそれ以上に情けなくて不機嫌な顔してると、また更に怒るんだよ。
そーやって怒るけどさ、その日の夜だって、出来立ての夕ご飯を用意してくれて、廊下で寝落ちしかける俺を起こしてくれて、いつも「いってらっしゃい」「おかえり」って言ってくれて。
……遠くの方で、耳障りな鈴の音が聞こえる。
あぁ、この時間が止まってくれればいいのに。
(時間よ止まれ)
時間よ止まれ
どんな時に思うんだろう?
一回も思った事がない
瞬間は捉えたい
だけど
起こった後にしか出来ないし
このまま時間が止まってしまえばいい
この様な台詞なら
それなりに読んだ事がある
あるにはある
同じ様には思わない
解らなくはないけれど
この時間のまま
ずっと続けていたい
とかね
これまで
これから
そんな狭間は一瞬で
繰り返して既に知っているから
既に知っているからが、間違っている
直ぐには判らない
判らないから続いている
時間よ止まれ
『世界(ザ・ワールド)』ッ! 時よ止まれ!
これやんけwww
しばし休業中
君と話した内容や
君との思い出が
いつか消えてなくなってしまうなら
君の
顔、声、人柄
匂いさえ忘れてしまうのなら
私、どうして君に恋したのかすら
分からなくなってしまうの
時間よ止まれ、
止まれ、
止まれ!
なんで
止まらないのかな
なんで
君のことを忘れないといけないのかな
今すぐに
君の顔を見たい
君の声を聴きたい
今、どうしても
君に会いたい
「時間よ止まれ」
全く関係ないんですが
一昨年くらい前、
後ろの席の男の子が
「脳内で音楽ループ再生されてる」って言ってて
そのころの私には意味分かりませんでしたけど
今になってようやくその現象が分かりました。
ずっと頭で音楽が流れてる...
曲の聞きすぎなんですかね。
_時間よ止まれ
「昔、そうね。小学校も卒業していない頃かしら。
免許取り立ての兄が、キラキラとした目をこちらに向けて‘海に行こう’っと言ってきたの。それも、玄関でね。ランドセルもまだ置いてなかったから、私は困惑したわ。まぁ、何となく言いくるめられて。バイクの後ろに乗ったわ。兄の匂いがして、心地よかった。危なっかしい運転だったけど、危機感より楽しいって感情のほうが上回った。振動がゆっくり収まって、兄が言ったの‘綺麗だなぁ’って。確かに綺麗だった。水平線がキラキラしててユラユラしてて。でも、あの時の兄の顔のほうがよっぽど綺麗だった。」
「時間よ止まれ」
今のクラスは正直言って最高だ。テストの平均点は学年でどれも一位をとる。合唱コンクールではその学年で金賞、オマケに指揮者賞と伴奏者賞を全部奪ってきたのだ。
それは担任の熱意のお陰でもある。担任があの時生徒全員に強く叱りつけてなければ金賞も取れなかっただろう。
……そんなクラスもそろそろ終わりに近付いてきた。平均点一位を取って担任と一緒にパーティーをした時間も、みんなで金賞を取って喜びあった事も……全てもう味わえなくなってしまうのだ。
次の学年の時も同じメンバーで……いや、この時間が止まってしまえばいいのに。
____時間よ止まれ……ってね
時間よ止まれ
世界線はa21「世界線は気にしないでください」
主な登場人物
ストーカー男
ストーカーされている女だと思ってください
今日の彼女はかなり疲れているようだ。
仕事で理不尽なクレームがきたからだよね。そのクレームを言ったゴミは僕が日の目を見れないようにしてあげたけどやっぱり辛いはずだ。
だから僕は彼女を少しでも元気にしてあげたくて彼女が帰ってくる前に贈り物をそっと彼女の家の玄関の前に置いておいたんだ。
あ、彼女が玄関前に置いた贈り物に気づいたみたい。早く開けてみて欲しいな···
彼女は家に入ると直ぐに開けた。ストーカーの僕が言う事じゃないけど誰から贈られたかも分からない物を開けるのもどうかと思う。でもそんな所も彼女の魅力だ。彼女は贈り物をみて喜んでいる。
良かった気に入って貰えたみたい。
「ストーカーさんありがとう!」
彼女は隠しカメラ付きのぬいぐるみに向かってそう言ってくれた。
「···良かった」
僕はモニター越しに彼女の笑顔を見つめる。
いっそこのまま時間が止まってしまえばいいのに
第8問までのテスト
今、第5問をめくったところ
残り時間は、15分
頼む、時間よ止まれ
no.10:時間よ止まれ
「時計が遅れはじめても、大事な日には遅刻できない。そんなわけであたしの時計、今から10時で止めておくね。未来で待ってるよ!サトル」
ふざけているとしか言いようがない。
チカの時間は、僕の部屋の時計の先を行っている。
世界の針がチカに追いつくまであと40分と少し。
「時間の隙間に潜り込んではいけない?そんな決まりあった?いつから?こんな風に質問攻めしてると小学生みたい。懐かしいよね」
ベッドの中から電話していると自称するチカの声は、妙に溌剌としている。
また少し泣いたんだな。
チカはどうせ、鼻を啜る音を立てないように気をつけながら話している。
スマホを通じて、僕に余計な心配をかけさせまいと、意地になっているのだ。たぶん。
わかってないなチカ。君に迷惑かけられても、僕は全然嫌じゃないのに。
時間よ止まれ。
俺は、人生で初めてそう思った。
いままで俺は、充実した人生を送ってきた。
近所付き合いが濃くて、
友達もまぁまぁいる。
勉強は出来る方だし、
運動神経もいい。
決して、人気者とかの部類ではないけど…
俺は、徳を積んできたはずだ。
知らない人に挨拶して、
人が困っていたらすぐに駆けつけて…
それなりに、やってきた。
なんで、俺がこんな目に。
死ぬ直前って、時が遅くなるって、本当だったんだな。
俺の目の前には、巨大なトラックがーーーー
時間が止まったとしたら、年を取らなくなって、大切な人もいなくならない。
それは嬉しいと思うけど、時間が止まらずに進んでいるからこそ、楽しみにしているものもあるなぁと思った。
「時間よとまれ」っつーのはよォ、実は一番切なくて、でも誰もが思う瞬間だよな。何気ない日常の中で「ああ、今この瞬間がずっと続けばいいのに」って、ふと思う時がある。そんな時、時間ってやつは本当に残酷だよな、進んじゃうんだよ、無情にも。
でもよ、考えてみろ。もし時間が止まったら、どうなる? みんなその場にとどまるだけだろ? つまんねぇよな、動きが止まったら。それに、止まってる時間の中じゃ、成長もしねぇし、次の面白いことだって来ねぇ。だからよ、時間が進むこと自体が、実は大切なんだよな。進んで、進んで、いつの間にか「あの時が最高だったな」って思える瞬間が来る。それがあるから、今をもっと楽しめるんだぜ。
だからよ、時間が止まったら逆にダメだ。進んでこそ、人生が面白くなるってもんだ。
時間よ、とまれ
時間よ止まれ
もう嫌だ…………
学校なんて嫌いだ。
みんなに嫌われないように、自分を作らないといけない。
作りたくないよそりゃ。素の自分を好きになって欲しい。
でも、自分を作らないとナニカあった時、傷ついちゃう。
メンタル豆腐ちゃんだからね。
あーあー。
時間なんてエイエンに止まっちゃえばいいのに、、、
ヤバい、寝坊した
遅刻する可能性が高い
チーズトーストを食べながら走っているけど、別に角で誰かとぶつかることを期待しているわけではないことは、先に言っておく
だいたい、私は爽快バトル系漫画一本で来ているので、その手の漫画は読んだことないし、本当にそんなお約束があるのかも知らない
それはともかく、足が疲れる
運動は苦手なんだって
体育よ滅べと毎回願うほどにはね
さらにマスクをしてるからメガネも曇る
もうマスクを外してしまおうか
いや、花粉症が怖いから無理
ってそんなことはどうでもいい
急がないと!
遅刻すると面倒なことになる!
いつも寝坊なんてしないのに、どうして!
昨日の夜だって、やたら眠かったから9時半には寝たんですけど?
あーもう、時間よ止まれ!
念じた瞬間、世界が静止した
車も人も、何もかも、その場から微動だにしない
え?え、え?えっ?
私、時間停止能力得た?
呆然としながら、立ち尽くす
「あれ?動いてる?」
後ろから声が聞こえた
振り向くと、普通に歩く人が一人
この人は、あまり話したことのないクラスメイトの男子だ
「俺の能力を発動して動ける人は初めて見たな」
どうやら、彼が時間を止めたらしい
ちょうど私が念じた瞬間に止めるとは、なんてタイミングか
じゃあ私が能力に覚醒したわけじゃないのか
「遅刻しそうだから時間止めたけど、動けるなんてびっくりだよ
せっかくだし、一緒に学校行く?」
時間が止まっててこっちがびっくりだよ
しかも軽い調子で誘ってくるし
「いいけど、色々詳しく教えてくれる?
能力のこととか」
びっくりしてるわりに、こんな落ち着いた返事をする私もおかしい気がする
「いいよ」
ああ、いいんだ
秘密にされると思ったけど
なんか奇妙な景色だな、と思いつつ、私はこの対して接点のないクラスメイトと、現実離れした世界でのんきに、時間が止まっているのをいいことにのんびり会話しながら登校するのだった
「時間よ止まれ」
時間よ止まれ…
今この時が
ずっと続けばいい
貴方がいて
君がいて
皆んないて
誰も欠けてはいけない
時間よ止まれ…
もう私から
何も奪わないで
【時間よ止まれ】
「これ、なーんだ?」
ご機嫌な飼い主の声と共に目の前にぶら下がる鳥の羽根。
いつもの猫じゃらしよりも、さらに長い棒の先に取り付けられたそれがヒラヒラと動き、本能的に体が動く。
「わはっ! このロング猫じゃらし、すごい食いつき! さすがテレビで出てただけある〜!」
普段使っていたオモチャよりも距離があるせいか、飼い主は猫じゃらしを大きく揺らして僕をあっちこっちへ走らせる。
つかまえた!
そう思った次の瞬間には羽根は手の中からすり抜けて。
離れた所で、ふよふよと宙を舞うものだから急いで追いかけた。
楽しい!
楽しい!!
つかまえられそうでつかまえられないのは、なんとももどかしいけれど、それがまた楽しい!
飼い主自身もいつもより動かなくていいからか、長く遊びに付き合ってくれる。
このまま時間が止まればいいのに!
時間が止まってほしいと思った時はありますか?
うーん…実はあんまり無いけど、強いて言うなら
『美味しいものを食べて感動している時』でしょうか?
自分の場合は、鰻専門店の『うな重』を初めて食べた時に、そう思いました。
ちなみに、普段は「時間よ止まれ」ではなく、「時間よ、早く過ぎろ」と思うことが多いです(笑)。
時間よ止まれ…
つぶらない瞳で心ゆくまで見つめあいましょーね♡