『時計の針』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
時計の針を何千回も巻き戻して子供の頃に戻って人生やり直したい
#時計の針
「もう帰るの?」
『だって迷惑かけちゃうし』
「そんなことないよ」
『…もうすぐ時間になっちゃうから』
「本当に行くの?」
『ごめんね』
『また逢えるから』
『時計の針』
真面目に進む
「……あ」
「……どうした」
「ねれない」
「寝なさい」
「無理やぁ……なんか落ち着かへん」
「しゃあないなぁ。大丈夫やで」
「う……」
「今日も明日も生きとるよ」
「……」
「ゆっくりお休み。また明日」
「さて、たまには労ってやりますか」
────とある記念日:青
ロクマル拍子絶えぬ瞬き
巡り廻れよ命の針
時計の針は戻せない
幸せな時間は戻せない
今という 一瞬も
かけがえのないもの
長針と短針の角度が変わりゆくものの全て
忙しいもゆっくりも
心配も安堵も
喜び苦しみ
言葉も歌も
時を刻む
一秒一秒が大切な瞬間
『時計の針』
楽しい時は
時計の針さん達早く動くくせに
仕事の時は
時計の針さん達
怠けてちっとも動かないよね
「えっ、平等に動いてる」って。
それはないでしょ
時計の針
早く感じちゃいけないもの
時計の針を巻き戻すように眠ったままの君に会いに行く長い長い旅を今終わらせよう君という名の家に帰るWaybackhome
刻んだ時間だけは嘘をついてない。
時計の針ってさ12をさしたらもう私が終わるんだ
時計の針が頂点を指すころ
私はこの世に居ないだろう
眠りという
死の代理行為にて
時計の針
今時計の針は23時08分を指しています
時計の針を巻き戻して
君の心を奪いにいくよ
時計の針にはさまれたい。時が12時を知らせる瞬間、全部魔法だったみたいに終わりたい。
戻すことができるならばどうか
あの日に戻してください
進めることができるならばどうぞ
私の終わりの時まで進めてください
どうか願いを叶えてください
時計の針
時計の針
時計の針は正しくない。
私の部屋の時計は今3分早い。
遅刻せずにすむから直さない。
大きい針と小さい針
何度も重なるけど、
綺麗な数字で重なるのは1日に2回だけ
鐘が12回鳴るとき
背の高い君と背の低い私
何度もすれ違うけど、
会話ができるのは1日に2回だけ
通学路を歩くとき
あ、鐘が鳴ったから帰らなきゃ
〜時計の針〜
私の時計はゆっくり進む
時々止まるし 巻き戻る
はっきり言って不便だ
今日は突然30年以上前に巻き戻った
ひどく怖くなって
涙が止まらなくなった
どうしてこんな時計を持っているのだろうと
腹立たしく思うが
替えがきかないので仕方ない
不便な時計でも時間を大切にしていくしかない
#時計の針