『日差し』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
「日差し」
西陽に伸びる影を見た。
このままじゃダメなのかなって。
このまま蓋をしたままでもダメで、
隠し切る事も出来ないなら、
"日差し"の指す向こう側へ行こうか。
きっと貴方なら受け止めてくれるから。
____ね?
僕は日差しに対抗し日傘をさす
だけど日差しは気温を上げる
日傘だけじゃ戦力不足
ならば手持ち扇風機
でもぬるい風しか来ない
戦力不足
日差しの戦力を超えるためにはどうすればよいか
……ひんやり冷感 吸汗タオル……!?
『日差し』
辛いよな
夏の太陽は高い位置にあるから
どこも影が短くなって日陰が減る
照り返しもきつくなって逃げ場がない
真上から照り付けて陰を奪うから、
そのぶん光の境界は色濃くなって
互いの内にも強い影を落としてくる
その強い明るさに瞳が慣れて竦むから
影の暗さはさらに深まり闇に映るんだ
だから鮮烈で、愛おしいのかもな
『真夏日と空中遊泳』
暑い日は あゝこんなに暑い日は 想像の中で息継ぎ無しのクロールを繰り返す 幾千もの泡が私の中から旅立って 水中以外の生き方を知る 土の匂い 空の青 悪くないなぁ 空中遊泳 真夏の空は徳用アイスか? 溶けそうに浮いている 溶けながらも浮いている
死にたい
運動して食べたら痩せると見た
運動はしている
騙されたと思って
普通の食事したら太った
健康推奨してるのは良い
でも本当に信じて太った時のメンタル
これは、ただ健康第一標準体重ベスト!
思考の人にはわからないと思う
世の中はいろんな思考がいる
その人達の夢を全否定しないであげて
普通に食べたら太る体質もいる
戻して少食にしたら…
戻らない。
蓄積されてしまった。
人間不信になる
信じた私が馬鹿だった
本当に騙された
「日差し」
朝は1日のはじまりを彩ってくれて。
日中は涼をくれる朝顔のグリーンカーテンを育成中。
日差し
今日も今日とて日差しが強い。
日に焼けるのが憂鬱だった。
茹だりそうな日差しと、君とひとつずつのサイダー。
炭酸を流し込んで、それでも気休めにしかならなくて。
汗を流しながら、話す気力もなく歩いたアスファルト。
耐えられないほどのその暑さも、景色も。
きっといつか思い出に。
日が差して
窓には太陽
「もう朝か」
体を起こし
コーヒーを飲む
「寒いな」と
コートを来たら
日が差して
「やはり暑いな」
コートを脱ぐ
歌人さんに弟子入りしてみたい
日差しが眩しい。
君が眩しい。
君のおかげで今日も生きようと思う。
その柔らかな日差しの君の笑顔で。
僕は太陽が嫌いだ。
眩しいし暑いしめまいがする。
でも彼女が太陽が好き。と言ってから
僕も好きなった。
太陽も、君も、
僕と君との出会いは日差しのおかげだ。
あの日は日差しが強い日だった。
僕は日差しが強くてめまいがした。
その時保健室まで連れて行ってくれて看病してくれた優しい人が彼女だった。
僕はその時日差しが強くて顔が見えなかった。
翌日僕はお礼を言いに彼女を探すと彼女の方から声をかけてくれた。
思っていたよりずっと美人で白い肌と焦げ茶色の髪、そう、まるで天使のようだった。
僕はその時から彼女に惚れてしまっていた。
日差しのように強い心を持つ彼女。
でも涙もろいところとかも好きだった。
全てが好きだった。
それから日差しが強い日はあの日を思い出して
嬉しくなってしまう。
『日差し』
夏になり、朝の4時半くらいには夜が明けて
私の部屋は柔らかな日が差すのだ
もう少し眠っていたいような、
このまま起きて少しでも運動でもしようか
そんな爽やかな季節
【日差し】
窓辺から差し込む、夏の日差し。
ジリジリと照らす太陽は、室内の気温を上昇させていく。その部屋では、少年が夏休みの宿題を終わらせる為に、勉強机に向かっていた。
「暑い……」
少年の部屋のエアコンは故障していて、現在使えなかった。扇風機の風だけで暑さをしのぐには、今日の気温は暑すぎる。
宿題を始めてから一時間が経過していたが、暑さのせいで少年の集中力は低下していた。
「こんなことになるなら母さんが出掛ける時、ついでに図書館まで送っていってもらうんだった……あ゛ぁ、暑い……」
少年の母は仕事の為、午前九時頃に家を出ていた。通勤途中に図書館がある為、ついでに車で送ってもらう事がよくあった。
今回は外出するのが面倒だと感じて、朝の時点での判断を間違えたと後悔している。
「アイス、食べよ……」
少年はフラフラと椅子から立ち上がり、アイスを求めキッチンへ向かう。
やっとの思いでたどり着いた少年は、最後の力と言わんばかりの必死さで冷蔵庫を開けた。
ガラッ
「ウソ、だろ……」
残念な事に、冷凍庫の中にはアイスのストックがなかった。あるのは、おかず系の冷凍食品と氷のみ。
少年の求めていたアイスは、一つもなかった。
そういえばと、少年は昨夜の記憶を思い出す。
『あ、アイスみっけ!食べちゃお!』
『こら!アイス、今あるのそれで最後なのよ!』
『いーじゃん!今あるもの食べなくて、いつ食べるのさ!』
『全く……仕事帰りに買ってくるけど、明日のお昼はアイスないからね。』
『大丈夫!大丈夫!』
全然大丈夫じゃなかったと、少年は項垂れた。あの時の自分は何やってるんだと、後悔しても遅い。アイスは少年が、昨夜食べてなくなってしまっていたのだから。
それから少年は自室に戻り、扇風機の目の前にあぐらをかいて座った。扇風機の風力を最大にして、風に当たり続ける。
「暑い……」
アイスを買って帰宅する予定の母は、まだ数時間は帰ってこない。
遠くの方に入道雲がある以外に、雲がない真夏日。
少年は、水分補給をしながら扇風機に当たり続けていた。
題【日差し】
日差し、海の向こう側を私は見つめていた。
海の上に、天使が舞い降りたような日差しがさしている。
「綺麗だな。まるで天国があるみたい!」
「そうだね。」
わっ!ビックリした!あっ、そうか、私は男の子と2人きりで来たんだった!あまりにきれいで忘れてた。そうじゃん!さっきまで緊張しずきて死にそうだった。
「でも君の笑顔の方が輝いてるよね。」
「へ?ど、どどどういうことですか?」
「あはは!冗談、冗談、君はすぐ信じちゃうんだったね。ごめんね。」
「はぁ、びっくりした。」
でもちょっと嬉しかったな。
てっ、えっ!私はなんで?嬉しいと思ったの!?
ついに、私の片思いにも両思いの日差しが来た!?
キャー!日差しは、最高。
日差し。
強い日差しに
負けないように
日傘をさす。
明日は
日差しが痛いから
涼しいとこで
のんびりしよう。
【日差し】
しかめっ面で太陽を見上げる
直視できず
目を薄めてみる
ぼんやり輪郭らしきものが見える
もしかすると
眩しいと感じるものは
正しく見れてないのかもしれない
・日差し
日差しが差し込んで
目を細める
目の前に広がるのは
私の好きな景色
「どんな景色だと思う?
カーテンの隙間から射す光。
葉と葉の隙間からこぼれる光。
昔は綺麗だと思えていたものが、綺麗に見えなくなった。
いつになったら僕の世界に光は差すの?
明けない夜はない。
止まない雨はない。
この暗闇を抜けたらいつかは光が差す。
そんな言葉を純粋に信じられるほど幼くは
もういられない。
そんなとき、兄が、昔言っていた言葉を思い出した。
影がないと光はないんだよ。
だからね、
どちらかがないと成り立たないんだって。
この話を聞いたとき僕は、人間みたいだなと思った。
表と裏のない人間はごくわずかしかいないと思う。
誰にだって隠し事の一つや二つはあるし、悩み事もあるはずだ。
明るくて、優しくて、何でもできる人にも悩みがあるのだ。
悩みの大きさも、痛みも、どちらの方が上、ということはない。
…綺麗事は嫌いだ。
それでもそれにすがるしか方法がなかった。
きっと、
今自分が暗闇の中にいるのも全部、自分のせい。
自分から目を逸らした。
光が、怖かったから。
まるで、天敵に怯える夜行性の動物になった気分だ。
でもこれからはちゃんと暗闇にも向き合う。
そうしたら光も見つかるかな?
それに返事をするかのように
窓から光が降り注いだ。
『日差し』
テーブルの下に置いてある座布団のうえで
窓から入ってくる日差しに
君はまぶしそうに目をつぶる
日なたぼっこが好きな君は
モフモフの毛におおわれて
鼻をひくひくさせながら
あたたかな日差しにうっとりと
朝から優雅に座布団に寝転んでる
かわいいママのりんちゃん
かみついたり
ひっかいたり
なでなでしようとしたら大慌てでにげたり
どんな反抗的な態度を取っても
ママの愛は1ミリも変わらない
かわいいってマジで無敵
きっと自分でも分かってるんだよね
つぶらな瞳で見つめれば
ママはイチコロだってこと
ママもりんちゃんになりたいな
好きな時にごろごして
好きな時におやつを食べて
好きな時に跳びはねて
嫌いなことは全力で拒否
ママもりんちゃんみたいにかわいく生まれてたら
お姫さまみたいな生活が送れたかしら
でもね
ママはやっぱりりんちゃんのママでいることが幸せ
窓から入り込む日差しで
まぶしそうに目をつぶるかわいい君の顔を
こんなに間近にながめていられるのだから
日差し
こんな日差しの中、私は長袖長ズボン。
朝からバタバタしていて、
日焼け止めクリームを塗り忘れてしまった。
暑いけどガマンがまん!
日焼けするよりマシなんだから…。。。
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小さい時から言われてきた。
「上着を着なさい」
「焼けたらどうするの?」
って。
日焼け止めクリームなんて塗るのめんどくさい!
こんなこと思っても、お母さんの機嫌を損ねたくない。
…………怖い。
……「やっぱりあなたは私と同じように色白ね」
…あぁ 良かった。怒ってない。
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「こんな暑いのに 長袖長ズボン、
やばいなお前 大丈夫?」
と男子が言う。
「全然汗かかないし 大丈夫」
こんな風に言うけど ホントはめちゃくちゃ暑い。
外に出たら日傘をさして
手足を隠して街を歩き
大丈夫?なんて言われる人生。
………なんだかなぁ
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あーあ 疲れた
水でも飲んで戻ろ
…ん?
「ねー やっぱり肌白いね!」
…あ 私か 喜ばないと
いいな とか 羨ましい とか
その言葉に感謝しないと…
「初めて会った時、輝いてたよ」
……え?
…私?
…私が?
「そうそう!人一倍 輝いてた!」
「この子綺麗!って思った!」
…
…
ぁ...
なんか…いつもと…違う…
嬉しい…
「ぁ...ありがとう…!」
「まじで綺麗!」
「ほんとピカーって光出てたよ(笑)」
「光輝く太陽みたい!」
太陽…か…
……ふふふ
嬉しいな
『日差し』
それはまるで、天使の梯子みたいだ。
大地一面に立てかけられている。
音をつけるのならば、何だろうか。
降りてくる天使の名前は、何だろうか。
確かに、私たちの目を眩ませるほど
はっきりと存在しているその梯子。
それでも多くを知られることも無く、
今日も立てかけられているその梯子。
お題《日差し》
命の水は春の陽を宿す。
還る土は邂逅を果たす。
廻り廻って、理は紬がれてゆく。