『時を告げる』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
時を告げる
時を告げる音がなった。
いかなくちゃ。
いかなくちゃ。
もう、ふりかえることはできない。戻れない。
終わりの時を告げられて、しまったのだから。
あの日
片思いに期限をつけた
夏休みが終わるまで
もう9月だね
タイムリミット
さようなら
お互い、幸せになろうね
『時を告げる』
ときを告げる
お腹が鳴る。
もう昼か。
お腹が鳴る。
もう夜か。
お腹が鳴る。
もう朝か。
便利な時計をもっている。
時を告げるその音がやけにうるさく感じる。画面を見ずに適当に叩きながら止めて、これで多分三回目。アラームの音では目覚めが悪い。というか起きられない。どんなに大爆音にしても、好きな曲にしても、起きられないものは起きられないのだ。けれど今までずっとそうだったわけじゃない。アラームを使わなくてはいけなくなったから、必要に応じて使っているだけ。
朝の支度をする直前に君のこの上ない程の笑顔に手を合わせた。面白いくらいに目覚めの悪い自分を毎朝声をかけ、揺り起こしてくれた君の声はもう聞けない。
「おはよう、今日も時間より遅かったみたい」
時を告げるその声が忘れられない。
[時を告げる]
「時を告げる」
時を告げる合図 だが黙々と続けていたある人 本当に真剣に 続ける事の素晴らしさを教えてくれた とことんまでやりたいのだろうが 止める、それと同時に称える 本当に素晴らしい その努力と集中力が 後々に活かされるだろう また1つ学んだこと
心臓の音
細胞の分裂
広かった海はやがて窮屈になり
その時のために洪水を起こす
『時を告げる』
チャイムが別れの時を告げる。
もっとあなたを見ていたいのに……
明日が来るまでしばしのお別れ。
早く明日になればいいと密かに願った。
テーマ【時を告げる】
朱光
哀しげな香り
刹那に吹く風
何故か涙溢れ
纏う心地良く
天を見上げ 嗤った…
両手を拡げて
擦り抜けてく
優しく縁取る
揺られ美しく
地を求めて 謳った…
装飾した
朱の雫
彩られた
黒の涙
傷みさえも
苦しみさえも
儚ささえも
哀しみさえも
「瞬堕ノ 愛シササエ…」
時は決まって告げない
急に決まり 別れをも告げ
まるで気まぐれに言ったのかとも思える
想いもいずれ消えてしまうのかと思うと怖い
そんな私がいる
完全下校を知らせる放送。
部活終わりに話す、ただそれだけの時間を
いつからこんなに愛しく思っていたっけ。
「まだ一緒にいたい」とは言えなかったな。
時を告げる
影響力の強い人の言葉に
傷つき…涙する…
些細なことで
気にしてしまうの…
貴方との別れの時を告げる鐘の音
『シンデレラ風』
時計が時を告げる
え〜、もう少し眠りたい
時計が時を告げる
待って、まだ食べ終わってない
時計が時を告げる
いやだ、明日を迎えたくない
むかついた
針を止めてみよう
数字を全て塗り潰してやろう
これでどうだっ
…ん?今何時?
何年?何月?何日?
私、何で動けないの?
というか、今生きてるの?死んでるの?
🍀時を告げる
──キーンコーンカーンコーン
チャイムの音が鳴り止む。
チャイムの音と「挨拶してー」と先生の掛け声で
無条件に拝める先生との50分の終わりを告げる。
体感10分。
まだ教えて欲しいこと沢山あります。
足りないです。
1年間の週2の数学。
特別授業してください。
「私とあなたじゃ住む世界が違う 第八話」
零也は、仕事で事務所に来ていた。澄、優斗、将生の3人も一緒だった。
「4人揃ったな」
「何で呼びたしたんだろうね?」
澄は、不思議そうに事務所のスタッフを見ていた。
「多分、オリ曲の事でじゃないか?」
優斗は意気込んでいた。
「…オリ曲、出来た奴、居る?」
将生は、不安そうだった。
「……」
4人は、黙り込んだ。
「フロンティアウォーカーの皆さん、全員集まりましたね」
事務所のスタッフが4人の所に来た。
「僕達を呼び出した理由って何ですか?」
澄は、スタッフに聞いた。
「そろそろ、グループ全体のオリジナル曲を考えてもらおうかなって呼び出したんだけど…」
「すみません、その件なんですが…」
「俺達、誰も個人のオリ曲を作ってないんです」
「…あ、そうなの?」
場の雰囲気は、固まってしまった。
「いくら、君達高校生だって言っても、デビューして半年近く経つのにオリ曲誰も作ってないって…」
「すみません、全員学校生活に追われているんです」
零也は、すかさず弁明した。
「あのね、ライバルの事務所の話になるけど、林檎王子やパズルだって、デビューして間もない頃にはどんな形であれ、オリ曲は作っていたよ?彼らの中には君達と同い年でオリ曲作ってた人も居るんだからね?」
「(耐えろ、説教と言う拷問はもうすぐ終わる…)」
4人は、ただ、時が過ぎるのを待っていた。
「…はぁ、長かった」
将生は、疲れた表情だった。
「俺達、歌い手向いてるのかな…?」
優斗は、少し考えていた。
「デビューして、これじゃあな…」
零也も、疲れた表情だった。
「仕方無いよ。僕達、学校生活もあるんだし…」
澄は、フォローする役目に回っていた。
「…?君達も歌い手?」
突然、女子大生が4人に話しかけた。
「誰?」
「私、ケイ。グループに所属してないけど歌い手」
ケイは、自己紹介をした。
「ケイって、今、物凄い売れてる歌い手じゃん!」
優斗は、ケイの事を知っていて、本人に会って驚いた。
「ケイに会えて、メッチャ嬉しいぜ!」
零也は、いきなり笑顔になった。
「ケイって、学校生活と仕事、どうやって両立してるのかな?」
澄は、思った事をつぶやいた。
「何とか両立してる。君達も頑張んな。すぐには売れないよ。諦めるな」
ケイはそう言うと、どこかへと行ってしまった。
「ケイ、カッコいい!」
澄達はテンションが上がっていた。
「ケイ、マジで好きになりそうなんだけど…」
零也は、ケイにときめきを感じていた。
小夜啼鳥が告げる
最期の時を告げる
私の傍で終わりを告げる
──────嗚呼
あとほんの少しでいいから
あなたの傍にいたかった
『時を告げる』
【時を告げる】
チクタクと規則正しく
進んでいく時計の針は
待ってはくれなくて
無情にも朝6時の時を告げる
あともう少しもう少しだけ…
不安が焦りに変わる。
このままでは…全部埋められない!
どうか、どうか、間に合ってくれ!
手を動かせ!
しかし無情にも、時が終わりを告げる。
キーンコーンカーンコーン
「ちくしょう!テスト半分も解けなかったあああ!」
薄明鳥に名を与えこの日午前五時
西の林檎を朝焼けとして
時を告げる。
もう半年、春に入学してから、もう半年。
あっという間で、あと半年も残ってるのに
あっという間に感じてしまう。
なんだか、すこし寂しい
でも、わたしはこの事実をうけ入れるしかないんだ。