『日常』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私の「日常」は夕方5時前に施設にいる
母に電話をかける事…
日々の繰り返しはすでに5年を過ぎた。
365日×5年…約1800日だ。
「よくそんなに毎日電話を掛けられるね」
知人は、やや呆れ顔で私に言った…
「マザコンなの?」そんな感じの言葉を
言われた事もある…
毎日電話をかけ続ける私の「日常」は
マザコンでも執着でもない…
根底にあるのはやはり「感謝」だ。
両親が頑張ってくれたから今の私がいる。
年老いて体も思うように動かなくなるし、認知機能も落ちる。
その不安感はその年にならなければ
本当の意味でわからないと思う。
今私が出来る事は、母に寄り添う事だ
「親孝行したい時には親はなし…」
昔からの言い伝えには深い意味がある。
母が生きている限り私の日常は続くだろう
日常
日常には彩りを。
好きな場所は、お布団。
朝食がパンならトースト。ご飯なら納豆にお味噌汁。焼き鮭、卵焼き、焼き海苔も捨て難い。
コーヒー、カフェオレ、紅茶、ミルクティー。
野菜ジュースかスムージーか。
今日の天気予報がわかれば、最低限の情報だけでいい。
新緑は生持ちが良い。公園のベンチ、東屋があればもっと最高。
ぼんやりできるから。贅沢な時間。
可愛い小型犬達が、飼い主さんと一緒にお散歩する時間。
まだ賑やかになる前の静けさが、朝日と共に消えて行く。
「日常」
(2024/06/22 21:14:26)
いつ見ても幸せになれる
あなたとの生活と
苦しいこともあるでしょう
悲しいこともあるでしょう
ありがとうと言えますように
日常
ありふれた日常に溢れた
小さな幸せ
一つでも…
心がほっこりできれば
いいなぁ
テーマ「日常」
今、私が住んでいる国では不思議な現象が起きている。
それは、1日につき10人。
【人が死ぬ】
というものだ。
これは未だにどういったことが原因で起きているのか解明されていない。
この現象は避けることはできず、ただ運命を受け入れるしかない。
「ピコン♪」
携帯の通知音が部屋に鳴り響く。
私はSNSを開き、1枚の投稿を確認する。
『本日、別れを告げるもの。』
その文章の下には1枚の画像があり、そこには対象者の住んでいる地域と、対象者の本名が載っていた。
『福島在住、○○○○さん』
「うそでしょ……」
それは私の友達の名前だった。
この国には約1億人の人々が住んでいる。その中から1日10人死ぬ人が選ばれる。それに対して、この国では毎日2000人以上新しい命が生まれる。
全体の人口で増減で考えたら、10人なんて痛くも痒くもない。それに気づいた人々は次第にこの現象に対して何の関心も抱かなくなっていった。
それでも命の価値に変わりは無い。
『だい、じょうぶ?……』
言葉が見当たらなかった。とにかく思い浮かんだものをメッセージとして送った。
『今までありがとう。』
私の友達がこの世を去ってから1週間が経った。その間にも私の友達は次々とこの世を去っていった。
1日10人。少ない数なのかもしれない。それでも明日死ぬかもしれないという恐怖が私を襲う。
次は私の番だ。
その時、ふと思った。
昔みたいな「日常」が欲しい……
この現象は10年前から始まった。
それより前は何もない普通の生活を送っていた。
その時は退屈だと思っていたけど、今となってはその時が1番平和で愛おしい日々だった。
大切な日常というのは、意外とすぐ近くにあったんだな。
そう実感した。
あとがき
「本当はもう少し物語自体を長めにしたかったのですが、時間の都合でコンパクトにしました。短い物語の中で伝えたいことを伝えられるようにしました。それでは、また次の作品で会えたら会いましょう。」
昨日、今日、明日
その全てに通底するのが
日常
日常ではなく
移ろいゆく上辺こそ
その日の本質
日常
私の学校の副生徒会長は、生徒会が無い日は図書室にいることが多い。
静かな館内にページをめくる音が聞こえる。
私は少し離れた席から、ちらりと彼の横顔を伺った。
黒髪で少し長めのまつ毛。
そして端正な顔立ち。
時折り、考え事をしながら左上を見上げる仕草が、私的にはとても好きなのだ。
図書室にいるのは私と彼。
それから受付にいる図書委員だけだけど、ここからはその姿は見えない。
何の本を読んでいるんだろうと少し目を凝らすと、
自分が読んでいる本と同じだった。
話題にもなっている本だからなのか、2冊図書室にはあったらしい。
(何だか2人だけの世界みたい……)
と目線を手元の本に戻して、続きを読み出す。
この何気ない日常が私にとって、とても嬉しい。
【日常】
彼女が病んだ。
恋人である僕は彼女を支える。それが当然だ、普通だ。
だけど僕自身も膨大な仕事に押しつぶされていて、いつぶっ壊れるかわからない状態。
精神科にも月1で通って、薬飲んで何とか自分を保ってられている。
担当医には「もっと自分を大切にしなさい」なんて言われてるけど、僕は元々自分より他人優先の人間だから、「自分を大切にする」ってことが中々できない。
ぶっ壊れそうな身体に鞭を打って、大好きな彼女に会いに行く。
彼女の前では弱音を吐かないようにヘラヘラと笑った。
顔色を窺い、言葉を慎重に選んだ。
彼女の好きなもの、行きたいと言った場所、欲しいと言った物。全部出した。
貯金は馬鹿みたいに溶けてしまったけど、彼女の笑顔がまた見れるなら自分は大丈夫だと呪いのように言い聞かせ続けた。
ある日、僕は仕事で大きなミスをした。
以前から積み重なっていたものもあり、何処かへ消えてしまいたくなった。
公園のベンチに座り込み、スマホを握り締める。
「彼女の…声が、聞きたい…」
ここ2ヶ月近く、彼女から「忙しいから」と電話することを断られていた。
だから彼女に飢えていたし、誘いを断られる度にぐっとクるものがあった。
数十分迷った末、僕は勇気を出して彼女に電話を掛けた。
…だが、彼女が僕の電話に出ることはなかった。
数分後。
彼女から『ごめん』という一言。
『ここまで断られ続けると流石に辛い』と返すが、彼女はずっと謝るだけ。
謝って欲しかったんじゃない。僕は「大丈夫?」の一言が欲しかっただけなのに。
突然、プツン…と自分の中で何かが切れる音がした。
蓋をしていた感情が、涙が、洪水のように溢れて止まらなくなってしまった。
僕ばっか色々考えてやってるのが馬鹿みたい。
彼女に自分の精神削ってでも尽くしてきたのに僕には心配の一言すらくれない。
一体僕は、君の、何なんだ。
こうして僕と彼女の関係はギクシャクしてしまった。
翌日、冷静になった僕は彼女に謝罪の連絡をした。
本当は直接謝罪したかったが、彼女に今は会いたい気分ではないと言われたのと、僕もあまり精神状態的に会うとマズいのがわかっていたからやめた。
話し合いの結果、3ヶ月後に直接会って今後のことを話す、ということで話が纏まった。
過去にも何人か付き合ったことはあったが、ここまで好きになったのは彼女が初めてだから別れたくない。
だけど、彼女が僕のせいで苦しむのなら僕は消えた方がいいのだろうか?
そんなグチャグチャな感情が混ざり合いながら、「日常」を過ごす。
「彼女」という存在が消えた日常は氷のように冷たく、つまらなくて。
やらなければいけない膨大な量の仕事にも中々手がつかなくなった。
「…あと、2ヶ月か」
カレンダーをぼんやり眺め、酒に溺れる。
僕が変われば、彼女は見返してくれるだろうか。
僕の「日常」には、君がいないと駄目なんだ。
失った「日常」を取り戻すために僕は今日も自分を変える旅に出る。
当たり前の日常なんてない。
私はそれを大切に生きています。
みんなに考えてみてほしいのです。
当たり前ってなんですか?当たり前の日常ってなんですか?
学校に行ったり、自転車に乗ったり、布団に入ったり、息をしたり、そういうものが当たり前だと思いますか?いいえ、きっと違います。じゃあ、あなたは今生きていることが当たり前だと感じているのですか?生きていることは当たり前じゃない。何気ない日でもきっとどこかに幸せがあるんです。今生きていることは幸せなことなんです。なのに、どうしてそれを忘れてしまうのですか?毎日毎日当たり前じゃないと考えていろと言っているわけではないのです。息をしていることさえ当たり前ではないんです。じゃあ友達がいつもいると思いますか?友情が明日もあると思いますか?私はそうは思いません。
昨日友達だった人が今日も友達だと言い切れますか?私は過去にそうなった時があります。友達だった人が次の日になったら冷たくなるんです。そういう人もいるんです。
ここで、一つ今年あったことを話します。
まあ、みなさんもきっと知ってると思いますが、正月に地震がありましたよね。
その時に感じたんです。
昨日生きている人が今日いなくなったりすることが本当にあるんだととても怖く思いました。
あとは、13年前かな?東日本大震災がありました。
津波の映像を見ると、胸が締め付けられるような気持ちになります。
そうなんです。家族が、友達が、親友が、いつでもいると思っているかもしれないけれどそうではないんです。
地震だけではありません。戦争もそうです。
昨日生きている人が今日生きているなんて保証はどこにもなくて、大切なのがあるのが当たり前なんて、きっと思い違いなんです。
そして、私は戦争や地震で大切な人を亡くしたり、そういう人を見たりすることで、当たり前ではないと気付くんです。だから戦時中の人や危険な状況にいる人ほど、当たり前なんてないと思えるんじゃないかって思ったんです。ここで、一つ気付きましたね。大変な状況にいる人ほど、そういうものを感じとりやすいと。私達はとても幸せな生活を送っているから、気づかないのだと思います。
あなたは得しましたね。これで気付けましたか?
ここで、一つオススメの小説を紹介しておきます。当たり前なんてないことを気付かされる本です。
「あの花が咲く丘で君とまた出会えたら。」
です。これを見ればきっと今がどれだけ幸せか、この幸せな日常は当たり前じゃないと気付かされることでしょう。ここで、一つあなたに伝えたいのです。私はあなたに会えて、この文章を読んでもらえてとても幸せです。この幸せな気持ちを忘れないようにしたいです。出会ってくれてありがとう。応援してくれてる人もいるのかな?いたらとても嬉しいです!これからもよろしくね。
どうでしょう?これは、私の考えですね。日常という言葉を聞いたり見たりするとこのことが真っ先に思い浮かぶんです。だから、今を大切に、友達や大切な人を大事にして、幸せな人生を歩もうね。
〝幸せは自分で掴み取るもの。やってくるわけじゃない。幸せな人生を作るのはあなたです。幸せになれるかどうかはあなた次第なんです。どうかあなたのその手で幸せを掴み取ってください。そして、いらないものは捨ててしまおう。つらい日々を捨てて幸せを掴み取ろう。そうしたらもっとあなたの人生は豊かになるはずです。〟
平和な日常はいつまで
続くか分からないから
時は金なりーとか、一期一会ーとか、思いながら
過ごす...いや、過ごそうとしているけれど..
できない。
きっと、「終わらないだろ」って思ってるからだ。
でも、今を大切にするより、 今を楽しむって
意識した方が楽だよね。
”大切な今”は今も過ぎていってるから。
深く考えるとごっちゃごちゃになるよね。
ただただ、
「楽しむ」、それだけ考えれば毎日が明るく
見えてくるよ!
「日常」
最後の1文は読めば分かるかもしれませんが、
無・理・や・り・です。
最後の方にちょっとでもお題に関係しそうなこと(?)
入力しよ!と思い、行動した結果です。
「ただただ」という言葉が、何とかまとめあげて
くれました。
【日常】
毎日同じ日常
同じことの繰り返し
いつものように朝起きるのがだるくて
なかなか起きれなくて
結局遅刻して
学校に行ったら居場所なんてなくて
家にも居場所なんてなくて
心を休める場所なんてなくて
ずっと、休む暇なく心は動いていて
不意に思うの
なんで生きてるんだろって
なんでもっとみんなと同じようにできないのかなって
自分が嫌になって
ずっと鬱な毎日
意味ってあるの?
【日常】
カーテンの外の光で目が覚めたら、
ごはんをたべて、うさぎが後ろあしをぴっと揃えて寝転がっているのを見てニヤニヤする
良い顔面と良いくちづけと良いストーリーを見てたら
スマホが鼻に落ちてきて慌てる
時間ができたら興味深い本を読んだりする
おなじところを3回くらい読んだりする
眠くなったら眠る
もちろん、目が覚めてからうさぎ後ろあしぴっとまでのあいだで仕事もする
夕飯の支度もする
玄関の鍵を閉めたのにくつしたを履き替えに帰ったりする
カラスとか宇宙人について考えたりする
そういうことの間でふっと、君がくだらない連絡をしてくる
バリキャリの表情をつくって、おなじくらいくだらない返信をする
それが日常
職場のライングループ抜けた
しんどくなった
無理に明るく振る舞ったり楽しそうにしたりしてた
でもあんまり楽しくない
合わない
人の顔色気になってどう打ったらいいかわからない
支離滅裂なひとがいる
いちいちこっちが解釈するために頭使うのめんどくさい
聞いてもない話をかなりの長文で送ってくる人もいる
めんどくさい
全部、めんどくさい
そう思ってる自分が薄情だなって今度は自己嫌悪で病む
変わらない日常。
変わらない私の頭。
どんだけ勉強しようとしてもだらけてしまう。
それでいい点取れなくて泣くとか……馬鹿だな私は。
もうきっと、いい高校なんか行けない。行きたい高校も。母親に言われた言葉が頭にくっついて仕方がない。
「あんた、その成績であの高校は無理でしょ。もうちょっと行けそうな高校に志望したら?」
そんなのわかってる。自分の成績が劣っているなんて
でもさ、まだ希望を持たせてよ。中学2年で諦めたくない。
お願いだから────
ナツキとフユト【19 日常】
ナツキが始めたアルバイトは、近くの事務所の清掃だった
食事をしながらフユトは言った
「もっと派手な職種を選ぶのかと思ったら、意外だな」
「実は接客業とか苦手なんだよね」
「じゃあ、カフェなんて無理じゃないか」
「えっ、手伝わせてくれるの?」
「だから、それはまだずっと先の話だって」
いつしか、二人の暮らしが日常になっている
(つづく)
子供の頃 着替えている最中に
ボーーッとして着替えがストップして
母親に怒られるのが日常だった
目は見開いていて目の前の景色は
ぼんやり見えているのに
身体は固まっていて動けなくて
思考だけ妄想の世界にいる感覚が
懐かしい…
いつのまにか非日常になっていた
✴️66✴️日常
"日常"
俺の日常は何年経っても変わらない。
けれどハナを家族に迎え入れてからは、ハナを中心とした時間配分をするようになった。
それ以前は効率重視なペース配分で過ごしてた。
だがハナを迎え入れてからは、俺が長時間外に出ていると帰ってきた時大声で鳴き喚いてくる。病院なので猫の鳴き声がするのは衛生上宜しくないのでなるべく短時間で済ませられるような配分をするようになった。
始めのうちは『窮屈じゃないか?』と言われていたが、俺自身は全く窮屈に思っていない。
俺の予定は基本どうとでも変えられるように設定していたから、まるでロジックパズルを解くような感覚で配分を考えていた。
それに俺自身を求めてくれるのは、とても嬉しい。
求めてくれるなら、しっかり答えてやらねば。
日常 詩
いつも通りの朝が来て
行ってきますと言って
普通に学校に行ける
普段通りの日常って
当たり前のようで
当たり前じゃないんだ
紛争地域で暮らす人にとって
いつも通りの日常は
希望であり願いでもある
そう考えると
普段通りの日常って
素晴らしい事であり
幸せな事だと思う
いつか世界中の人々が
いつも通りの日常を送れる
そんな日が来ると良いな
「日常」
私の日常はつまらない。
だからつまらない日常から抜け出そうと
大きな決断をしようとしてる。
もし決断したとおりになったら、
違った日常になると思う。
今から楽しみだ。
でも優柔不断になって、考えが変わっちゃうかもね。
そうしたら、いつも通りの日常。