『時計の針』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
時計の針
時計の針は今まさにまた動き始めた
夫よ、本当に私達は運命だね。
そう凄く思う。
いつもどんなときもアナタはそばで支えて
くれていて今でもなお、も。
有難う、本当にいつも。
これからも一緒に時計の針を刻んでゆこう。
アナタを愛し尽くすと誓う。
・時計の針
今
この詩を書いているときも
時間は刻一刻と迫っている
億人億色の時間が
私たちに、迫る。
時計の針
いつも おいかけっこ
短いのが いちばんのんびりで
長いのが いちばんせっかちで
まんなかのは 中ぐらい
みっつがそれぞれを おいかけっこしている
『時計の針』
時計の針 それは、我が愛する最推しフック船長を脅かすもの。
チックタック音を立てて、我が最推しフック船長をおびえさせるもの。船長にとっての脅威である。
船長が時計の音が鳴るワニに追い回されるのは、時間に追われている大人を暗喩しているというのは有名な話で、時計の針は船長だけでなく私達をいつだって追い立て、時には追い詰めるのだ。
時計の針
止まらない時を思う
時代の流れに
乗るか流されるか
きっと節目があっても
わからないまま
過ぎ去るのだろう
時を止められない
そんな焦りの瞬間
人は何を願うのか
止まれない時を思う
人の願いに
応えるか流すのか
きっとわかっていても
止まれずに
過ぎ去るのだろう
時を止められない
そんな悲壮の瞬間
人は何を描くのか
時計の針を巻き戻して貴女にまた会えたら良いのになぜ会えないのだろう。貴女に会えるなら何でもするその覚悟はできてる。止まった時計を抱き抱えて眠り続けている貴女。どうか時計よ動いてくれそしてまた出会えるよう導いてくれ。
①
私の小さな坊やが、時計の針を折りました。
幸いけがはありません。
次に私の興味を引いたのはその理由です。
どうして折ったの、教えてちょうだい。
小さな坊やはもじもじ、動きます。
いったいどうしてしまったの。
遂に口を開きます。
「ママが時計を見たら帰っちゃうから」
私は申し訳ない気持ちになりました。
いつから、私は、
そんなに時間を気にするようになってしまったの。
「今度一緒に新しい時計を買いに行きましょうね」
私は怒りません。
そして、携帯で時間を確認し、私は出かけます。
「時計の針」
②
私は動く。一定で。
誰にそうしろと言われた訳ではない。
私は動く。休みなく。
休みたい時などありはしない。
私は動く。そうすれば、
誰かが喜ぶに違いない。
しかし一体誰のため?
私はどうして動いているのでしょう。
答えのない問は、時間の流れと共に、
音となってこだまする。
それが私の仕事だから。
「時計の針」
ずれた時計の針を合わせて合わせて
でもいつになっても時は重ならない
私の針はあの日で止まってしまって
かちかちかち
愛おしかったあの音も
今はもう聞こえない
時は流れるのに私の針は動かない
あの日のままただ静かに
刻の逆鉾
罪から引き裂かれし躰
渦巻くは 辿る足跡
哀しみが誘うのは
私の罪・・・
囁く声の表裏
微睡みの眩暈
触れる傷みは
偽善に換わり
定め映し出す
虚礼の十字線
此の身焼かれて
孤高の孤独に彷徨う・・・
罪から引き裂かれし躰
渦巻くは 辿る足跡
哀しみが誘うのは
私の罪・・・
生から産まれ堕ちた躰
纏わるは 血潮の海
苦しみが嗤うのは
私の死・・・
戻れないならば・・・
「あのときこうしていれば」と後悔しても時計の針は戻らない。
そうした戻らない針をずっと抱えていると途方もない虚しさや悲しさが押し寄せる。
進む先にはなにがあるだろうか。きみと一緒に進む道はあるのだろうか。
止まりもしない、戻りもしない、進むしかないこの時計とともに。
必ずやいつか会えるとなぜ言える
違う時計の針かもしれず
毎秒 毎秒 、音を鳴らす 。
君と別れたあの日からずっと鳴っている 。
どれぐらいたっただろうか
心がきしむ音がした 。
時計の針。
楽しい時間が
終わってほしくないから
時計の針を
止めたくなる。
逢えてない時が
すぐに消えるように
時計の針を
マッハで進めたい。
少し貴方の方が先をいく
貴方が12を指しても
私は12を指せない
貴方には届かない
時間に逆らえない
#年の差#時計の針
進むたびに、過去の自分が消えてゆく。
進むたびに、未来の自分が出来上がる。
「時計の針」
時計の針よ
早く進め
いや
止まれ
ぐにゃりと曲がって
震えていろ
もう
どうして欲しいかもわからないよ
部屋に引きこもって8日め。
コロナコロナコロナコロナ
カチコチカチコチ
コロナコロナコロナコロナコロナ
できることは
無数にあって
やらなくちゃいけないことは
無限にあるが
ただただ
床に大の字。
時計の音を聞きながら。
#時計の針
壊れる限り時計の針って動き続けるの。
人間も一緒。
人生が終了するまで、終わる時まで、
人間は動き続けるの。
時計って、人間と少し似ているわ。
カチコチ
時計の針が動く、一定に動く、動いている
カチコチ
動く、何も考えずに、ただ動いている
カチコチ
時計の針は動いているのに
カチコチ
私の時計は錆びついたまま
あの日から、ずっと
その音が響かない
ただ、進むだけ
でも私たちは戻ることに希望を抱くの
時計の針が進むことで沢山の優しい人が
苦しんでいます。
そして
死にたい人に「生きろ」
という言葉がどれだけ綺麗事に聞こえるか、
人生が楽しい人には分からないですよね。
生きろと言うぐらいなら
ほっといてくれた方がいい。
私の場合ですが、