『日差し』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
『日差し』
あー。肌が焼ける。
肌の燃えは老化に火をつける。
もう一生内に篭っておきたいな。
【7/2 テーマ:日差し】
「…今日は快晴っ!」
昨日とは打って変わって誰がなんて言おうと完璧笑顔。
壁の四角を見ると水滴がキラキラと輝きながら零れていき、小鳥達は自分達の感情を乗せるかのように歌っている。
その音に合わせて軽やかにステップをその場で披露しさえずりと共に決め台詞。
「明日の表情は何かなっ」
太陽が好きだ。
ポカポカしてて、窓際にいると気持ちいい。暖かくなるとつい眠くなってゴロゴロしてしまう。
今日も暖かい日差しにウトウトと微睡んでいると、誰かの足音が聞こえてきた。その足音は私のいる部屋の前で止まると、数拍置いてから扉を開ける。
「あ、もも、おひるねしてる〜」
妹だ。幼稚園から帰ってきたらしい。妹は嬉しそうに私に駆け寄ると、そのまま私の隣にゴロンと寝転ぶ。
幼稚園の制服のままで。ママに怒られても知らないんだから。
「わー、ぽかぽか!」
妹は無遠慮に私にスリスリ寄ってきて、そんなことを言った。あーあ、私のせっかくの憩いの時間が。
……まあ、この子はちっちゃいし。お姉さんの私が構ってあげるか。
「きもちーね、もも〜?」
まだ小さい手で私の頭を撫でながら言う彼女に、私は返す。
「みゃお」
【日差し】
はじまりは真っ白な紙だった
そこにきみから教わった言葉を
きみに許してもらった言葉を書き連ねて
そんな日々が重なっていつの間にか分厚くなった
出会ったばかりの頃の紙なんて
気が付いたら日差しで焼けて茶色くなってた
偶に見返して”こんなこともあったね”って笑って
そんな風に年を取れたら
何年経っても変わらない姿のきみに
何か残せるだろうか
今日も暖かな陽だまりをくれるきみの横で
いつか日焼ける今日を思って
真っ白な紙に綴るきみと僕のこと
2024-07-02
職場の窓から差し込む日差し。こんな天気のいい日には仕事なんかしてないでピクニックがしたい。
さっきまで雨が降っていたのに、もう快晴。
コンビニからお菓子を買って出た私は、「せっかく傘を持ってきたのに」と一人杞憂した。
「おねーちゃん。…何でボクに傘持って来ようとしてくれたのさ?」
ボク"は"なくてもいいじゃん?と続ける弟が、可笑しいと破顔う。
「ボクは生きて
「生きてるよ。」
「……………………え」
本当に死んでしまう前に、弟の言葉を遮る。
「私の目の前にいるじゃん。
私やお母さんの心にいるじゃん。
未練…あるんじゃん?」
「……未練はないよ。
ボクは死ぬまでおねーちゃんとお母さんとお父さんと一緒で、楽しかったよ。
お父さんはほぼ記憶にないけど…」
「じゃあなんで私の前から消えないのよ。
もう晴れてるのに」
そう、弟はいつも雨の日に現れ、晴れればいつのまにかいなくなる。
「………なんでだろ。
ごめん…ボクにも分かんないや」
「まだ消えないでね」
消えるところを見たくなくて、自分の足元のほうへ俯く。
「消えるときはちゃんと言うし」
「ほんとうに?」
弟の方を振り返ると、
「………言ってよ」
そこには何もいなかった。
#2024.7.2.「日差し」
雨と姉と弟と。
hrak六期見てます。おもろい。
日差し
紫外線なんか知るか
って思って
日焼け止めも塗らずに生きてきたけど、
かなりシミがある。
いつの間に?
八分をかけて届いた贈り物木の葉のすき間から受け取って
日差し
日差し
ゆめな 「今日は日差しが強くない??」
まゆ 「それなすぎる。焼ける〜」
ゆめな 「日差しなんか気にしてたらダメや!」
まゆ 「あんた、もう諦めちゃってるやん」
ゆめな 「地黒だから白くなれない😭」
まゆ 「私は?」
ゆめな 「お前は、小麦粉塗ったんかってぐらい
日差し当たっても焼けないよな」
まゆ 「うるさいわね!小麦粉だもの!」
ゆめな 「はぁ!?じゃあ、私は!?」
まゆ 「お、思い付かないわよ!」
ゆめな 「もう知らない!」
まゆ 「日差しだけで知らないわ!」
あぁ、これが恋か。
道端に座る俺。家である段ボール、そのしきりの先には存在を錯覚させるかのような儚く美しい女がいた。
だがこの恋は俺には叶わない。金も家も人脈も特技もない。努力は尽くしたが俺には生きる才能がなかった。
今日は暑いな。
夏の日差しを浴びていると一つの悲報が聞こえてきた。
「え、、、なの!?いいカップルじゃん」
どうやら彼氏がいるらしい。どうにかして確かめようと試みたが----
俺は生きる才能がないが努力は怠らない。
あなたは生き残れる人間か
わたしと同じ、精神地獄に陥ったときに
それを判断するいい映画がある
実話を基にしたストーリー
あの主人公には勝てないと思った
つまり、あの映画を
同じ苦しみを追体験しても
最後まで観終えることができた人
それは精神地獄を克服する素質があると考える
観ていられず途中で諦めた人
残念ながらあなたは自分に負けて死んでしまう
主人公とまったく同じ行動をとれる人
あなたは絶対に克服できる
ぜひ一人で観てほしい
映画『127時間』を
あなたは生き残れる人間か
観終えた時、生きていることを実感できる
映画として単純に観てしまったあなた
悪いが同じ土俵に立てていない
だから、、
出直してこい。
今日はなんだか日差しが強かった。今朝は車軸を流すような大雨が降ったのだけれど、すぐに空は晴れ、うざったいくらいの快晴で燦々と照りつける太陽に文句を垂れたくなった。七月上旬、夏は始まったばかりのはずだ。先が思いやられるけれど、兎にも角にも健康第一にいきたい。
日差しは痛い。
夏なんて特に最悪で、肌が焼けるばかりでなく、気温の高さと相まって、とにかく暑い。日本の暑さは湿度がありジメジメとしているので、汗の感触が気持ち悪い。
だから、日差しのない夜が好きだ。
月明かりは優しい。
上を向いた時だけ、その光の強さが感じられる。夜空に浮かぶ星達は、嫌なことを全部忘れさせる。私の好きなこと、やりたいこと。我慢しないで吐き出していいんだって思える。
不格好な容姿も、付けられた傷跡も、夜道では目立たない。
サンサンと照りつける日差しなんて要らない。
優しい月明かりの照らす世界で、私は生きていたい。
日差しって、好きなんです。
暖かく包み込んでくれるから
私を外へ連れ出してくれるから
「日差し」
「日差し」
母に似て生まれつき色白の肌をしているが、日焼けに強いのかあまり赤くならない。次の日にはこんがりと小麦色に焼ける
日焼けに弱いといえば首周りくらいだろう
流石に年齢的に無茶はしないので日焼け対策はしており、幼少期〜10代の時程こんがりとはならないが
子ども達も色白の肌をしている。祖母の遺伝子の強さを思い知らされる
夏になると徐々に小麦色になっていく子供の手足を眺め、自分もそうだったなあと懐かしく感じる
イケメン猫と暮らしている浅倉慎也画伯の作品はすごいんだ。
鎌倉記念ミュージアムや住本財団アート館、全国の山月リゾートホテルのロビーに常設展示されてるから、いつでも鑑賞出来るよ。
彼の作品は、日差しに照らされた色彩のグラデーションを数字として分析して立体的に表現している。
それはセキュエンタリズムっていう手法なんだって。
言葉で説明しただけでは、わかったようなわからないような感じだよね。
でも実際に作品に触れてみると、心に沁みて、いつまでも見ていたくなるんだ。
アートの中の日差し魔力って不思議。
「日差し」
脚立をのぼってごらん
もっと上のほうへ
見上げる瞳に日差しがまぶしい
繁った葉の間にきらきら紅いさくらんぼ
たっぷり陽を受けた高い枝の実は
ひかりを閉じ込めたように輝いて
ぷちん、ぷちん、ぱくっ
枝を離れて口の中へ
少しだけ弾力のある薄い皮
種から身をはがし 目を閉じて味わう
夏の初めの太陽の子
今年も幸せをありがとう
「日差し」
#454
日差しを知らない透き通った白い肌
そんな腕ならもっと可愛かったのかな。
*日差し*
宮古島なんて、来たくなかった。だけど仕事の都合で、やって来た。熱いを超えて、痛い。あの空港での日差しの痛みは、今でも覚えている。
日差し
日差しがプールの水面に乱反射して目が眩む。夏の日の思い出だ。
私は小学校5年生まで泳げなかった。プールの時間はとても憂鬱だった。
一念発起しスイミングスクールに通い泳げるようになった。
泳げるようになるまでは小さい子たちに混ざって練習していたのでとても恥ずかしかった。
だが、泳げるようになると水泳の授業が楽しみで仕方がなかった。
少しの勇気と努力で物の見え方が180度変わる経験をした初めての出来事だった。