『明日、もし晴れたら』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
明日、もし晴れたら
窓を全部開け放して、新鮮な空気を取り込もう
青空の下 ゆったり海沿いを散歩してみようか
憂鬱な気分もきっと一掃できるはず
明日、もし晴れたら
優しい世界の始まりを信じられるかも
121:明日、もし晴れたら
明日、もし晴れたら
“絶対早起きして、行きたかったお店でモーニングしよ”
“ちょっと足をのばして、行ったことのない町を歩こう”
と、想像しながら眠りにつくのが好き。
そして、翌日の晴れた朝。
何処にも行かずに、ぐーたらする私。結局いつも通りが始まり終わってゆく。
推しが来て、「おはよう」と囁いてくれたら、一発で起きるの確定なんですけどね。
イタいおばさんのイタい妄想でした。
end
『明日、もし晴れたら』
明日、もし晴れたら、部屋から出ません。危険な暑さになると思うので冷房の効いた部屋に居たいです。
と、リアルの声はさておき、、、
創作します。
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「おかあさーーん!私のワンピどこーー。」
階段の上から大声を出しているのは、我が家のお姫様だった思春期のワガママ娘だ。
「大声出さないで。近所迷惑になるでしょ。どのワンピースのことを言っているの?」と、私は夕食の準備をやめ、2階へと向かいながら娘へ返答した。
娘は半泣きになりながら「この前買った白いワンピだよー」と、地団駄を踏んでいる。
白いワンピース?ああ、そういえばクリーニング店に出したかもしれない。すっかり忘れていた。
「クリーニング屋さんに預けてるから、取りに行くけど、急ぎなの?」と聞くと、娘は「明日、もし晴れたら、みんなでゆう君の応援に行く約束したの。」と情けない顔でしょんぼりしていた。
これは、たぶん、他の服を勧めたところで「こどもっぽくて恥ずかしい。」と、泣き出すだろう。娘はそういう子だ。
夕食の準備は後回しにして、クリーニング店へ向かうことにした。
ゆう君は娘の幼馴染で、幼稚園から仲が良かった。昔から足が速くて、今も陸上部に入っている。その応援に可愛くして行きたいのだろう。女の子らしくて微笑ましく思う。
親の邪推かもしれないが、娘はゆう君に恋愛感情があるように見えた。特に口出しするつもりはないが、応援したいのが親心というものだろう。急いでクリーニング店を後にする。
「おかあさん、ありがとう。」と、ニコニコの、機嫌が戻った娘が出迎えてくれた。
「明日、晴れるといいわね。」と、ワンピースを手渡す。
「一緒にてるてる坊主、作ろっか!」と、娘と私、二人同時にハモってしまった。私たちは、どうやら似た者親子らしい。明日、もし晴れたら、てるてる坊主のおかげね。
明日、もし晴れたら
カーテンを開ける。窓を叩く雨、流れてゆく雨。いつもの光景。毎朝同じだが、今朝は電話がかかってきた。
「明日は晴れる。晴れが作れると気象研究班が言ってきたんだ」
無理しなくていいのにと思いながら私は当たり障りなく返事をする。翌朝、私は目覚めて驚愕した。雨の音はせず、ただ優しい光が寝室に落ちてきた。この惑星で雨が降らない朝が来るとは信じられない。私は私なりに気にしてるあいつに電話する。
「成功したの?」
「おお、そうだよ。晴れたらデートしてくれるんだよな?」
明日、もし晴れたら
クローゼットの奥のほうにある
わたしには不似合いの明るい色
あの服を着て出かけてみたいな
ずっと誰とも会わずに家にいて
外に出るのがとてもこわいけど
明日、もし晴れたらやってみる
勇気を出して、扉を開けてみる
【明日、もし晴れたら】*55*
んー
かき氷とか食べに行っちゃおっか♪
アイスのったのがいいな
宇治抹茶か、シンプルな苺味
ミルクもたっぷりでお願いしまーす!
その顔を窺わないで出かけよう
明日晴れたら風を起こして
♯明日、もし晴れたら
明日、もし晴れたなら。全力でエアコンをこき使う。
晴れは嬉しいんだよ、晴れは。
ただ暑すぎるんだよ。なぜこんなに暑い?馬鹿なのか?
地球全体を大きな蒸し器にでもする気か?
我々のことをヘルシーな調理法で頂こうとするんじゃないよ。
昔は30℃になっただけでワーワー言ってたよねえ?
小学校のプールが気温低すぎて中止になったりさぁ……
これもうどうしたらいいの?超能力でオゾン層を再生させるしかないの?助けてドラえも〜〜〜〜〜ん!!!!!!!
暑すぎて「田舎を駆け回り、おばあちゃんちの縁側でガリガリ君食って涼む」という激エモ夏休みを実現できる小学生が全滅しちゃったかもしれないよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!
暑すぎる。
みなさま、命大事に。
「明日、もし晴れたらなぁ…」
「え?今日雨?」
「晴れじゃないと楽しくないし、最悪だよー…。」
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「雨だっていいじゃない。」
「晴れでも雨でも、『今日は楽しかった』、『今日まで生きてて良かった』そう思える1日になるだけであなたの中は晴れなんだから。」
「あなたが晴れのままで生きてくれる。それだけで私は嬉しいよ。」
テーマ「明日、もし晴れたら」
うだるような炎天下。
真夏の太陽の眩しさと異常さを感じながら、明日、もし晴れたらなんてテーマが憎たらしい。
たまには雨くらい降ってもいいくらいだ。
花や木の水やりも毎日毎日時間がかかって仕方がないし、とにかく暑い。
蚊に噛まれるし日焼けはするし汗だくになるくらいなら雨が降ってほしい。
明日、もし晴れたら
朝一番に窓を開けて
深呼吸しよう
数日前、少し歩いたところに黄色い花が咲いてるのを見つけた。故郷に咲く花はこれと同じかと尋ねているのを、ミサは聞いていたらしい。一緒に見に行きたいと言われ、じゃあ明日行こうかと話したのが昨日。
そして、今日。
「わーお。大雨」
窓の外を眺めて、アルコルは深い青色の目を細めた。
何もここまでしなくても、と思うくらいの大雨だ。大粒の雫が窓を叩き、外は灰色に煙っている。
「ミサ、今日はやめとこうよ。また今度晴れたらにしよう」
「……やだ。昨日行くって言ってた」
「……うーん。それはそうだけど」
ミサにごねられ、どうしたものかと首を捻る。
雨は好きではない。雨音で感覚が鈍り、水を吸い肌に張り付いた衣服で動きが悪くなる。ほんのわずかな遅れが命取りになる。──魔法を使えない自分にとっては、なおさら。
ここは諦めてもらおうと口を開きかけたとき。
「お弁当、作ったもん……。ぱぱとお出かけ、楽しみだったのに……」
自分と同じ、深い青色の目を潤ませてそう言われ──アルコルは深く息を吐いた。
「行こっか、ミサ」
「え。──いいの?」
「いいよ。お弁当作ったんだろう? おれにも食べさせてよ」
「いいの? 本当にいいの? 晴れた日じゃなくていいの?」
「晴れたらまた行けばいい。でも約束。おれの側から離れたらだめだよ?」
「うん、約束! えへへ、ぱぱ大好き!」
出演:「ライラプス王国記」より アルコル、ミサ
20240801.No.9.「明日、もし晴れたら」
明日、もし晴れたら
久しぶりに洗車しよう
そして、
ピカピカになった愛車に乗って
長距離ドライブに出掛けよう
少し遠くの道の駅の
美味しいアイスを食べに
明日、もし晴れたら
一緒に遊びに行こうか
この言葉だけでも
何故か安心する
明日、もし晴れたら。
きっと、それは。私の心の迷いが晴れたとき。
私が私である為の、道標になる。
昨日より、今日よりも。
ずっと、私は私を好きになれる。
「明日、もし晴れたら」とかけまして、
「新人に暴力的指導を行うベテラン刑事(デカ)」と解きます。
その心はどちらも「でかける(出掛ける/デカ蹴る)」でしょう。
今年は、梅干しを10キロ漬けた
今回で梅干し作りも3度目を迎えた
まさか私が梅干しを作るなんて…
親と言う大きな存在を日常のふとした時に
つくづく感じる事がある…
梅干し作りもそのひとつだと思う…
たかが梅干しされど梅干しな訳だ
自分でやり始めた最初の頃は
何にもわからないから携帯片手に
必死に作り方を探した…
ひとつひとつの作業がすごく大切で
こんなにも手間がかかるもんなんだと
自分が動いてわかる事が沢山あった
「明日、もし晴れたら梅を干そう!」
そう思いながらも、なかなか丸々3日の
晴天は上手く巡って来なかったりする
最近、やっとお天気に恵まれて
三日三晩の土用干しが終了した…
「こんなに大変な事をずっとありがとう」
と、改めて両親に感謝の気持ちを持ちつつ
私も随分成長したでしょ…なんて
仕上がったばかりの梅を眺めながら
ちょっとニヤけてしまう自分がいるww
僕には好きな人がいる
気づいたらいつも目で追ってて
その子に告白しようかな...
そう思っても勇気が出ない
でも、他の男に取られるのは嫌だ...!
もし明日晴れたら、その子に告白しよう
雨の日も嫌いじゃないわ
あなたと相合い傘できるから
でも、明日もし晴れたら
ショッピングにも行きたいし、遊園地にだって
行ってみたいわ
台風の日や雷の日も、お家でデートできるから嫌いじゃないわ。
昔から雨の日は嫌いだった。
憂鬱とした気分になっちゃうし、
洗濯物は濡れちゃう。
晴れの日も暑くて耐えられない。
眩しくて目を開けてられない。
台風の日や雷の日なんてお友達にも会えないし
最悪な日だった。
でも、毎日が今は輝いて見える
何気ないことも
つらいことも
あなたとなら乗り越えられる
だって私はあなたを愛しているのだから
ピピピピ、ピピピピ
嫌な頭痛にうるさいアラーム。最悪な目覚めだ。
重い頭を起こして立ち上がり、ベッドから降りる。
カーテンを開けると予想は的中、外は土砂降りの雨。
今日は何もする気が起きない。
学校にも行きたくないし、勉強なんてもってのほか。
今日くらいはいいだろう。
もう一度ベッドに横になる。
一階から母が呼ぶ声が聞こえるが、返事をする気はない。
今日は絶対に何もしないと決めたのだ。
それに、こんなに頭痛がひどいのに学校に行けというのもおかしな話だ。
ゆっくり目を閉じる。
明日は何をしようか。
学校に行って、友達と遊んで。それから。
明日が今日よりもいい日であればそれでいい。
明日はきっといい日になる。