『時を告げる』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
時計の秒針の音が部屋の中に鳴り響く。
何も考えないでひたすらに時間が過ぎていくのを感じている。
ただただその空間の音を聞いて、空を見て、雲の流れを見て。
静かで自分が周りから見えていないかのように。
ただ時の流れに身を任せる。
そんな私に24時の時計の音が不意に時を告げる。
ずっとこのままの関係でいたいとか、変わらないでいたいとか、幸せなときがずっと続けばいいとか、思っていた。でもいつしか気づき始めたのだ、このままが永遠に続くことはない。いつかどこかで何かが変わってしまうだろう。きっとその時は刻一刻と近づいて来る。嬉しくなるかもしれないし、悲しくなるかもしれない。けれどそろそろ、変化を受け入れる準備をしなければならない。
時を告げる
時を告げる。
私はこの言葉について考えた時、何かの合図なのかなと考えました。例えば災害の合図。地震雲と言われるものがある。これは地震が起きる前に現れると言われる雲のこと。そんなことを思い浮かべました。
またこれが自然災害ではなく自分に置き換えるとしたら何かを始める前触れ、きっかけのことかと思いました。しかし今は自分にとっての時を告げるものがわかっていません。その時を告げるものがわかったとき新しい自分に出会えて、何か新しいことを始める、踏み出す瞬間なのかもしれないと思った。
時を告げる
人生の一生の中の時(タイムアウト的なの)を告げる音だけの曲(後ろでずっと鼓動が鳴ってて、学校のチャイムとか、タイマーとかアラームとか。最後は多分心電図の心停止の音で終わる、2〜3分の曲を作りたい)
ただのメモ
『刻』
ゴォン、ゴォン、ゴォオン
別れの時が来たのだと、
無情な鐘が時を告げた。
抱き合って、口付けて
涙を拭い合い
さようなら、の一言がかすれて消える。
そうして振り返って駆け出して。
がんがんがん
目覚めの時が来たのだと
無情な頭痛が朝を告げた。
頭を抑えて、唸りながら
恋がしてぇなぁ、
起きたくねぇなぁ
でも起きなきゃと
ベッド脇のメガネを探して
さまよった手がメガネを落とした。
やはり、現実はクソッタレである。
「時を告げる」
大時計が夜12時を告げると
もうおやすみの時間だ
眠気が来なくとも肌触りのよい毛布と
ふかふかの布団を被れば
間もなく眠りがやってくる
良く眠れますように。
大時計が朝7時を告げる頃
朝の光とともに目が覚めるのを楽しみに
ゆっくりおやすみ。
時を告げるもの、カレンダーや季節の景色、鐘、お腹の音、いろいろある中で時計が1番に思い浮かんだ。きっと毎日、毎時間ふと気にしてみてしまうからだろう。なぜこんなに時間を気にしてしまうのか。人生80年、時間換算で700800時間、それしかないからかな。
時間なんて進まなければいいのにとは思わないけど、歳をとりたくはない。でも毎年この時期私はひとつ歳をとる。見たくないし感じたくない時の流れ。
朝を告げるアラームも同じ。いつも起こしてくれてありがたいけど、時を告げるお前も嫌われもの。
欠伸止まらず
2024/09/06㈮日記
中途覚醒は思考力も落ちる。
昨夜も3時に目が覚めた。
やる気も出ない。
洗濯するのを忘れた。
明朝、洗濯しないと。
コキアの色が抜けて来ているというか、緑が薄くなって来ている。
11月には綺麗な色になるから
楽しみ。
去年は写真を撮った。
日本の秋って赤だよね?
いや、実りの秋で金色?
秋はスーパーに行くのに無駄に
遠回りして金色の稲穂の中を
自転車で駆け抜けたりする。
無償に走りたくなる。
電車から高校生の男の子が畑の中を
自転車で突っ走しているのを
見るのも好き。
田舎だから周りに誰もいない。
風を受けて広々とした気分になって
気持ち良いんだよね。
政治思想は書かないと思って
始めた日記。
昨日は、つい書いちゃった。
怖い顔の人たちばかりの総裁選も
気になるところ。
来週、ロルバーンを買いに行こうかと思って。
ついでに頂いたマックカードがあるから、月見バーガーを所望したい。
おやすみなさい。
わたしはある人に伝えるべき時を告げる。
なにを伝えるかはまだわからない。
どんな想いを伝えたい?
あの人に伝えてもいいのはどんな言葉?
時計とかタイマーって人類にとってなくてはならないものだと思う。
その中でもタイマーはとても大事。
私もよく「何分後にタイマーをセット」と携帯に話しかける。
その中でもやはりカップラーメンの時が1番有難い。
短いとバリバリだし、遅いと伸びてしまうから時間がとても大事。
3分の時を告げるタイマー、いつもありがとう。
時を告げる
テレビが丁寧に時刻を伝える中、用意した通勤バッグを放り投げて財布とスマホを持って家を飛び出した。
「ざまあみろ!」
そう言った瞬間溢れ出した涙を拭きもせずに車に乗り込む。
胸の中に蓄積したドロドロとした黒い感情が、一気に弾けて視界がひらけた。
「お前等のためになんか生きるのは止めだ!違う道を探してやる!」
浴びせられた言葉、押し付けられた仕事の数々、眠れない夜。全部、今だけは全部投げ出して俺は生きてやる。
日々家
45日目
ピピピピ
重たい瞼を上げ時計を見る
あぁもうこんな時間か
顔を洗いパジャマを脱ぐ
卵を割り髪をセットする
目玉焼きトーストをかきこめば
もうこんな時間だ
急いで家を出た
瞬間に気づいた
いつもより道が空いている
...今日は祝日だ
あれは桜が散って葉っぱになり始めた頃、
少し変な時に君は転校してきた。
特にパッとしない日々を過ごしていた僕にとって
君はすぐに特別になった。
最高の出会いだと言えただろう
僕が僕の終わりを知ったその時までは
タイトル:時を告げる
ゆっくり 目覚めた
時計は朝4時を私に告げる
起きてしまおうか
もう一度寝るか
迷うところ
前の通りでは
バイクの音と郵便受けが鳴る音
もうすでに働いている人がいる
窓の外には鳥の声
庭のブルーベリーは
食べられているだろう
自然界も人間界も
共に目覚めていく 朝
待ち合わせ場所にある、時を告げる大きな時計。
どれほどの出会いを見守っているのだろう。
と、見知らぬ人々の恋の始まりに思いを馳せる。
【ボーナスタイム】
僕の住む町内では、午後5時になると「夕やけ小やが流れる」が流れる。
スマホも腕時計も持たされていない僕達は、その音楽を合図にして家に帰ることが多い。
今日もそうだと思っていた。
だけど、今日は何だか違ったのだ…
「今日、1日が長くね?」
良樹がポツリと漏らした。
「そうか?」
「えー、違う?」
「普通かなぁ」
そんな他愛も無い話をしていた矢先、妹が変な事を言い出した。
「お兄ちゃん、夕やけ小やけ流れないよ?」
「え、まだだろ」
「もーすぐじゃない?」
すると、英一(クラス1の秀才だ)が
「いや、もう5時過ぎてるよ。」
と言った。
そんな馬鹿な、と思ったが、英一はキッズケータイを僕達に見せた。
17:12
もう10分以上経っている。
「え、門限過ぎてるじゃん!ヤバぁ!」
良樹は頭を抱えてヘナヘナと座り込んでしまった。
一方、他の面々は冷静で、他の女子数人は
「これ、お母さん達絶対気づいてないよね。」
と会話している。
そんな中、僕はあることを思いついてしまった。
「なあ、母さん達気づいてないなら、もうちょっと遊んでもバレなくね?」
すると皆は一瞬静かになったものの、1秒後には口を揃えてこう言うのだった。
「それな!!!」
その後、僕達は広い公園に移り、鬼ごっこを始めた。
幸いにも今は夏なので、日が暮れるのが遅い。
ということは、母さん達もきっと気づくのが遅くなるに違いない。
ということは、僕達はもっと遊べる。
そんな優越感と1mmの不安に満たされていた。
走っているときに見えた空が青くて綺麗だった。
17:54
英一がおもむろにポケットの中を探り始めた。
「あー、お母さんから電話来た。」
恐らく、早く帰ってこいと言われるのだろう。
英一は電話をし始めた。
「うん…、うん…、第1公園にいる、うん…、分かった。」
通話が終わるや否や、英一は言った。
「ごめん、帰んなきゃ。嘘、つけなかった。」
結局、各々帰ることになった。
いや、実際にはもう少し遊んで帰ってもバレないのでは?とも思った。
だけど、僕らは知っている。
そういうことをすると後々面倒になる、と。
僕と妹は家に帰った。
今日は門限をオーバーし過ぎた。
とっくに6時を超えている。
怒られるだろうか。
そんなことが頭をよぎったが、今日の判決はすぐに下された。
「町内放送が壊れてたらしいし、今日だけは見逃してあげる。でも、次はないよ?」
あぁ、良かった。
そんな脱力感と幸福感に満ちた僕は、夜ご飯をガッツリ食べた。
その後、しばらく町内放送が出来ないということになり、お母さんから百均の腕時計を買ってもらった。
もう、門限を合法的に破ることが難しくなった。
時をつげるSTORY
50歳近くなって、感じるようになった。
なんとなく、私は、そんなに長生きしないだろうなと。体力的にそう感じる。
若い頃、仕事などでかなり身体を酷使してたから、その頃の疲れがずっと残っている感じがする。
後、どれくらい生きるのかな。
終わりの時をつげるのは、神様。
私は、その時まで、一生懸命生きる。
悔いのないように、自分、周りの人の気持ちを考えて行動したい。
そして、いつも感謝の気持ちを忘れないようにしたい。
《 時を告げる 》
疲れてるのかな
いつの間にか寝落ちしちゃった
今は何時だろう?外が暗い
部屋の灯りをつけるより早く
「うにゃ〜 (^•ω•^)୭ 」と我が子の声
そっか、もう夕食の時間かと準備を始める
時計を見るといつもの時間
あなたの腹時計には驚くばかり
時を告げるオウムが
東の空を舞っている
綺麗な円を描いて
力尽きることなく
西の下水の中の出来事
汚いねずみがたくさん
家族を引き連れ
どこかへ行った
片耳のないうさぎに
南を向けと囁いた
そちらには耳も無いのに
そちらには何も無いのに
北の国に住む老人は
ひと言も話さない
ちっとも動かない
老人を皮切りに
そして世界は静かになった
お題『時を告げる』
時を告げる
時を告げる鐘が鳴り今日も一日が終わっていく