『春爛漫』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
春の野原に咲く花は
かわいい黄色いボタンみたい
ひとつ摘んでもよいですか
あなたの胸に飾るのに
ちょうどよいと思うのです
花びらつやとかがやいて
おひさまの陽を照りかえし
あなたの顔が明るんで
わたしも笑顔になるようです
#春爛漫
一面に咲き誇るのは、桜
風に吹かれて,ヒラヒラと落ちる
あ~これが春爛漫なんだ
#春爛漫
春爛漫
今年は桜が早々と散ってしまったから、
春爛漫という感じにかける。
そう言ったら、他にも沢山花があるよね?
と返された。
たとえば?と、問い返したら、
指を折って、花の名前を列挙する。
菜の花、ハナミズキ、タンポポ、木蓮
ネモフィラ、水仙、ペチュニア
止まらなくなりそうなので、待ったをかけたら、
ほら、春爛漫。と得意げに言ってのけた。
君がそう言うなら、そうなんだろう。
春爛漫
#春爛漫 はるらんまん
最果ての地、くたびれた荒野に枯れない桜の木が一本だけ生えていた。
落ちない花びらをつけ、満開に咲き続けている
異様な風景だった。
どこかの富豪がその桜の木を、たいへん気に入り桜の根っこまで掘り起こし
富豪は自身の庭で桜の周りにその枯れない桜の木を植えた。
「まさに春爛漫よ、本当に美しい桜だ」
するとすぐに異変が起きた
周りの桜は、みるみると枯れていき
一時間もしないうちに庭の草木はあの桜を除いて枯れ果てた
その庭の景色はあの荒野とそっくりそのままになっていた
養分を吸い取り咲き続けている桜の木
全てを飲みこむような美しさだった。
春爛漫
言葉はよく聞くけど意味はちゃんと理解していない
意味:春の花が咲き光に満ち満ちた様子
この言葉で思い出すのはやっぱり桜
私の地元にも綺麗な桜並木がある
夜桜も綺麗だ
でも桜の季節は風が強くすぐに散ってしまう
桜は綺麗だけど儚い
今年の桜ももうすぐ終わる
ありがとう、また来年会おうね
小さな新じゃがいもはよく洗って、皮のまま。
春キャベツはビリビリ手で千切る。
お湯を沸かして、野菜を投入。
鶏ガラの素とお醤油も足す。
じっくりと、キャベツがくたくたになるまで待つ。
最後にごま油もひとたらし。
ほっとひと息のスープの出来上がり。
新玉ねぎの皮を剥き、ザクザクくし切りに。
アスパラをぐらぐら茹でて、食べやすく切る。
ベーコンはコロコロ分厚い方が好み。
ついでにパプリカも入れちゃおう。
オリーブオイルで炒めたら、塩と胡椒でシンプルに。
野菜の甘さが引き立つ。
絹さやの筋とヘタを取る。
ささみはササっと一口大に。
ぐらぐら茹だる鍋で火を通す。
ザルに上げると、つやつやぷりんと良いお色。
卵とお塩をボウルでシャカシャカ。
フライパンにサラダ油を敷いたら炒めて混ぜて、
半熟のうちに、いただきます。
春、満喫。
春爛漫、をそれと感じるようになったのは、社会人になり一人暮らしを始めた頃からだ。
ちょうど今、道路脇に鮮やかなピンク色のツツジが咲き誇り、目の前をモンシロチョウが横切っていった。こういうものがただの背景として流れずに、目にとまることが増えた。
最初は、新しい通勤路で毎日見られる街路樹を「実家のあたりにはない花木だから、見せたら喜ぶかも。親に写真を送ってあげよう。」と、ほぼそんな動機で春の花を眺めていたように思う。
今は自分が見たくて見ていると感じる。
新学期というひとつの季節が去ったので、春爛漫はそこにおさまったのかもしれない。
学生の新学期にはあって、世間の新年度や仕事の期初には与えられないほどの爛漫さを、冬を越えた植物に見ているのだろう。
春爛漫
春といえば桜…去年から桜も桜を撮ることが好き。
撮った桜を編集する。
次は、桜の花びらや花びらのカーペットを撮りたいなぁ
「春爛漫」
期待緊張
その身に浮かべ
蕾開いて
おめでとう
遠い日のこと
いつかの願い
思い出したよ
ありがとう
春は新しい出会いの季節というけれど、私にそれは当てはまらない。
静かな部屋の机の上で日記を書く。
今日は昨日の延長線上。何も新しく書くことなんてない。
日記を書くのを中断してついスマホに手を伸ばす。これもいつもの習慣。
匿名のチャットアプリを開く。これもいつもの習慣。
匿名の呟きにハートを送る。これもいつもの習慣。
ふと、とある呟きが目に入る。
「えっ??月野星子さんの「絡繰」「コエ」「センの調律」とかこういう系の曲調大好きなんだけど、メンヘラなんかな?!歌詞も愛が重いだけだよね?!?!メンヘラとは何?!」
どんな曲なんだ。
なんとなく曲名を検索して聴いてみる。
耳馴染みのない曲。それをbgmに、
中断していた日記を書き始めた。
(ランニングしたいだけなんだよ…)
家の回りをぐるぐる走るだけではつまらない。走り抜けるだけのつもりで公園に入ったが、休日とはいえ人の多さに驚愕していた。
迷子にならないよう手を繋いでいる家族連れ、屋台で買ったであろう焼き鳥を食べながら話し合っている若者たち。花見できる場所を探し歩くグループ。
皆、同じ方向に進んでいるのに、ちっとも進まず、道幅が広がっても速度は変わらない。当然、彼方を見ても列の先頭は確認できない。走るどころか、足を速めることもできなかった。
(諦めよう…)
俺も頭上を仰ぎ、桜を眺めながら歩くことにした。
冬が終わった。
寒い中、震えてばかりいた。
これからは、暖かくなっていく。
花見をしていると余計にそう思う。
冬を遠くに感じる。
(桜の下で呑む酒はいいなあ。)
そう言っていた人の表情は、春爛漫。
テーマ : 春爛漫
春爛漫って言葉、聞くけどあまり使わないなって思った
それなりに情景は浮かんではくるけどね
意味を調べてみた
・花が美しく咲き乱れる様子
・明らかに輝き出る様子
なんだって
…難しいな
好きな人に重ねてみたらイメージはつくけど言葉が出てこない
だけど、今は好きな人より自分の人生に置き換えたい
1つ目の
花が美しく咲き乱れる様子
その、花が美しく咲き乱れてる背景ってさ夜でもいいのかな?
夜桜的な感じ
だとすると
今まで歩いてきた道のりが木の部分だとして
今だに桜の葉まで辿り着けない僕のゆっくりとした歩むスピード
いつか桜の葉まで辿り着けたのなら
歩んできた道が間違いではないって
証明してくれるように桜の葉は美しく咲き乱れてくれるのかなって思うんだ
さて、2つ目の
明らかに輝き出る様子
んー…輝く…ね…
僕の人生って言葉にすると真っ暗な時もあれば
ちょっと灯りがついてる時もあって
ただ、輝いてる時って1つもないんだ
全部、薄暗い
だけど、前を向かなきゃって自分を叱咤して
無理やり目の前に閃光にも似た輝きを作って
もう、歩く事もままならない状態なのに
それでも、生きるためには歩かないといけない
正直、諦めたいのが本心だけど
えっと…テーマに戻りたいと思います
いや、全体的に暗くなったな
まぁ、好きこと書いていいし別にいっか
春爛漫ってこう分けて書くものではないよね
でも、僕として2つの意味を1つにして書くのは難しかったから
これはこれで良いと思う
あ…お花見したくなってきちゃった…
今回のテーマは難しかったなぁ
でも、いい言葉だよね
【春爛漫】
悲しみは
春の花色に溶け入り
愛しき声も今は
遠い記憶に木霊して
色を無くした夢が
遠のいて行く
見知らぬ人の
卸したての呼び掛けに
冬の寒ささえ忘れ
冷えきっていた体が
すうっと息を吹き返す
春爛漫の侯
「春爛漫」
春爛漫
ビールが恋しくなる
からだは知ってる
あの美味しさを
ん〜まだ
多分、あと少しで春爛漫がやって来る
北だから来るのは遅い
その代わり一気に来る
トトロの1シーンみたいにブワっと
桜 梅 こぶし たんぽぽ 福寿草 芝桜
クロッカス ツツジ チューリップ 水仙
エゾエンゴサク スズラン
冬 長くて大変で我慢していた分
一気に出て来て一気に駆け抜ける
そんな感じがする
春爆走
かも?
かじぬソイソイいいあんべぇ。
春になると思い出す。
中学の2年か3年生だっただろうか?
国語の授業で覚えた一節である。
授業は春より初夏だったかもしれない。
けれどもちょうど今頃に思い出す。
暖かさに満ちた言葉は、時を経ても記憶に残る。
『春の嵐』
春の嵐 優しくて厳しい風が吹く 花々が散っていく
まださよならも言えてないのに 私はアスファルトの上 息を呑む 新緑が芽生える あの子の自己紹介が
聞こえる 優しさも厳しさもひとつ残らず拾い集めて
次の唄を口ずさむ ああ、木漏れ日だ 私はまた息を呑む
桜も咲いた三月中旬。学校を卒業し次のステージに胸踊る先輩もいれば、高校という場所に期待も不安も持つ新たな後輩もいるなか、
1年から2年に変わるだけの自分は、特に思うことも無く短い春休みを満喫するだけであった。
それでも多少の義務はありまして、いつも通りの音楽を聴きながらいつもより空いている電車に乗っていた。
車内は外の陽気と比例して家族やカップルが多く見えたが、それは男の子特有の僻みかもしれない。だが制服の自分が車内で浮いている気がするという閉塞感が僻みを加速させたのは間違いない。
そんな車内でも、いつも通りに感じることがある。
ドア付近に立って外を眺めている女の子だ。学校がある日だと同じ時刻の電車によく乗っているので顔はよく知っている。もちろん話すことも無ければ名前もクラスも知らない。同じ学校の制服を着てなければ記憶にも残らないだろう。流石に約1年も一緒の電車に乗っていれば顔ぐらいは覚えるものだが、
だが、今日はいつもとは違う。丁度、車内から桜並木が見えたのだ。外を彩るやや薄めのピンクが視界を埋める。思わず視線を上げたのだが思わず魅了された。
窓の外の桜を眺めにこやかに笑う君。髪を耳にかけたのでイヤホンで何かを聴いているのが分かる。少し頬が赤く見えるのは桜のせいだろうか。
綺麗だった。背景と相まってとても美しく見えたのだ。
その日から女の子に縁遠い自分が彼女を目で追うようになってしまった。
気持ち悪いと思われたくないのでそっと見るだけではあるが、
僕の初恋が始まった。
『春爛漫』
春爛漫とは春に咲く花で明るく満ちているとか輝いていると言う意味らしい。
『なあ?ジン』
「何だ?」
『うちってさ…一応秘密組織でさ。悪いことしまくりなのにさ』
目の前には大きな桜の木。満開に咲き誇る姿に素直に綺麗だと思うが周りには黒ずくめの服に身を包んだ者ばかり。
『全員集めて飲み会とかしてんの?』
「いきなりボスが全員出席で花見をしろと言ってきたんだ。ボスの考えは分からん」
『あーボスって本当に意味不明だなー』
リュウガはため息を吐いた。とその時
『うお⁉️』
リュウガはいきなり背後から抱き締められて驚いた。背中にぶるんと柔らかい物が当たる。
「せっかくのお花見に辛気臭いわよ?リュウガ」
『ベルモット❗ちょっと胸が当たりすぎ❗』
ベルモットは顔を真っ赤にして慌てるリュウガに
「あらあら?リュウガは可愛いわね」
『ちょっ❗️ジン助け』
ジンがいる方に目を向けたらジンはすでに居なかった。
(あのやろう…❗️)
「ジンもたまには空気読むのね」
『どんな空気だよ⁉️てか服の中に手を入れようとすんな⁉️』
いつの間にかリュウガの胸に手が入りそうになっていた。
「たまにしか会えないんだから良いじゃない」
『公共の場なんだから止めなさい❗』
ベルモットはリュウガの言葉に仕方無いわねっと止めてリュウガの隣に座り直した。
「じゃあ次は二人っきりで楽しみましょうよ。夜まで」
リュウガはまた顔が赤くなる。ベルモットはリュウガの耳元で囁く。
「今からでも良いのよ」
『…夜まで我慢できるから❗からかうな❗』
「残念」
リュウガはベルモットと付き合っていた。毎回ベルモットに弄られていたが嫌いではなかった。春爛漫には程遠い黒ずくめの宴会だったが桜の下で会うベルモットは本当に綺麗で
『綺麗だな~』
とリュウガは言った。
「本当ね」
ベルモットも桜を見上げて言った。そんなベルモットの肩に手をかけて少し抱き寄せるリュウガ。
『今度は二人でお花見しような』
「…そうね」
ベルモットは嬉しそうに笑う。普段は見せない優しい姿にリュウガの心のなかは春爛漫だった。
終わり