【日差し】
はじまりは真っ白な紙だった
そこにきみから教わった言葉を
きみに許してもらった言葉を書き連ねて
そんな日々が重なっていつの間にか分厚くなった
出会ったばかりの頃の紙なんて
気が付いたら日差しで焼けて茶色くなってた
偶に見返して”こんなこともあったね”って笑って
そんな風に年を取れたら
何年経っても変わらない姿のきみに
何か残せるだろうか
今日も暖かな陽だまりをくれるきみの横で
いつか日焼ける今日を思って
真っ白な紙に綴るきみと僕のこと
2024-07-02
7/2/2024, 1:55:04 PM