『星が溢れる』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
星が溢れる
明日は今日より早く起きよう
明日は今日より早く出かけよう
明日は今日より元気に過ごそう
明日は今日より計画的に過ごそう
明日は今日よりたくさんこなそう
願いの数だけ星が溢れる
星は流れる。
そして塵となり消えていく。
星にだって寿命はある。
その限られた時間の中で
僕たちに輝きを見せてくれる。
『星が溢れる』
きっと、彼にとってはなんでもない日だったろう。
でも私には愛すべき記念日だった。
彼と出掛けることができたすてきな日。
ある日バイト終わりに彼と連れ立って歩く道。
夜も更けてひとりで帰るには暗くて不気味な道だけれど、彼が居ればそれだけで華やいで見えたんだ。なんでもない花を見つけ心を砕ける、そんな子になれたんだ。
彼の向ける視線の先には瞬く幾つもの煇。
物珍しそうに目を細め見上げる彼がなんだか少しおかしくて、そっと星を指差し微笑んだ。こちらを見た彼の、息を飲んだ声が聞こえた。すぐに背けてしまったから、真っ暗闇の中では彼の朧げな輪郭しかわからなかったけれど。
それでも幸せなひとときで、なにより得難い幸福。
確実に、幸せだった。
彼が見上げてくれたあのほしに、8年前の私は相成った。
星が溢れる
星の凄さに息をのんだことがある。
地震で北海道中がブラックアウトした時である。
ガスは使えたが電気が全く使えない。となると照明だけでなく湯沸かし器もガスコンロだめだった。カセットコンロと鍋でなんとか米をたき、調理した記憶がある。
家の中でさえ混乱しているのに、外に出ると信号が動いていない。大通りの大きな交差点は警察の方が手信号で誘導してくれた。本当にありがたかった。小さい道は互いに譲り合った。
部屋の中小さな照明を頼りに夕食。ふと窓をみると明るさに気がついた。
外に出ると、みたこともない満点の星空。
プラネタリウムでもない、こんなことがない限りみることができなかった星空でした。
星が溢れる
どんな感じで溢れるんだろう
綺麗なんだろうなぁ
空の星は散りばめられてる
溢れる星
見てみたい
星を眺める
無数の溢れんばかりの光が、夜空のキャンバスに塗られた絵画のように彩られている。
まさかこの星の一つ一つが、わたしたちの立っている地球と同じような大きさで無数に存在しているなんてと考えると、思わず気が遠くなる。
自分の存在なんてちっぽけなものなんだ。この星空に比べると。
星が溢れるまで深皿に集める
っとっとっと──
あーあ
ちょっと溢しすぎたか
うーん
朝焼けに落ちてく星も悪くないね
残りもぶちまけちゃおう
あ、今日の夜の星はどうしよう.......
「星が溢れる」
一昨日見上げた夜空。
そこに映るのは満天の星。
愛おしいほどに美しい。
そんな星が溢れてしまいそうで仕方がない。
東日本大震災から12年。
希望の星に願う。
「何で星って流れるの?」
私と貴方は子の突然の問いに驚いたね。
「うーんお空の星がいっぱいになったから
違うところに行くために流れてるんじゃないかな?」
「そうなの?パパ」
「そうだよ。違うところに行くために流れてるんだよ」
「じゃあ星取りに行きたい」
「星を取りに行くより
願い事した方がいいんじゃない?」
「ねがいごと?」
「星が流れる時にお願いごとすると叶うんだってよ」
「お願いごとしたい!!」
なんて3人で楽しく会話を楽しんだ。
今日の空も星が溢れているみたい。
すごく綺麗で美しい。
またいつかこの星空を見に行こう
─────『星が溢れる』
星が溢れる
那由多の星が溢れる
この広い宇宙で
たった1人の
あなたに出逢えた
私の内側は
あなたで溢れる
あ、この子は将来、パティシエールになりたいのね。
こっちは消防士……
この願いは……家族みんながずっと笑顔でいられるように、か。
あらら、これは願い事が上手く言えなかった感じか。でも、すごく綺麗に輝いている。きっと、良い願いごとをしようとしていたのかな。
一つ一つの流れ星に、みんなの願いがギュッと込められている。強い輝きを解き放っている。たくさんの星が溢れる――その願い事が叶えられればいいな。
〜星が溢れる〜
星が溢れる。
人々が居て、植物が自生し、動物達が、居て、お空の上に、幾多数多の星が溢れる世界。
大きな目から、堪えきれずに涙がぽろぽろとこぼれていく。綺麗だと思った。慰めるための言葉を一番最初にかけてあげる権利をきみからもらったのだと考えていたけど、まばたきの度にやわらかな曲線の上を流れては固く握られた手に落ちあっけなく散る涙に、目眩がしそうだった。きみの王子様は僕の役目ではないみたいだ。
// 星が溢れる
星が溢れる____
⚠ちょっと閲覧注意です
2023/03/15 小説日記 一瞬なのに一瞬じゃない
体が圧迫され奥へ奥へと押しつぶされる。苦しくて息もままならず、香水や汗の匂い、色々な匂いが小さな箱の中で充満する。口て呼吸をしながらも気持ち悪く、生暖かい感じの空気が全身に流れ込む。
左手にはスマホとパスモを握りしめ、右手には友達の手を握りしめる。離れないように強く掴むが、電車が揺れるたびに足がよろけた。
初めて満員電車に乗った。人が次々に押し寄せ、降りる人は数少なく早くこの状態から抜け出したかった。駅に止まるたびに、何人かの人が降りようと無理やり体をねじり込ませ出ようとする。それに流されまいと必死に友達の手にしがみついた。
あと2駅だ、そう思った途端に「次のお出口は左側です」とアナウンスが入った。私は左側のドアにいる。最悪だとも思いながらスマホとパスモをしまい、手すりを強く握った。
電車が止まり車内のほとんどの人が降りようとしていた。私は流されかけるが手すりにしがみつく。
ムギュ
一瞬なのに一瞬じゃない。
そんな感覚がした。
ドアが閉まり、何が起こったのか
わからないま電車に揺られる。
勘違いじゃない。
偶然じゃない。
気のせいじゃない。
そんなふうに断言できてしまうのが悲しくもあり、気持ち悪かった。生まれてはじめて痴漢された。それがわかった途端に『ありえないでしょ、笑。私が?こんなブスが?w』疑問しか出て来なかった。可愛い子しか痴漢にあわないと思っていたから。
「ねぇ、痴漢されたんだけど笑」
思わず、半笑状態で友達に言う。
「 えぇ、まじか!」
それで、終わってしまった。「大丈夫?気持ちの悪いよね、」そんなことを言ってくれると期待してくれた。でも、しょうがない。この子はこういう子だ。優しく大人しくおしとやか。ちょっと毒舌な親友とはまるで正反対なお嬢様のような子。
しょうがない、とわかっていても笑っていた私の表情は今にも泣きそうな顔に変わる。
あ、そっか。そうだよね。
痴漢ごときで騒ぐ私がおかしんだよね。
一瞬だったし。
これが普通なのだとわかった。
わかってはいけない。
だけど、受入れるしかない。
右側に嫌な感覚が残っている。
気持ちの悪いあの感覚が。
これからディズニーだというのに全く楽しめない。入園前はそうだった。でも、不思議と乗り物に乗るとそのことは忘れることが多かった。だけど、友達と話さないときや、並んでいるとき、帰りの電車のことを考えているときや、食事をしているときはあの感覚がちらついた。そのたんびに電車に乗るのが嫌で嫌でたまらなかった。
20時57分。
駅には沢山の人で溢れてきた。来れども来れども満員になった電車を見送るばかり。入れる気配などなく、わたしたち以外にも次の電車を待つ人がたくさんいた。
満員電車には乗りたくないとずっと思っていたが、これじゃあ乗るのですら困難だ。
21時20分。
ひたすらまっても人は少なくはならない。この電車を乗り過ごしたら30分は待たなくては行けなかった。
私達は体を押し寄せ、なんとか電車に乗ることができた。両手に荷物とスマホを握り締めお尻を隠す。どんなに揺れて周りにぶつかろうとも、友達と離れようとも、絶対に手を動かす気はなかった。
だが、実際はそううまくいかないらしい。駅につくと必ず流されてしまう。そのためとっさに手すりや友達の手を掴み、守れなくなってしまう。壁に背を向けようとしても、壁などなく、人しかいない。
そんなことが何回かあり、朝と同じように2回も痴漢をされた。周りの女子はスマホをいじったり、爪をみたりしている。背中を守ろうともしない。友達もされていないらしく、なぜ私ばかりこんな目にあうのだと投げやりな気持ちになっていた。
されたとき友達に言おうと思ったが、彼女は怒ったり心配してくれるような子じゃない。
「え?!大丈夫??まじでキモいね。クズだね、。ホントに気持ちの悪いよね。気分悪くない?大丈夫?」
そんなふうに、もし親友がいたらと考えてしまう。いつも愚痴を聞くのが疲れてしまうけど、口の悪い親友がちょっと苦手だと感じているのに、今は彼女にばにいてほしい。
乗り換えを終えると
一気に人のいない電車へと変わった。
初めての痴漢をされた上に一日に3回もされた。
それが、今は普通なのかな。
友達に別れを告げ、家に変えるも家族は寝ていた。もし、痴漢にあったら絶対に腹パンして急所を蹴ってやろうと思っていたのに。そんなことできない。一瞬だから誰かもわからないし、そんな暇はない。
一瞬なのに本当は一瞬じゃないんだ。
ただひたすらキモいという感情が残ったまま、
私は眠りについた。
不快に思わせてしまったら本当にすいません。
お題とまったく関係ないのですが、とにかく誰かに伝えたくて書かせていただきました。
両親に言ったらすごく心配してくれましたし、キモいねって一緒に言ってくれました。
一晩寝たら良くなりました。こういう一瞬なのに一瞬じゃないときが少なくなりますように。
「これやる、誕生日おめでと」
そう言って毎年君がくれるもの。
今年は金平糖モチーフのアクセサリー。
私は小さい頃から星を見るのが大好きで、
星に関係するアイテムも好きだった。
そんな私に付き合ってくれている幼馴染の彼は、
毎年私に1つ星をくれる。
夜空が描かれた時計、星モチーフのピアス、
小さなプラネタリウム、星の形の砂…
そこに今日、金平糖が追加された。
彼から貰ったプレゼントは、
毎年少しずつ私の部屋を彩る。
そうやって少しずつ、星が溢れていくのだ。
涙を星と例えたら
夜に涙が出る理由がよく分かる
暗い時こそ輝く星が
涙になってしまったら
私は闇に放り込まれるから
私は輝くことを辞めました
地面が揺れ
全ての灯りが消えた
数年前のあの日
外に出て
ふと見上げると
見た事が無いほどの
星が溢れる夜空
地上の明かりに消され
普段は見えない
おびただしい数の
星たちの光
あの
溢れる星の数ほど
この世界
笑顔も溢れれば
「星が溢れる」
私は金平糖が好きだった。
味というよりも、その存在感が好きだと言うべきだろうか。漠然とその親しみやすさが好きだった。
子供の頃、金平糖の綺麗さに目を奪われていると、いつの間にか母には金平糖が大好物だと思われていたらしく、毎週末の買い出しついでに、金平糖が入った小さな小さな小瓶を買い与えられていた。今週は白と水色、今週は白と紫色。というように、まばらに与えられた金平糖の色が変わっていった。
小さな私は、その色付きの金平糖と、必ず入っていた白い金平糖を1個ずつ残して、別の小瓶に詰めていった。
次第に鮮やかに重なる金平糖、まるで極小の瓶の中に果てのなく広大な宇宙を閉じ込めてしまったかのようで、瓶のかさが増す度に、自己満足という名の私の心が満たされていく。
宇宙と私が逆さまになったようだ。手元に収まるサイズになってしまった宇宙の広大さが、愛おしくて堪らない。
(2023/03/16 お題:星が溢れる)
心惹かれ胸が踊る
感じた事のない高揚感
その瞬間に煌き瞬く。
瞳に心に掌に
熱意と執心と決意の流れた
星が溢れる。
星が溢れる
わんわんと唸る声が聞こえる
夜空をぎゅうぎゅうに埋め尽くし
星が溢れる
慎みもなくギラギラと銀色に瞬く
まるであなたのようだね