『春爛漫』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「春爛漫」
暖かくなってきて春に近づく4月。
暖かい春風に仰られ、散歩をしている。
寒くてあまり外には出ていなかったから知らなかったが
ここ周辺は桜が咲き乱れている。
まさに、"春爛漫"という言葉が似合う景色だ。
このような景色を見ていると、
こんなにも光溢れる景色を見ると、
自分もこの景色のように"希望を見い出せるのか?"
そう、実感する。
いや、させられる。
.....こんな暗い話はやめよう。
時間なんて有限なんだから。
今は、この時間は、
この"春爛漫"の景色を思う存分楽しもう。
新年度 新生活 新社会人
春は 「新しいなにか」で溢れてる
人も 街も
やけに眩しく華やいでみえる
新しい日常を迎えたあなたも
変わらぬ日常を過ごすわたしにも
それぞれの 春爛漫 があらんことを.
8:春爛漫
新しい環境、人間関係の不安に心を支配されているこの頃。
まだ慣れない通学路を歩けば、春爛漫という言葉がピッタリなほど、桜が咲き誇っていた。
私なんかとは違って、堂々と、自分の姿を魅せている。
私も、桜のように、春爛漫に咲き誇れたなら。
春爛漫
春だというのに雨の日が続く。憂鬱だ。
そんな3月のライオンが過ぎ去った頃に
春は来るのだろう
春爛漫!
「青春」と同じ、軽やかにそして心踊る響き
何かが始まる予感がする
何かを始めなきゃいけないと急かされる
でもでもよく考えて
私は、何も変わらない、変わってない
ずっと地続きの人生を歩んでる
どこかで、突然人生が一変して
ステージが変わったらいいのに
何かが変わる予感を感じさせる春は嫌いだ
誰かに言ってほしい。
春なんて、たかが季節のひとつ。
春に合わせて自分を無理矢理変えたり
新しいことを始めようなんて思わなくていいと。
めぐりくる 風のひとつを つかまえて みちみちたるは 春のことぶき
お題「春爛漫」
春爛漫。桜の花は満開。入学式。一番下っ端でいたい、可愛がられていたいという私の我儘な願いが時の流れによって聞き届けれることはなかった。
自分の存在を、存在意義を超える可能性を秘めた者を迎えるのが怖い。これ以上、抜かれたくない。
臆病?意気地なし?我儘? とんでもない!だって私、人間だもん。
お休みなさい。
サクラサク
キヨウモワタシハ
アナタヲミテル
コンナニモワタシハ
オモッテイルノニ
アナタハマツタク
キヅカナイ
アァ、キョウハハルランマン
アナタトミレタラ
シアワセナノニ
‐春爛漫‐
♯32
春爛漫
そっと息をして
何となく漂って
流れてきた
そんなことも飽きてきた
今年から
春爛漫
まるで夜明けのように
それは宴のように
私の自我が咲き誇る
作詞『春爛漫』
花が咲き、昆虫が目覚め
蝶も飛び、桜が散ってる
らんらんらん、歌いましょう
たんたんたん、スキップしましょう
君の隣は、春爛漫
会えばハートは、春爛漫
眩しい瞳も、春爛漫
ふたりの恋を、始めましょう
傷ついて、隠れて泣いて
辛い日も、つぼみに育ってる
らんらんらん、踊りましょう
たんたんたん、手をつなぎましょう
君が笑えば、春爛漫
ボクもにやけて、春爛漫
ほっぺにキスして、春爛漫
ふたりの愛は、夏…まっしぐら
暖かくうららかな日差しに包まれた休日。桜は満開の頃を迎え、淡く小さな花が咲き乱れていた。こんな日はお花見をするのに丁度いい。そう思った私たちは、和菓子屋でお団子をいくつか買って、ベンチに座ってお花見をしていた。
「今年は桜の綺麗なところに行けて良かったね」
「本当ですね、ここまで見事な桜を見たのは初めてかもしれません」
私たちはお互いに笑顔を浮かべながら、桜の生み出す幻想的な風景の中で甘いお団子を頬張っていた。すると彼が突然、私の頭に手を伸ばした。何だろう、と思って彼を見ると、
「ふふ、頭の上に花びらが付いていましたよ。可愛らしいですね」
そう言って彼は指で摘んだ花びらを私に見せた。私だってもう大人なんだから、子どもを可愛がるような言い方をしないでよ。と少しムッとした表情をすると、彼はさらにクスッと笑った。桜はすぐに散ってしまうほど儚いけれど、私たちのこんな幸せな時間はいつまでも続いて欲しいなと思った。
テーマ「春爛漫」
春爛漫
外を見ると桜が咲いてる
でもほとんど散っている
そんな中
大きな桜の木
その木だけ
まだ満開だった
散っているのも
春も終わるんだなと
実感させられるが
まだ満開の花を見ると
なんだか変な気分
春はまだ続くということか
春を終わらせたくないのか
私の中で
妄想が激しくなる
春は1番好きな季節だ
出会いと別れを
教えてくれる季節だからね
「あれ…ラムリがいない…」
いつもなら掃除してるはずの彼の姿が消えていた。
「どこ行ったんだろう…?」
周りをキョロキョロしていると足音が聞こえた。
「はぁ…、なんだか悪い夢見ちゃったなぁ…」
「あ、ラムリ!!」
足音の正体はラムリだった。
「あ、主様…。」
少し浮かない顔をしている彼。
「どうしたの?ラムリ、」
「いえ、なんでもないです。」
そう言って笑う彼。
「主様こそどうしたんですか?」
「あ、えっとね…、」
少し照れながら花束を見せた。
「こ、これ…ラムリに…」
「!…薔薇の…花束ですか…?」
「うん。ラムリにあげたくなってね。」
「!!!」
ラムリの顔がぱぁぁあっと明るくなった。
花束を受け取ったラムリは笑顔で言った。
「ありがとうございます!主様っ!!」
「ふふ、良かった。」
その時、窓から桜の花びらが入ってきた。
「あ、桜も満開ですよ。主様!」
「そうだね。」
今年の私の春は春爛漫に咲く。
それは隣にいる彼のおかげだろう。
私はニコッと笑って言った。
「いつもありがとう、ラムリ。
来年も…私に春を咲かせてね。」
「今年もやっと咲いたねー!」
満開の桜を見て、隣で喜ぶ彼女。
こうして二人で花見に来るのは、7回目。
僕らはちょうど7年前の3月末、僕からの一言がきっかけで付き合うようになった。
僕は彼女のことが好きで、それは今も変わらない。
だから、付き合えた時はとても嬉しかった。
毎年、記念日には思い出の場所に来て花見を楽しんでいる。
だが今年は開花が遅れ、4月になってから咲き始めた。
咲くまで行くよ!という彼女に連れられ、毎週ここに足を運んでいた。
3月中に咲くことはなくて、4月になってからもここに来てるってわけですよ。
僕はまだ心の準備ができてなくて誘えなかったが、彼女が誘ってくれたから勇気が出た。
「今年も一緒に見られて良かったよ、いつもありがとう。今日は、プレゼントしたいものがあってね…」
「あら、奇遇だね!私もプレゼントがあるの!」
僕が彼女に渡したプレゼントは、婚約指輪。
彼女が僕にくれたプレゼントは、かけがけのない新しい命だった。
風で桜の花びらが宙を舞う。
やっぱり、春って最高…
僕は今、桜の花びらに包まれながら、幸せを噛み締めている。
「春爛漫」
新しい一歩を踏み出した私にとって
何気なく目にはいる花々は
自分よりしっかりしていると感じる
春爛漫
今の私に似合う言葉だろうか
光に満ち溢れているだろうか
春爛漫
気分を落ち着けて
新たに頑張ろう
空は淡い青色。
桜は淡い桜色。
沢山の出会いに人々がふわふわする季節。
輪郭の定まらないこの淡い一瞬の季節が好きだ。
【春爛漫】
学校に登校するとき通る道には桜の木が沢山並んでいる。「ぎゃ~!」
最近は風が吹く為桜の花びらがひらひら舞う。
よく目の前が桜が花びらまみれになる。
新しく入ってきた後輩を見ながら教室に入る。
窓には桜の花が満開だった。
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「新入生もうスカート短い気がする…」
「え?あ、ほんとだ。」
「先生に目つけられるね。」
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本日4月10日
自分の誕生日です!
友達にペンやL〇NEスタンプなどプレゼントしてもらいました!
桜が辺り一面に咲き誇っている。
地面はピンク色の絨毯に覆われ、私はその上を歩いていく。花びらの雨は止むことを知らない。春が完全にこの地へ到来したことを物語っているかのように。
今日は、高校の入学式。今日から私は、高校生。キラキラした青春を夢見てこの高校に入学しようとしているどこにでもいる女子高生だ。
親と別れ、自分のクラスに行って席についたとき、隣の席の人が、話しかけてきた。
「名前、なんていうの?」
「え、えっと……」
「あ、オレ木下風也。カレーが大好きだけど、辛いやつは苦手なんだ。」
「……私は、遠藤陽菜。私も辛口は苦手だけど、カレーは好き、です。」
突然、話しかけられたからびっくりしてしどろもどろしたけど、なんとか答えられた。「今日からよろしくな!陽菜。」
「は、はぃ……。」
いきなり名前呼びされて、ドキッとしてしまう。初対面で名前呼びされたのは小学生以来だ。そのせいで、少し彼のことを意識するようになってしまった。
春がやってきた。その春は、私にも訪れたのかもしれない。
桜の花びらが一回転して、私の机を彩った。
春爛漫。新生活が始まるこの季節にぴったりな言葉だろう。
私なんかには似合わないが。
家でも学校でも辛い思いをし続けている私が、新生活を楽しみになんてしない。むしろ苦痛だ。
せっかく慣れてきたのにまた最初からになる。
この季節は好きじゃない。どの季節も好きじゃないが。
本当にこの世界は生きにくい。
(雑感です)
春爛漫
という言葉も好きですが、大昔、10代の頃に読んだ少女小説で使われていた、
絢爛の春
という言葉が忘れられません。
とりどりの花が一斉に咲く絢爛の春。
なんて美しい言葉だろう。
とか思っていたら、当の作者様がカクヨムで当時の代表作をセルフリメイクしてらした!わー!懐かしー!嬉しいー!
という雑感でした。日々是好日。
貴方に出逢った日を今でも覚えてる。
翡翠色の瞳が警戒心で溢れていて、
まるで野良猫の様だった。
会うたび作っていた傷を私が手当て
するのがお決まりになった頃、
ようやく貴方は口を開いた。
「ありがとな」
まさか感謝されるとは。
目を丸くしていると、貴方はなんだよと耳を赤く染める。
それがおかしくてつい声を出して
笑うと、更に貴方は不機嫌になり顔を背けてしまう。
「どういたしまして」
2人に絆が芽生えたのは、春爛漫な
午後のことだった。