『時計の針』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
#三夜目 #時計の針
チクタク チクタク
振り返ることなく巡る切っ先
憧れたこともありました
迷いなく生きられたらいいのにと
憎んだこともありました
もう少し待ってくれてもいいじゃないかと
優しくて残酷な
私の道を歩くための杖
#時計の針
重なりあったり離れたり…
追いかけたり追いかけられたり…
訳ありの二人のよう…
愛しくて抱き合っても一緒にはいられない…
別れを口にしてもまた追い求めてしまう…
そんなことを繰り返しながら
刹那で熱い時間だけが過ぎていく…
誰も知らない二人だけの秘密が増えていく…
出逢ったのが遅かったなら
時計の針を逆に戻して
誰よりも一番初めに出逢いたい…
誰のものでもないあなたと
誰のものでもない私に…
🌈黒猫のつぶやき🌈
道ならぬ恋…
そんな恋も
恋は恋…
時間を巻き戻すことが出来たら
みなさんはいつに戻りたいですか
私は戻りたいと言うほど人生の経験を踏んでません
ですが、戻りたい時に戻れるのなら
私はきっと彼を探しに行くでしょうね
彼に会って最初に言う言葉も決めてあります
引かれても嫌われてもどちらにせよ結ばれない運命だったので、
それならいっその事
想ってることを伝えたいと思います
「好きです」
たったのこれだけを伝えに
私は時計の針を戻す。
【時計の針】
どれだけ後悔しても巻き戻らない。
止まってほしくても止まってはくれない。
進むしかない。
大きな時計塔の地下には少し不気味なレストランがある。
時計塔の針が3時を指したら地下に繋がる階段が開くという構図になっている。夜中の3時とおやつの時間15時に完全に開くらしい。自分は入ったことは無い。
だけど、友達が入った時は〈空気が不思議で少し鳥肌立った〉と言っていた。
それで通じなかったから、今日はおやつの時間15時に行く。
とか考えながら歩いてきたら問題の扉があるという壁の前に来た。
手首の時計を見て時間になるのを待った。
15時になった。周りに変化はない。だけど、壁に取っ手が着いていた。さっきまで着いていなかったものだ。
手を伸ばし、取っ手にかける。押すのか引くのか……正解は押しだった。入った瞬間外は15時なのに夜中に感じた。
奥に進んでみると、階段があった。それをゆっくりと下りて行った。目の前に明るい扉を見つけ、取っ手に手をかけ、引く。
「あ、いらっしゃい。」
扉が空くと同時に、青年が顔を出す。自分も挨拶をして席に座る。周りを見渡していると声をかけられた。
「メニューはどうなさいますか?」
「あ、えーっと、」
「こちらをご覧下さい。お客様はこのお店に初めていらっしゃいましたよね?」
「あ、はい、そうです…」
「では、こちらのメニューを見てください。メニューに無いものでもお作りしますので、何なりと申し付けください。」
「ありがとうございます、、」
青年はそう言ってレジ辺りに戻った。周りにほかのお客様はいない。でも、忙しそうにしていた。〈幽霊でもいるのか…??〉と思いながら注文して腕時計を見る。現在の時刻は18時。
「えっ、18時!?」
「お客様どうなさいました?」
タイミングよく青年登場。
「いえ、なんでもないです、」
「左様でしたか。御手洗はあちらにあります。失礼致します。」
この時間の差は何なんだ…?少し理解が追いつかない。あの青年に時間を聞くと、時計通り18時と答えた。
このお店は一体…??
32テーマ【時計の針】
時計の針。カチカチカチと音を鳴らしながらその時は迫っていた。
今日も部活かー。やっぱり先輩いないとモチベ上がんないし記録も伸びない。私立受験間近だからか最近はあんまり会わなくなってきた。私から会いに行く以外はね。
思えば、合唱祭も良い思い出だな。私、放送委員会だったから率先して先輩のクラスの放送になったっけ。本番。今までで一番上手く放送できて、観客席よりも近い舞台袖で先輩の姿を覗いた。先輩は真剣に歌っていた…これが最後の合唱祭だもんね。先輩の姿と聞こえた声は私の中でリンクした。自然と涙が溢れ出し、私は熱くなった胸を押さえた。どうしようもなく先輩が恋しくなって…
窓の外は別世界みたいだな。やっぱり先輩は来ないか。……あ!先輩だ!私は思わず目で追ってしまった。すると、先輩は視線に気づいたかのように上を見上げた。目が離せない。目が合った…気がした。どうか先輩に気づかれていませんように…
高鳴っている胸も好きと思える今も、募っていく想いも…カチカチカチと秒針が進む毎に過去のことへと変わっていく。私はいつになったら先輩の事、諦められるのかな?
読んで頂きありがとうございます。今まで実話を投稿し続けてきたのですが、私の勉学、部活動の関係でしばらく投稿を控えたいと考えています。時間に余裕が生まれ次第、再開すると共に溜まりに溜まった先輩や幼馴染くんとのエピソードを載せていこうと思います。しばしの別れです。また、読んで頂けたら幸いですm(_ _)m
時計の針
今この瞬間の輝き
時計の針の1秒1秒に心を込めて
この世には、色んな針がある。
子供に縫ってあげるときの針
ふすまによくできるすい針
マッサージの針
そして 時計の針
針も
物によっては人を喜ばせたり、びっくりさせたりとたくさんの想いをひきだしてくれる。
時計の針は
いままでいろんな人に、それぞれのペースで時間を伝えてあげてきたのだろう。たくさんの人に見られて、
恥ずかしがり屋な時計さんは 見てないところで針をすすめる。
ありがとう
時計の針
でも、もうちょっと胸張っていいよ
そんなに恥ずかしがって針をこっそり進めなくても
お題
時計の針 より
君は居ないのに
私は進めないのに
もう何もかも意味はないのに
時計の針はいつも私に後ろ指を刺してくる。
朝も昼も夜も、もう二度と来なければ良いのに
#時計の針
ふたつの針は近づき また遠くなる
ふたつは時に 重なり合い またすれ違う
ふたりは 思い合い 通じ合う
わたしたちは 儚く 強く 美しい
ワタシは キミをいつまでも追う
キミは ワタシを いつまでも待つ
否、キミを少しは寄り添ってくれているのかな。
わたしたちは ずっと いつまでも一緒にいることは許されない 時計の上にいる
題「時計の針」
あなたと居れば半分。
離れていれば倍。
この一瞬でも、あなたの存在で
私が持っている時計の針のスピードが変化する。
変わらないのは、時計の針が進む度
私の想いは君の方へと進む__。
細く鋭く研ぎ澄ます
手には刃を
背中に殺気を
キャベツ切ってる時は侍
カチャリ カチャリ
時計の針を巻き戻す
ただその音だけが 木霊する
なぁ少年よ何をしているのだ
分からない いや何か探しているはずだ
カチャリ
音が止む 嗚呼そうだ
僕はお前をを探しているよ
今までも これからも
カチャリ カチャリ カチャリ
いつかお前に赤い花を
お題【時計の針】
タイトル【夜の森】
_______________
時を戻せるのなら
あの言葉を言ってしまった頃へ
戻りたい。やりなおしたい。
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Theme:時計の針
「時計の針」
時計はカチッカチッ、と規則正しく秒針を進めている
心臓の音と反比例するように心臓はどんどん心拍が遅くなっていく
意識が薄れていく、この秒針が進む音はどんどん遠くへ突き放していくような寂しさを感じる
モニターに映し出された波はその者の人生を映し出す
波が遅くなり、なくなる命は世界では何人いるのだろうな
時計の針が進む度に我々人類はまた一つ歳を取る。
人類が誕生してから20万年もたった。
地球の誕生に比べたら、たったの20万年だが人が、紡いで来た歴史は、とても濃密なものである。
時間の中で沢山の過ちをおこしながら人類は時計の針の用に今も進み続ける。
その旅は、戻ることも、止まることも、許されない。
時計の針が進む度に人類の歴史は最新される。
それが人類にとって良いことでも、悪いことでも人の歴史に刻まれる。
そんな時の中を私は、生きている。
コツ コツ コツ コツ
静まり返った独房に時計の音が鳴り響く。
「…。」
コツ コツ コツ コツ
とある囚人はその音を煩わしいと感じた。
その囚人は騒がしい人々を殺した。
とある囚人はその音を心地よく感じた。
その囚人は自然を害する者を殺した。
とある囚人はその音を気にも止めなかった。
その囚人は何も考えず只欲望に従って人を殺した。
針は、囚人達の罪を全てさらけ出して、尚止まることなく動く。
コツ コツ コツ コツ…
お題 時計の針
あなたを想う度に
恋というものが分からなくなる
それぐらいあなたが好きなの
想いを打ち明けられずにいる間も
時計の針はずっと進んで
逢いたいと想う気持ちを大きくする
過去には決して戻らないが、
今なら未来を変えることは出来る。
不器用な私を
愛を知らない私を
飾ることを辞められない私を
時計の針が戻るのならば
いつかの私を変えてやりたい