『手を繋いで』をテーマに書かれた作文集
小説・日記・エッセーなど
私が今でも思い出すのは、温かい大きな手。
いつも家事してくれているその手は、少しカサカサで。
土曜日に遊園地に行ったあの日も
友達と喧嘩して学校に呼び出されたあの帰り道も
悩んで悩んで眠れなかったあの夜も
全部優しさで包みこんでくれた。
見上げたその横顔は、どんな表情だったんだろ。
ピッ─ピッ─ピッ─ピッ─
無機質な機械音が響く白い部屋。
あの頃よりも皺が刻まれた横顔を見つめていたら、静かに目が開いた。
「…お母さん、おはよう。」
「…………ねえ………」
「…っえ?ど、うしたの?」
ここ最近は言葉を発することなんてなかったのに。
「あのね、お願いがあるんだけどね、いい?」
ゆっくりと、確かに紡がれた音。
その言葉は私がそれを欲しがった時に必ず言っていた言葉で。
まだ、覚えていたんだ。
心に優しい風が吹き込んでくると共に、言われようのない悲しい雨にも襲われる。
「さいごにね、」
最後なんて言わないでよ。
手を繋いで
『手を繋いで』というテーマについて…
世の中は手と手を繋いで人の絆が広がるね…
人と人が繋がると物語があるね…
どんな時も…どんな人とも…
手を繋ぐと一つになるね…
嫌なことも消えちゃうね…
そんな気がするね…
ふいに手を繋いでみるといいかもしれないね…
自分が思う『手を繋いで』っていうテーマになっていたかもね…
ただ走って。走って。
逃げていた。逃げてしまった。
そして、道に倒れ込んだ私を拾ってくれたのがあの人。
すっごく優しくて、こんな人、ほんとにいるんだって驚いたのをよく覚えている。
そんな素敵な人を。
私を我が子のように可愛がってくれたあの人を。
……私は、きっと裏切ってしまったのだろう。
誰かだったそれらがあちこちに転がってる廊下で横たわったまま動かない、たったひとりの友だち。
連れて行かれたあの人。
私が幸せに生きていけるように、必死に手を尽くしてくれたとある人。
あの人も
あの人も
手を繋いでくれていた
分かってます
悪いのは私です。
お題*手を繋いで
小さな手で
手を繋いで?
私を見上げる姪
微笑んで
手を差し出す
もう今は、
私より、身長が大きくなって
並んで歩くと
あの頃が、懐かしい
風羅羽
あのとき私と手を繋いでくれたあの人はもういないけど、それでも前に進まないといけない。
小学生あたりから
母と手を繋いで
歩いた記憶が無い
隣を歩いていた
仲は悪くなかった
だか私の娘は
私の手を握ってくる
肩を組んでくる
髪の毛を
くしゃくしゃに
しようとする
そっか…
こんな甘えかたも
あったんだ…と
気づかされる
いつまで
こんな感じなんだろう
見飽きないな🤗
✴️337✴️手を繋いで
「大好き」
アナタの大好きとワタシの大好きは違うの
アナタの大好きは食べ物などが、好きな「Like」でしょ?
「どこ」
悩み事がありすぎて悩みながら歩いてたら
ここは何処の場所?
「手を繋いで」
バイト先の先輩の娘さんに手を繋がれて、店内を散歩する
ハム太郎のエンディングに手を繋ごうという歌がある。
歌詞の中におっきな輪ができたよという部分があるが、私は沖縄が出来たと思っていた。
知能がない子供だった。
"手を繋いで"
もう、暖かくならない右手を見る
いくら、願おうとも叶わない
貴方の温もりを感じることは出来ない
寒空の下、冷たくなった心を抱え込みながら空を見上げる…
もう時期、寒さからほんのり、暖かさが芽を出す。
もう、「寒いから」という理由を元に温もりを求める事すらできなくなるんだなと考える、もうそう伝えることすらできる相手がいないと言うのに
……どうやったら、暖かくなるのかな僕自身の心とあいた右手は。
沢山の人と手を繋いだ…
両親·兄弟·親友·友人…そして恋人と…
自分が大人になり、色々な立場になると
手を繋いで……の意味はその時々に変わる
親が子の手を繋ぐのは、静止すると同時に
我が子を守る為…
兄弟もしかり、立場によって守ったり
守られたりと、時々に変化する
親友との思い出は、高校受験の朝…
受験校に向かう坂道を手を繋いで歩いた
「春には毎日一緒に歩こうね」と誓い。
友人とは、察しの通り体育のダンスタイム
好きとか嫌いとか選ぶ間もなく円を描き
踊り続け、後1人で大好きな人の前で終わる……
「え〜💦逆回りかよ〜💦」なんて愚痴が
飛び交い、反対方向へ(泣)
心中色々な感情が入り乱れながら
それなりに育って大人になって…
運命であろう恋人に出会い、また親になる
握りしめられた手を、わが子に変えて
人生は今日も永遠に続き、また巡って行く
手を繋いで
お散歩すれば
冷たい手がポカポカ
他愛もない話をしながら…
心がポカポカ
愛を告げたら
ほっぺがポカポカ
ぎゅーっと握れば
心身ともにポッカポカ
あ〜〜
あったか〜い
あなたといるとホッとする
なんて幸せなの
おじいちゃん、おばあちゃんになっても
手繋ぎ散歩
続けようね!
いつもありがとう
#手を繋いで
だれかが私の手を握ってくるんです。子どものときから。
あっ、毎日じゃないですよ。ときどき。思い出したみたいに。
……どんなとき? えーと、見えないところに手を入れたときとか…… たとえばコタツに手を入れたら、自分の手が見えなくなるじゃないですか。そういう状況のときだと思ってもらえたら。
だから私、だれの手なのかわからないんです。確かめようとしたらすぐに引っ込んじゃうし……それに、その人たちの手もスベスベしてたりゴツゴツしてたり、冷たかったり温かかったり、小さかったり大きかったりいろいろで、人物像がいまいち思い浮かばないっていうか……え? 『その人たち』? あっ、はい、握ってくる人はいつも一人なんです。それも右手。そこまで力は強くなくて……うーん、握る、っていうより、包みこむ、って言葉のほうが正しいのかも。
たくさんいるんです。私と手を繋ぎたい人。
もちろん、初めは怖かったですよ。でも繋ぐ以外にナニかされたことなんてないから、いつのまにか慣れちゃって。今でも急にこられたらビックリしちゃいますけど。
………………。
…………。
……だから、こんなことになっちゃって、残念です。
ペットが死んじゃったときとか、
彼氏にフラれたときとか、
君はひとりじゃないよ。って励ましてくれている、そんな気がしたから。
……なのに、私の左手、なくなっちゃいました。
私の不注意なんです。気をつけていたつもりなのに。私、ハンドルの下のほうを握るクセがあるんです。そうすると視界に手が入らなくなるでしょう? それでハンドルを切り損ねちゃって……。
でも、今まで運転中に握ってきたことなんてなかったのになぁ。
『手を繋いで』
「今まで騙して本当にごめん。
僕は今日君を殺すために今まで一緒にいた」
泣きそうに揺らぐ瞳を目を伏せて隠して、いつも通りにへらりと君は笑った。
思えば、違和感はどこにでもあった。
去年の誕生日を境に来年という言葉を君が口にしなくなったこと。
来年も来ようという言葉をことある事に君はよく使っていた。
何かを押し殺すように瞳を揺らして。
今年俺が来年という言葉を使うと、一瞬瞳を揺らがせて目を伏せて、ほんの少しだけ俺じゃなきゃ分からない程度に震えた声で同意すること
ずっと俺を眺めることが多くなったこと。
まるで脳裏に刻みつけるように。
自分を責めるように。
俺に気が付かないときはずっと悲しそうな表情を浮かべていること。
今日になるにつれて、どんどん様子がおかしくなりながらいつも通りを装う君に、隠し事を尋ねた。
答えは「これ」だったらしい。
なんだそんなことかと俺は笑ってみせた。
いいよ、と言った。
なんで、掠れた声で友人は俺に尋ねた。
その顔はもういつも通りではなかった。
今まで押し殺していた感情が溢れたようなぐちゃぐちゃな顔だった。
「俺は、君と居た日々が、これ以上ないくらいに1番幸せだった。
未練なんてないくらいに」
君に最期をあげてもいいくらいに。
そう思いを伝えると君はしゃがみこんで言った。
「なんで、詰ってくれないの。生きたいって、死にたくないって言ってくれないの、、、、嫌いになってくれないの」
君を殺したくなんかない。
君を傷つけたくなんかない。
そう言って君は迷子のような顔になった。
俺は君を抱きしめた。
そうして君を俺が抱きしめて、どれだけ時間が過ぎたのだろうか。
とうとう、君が俺を殺す時間がきたらしい。
君はそっと俺の体から手を離した。
その手はもう震えてはいなかった。
俺はそっと床に横たえられた。
目の前にはいつもの笑みを浮かべた君がいた。
その瞳にも揺らぎはなかった。
太陽を背後に笑う君はとても綺麗で。
これが最期の景色かと満足した俺に君が覆いかぶさってナイフを構えた。
そして、次の瞬間血に染まった君の歪んだ顔を最後に、
俺の人生は終わった。
𓏸𓏸高校の屋上から二人の遺体が見つかったと通報があった。
1人は、満ち足りたような穏やかな顔を浮かべて床に横たえられていた。
もう1人は、泣き笑いのような顔でその傍らに佇んで1人目の遺体と手を繋いでいた。
凶器は佇んでいる方の遺体が握るナイフだと見られており、犯人は2人目の遺体であると推測される。
二人を知るある人物はこう言った。
彼を傷つける自分を、世界を許容できなかったんでしょう、と。
【️手を繋いで】
貴方の手は冷たい。
まるで氷に触れてるみたいだよ。
時々心配になる。
表情も冷たいね。
死なないでほしいな。
手を繋いで
お化け屋敷行って怖いからって好きな子が手を繋いできてそれ以上に怖さが勝ったから怖がりながら歩いてたらなんもお化けいなくて雰囲気だけだったから出てから5人くらいで行って何もなさ過ぎて全員「∑(˙꒳˙ )ファ!?」ってなった
/手を繋いで
「Cold hands, warm heart」
手が冷たい人は心が温かい人なんだ、と笑いながら私の手を握った彼の手は温かかった。
私の手が冷たいのはただ末端冷え性だから。
彼の手が温かいのはただ私の方が冷たかったから。欧米人は日本人より平均体温が高いという理由もあるかもしれない。
日本でもよく慣用句的に使われるようになった言葉は、私の心を温かくしてくれた。
繋いだ手から彼の優しさを感じて、愛を知る。
◎手を繋いで
#55
伸びてくる手を払い除ける。
腕を、足を、首を、
握ろうとしてくる沢山の手を振り払って
がむしゃらに走った。
『■■■■■■、■■■■■』
聞こえないふりをする。
耳を傾けてはいけない。
意味ある言葉だと認識してしまえば
逃れられない。
逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃げて逃
『手を繋いでよ、お兄ちゃん』
人の形になれなかった
"きょうだい"たちが手を掴む。
も う 逃 げ ら れ な い 。
ママー、手を繋いで
夜眠る時は必ずいう言葉。
いつのまにか手を繋がなくても寝られるようになった息子たち
右と左、双子の子供たちの手を両手に繋いで
すやすや眠るまで繋いでいた手
″手を繋いで″
懐かしいね〜
若い頃もこうやって手繋いでたっけ
最後に手繋いだのって何年前だ?
もう40年は経ってるか?
随分長く君の手の感触を忘れていたな〜
迎えに来たよ。
生きていてくれてありがとう。
「遅くなってすまないな。
迎えに来てくれてありがとう。」
天国までの片道切符を老衰で死んだおじいちゃんにプレゼント〜!
「そのジジイを40年以上待ち続けた若いもんはどこのどいつだ?」
ここのこいつです〜!!話したいことが沢山あるんだ!ちゃんと最後まで聞いてよね!
「ああ、聞かせとくれ。儂も話したいことは山ほどあるからな。」
じゃあ行こうか
仲良く手を繋いで!
※手を繋いで
小学生→まだ手繋いでほしい
中学生→そんなことより大人になった気分
高校生→カレカノなら繋ぎたいけどぉ〜
大学生→何だか特別なことになってきた
社会人→セクハラでは!?大切な人は除く
親になった→子供が動き回るぅぅぅ止めなきゃ!
子供が思春期→絶対もう手とか繋げないよ
子供が成人した→拍手
そしてまた特別な人と手を繋いで
そうやって歳を重ねていく