『新年』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
やあ、僕。新年って何だと思うかい?
ほう、新しい年?確かにそうだけどね。じゃあおじさんが、新年について教えてあげようか。うん。
新年ってのはね、見えないんだよ。本当はそこに確とあるのに、肉眼では認識できない。
ほら、新月っていうのがあるだろう?あいつも目に見えない。お、理科で習った?すごいじゃないか僕。よく覚えとけるなあ。
だから新年も、我々が見ることはできないんだ。でも、しばらく経ったら、はっきり見えるようになるさ。
思いだしたら、空を見上げてご覧なさい。きっと息を呑むような新年が、こちらを見下ろすように浮かんでいるから。
題:新年
1月1日の朝。モコモコに着込んだ私は、自宅近くの海岸へ来ていた。砂浜から見える水平線は、少し赤く光っている。もうすぐ夜明け。初日の出だ。
周囲には、私と同じように初日の出を見ようとやってきた人々がチラホラと。カップルや家族で来ている人たちも居る。皆、水平線に注目していて、会話の声もポツポツと聞こえるのみ。波の音が穏やかに鳴っている。
水平線はだんだんと赤から白へ近づいていく。やがて一筋の光が輝いて、眩しい太陽が顔を出した。
とたんに薄暗かった世界が黄金の光に包まれる。日の暖かさを感じる。胸の奥からグワーッと大きな何かが込み上げてきて、未来への不安なんて、蒸発するように消えていた。
新しい年の、新しい朝だ。明るく輝く朝がきたのだ。
このアプリを取ったのが2025年元旦のことだった。大晦日から心身不調で、しんどくて家に引きこもった状態で新年を迎えた。休み明けの仕事のことばっかり考えて怖くて今を楽しめなくて。。。
【過去の話】
昨年2月、ワクワクと希望を胸に都市から地方に移住した。3月から行政で力を入れている移住定住事業に地域おこし協力隊として関わることになり、受託会社で働くことになった。
未経験の業界業種へのチャレンジのため、ある程度覚悟を決めてはいたが、実際は想像を超えて過酷な業務だった。
研修もマニュアルもほぼない。情報は自分で取りに来て。言ったことは一回で覚えて。自分で考えてやって。できなかったら何でできなかったの?やらなかったら何でやらなかったの?聞かなかったら何で聞かなかったの?の理詰め文化。
今までの職場も過酷な環境はあったけど、過去一地獄な環境。特に地域おこしの同じ事業を担当する先輩が理詰めタイプ。論理的な言い方やエビデンスがないと納得しない。重箱の隅をつついてくる。後述するが、HSPの自分にとって辛すぎる相手だった。
ロジハラを受け続け、何をするにも恐怖で震え、言葉が出てこなくなるほどおかしくなり、7月末に胃腸炎を発症して1週間ほど休んだ。
なんとか復帰し持ち堪えて来たが、11月、仕事が辛すぎて朝起きれなくなり、ネットで心の診断をしたところ、うつ病との関連があるという結果が出た。そこから上司に仕事が辛いことを打ち明けて相談したり、自分で心の不調について調べていく中でHSP気質が高いことが分かり、うつ病の可能性は大いにあることが分かったので、一大決心で精神科の受診を決めた。それも勇気出して上司に相談したところ「すごくいいと思う!今後の〇〇さんの人生のためにも、行って来たほうがいいよ!」と背中を押されたことで、少しは楽になった。そして1月14日に総合病院の精神科の初診が決まった。
【今とこれからの話】
しかし、仕事自体は業務量が多くてマルチタスクで前述の地域おこしの先輩とは関係性の糸がぷっつり切れている。でも同じチームだから関わらざるを得ない。だから、休みに入っても四六時中必ず仕事への不安や恐怖がよぎる。
正月明けの週末には2泊3日の現地体験ツアーの運営が控えている。開催までは準備に追われ、終了すれば報告書の作成が待っている。参加者のフォローもある。社内向けの報告や発表もある。さらには役所での先月の報告会も翌週にある。そのための報告書も作らなければならない。そして月末にはオンラインイベントも控えている。。。意を決して挑んだ環境だったが、撃沈しているのが現状。
「もっと早く自分の特性に気づいておけばこんな無理な挑戦せずに済んだのに…」と悔やんだ。しかし裏を返せば、この経験によって「自分とは何者か?」の理解が深まった。それは間違いないと確信している。そう考えると無駄ではなかったのかな、とも思う。
今後は忙しない中で色んな動きが出てくると思う。病院の検診結果は会社に報告するし、社長にも現在の心境は伝わってるし伝えた。バタバタする中ではあるが、将来の方向を左右する場面は出てくるはずなのな、その時は慎重に丁寧に判断して選んでいきたい。
新年
あけましておめでとうおめでとう!
今年はどんな一年にしようか
お題『新年』第2作目小説 72話
今から10年前伊多孝雄(いだたかお)が萌香達の通う高校の校長に赴任する前の話。
新年の元旦から伊多家では親戚が続々と集まって男達は真昼間から宴会を始めていた。昭和感が抜けない大人達が多いので台所は『男子禁制』となっている。
男達が呑んでいる間母や嫁そして娘達等女性陣はお酒やおつまみを作ったり配膳していた。おせちがあるのだが、違うものが食べたいと父が言い出したからだ。
私は親戚の従兄弟や叔父さん達に囲まれながら空いたグラスを見つけてはお酌している。
孝雄「兄さん遅いな……」
そう思っていた矢先玄関から大きな声が聞こえた。
「ただいま〜!」
その声は兄の藤雄(ふじお)だった。玄関からまっすぐ
宴会場と化しているリビングに現れた。隣には金髪の女性が兄と腕を組んでいる。皆、兄とその女性に注目している。兄は両親に向かって一言言った。
藤雄「父さん、母さん。俺、隣にいるフィラと結婚するから!よろしく〜」
この場にいる全員が藤雄の突然の結婚発表に驚いた。私は驚きのあまり持っていたビール瓶を落としそうになった。
孝雄「に、兄さん。本気なの?」
藤雄「本気さ、そうじゃなきゃフィラをこの場に連れて来なさ(笑)」
孝雄「で、でも邦恵(くにえ)さんは……」
邦恵さんは兄が20代前半にデキ婚した相手である。兄が言うには邦恵さんとは2年前に離婚しているようで、子供の親権は邦恵(前妻)さんが持った。子供といってもすでに成人(20歳)を迎えているので教育費を支払う義務はないそうだ。因みにフィラさんと兄は仕事関係で知り合ったらしくお互い再婚同士だそうだ。
フィラさんは兄の腕から離れ母と父のところへ行き挨拶をしている。その後親戚の1人1人にカタコトの日本語で挨拶を交わしている。
父は「勝手にしろ!」と言って緩(ぬる)くなった日本酒の入った徳利を手にして直に呑み干した。
End
新年明けましておめでとうございます。
今年は受験生なので、勉強を頑張ります
友達に点数抜かされないように努力します。
絶対受かって高校青春ライフを過ごすんだ。
これが恋人を作る最後のチャンスなんだ。
今年もよろしくお願いしま〜す!🐶✨一緒に楽しいことをギュギュッと詰め込んで、笑いが止まらない一年にしようね!(≧▽≦)ノシ
一月一日はお昼にいつも起床する。
何故なら、年越しをするため、朝の三時頃に寝るからだ。
「新年」
今年は、関わる人を大事にしようと思う。
これまでの僕は、人と距離をとってしまうクセがあり、上辺だけの関係ばかりで、あまり関わる人を大事にできていなかった。
目標は、人には言えなかった自分のことを誰かに話す!
自分を話すことで、「他人以上の関係」を築く。
読んでいただいている皆様も目標あると思うので、一緒に進んでいきましょ!!
今年もよろしくお願いします。
新年、あけましておめでとうございます。
一日遅れの挨拶だけど、こうして今日を迎えられたことに嬉しさを感じられずにはいられません。
今年もより素晴らしい人間になれるよう、精進してまいります。
みなさんも、無理をしない程度に共に頑張りましょう。
新しい年になった。
今年から高校3年生。
そろそろ大人になる準備をしなくちゃ。
思い返せば子供は楽しかった。
沢山笑って沢山反抗して。
でも、大人になればそんな余裕無くなっちゃうんだよね。
だからせめて、後1年は子供のままでいさせて。
『新年』
「『新年おめでとう』と『明けましておめでとう』は良いけど、『新年明けましておめでとう』が、実は厳密にはちょっとおかしい、
ってデマだか何だかは聞いたことがある」
実際はどうだったかな。知らんけど。某所在住物書きはテレビで新春番組を流しっ放しにしつつ、スマホ画面を見ながら外付けキーボードをパチパチ。
結局、新年だろうと旧年だろうと、1日に違いは無いのだ。ただ番組が違うだけ。空気が違うだけ。
ところで「変わらぬ1日」の筈が、ここ24時間+αで随分体重が、いや気のせいか、云々。
「……うん」
変わらぬ。気のせいである。物書きは思う。
新年早々ダイエットの計画など立てたくない。
――――――
去年の新年は散々だった物書きです。
というのも一昨年の暮れに腰の肉離れだか筋を痛めただかをして、どこにも行けなかったのです。
「寝正月」とは、文字通りこのこと。
酷い目に遭ったものだ……というのは置いといて。
当アカウントでは「新年」最初となるおはなしの、はじまり、はじまり。
元旦終わって、1月2日に日付が変わったばかりの都内某所。某稲荷神社の近くです。
大きな大きな神代の古い蛇が、神様の術で全長6メートルくらいに小ちゃくなって、
ゴロゴロガラリ、ゴロゴロガラリ。
おでん屋台を尻尾で引いて、ゆっくり、まったり、いつもの場所へ向かっておりました。
若い頃にやんちゃして、別の神様にやっつけられたのが【ごにょごにょ】年前。
それでもお酒がやめられなくて、「どうか酒を飲ませてくれ」と頼み込んだところ、
今後人間たちに悪さをしないことを条件に、一度だけ、偉い神様からお許しを頂きました。
清酒、どぶろく、にごり酒に甘酒、大吟醸等々、
ありとあらゆる日本のお酒を、がぶがぶ、ざぶざぶ、浴びるだけ幸福に飲み歩きまして、
ある時代のある巳年、ある冬の夜、
「おでん屋台」なる酒天国と出会いまして。
店主が亡くなるまで、ずっと通い続けました。
店主が亡くなったら、勝手に屋台の台車と道具を貰っていって、店主の後を継ぎました。
お酒が大好き過ぎる大蛇神は、最高のお酒を仕入れるおでん屋台の店主となって、
夜な夜な、飯テロならぬ酒テロなおでんを、極上のお酒と一緒に、振る舞うようになりました。
で、そんな大蛇神様の、【もにょもにょ】回目の巳年の正月最初のお客様は、稲荷神社在住の化け狐。
「大変だったんですよ。末っ子を起こさないように、起きてここまで来るのは」
カウンターではさっそく、真面目で漢方医勤務な父狐が、人間に化けて椅子に座って、コップ2杯でドゥルンドゥルンに酔っ払っています。
「あの子は、食いしん坊だから、ここに連れてくると、ここのおでんを全部食べてしまう……」
へぇ。そりゃあ、大変だね。
にっこり笑う人間形態の店主の足元には、こっそり、隠れたお客様。 そうです。父狐の末っ子です。
「おいしい。おいしい」
ちゃむちゃむ、ちゃむちゃむ。末っ子の子狐は店主からどっさり、ウィンナーだの牛すじだの、申し訳程度の煮込み野菜なんかも貰ってご機嫌。
「おじちゃん、がんも、ちょーだい」
コンコン子狐の大宴会は、すべて父狐のお会計に、
ちゃっかり、含まれてゆくのでした。
はてさて、父狐、お金の手持ちは大丈夫かしら。
このまま高価なお酒を頼み続けますと、必要なお札が、樋口さん&津田さんから諭吉さん&柴三郎さんにランクアップしてしまいます。
店主としては構わぬのです。新しいお酒を仕入れる軍資金が増えるから。 あー。まいど。毎度。
「おや」
ところで大蛇神の店主さん、屋台から離れた建物と建物の影で、子狐くらいの小ちゃな視線が1匹、
子狐のことを心配そうに、うらやましそうに、
凝視しているのを、発見したのでした。
子狐の親友の、子狸です。子狸は大人から、「おでん屋台の店主の正体」を、聞いておったのです。
だから、子狸は店主が怖くて、でも絶品おでんを食べてみたくて、
ただただ、大蛇神のおでん屋台を、じっと、遠くから眺めておったのです。
「持ってっておやり」
古い蛇神のおでん屋店主さん、足元で大根を賞味中の子狐に、少し大きなお皿を渡して言いました。
お皿には子狸が好きそうな、サツマイモの似たやつに味しみニンジン、鶏手羽元なんかが盛り沢山。
「友達と一緒に、食べておいで」
店主の足元のコンコン子狐、最初は何のことかと、小首傾けてキョトン。
それから遠くに親友の子狸を見つけまして、
渡されたお皿を引っ張って、子狸のところへ持ってって、2匹して仲良くおでんパーティー。
新年最初の思い出となりました。
新年最初の大蛇神のおでん屋さん、その日の最初のお会計は、諭吉さん1枚の大繁盛だったとさ。
おしまい、おしまい。
お題『新年』
ついに年が明けてしまった。最近は年が明けるたびに落ち込むようになってしまった。自分の境遇をまわりと比べてしまうことが多いからだ。となりの芝生がいつも青く見えてしんどい。
だが、いつまでもこのままだと人生を生きていくのがつらいし、はたからみて「楽しかった」とだけで済めばいいものをあれこれ自分で反省会をしてしまうから最悪死にたくなってしまうのだ。実は昨年末はずっとその境地に陥っていた。
このままではよくないな、と今年の目標は「一日一回ポジティブなことを三つ毎日さくっと書く」を一つ設けた。
ためしに元旦にあったいいことを書いてみると、気分がよくなった。これがポジティブ思考のトレーニングかぁなるほどと思った。
続けてみて、自分がどう変わるか様子を見てみようと思う。
犬と旦那様ついて
犬は甘え坊
旦那様は甘え坊
犬は嫉妬深い
旦那様は嫉妬深い
犬は寂しがり屋
旦那様は寂しがり屋
犬は拗ねます
旦那様は拗ねます
犬は怒るとどこか行きます
旦那様は怒るとどこか行きます
犬は無視します
旦那様は無視します
これらは犬と旦那様が似てる所です
やあ 赤子よ
我れはそなたの年神(としがみ)じゃ
よう生まれてきたのう
かわいやのう かわいやのう
そなたのこれからの一年を寿ぐ(ことほぐ)ために、我れはやって来たのじゃ
そなたは初子(ういご) この家の新しい当主なのだぞ
我れも、そなた同様生まれたばかりじゃ
これから、毎年ともに一つ一つ大きゅうなっていこうぞ
やあれ 新年じゃ 新年じゃ
めでたやのう めでたやのう
ほほ 笑っておる 笑っておる
お題:新年
新(信)じたら突き進むのみ
年(念)じれば夢叶う
今年もぶっ飛ばしていくぜ
#新年
正月休みはリセットチャンス。
今年はどんな年になるのかわからないけど、ひとまず2024年の心はリセットして新たなスタートを切ろう。
未来は何が起こるかわならない。
GWやお盆など長期休みに縁のない仕事をしています。
正月も例に漏れずなのですが、やっぱり新年というものは特別で、体は休まりませんが心だけでも新たな気持ちで仕切り直すことができるので好きです。
などと言ってるそばから今日も残業です。
頑張りますー!
はっぴーにゅういやー!
「一年ってすんごいあっという間だよね」
「わかります。年明けたーって思ったらチョコ食べてて。桜咲いたと思ったら過去最高気温になって。この間まで夏だったのに急に冬になって。ああだこうだ仕事してるうちに年越しますもん」
「まだチョコ食べてるからいい方よ。私は、年明けたー! 暑いー! 寒いー! 年明けたー! だもん」
「それは流石に記憶なさすぎでは?」
「あと十年したらわかるよ」
『新年』
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明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします
新年明けましておめでとうございます
今年は中学三年生ということもあり、ゆっくりは出来ないお正月です。それでも、お雑煮を食べたり、神社に行ったりと日本文化を堪能して過ごしています。