『時間よ止まれ』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
時間が止まって欲しい。そう願ったのは初めてだ。
目の前に寝ている君の瞳を見、自分のせいで君を怪我をさせた事に今でも後悔をしている。
早く目を覚まして楽しく君と過ごしたいよ。
なぜ、あの時僕を庇ってくれたの?
キミは猫を追いかけて、交差点に出てしまった。
もうすぐ赤になる。
それと同時に車が右折してきて、キミは硬直する。
止まれ止まれ、止まれ止まれ止まれ止まれ止まれ!!!!!!!
その時以来、ずっと、僕の時は止まったままだった。
お題〈時よ止まれ〉
水の底に沈んだ壊れているらしい時計の針みたいに往生際が悪いというか女々しいというか .... で、水圧かなぁ ... 水流かしら ... 短針も長針も秒針も全部吹っ飛んだか何かで無くなっていたりする水の底に沈んだ壊れている風の時計を念うとほっとするんだよね .....
時間よ、止まれ?
動いてたの?
動いてる .. の ... ?
耳 ... 塞いだりしてます ... いま、ジブン。
「時間よ、止まれ。」
そう思う時は夜のドライブ。
。好きな音楽を聞いて
。景色を眺めて
。窓を開け空気を吸う
「落ち着く、落ち着く。」
ぼーっとすることはきらい、
嫌なことを考えるから。
だけどこの時だけは何故だろうか、
何も考えなくていい気がする。
【時間よ止まれ】
小説を書くこと――
それが、昔から私の趣味だった。
しかし、ここ最近……
思った通りに文章が書けず、私は悩んでいた。
(日本語って難しい……)
いわゆるスランプというやつだった。
でも、腐っていても仕方ないので、私は修行に取り組むことにした。
一日一題、お題を出してくれるアプリを見つけたので、それを使って作文をしてみようと思ったのだ。
これを続けたなら、文章能力の向上に役立つかもしれない。
そこで、日々取り組んでみたはいいが……
(あー……ダメだ、これ絶対に間に合わない……)
やはり、文章を書くのは難しい。
思った通りに書けず、今日も私は四苦八苦していた。
(どうしよう、このままじゃあ七時になっちゃう……)
夜の七時になれば、新たな今日のお題が発表される。
そうなれば、昨日のお題での投稿はもう出来ない。
つまり、それは明確なタイムリミットだった。
「あああああぁぁぁ! 書けないいいいぃぃぃぃ!」
焦って喚く私の足元に、白くて美しい天使が絡みついた。
《おい、何をやっている? 人間、僕への供物はどうした?》
「あああぁぁぁぁ、無理! 書けないっ! 間に合わないっ! 無理いいぃぃぃぃ!」
《やかましい! 早く供物をよこせ!》
短気な天使が、バンッ!と床を踏み鳴らす。
「あああああぁぁぁ、書けない、間に合わないいぃぃぃ! 時間よ止まれええええええぇぇぇぇ!!」
《供物よこせ!》
キレた天使が、私の足に噛み付いた。
―END―
時刻は20時
貴方のいる方向に
車が猛スピードで直進してくるのが
遠目から見えた。
ここで貴方を止めればきっと
きっと助かる
けれど、ここからでは間に合わない
頼む、時間よ止まれ
止まってくれ
貴方の気を悪くさせなければよかった
そうすれば、まだここに居て貴方は危険な目に
あわずに済んだだろう。
だが
もう私には
どうしようも無くなってしまった
お願いだ、時間よ止まってくれ。
貴方との時間を永遠に止めないために
もう一度、続ける為に
ああ
今日は何をした?
考えてみると
大半は無駄な時間だった
時が止まって欲しいなんて思いながら
またどんどん時間は過ぎてゆく
夢に近づくために
誰よりも
自分のために
今本気で行動するんだ
時は止められないけど
未来は自分で作れるから
秋風
さやさや
カーテンゆらして
部屋に射し込む
夕陽がきれい
開けた窓から
こどもたちの声
本を捲る指はゆったりと
私ずっとこうしていたいわ
.時間よ止まれ
時の流れというものは、誰の上にも等しく流れ、そして不可逆なものらしい。
あの頃はああだった、こうだったと思い返すことはできても、誰も過去へ戻ることはできない。
──あの子と私が出会ったのは、いったい、いつのことだっただろう?
あの子が私の前に現れたとき、あの子はまだ小さくて、お父さんに抱えられていた。
水族館を歩き回って、はしゃぎ疲れたのか。
お土産コーナーにいるというのに、少しふてくされているみたいだった。
「ペンギンさん、可愛かったねぇ。あ、ほら、キーホルダーがあるよ」
「イルカさんのクッキーもあるぞ。チョコとバニラ味だって」
でも、あの子は唇を尖らせて、お父さんとお母さんに話しかけられても返事もしなかった。
いやいやと首を振って、早く帰りたいといわんばかり……。
だったのに──私と目が合った瞬間、茶色い瞳が大きく見開かれ、まるで流れ星が落ちてきて、その瞳に宿ったように輝いた。
「この子がいい!」
小さな手をこちらへ伸ばし、転がり落ちそうなほど身を乗り出してくる。
私はびっくりしてしまった。
「それがいいの?」
「本当に、これがいいの?」
お父さんとお母さんが、何度も聞いたけど、あの子は頑なに「この子がいいの」と言い張った。
真っ白なイルカでもなく、水玉模様のジンベイザメでもなく、ぎょろりとした目のウツボのぬいぐるみを抱きしめて。
──あれから、いったい、どれだけの月日が経ったことだろう?
あの子は、自分の足でどこへでも歩いていけるようになって、私にだけ教えてくれる内緒話をすることもなくなった。膝の上に私を乗せて、一緒に本を読むことも、ベッドで一緒に眠ることも。
今、あの子が夢中なのは、ちっちゃな子猫だ。
食べちゃいたいくらい、可愛らしい。白と灰色の縞模様で、ふわふわの毛並みと、よく動くしっぽの持ち主。
「みーちゃん、おいで!」
あの子が、おもちゃを手に子猫を呼ぶ。
でも、子猫は私のお腹にじゃれついて、見向きもしない。
ご飯の時も、お昼寝する時も、夜、ベッドで丸くなるときも、私たちはいつも一緒だ。
でも……これからずっと一緒、なんてことは、きっとないの。
今この瞬間も、時は流れ、過去のものになってしまうから。誰も、過去には戻れない。
だから、どうか──時間よ、止まって。
この温かさが消えないように。
2022.09.20
倦怠を孕んだ夜風が沈む、
この街もぬるい終わりへの秒針なのだ
時間よ止まれ
ボクの思うままに
全て止まればいい
アイツとボク以外全て
ずっとずっと話したい
お前さ、何が好きなの?
読書
陰キャだなぁ
別に
じゃあお前は何が好きなんだよ
お前と話してる時間
は?
だからぁ、お前と話してる時間って言ってるだろ!
真っ赤になっているアイツ
いい気味だ
嬉しい
ありがとう
感謝しろよな!
じゃあさ
お前の好きな人は誰?
お前に教える義理なんて無いだろ!
だって
お前の事好きなんだもん
アイツがびっくりした顔をする
ボクは、アイツに一矢報いる事ができて
嬉しかった
忘れ物した。
もう後戻りはできない。
時間が止まったら取りに戻れるかもしないのにな。
__時よ止まれ__
好きな人とデート
遊園地に行った
時間がすぎるのがはやい
最後に観覧車に乗ろうという話になった
あぁ、観覧車が一周してしまえば、デートは終わる
もっと一緒にいたい、
時が止まってくれればいいのに、
2022.9.20
君と話している時間が一番
君と笑いあってる時間が一番
君と待っている時間が一番
君との時間が私の幸福
だからお願い。時間を進めないで。
ずっとこのままそばにいたい
もし願いが届くなら
時間よ止まれ
永遠の刻の中に閉じ込めて
「時間よ止まれ」
未来の失敗など恐れずに
過去の失敗に縛られずに
今だけを見つめれば、楽しく挑戦できるだろうか
見通しが甘くとも
学びが無くとも
一歩を歩むために
今だけは時間を止めさせてください
やっと咲いたのだ。
年に1度、咲くかどうかのこの花が。
やっと、やっと咲いたのだ。
この真っ白な、奇跡の大輪の花が。
朝になれば枯れてしまうなんて信じられない。
この夜がずっと続けばいい。
儚くも艶やかなこの花を、
いつまでも見ていられるなら。
時間よ止まれ
『時間よ止まれ』
君の息、鼓動、声。
今、全てを感じている。
もうすぐ、別れの時間。
嫌だなぁ……
時間が、止まればいいのに───────
時間よ止まれ
止まって欲しいような欲しくないような…
それが時間かな
嫌なことは速く過ぎ去って欲しいし、楽しいことはいつまでもこのままでいて欲しいと思うし。
でも、これ以上歳はとりたくないなあ。
ビデオみたいに巻き戻せたり先送りできたり一時停止出来たらいいのに。
時間よ止まれ!
美しいものを美しいまま留めておきたかった
漫画じゃ簡単だけども、そうはいかない
老いや朽ちていくものが全て
現実では時間の流れがある
いや、そうでもないな
僕は箪笥からアルバムを引っ張り出した
ふと思えば
時間よ止まれ
と願うことは無かった。
その先の喜を知っているから。
その先の楽を期待するから。