『時間よ止まれ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
時間を止めたら、降ってるものの動きも止まる。
例えば冬なら
降ってる雪の動きを止める?
そしたら地面に着く前の雪をガラスの器によそって、シロップをかけて、かき氷にして食べる?
きっとお腹がいたくなるね。
春なら
地面に着く前の桜の花びらをたくさんとって、
桜茶のために塩漬けにする?
夏なら
雨を止めて…
止めてもその中を歩いたらけっきょくずぶぬれ。
止んでるうちに止めたいね。
秋なら…
落ち葉の掃除が楽になるのかな?
「時間よ止まれ」
ミスタードーナ○の
ザクもっちドッ○のタマゴ
食べてみたくて
食べに来た
お気に入りはフランクフルト
あまり冒険はしないタイプ
こんな気持ちは珍しい
さて…いよいよ実食
スライスタマゴを指先で
つまんで食べた
うんタマゴ❕
お次はタマゴサラダ
口を大きく開けて
かぶりついたつもりだった
ボタッ…と腿のあたりに落ちた
ゲー…🥶
時間よ止まれ〰
ん?止まった?
なんて
そんなことがあるはずもない
慌てて拭き取った
油が滲んだようなシミがついた🥹
✴️155✴️時間よ止まれ
10代初恋の彼と一緒にいた時『時間止まって…』
そう思った。
お題『時間よ止まれ』
もし時間が止められる能力があったなら、と妄想する。普段から長時間労働が当たり前で、有休をとろうとすると、「休むにしても一日だけにしなよ」だの、「何日も休まれたら困る」だの言われる。友達から『定時退勤日』って言葉を聞くたびに「弊社はそんなのとは無縁でございます」と独り言で返している。
たわからこそ、やりたいことは時間を止めないと出来ないんだろうなと思う。
時間を止めるタイミングはいつがいいかな。あ、そうだ、課長がストレスのはけ口にしている若手社員を叱りつけているタイミングにしよう。
止めるなら三日ほど。その間に私はずっと気になっていた会社近くの大きな温泉があるホテルに行って、時間が止まっているのを良いことに無銭で泊まり、温泉に一日に何度も浸かり、勝手においしいお酒やご飯を食べて、部屋で寝転がって、ひとしきり休んだ後、会社に戻るんだ。
そういうぜいたくがしたい。だが、現実はそうは行かないので、こんな妄想をしながら、疲れた体のまま今日も目の下にクマを作りながら働くのだ。
#時間よ止まれ
止まれというか…いらない時間を溜めておければ良いなと思う。
あるバイトをしていた時、お客さんが全然来ず、ただただボーッと時間の経つのを待っていて、一緒にいた仲間と時計ばかり見ながらそんな話をしていた。
まだ何時間もあるよ、この時間を貯金箱か何かに蓄えておいて、好きな時に出して使えたらいいね…。
今でも退屈な待ち時間があると、その会話を思い出す。
この時間を取っておいて、眠たい朝に使えたら良いなぁ…とか。
永ちゃん!時間よとまれ。
いや、時間よ戻ってー。
このままの記憶で。
そうすれば、同じ強がりを出さないで一杯泣いてひき止めて、さよならを告げられる前に違う道を作って離れたくない。
2年ものあいだ好きだった人とのお付き合いがついに叶い、天にも登るような日々を過ごし、そして3ヶ月で終わった。なのになのにずーと頭から離れなかった。つい最近になってやっと思い出さない日が続くようになった。25年が過ぎた頃、突然話すことがあって、来世に一緒になろうなんて言われて嬉しかった自分てばかだな。
時間が戻れば、心の成長をやり直したい。
でも、永ちゃん大好き。
時の流れに逆らわず生きていこうと思ってたのに今はどうしてもこの時間に留まっていたい
巡り巡っていつかの未来で君に逢えるのを待っていればいいのに
今の美しい時間を失いたくないから
『時間よ止まれ』
世の中の全て、不変であればいいのに。目の痛くなるような青の下で私は無理に口角を上げた。
『時間をとまれ』
📍
「時よ止まれ」(一行詩)
人生の分かれ目はほんのちょっとの差で決まる?
◆
ほんのちょとの時差で購入の有無が決まる?
◆
時よ止まれと何度願ったことか 失敗の連鎖よ
◆
会場に居た人達が 時よ止まれと願ったかも 限定品の争奪戦
(時間よ止まれ)
この液体に浸せば、永久保存!変わらない容姿のままです
ラジオから聞こえてきた言葉
その液体を注ぐとき、わたしは
時間よ止まれと願うのだろうか、
液体とはどんな薬品だろうか、
どんな記号だろうか、
願わずとも、その効力のある液体に関心をよせる。
なんの容姿を永久保存できるのかしら
何かミスをおかして、呆れたようにため息をつかれたり、それでなくとも失望されたと確信した瞬間、もうここで時間が止まればいいのにと思う。自分の人生まるごと否定されたわけではないのに、死にたくなる。死にたくないから、そういう時は、今すぐ時間が止まって、しかし自分だけはその時間の中で動けるようになればいいと思う。
それで、私は時々考える。私だけ動いている世界は、どんな世界なのだろう。枯葉も噴水も犬も猫も鳥も、そしてもちろん人も、石のように固まったまま動かない。草原に行っても、草が風に吹かれて気持ちよさそうにそよぐこともない。時間が止まっているのだから。
ひとりきりの世界では、誰も私が泣くことを責めない。私がひとりで泣くことは、許されている。
人々の真ん中で、人目もはばからず自分のために思い切り泣いてから、そして涙をふいて、戻りたいと願う。
石でぎゅうぎゅうになった世界で、ひとりだけ生きるのに、きっと私は耐えられない。ひどくさみしくて苦しくて、元に戻りたいと願う気がする。
初めから終わりまで身勝手だ。全部勝手な言い分だ。相手の言うことに聞く耳を持たず、勝手にひとりで自分を傷つけて被害者面をしている。傷ついた心を休む場所が欲しいだとか、ひとりでいたいだとか。相手の傷には目を向けようとしない。
それでも、どんな理由であっても私が泣くことを許してくれるところに行きたいと思う。自分の傷を舐めおわって、やっと顔を上げて外の世界を見ることができると思う。
時間よ止まれ
今の君を閉じ込めて
君と来世も一緒に
なるために私が
もう一周してくるから
待っててね
本当に時間が止まったらどうなるんだろう。
その瞬間、俺の意識は働いているのか、それとも時間と同様に止まってしまうのか。
もしかしたら、今この瞬間も時間が止まっていたかもしれないと思うとあなたはどう思う?
俺はなんとも思わない。
止まった時間の中に俺がいないのなら、それはそれで、どうでもいい。
でも、世界の時間が止まって俺だけが動いていたとしたら――それは嫌だな。だって、独りは寂しいから。
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テーマ「時間よ止まれ」
「やばい、寝坊した」
電車の発車時刻は7時30分。
今から走ってギリギリ間に合うかどうか。
「時間止まってくれええ」
そう思いふと時計を見ると、時計の針は止まっていた。
もしかして…本当に止まったのか!
僕は少し喜び、のんびり歩いて駅に向かう。
ホームに着くと、アナウンスが流れた。
「7時50分発、〇〇線〇〇行、各駅停車は
2番線ホームに止まります。」
逃した
時間よ止まれ
メフィストフェレスだっけ。化物語で知った。
もしかしたらそれ以前からも知ってたかもしれないけど化物語でメフィストフェレスの話をしたのはやたらと覚えている。
ただその内容はさっぱり。作中で概要を話してたと思うんだけどそこまでは覚えていない。
メフィストフェレスに関してはその程度の知識だから次は単純に時間を止めることができるキャラクターかな。
まず浮かぶのがドラえもんの秘密道具、ジョジョの条太郎、あとは東方の咲夜ってキャラクターも時止めができるんだっけか。
でもドラえもんの秘密道具で時間を止める道具があるのは知ってるけど名前がうろ覚えなんだよな。タンマウォッチだっけかな?
調べたらやっぱりタンマウォッチだった。そりゃそうだよな。タイムウォッチじゃ普通の時計なわけだし。
しかしドラえもんはネーミングが単純ながら完成されているな。たんまとタイムで陰を踏んでて語感もいいしどんな道具なのかすぐにわかる。羨ましいネーミングセンスだ。
夕暮れ時の優しい光に包まれる時間が好き
I am drawn to the tender moments when the world is gently cradled in the soft embrace of dusk's fading light.
お題『時間よ止まれ』
「はぁ〜、全然作業終わんない……一旦時間止まってくれないかなぁ……」
蓋を閉めた最後の小瓶を棚にしまい、疲れきった腕を伸ばして独りごちた。一つの調合が終わるとどうなるか。そう、次の調合が始まるのだ。
今日は日が昇る頃には作業を始めていたのに、日が落ちようとしている今になっても山積みになった仕事は未だに山のままである。悲しい。
山になるまで向かい合わなかったのは自分なので自分を恨むしかないのだが、それはそれとしてこうも言いたくなる量だ。時間が止まってくれたなら、その間に休憩も、趣味の調合だって挟めるのに。
「それさ、いつも不思議なんだけど、どうしてみんな『時間は進むもの、だから止まるはず』だって思うんだろうね?」
と、独り言に返事が返ってきた。驚いて振り向けば、思った通りの相手と目が合う。
闇色のローブに身を包んだ彼女は、相変わらず足音のしない歩みでこちらに近寄ると、私の隣でこてんと首を傾けた。
「動いているのは私たちの方で、時間は初めから動いてなんかいない可能性だってあるはずじゃない? そもそも、時間なんて本当に存在するのかな?」
私は思わず半目になって彼女を見つめる。
「……それ、いつも時間を止めまくってる時の魔法使いさまが言います?」
「あっはっは。……あだっ!」
なんか笑っている不法侵入者の脇腹を肘でどついた。どつかれた側は両手の人差し指を合わせながら「だってあれは厳密には違うっていうか……概念を無理やり貼り付けて固定してるだけだし……」などと難しそうなことを呟いている。
この偉大な魔法使いさまは私の友人だ。時間にまつわる魔法を使える数少ない魔法使いであり、それを使いこなす魔力と実力の持ち主。
にもかかわらず、暇になると平凡な薬屋である私の元へ遊びに来て、満足するまで居座っていく。多分、あまり友人が居ないんだと思う。
「暇なら手伝ってよ。時間止められるんだし」
私は机に戻って依頼書と調合レシピを手に取り、ゆらゆらと退屈そうにローブの裾を揺らしている友人に振り返った。けれど彼女は「えー」と顔を顰める。
「寂しいから嫌。止めている間はひとりぼっちだもん」
「じゃあ、止めなくてもいいから手伝ってくれない?」
「君が作業しているところを見てるの、好きなんだよねー」
「……よかったね、好きなだけ見ていられるよ」
にこにこと楽しげに微笑む友人の前で、私は肩をすくめた。
まあ、私が溜めた仕事に彼女は関係がない。たとえ彼女がこの程度の調合なら軽々熟してしまうくらいの人物だとしても、いよいよ日が落ちちゃって時間がキツいとしても。ここ最近作業が滞った原因が彼女とのティータイムだったとしても、それはそれだ。
全て私が引き受けた仕事。私がやり切らなければと気を引き締め直して、必要な材料を集めながら大鍋の元へと向かう。
「私だけじゃなくて、君のことも切り取れるくらい便利な魔法だったなら、止めちゃうのもやぶさかではなかったけどね」
「……ん? 何?」
途中、友人が何か言った気がしたので聞き返したけれど、彼女はただ「なんでもないよ」と笑っただけだった。
「んー、やっぱり私も手伝おうかな」
「えっ本当? 後でケーキ奢る!」
「やったー!」
『時間よ止まれ』
このままで このままで
願いながら
砂時計の中を
歩いている
時よ止まれ
と、呟いた。
止まるわけもないのに
呟いた。
世界の 時が止まって 混ぜたら
黒くなったから、嫌になった。
何でもない
✡
自分の体の時の進みがもう少し遅ければいいのに。いっそ止まるくらいでもいいのに。
その言葉に目の前の人物は目を瞬いた。
自分と変わらない年頃に見えるのに、その実ゆうに数百年は生きているあの人。魔力があるが故に長命なのだという。人に紛れながらひっそり生きて、頃合いを見て引越すのだと言っていた。
たまに同じように長く生きる人や人に紛れたエルフなどと出会すこともあるという。そのときはともに過ごすのかと問えば人によると返された。ただ、長命の者同士でいることは少ないとの共通認識があるらしい。
人と生きる方が楽しくて苦しくて幸せだと。
苦しみなんて感じない方がいいのではないかと尋ねるとあの人は首を傾げた。発言を思い返しつつ同意はされないにしても一定の理解を示す言葉は得られる可能性を抱いていた。だから、あの人の仕草に戸惑いながら言葉を待っていた。何と言うのだろう。
人と生きる以上避けられないことだよ。苦しみを感じることをわかっていても人と生きることを選んでしまうんだ。苦しみに耐えかねてひとりでいることを選ぶのもいるけどね。
理屈ではない、と言った。人に頼らずとも生きてはいけるだろうけれど世捨て人にはなれない、それが魔力を持つ者だと言っていた。別れを繰り返すとわかっていてなお、人と親しくなり、長くとも数十年のうちに別れ、悲しみに暮れて過ごす。長命ではないから真実を知らないが、狂ってしまわないのだろうか。長命の者同士でともに過ごすことがまったくないわけではないのなら、自分がそうなって、ずっと共に在れたらよかった。
冒頭に戻る。出会って十数年経過した。見た目は同年代になっただろう。出会った頃は年の離れたきょうだいか、親戚に見られるばかりだった。今でもきょうだいかと尋ねる声を聞くが、恋人同士かと問われることのほうが多い。
きみの体の時が進まない、なんて、それはきみが死を迎えたときにしか起こり得ないよ。
あの人は言った。あの人と同じ時を生きたくて零れた言葉をあの人は拾い上げた。言われてみればその通りだ。時は止まることなく流れている。自分にもあの人にも流れている、体感する速度が異なるだけで。
この一瞬は、等しくこの瞬間でしかない。きみと生きる長さが違っても、それは変わらないよ。
嗚呼この瞬間が永遠であればいのに!