『放課後』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
放課後
また明日と言える
平和な世界に
僕達は生まれた
明日が来るのが当たり前の
平和な世界に
これ以上私欲を
利益を求めて
自由にしすぎては行けない
その先にある未来は
また明日なんて言えない
そんな世界になってしまう
もっと未来を見据えて行動を
明日が訪れるかどうかは
今を生きる
僕達次第
チャイムが鳴り響く教室
クラスの皆が競い合うように
教室から出ていくのを眺めて気付く
自分の席から一切動かない君が居た。
HRが終わり、いつものように部活に行こうとする
だけど、今日は部活が休みだ
完全下校時刻の合図なしに校門を抜けるのは少し寂しい
いつもなら部活仲間と愚痴りながら部室に行くのに、今日はお互いに潔くまた明日と言い合う
まだ辺りが明るいうえに空が夕日で赤く染まっていた
今日は時間があるからゲームでもしよっかな
でも、今日は夕焼けが綺麗だからゆっくり遠回りして帰ろう
こんな放課後も悪くない
放課後
あの時あなたはどんな顔をしていたの
窓から射す月明かりが眩しくて
あなたの表情がわからなかった。
好きの思いが溢れそうで
でも言えなくて
あの時思いを伝えていたら
私達はなにかが始まっていたのかな
あの時君はなんて顔をしていたの
月明かりが照らす思い詰めた表情で
引き寄せたくなりそうで
でも手をのばせなくて
あの時思いを伝えていたら
僕達はなにかが始まっていたのかな
あの放課後はきっとずっと忘れない
今は別な人が隣にいても
あの溢れだしそうな感情は
あの時の
私の
僕の
精一杯の恋だった
かなで
毎日あなたの後ろ姿をながめていた。
一緒に帰ろ!
そんな言葉を待っていたのかな。
放課後
放課後、窓から外をながめていると
隣りの窓からひょこっと
顔をだして
小さい声で囁く
「一緒に帰ろう」
小さくうなずく私
2人だけの
内緒の話 🤫
※すみません、テーマとは関係ありません
適温の中で生きる
熱いのも冷たいのも耐えられない
だからいつでもソコに逃げ込めるようにするの
わがまま、甘ったれ
知ってるよ
でも、みんな言うでしょう
「あなたの人生」だって
どこを終わりにするか
何を逃げ道にするか
私に決定権があるのでしょう
私にとっての適温は、狭くて細くて
まるで一筋の光の上を綱渡りしてるようだけど
足を外しちゃったとき
ソコに逃げ込めると思えれば
暗い闇の中、安心して進めるの
「青春」を連想させる言葉を考えてみた。(昭和生まれにしか共感されないかもしれないが)
教室、制服 、手紙 、友だち 、卒業式、グランド、窓際の席、クラス替え、片想い、放課後、ラグビー(中村雅俊様Love♡)・・・
この中でも「放課後」が、一番切なくて、ヤラシイ感じかするのは私だけかしら。
#放課後
#放課後
オレンジ色に染まる教室に彼はいた。
最初は窓越しにグラウンドでも
見ているのかと思ったが、
机に頭を伏せている。
眠っているのだろうか。
音を立てないようにゆっくりと近づいても
彼はピクリともしない。
そっと彼の体を揺すってみても
低い声が不機嫌そうに唸るだけで
目は固く閉ざされたままである。
「ねえ、起きて」
「んー、ねむい」
やっと起きたかと思えば
まだ動く気はないらしい。
「置いて行くよ」
「せっかく待っててやったのに」
「頼んでないし」
私はソフトテニス部でこいつは帰宅部。
さっさと帰ればいいのに
わざわざ律儀に放課後まで私を待っている。
「可愛い奴め。本当にそう思ってるなら
わざわざ僕を起こしに来ないでしょ」
彼はにやっといたずらに笑う。
「もういい、さよならばいばい」
図星を付かれ早口で別れを告げ
さっさと教室を去ろうとすると
その後ろで慌てた足音が聞こえてくる。
冗談だって、と焦りながら謝る彼を想像しながら
足軽に下駄箱へ向かった。
6時間目のチャイムがなって、
他クラスの友達に話しかけに行こうと思って、
廊下に出てみたら。
隣の隣のクラスから
出てきた君とばったり会って、
別にめずらしいことじゃないから、
いつも通り、やっほーとかおつかれーとか。多分言った。
いつもならそれで終わり。
別になんてことない普段の放課後。
でも今日は少し違ったの。
君の方から話を振ってきてくれて、
ふたりとも好きな
アーティストのライブ当たって、席めちゃくちゃ良かった!
って。
報告してくれるとこが凄く嬉しくて、凄く好きで。
あんまり有名じゃないから。
まるでふたりだけの秘密みたいで。
今日も君が好きだよ
放課後
放課後
放課後はクラブ活動に明け暮れた。
サッカー三昧の毎日。
今思うと楽しかったな〜。
44才になった今、あの頃が懐かしい。
あの頃に戻りたい。
でも、戻れないんだよ。
若人たち、今をもっと真剣に生きろ。
あとで後悔しないように。
夕焼けの光
たくさんの机
黒板への落書き
ボロボロの参考書
昨日やってたアニメ談義
学校のにおい
-放課後
「放課後」
帰りたくもなくて、学校に留まりたくもなくて
神社によって友達とお菓子食べてた。
「罰当たりだね」なんて、神様信じてないんだけどさ。
でも神様がいるなら、どうか僕の心は黙ってて欲しかった。
僕は本当は帰りたかった。帰りたくないのはいつでも友人の方。
友人の心に寄り添えなかった僕は、嘘をついてた。
同じ立場にならないと、君が遠くなる気がした。
そんなこと、幸せな僕にはできっこないなんてわかってたよ。
騙してごめん、きみは僕が思ってるより強いんだけど、それでも本当に寄り添いたいと思ってたんだ。
いや違う。僕のエゴだ。僕は君が遠い事が寂しかったんだ。
楽しくて、でも辛くてもがいてた。
神様、内緒にしてね。
僕は何も知らない、作り笑顔にも気づかないただの陽気な幸せ者なんだから。
放課後 あなたとデート
そっとキスをした
夕暮れ
放課後
私が部活で使っている美術室は、校舎の一階にあった。隣はテニスコートで、私の好きな人が部活の練習をしている。
美術室のカーテンを開け、テニスコートが見える位置に、イーゼルを立て掛け、油絵を書く。
独特の揮発油の香り。
「放課後」は、私にとって、特別な時。
チャイムが学校に響き渡る。
あんなにうるさかったのが嘘のようにシーンとしている。
誰もいなくなった教室に。
1人きり。
今日はあの女の子がどんな話をしてたとか。
今日はあの男の子がどんな話をしてたとか。
思い出してはまた明日が楽しみになった。
放課後の教室もたまには居心地がいい。
中学校では放課後は必ず家に寄ってから外出しなきゃいけないルールだったけど、それを破って友達とコンビニに寄り道するの楽しいよね
放課後のいつもの場所で
お馴染みの顔で集まって
なんでもない1日のくだらない話
気がついたら周りが暗くなってて
急足で向かうバス停
1人になると考えてしまう
いつまで続くのかな
あと何回で終わりが来るのだろう
今考えてもピンと来ないからわからない
ならなにも考えずに馬鹿しとけばいいのか
場所が変わって歳も身長も変わっても
関係だけは変わって欲しくない相手
貴方には何人いますか?
『両親』
若い頃は、両親がうるさかった。
反抗期は果てしなく。
手のかかる娘でした。
両親は年を重ね。
あれ?
私、必要かも、と。
思う瞬間があり。
反対なんですけれど。
本当は、私が両親を必要としてるの。
穏やかな今は、狂騒曲の前ふりで。
これからが、こらえどころだけど。
心が越えられるといい。
私にとってこれからが、人生で意味ある時間。
穏やかな今を、大切に過ごす。
私がそう変われてよかった。
両親の娘にうまれてよかった。
君の涙にはどんなゆめが流れているのか、
涙は悲しい時,嬉しい時、その時の気持ちを表す。
涙はそんな気持ちを外に素直に出せる宝石。
だからさ、無理に溜め込まないで。
あなたの気持ちを数滴の宝石が軽くしてくれるはずだから。